2013年のレンズ交換式デジタルカメラ販売状況
株式会社BCNが発表している販売データで、全国の家電量販店から提供されるPOSデータをもとに集計がされています。市場で販売されるデジタルカメラ全体の4割程度がカバーされているようです。このたび、2013年のレンズ交換式デジタルカメラの販売状況について発表がされました。
2013年、売れたデジタル一眼カメラは? 年間販売台数は過去3年間で最大に:BCN
なお、一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)の発表によると、2013年1月から10月までの国内販売数は、デジタル一眼レフが1,137,288台、ミラーレス(ノンレフレックス)が656,136台となっています。2012年の出荷状況を見ると、10月までの累計台数と年間累計台数を比較すると、デジタル一眼レフは80.0%、ミラーレスは71.4%であったため、単純に2013年の年間販売台数を試算すると、デジタル一眼レフが142万台、ミラーレスは92万台、合計で234万台となります。
2012年の販売台数は、デジタル一眼レフは1,017,712台、ミラーレスは814,466台、合計では1,832,178台でしたので、2013年のレンズ交換式カメラの販売台数は前年に対し28%も増えていることになります。
同様に国内向け出荷金額で見ると、2012年はデジタル一眼レフが491億円、ミラーレスカメラが279億円であったのに対し、2013年は10月まででデジタル一眼レフ486億円、ミラーレスカメラ223億円となります。2012年は10月までの出荷金額は通年に対し、デジタル一眼レフで82.3%、ミラーレスカメラでは71.3%でしたので、ここから単純に通年に換算すると、デジタル一眼レフ608億円、ミラーレスカメラ312億円となります。合計では709億円から920億円へと金額ベースでも約20%増えたことを示しています。
参考:2012年のデジタル一眼レフとミラーレスのシェア(市場占有率)
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