monoxデジカメ比較レビュー
monoxデジカメ比較レビュー サイトマップ monoxデジカメ比較レビュー デジカメレビュー monoxデジカメ比較レビュー デジカメの選び方 monoxデジカメ比較レビュー デジカメ比較 monoxデジカメ比較レビュー monoxブログ
monoxデジカメ比較レビュー 新製品情報 monoxデジカメ比較レビュー デジカメ質問箱 monoxデジカメ比較レビュー デジカメ用語集 monoxデジカメ比較レビュー デジカメリンク monoxデジカメ比較レビュー 運営者情報
トップページ > デジカメ徹底レビュー > ニコン Nikon D3200 > ニコン Nikon D3200
特集 D3200

ニコン D3200 ~ハイエンドの描写性能を持つエントリー機

ニコン D3200  by Inaba Kunio    ハイエンドの描写性能を持ったエントリークラスデジタル一眼レフカメラ  評価:5.0
ニコン  D3200 Nikon



1.ニコン D3200の位置づけと概要

 ハイエンドの描写力を持った入門機

 有効2416万画素のイメージセンサーを搭載したD3200がいよいよ発売開始となった。「ニコンの次のエントリー機は24メガピクセル」という噂は、D800発売前から一部で流れていたが、実際に発売されると感慨深いものがある。

 APS-Cサイズの現行機の中で、D3200を上回る画素数のモデルはニコンにはない。他社を含めても、D3200よりも高画素なのは、ソニーのα77、α65、αNEX-7(2430万画素)とシグマSD1 Merrill(センサー方式が異なるため同じ土俵では比べづらいが1536万×3層)の、計4機種のみとなる。

 D3200一口コラムでも触れたが、D3200とD3100の主な違いは次の諸点である。
  • 有効1420万画素から有効2416万画素に
  • 設定できるISO感度は、ISO100~ISO3200(拡張でISO12800まで)から、標準でISO6400まで対応(拡張はISO12800まで)。
  • 画像処理エンジンがEXPEED2からEXPEED3(D4、D800と同じ)に。
  • フルHD動画撮影時のフレームレートが24fpsから30fpsに。
  • 3型23万ドットの液晶パネルが3型92万ドットに。
  • 連写性能は3コマ/秒から4コマ/秒に。
  • 新たに動画ボタンを新設。
 カメラとしてのクラスはD3100を踏襲しつつ、描写性能をアップさせたカメラがD3200となる。描写面でもRAWが12bitに留められるなど、あくまでD3200のポジションは入門機であることを示している。つまり、今後登場するであろうD5100やD7000の後継機は、D3200を超えるイメージセンサーが搭載されることを示しているのかもしれない。

【D3200と、D3100、D5100の比較】
機種名 D3200 D3100 D5100
イメージセンサー 有効2416万画素
APS-CサイズCMOS
有効1420万画素
APS-CサイズCMOS
有効1620万画素
APS-CサイズCMOS
マウント ニコンFマウント
ファインダー ペンタミラー
視野率95%、倍率0.8
ペンタミラー
視野率95%、倍率0.78
ISO感度 ISO100~6400
(拡張でISO12800)
ISO100-3200
(拡張でISO12800)
ISO100-6400
(拡張でISO25600)
シャッタースピード 30-1/4000秒
液晶モニター 3型92万ドット 3型23万ドット 3型92万ドット
連写速度 4コマ/秒
12bitRAWで連続18コマ
3コマ/秒
12bitRAWで連続13コマ
4コマ/秒
14bitRAWで連続16コマ
動画撮影 1920x1080
(30fps)
1920x1080
(24fps)
1920x1080
(30fps)
バッテリー EN-EL14
540枚
EN-EL14
550枚
EN-EL14
660枚
その他 Wi-FiオプションWU-1a対応 - バリアングル液晶
サイズ
(W x H x D)
125x96x76.5 mm 124x96x74.5 mm 128x97x79 mm
重さ 455g 455g 510g

 ミラーレスの存在を前提にしたエントリー機

 D3100が登場した2010年8月からの2年間で一番大きく変わったのは、デジタル一眼レフをめぐる環境である。ニコンを含め、キヤノンを除く主要各社はミラーレスカメラを展開しており、国内市場シェアはすでに50%を超えている。
 実質的にミラーレスカメラに全面的に移行したマイクロフォーサーズ陣営とは異なり、デジタル一眼レフのラインアップを残しているニコンにとって市場の棲み分けは重要である。V1やJ1の立ち位置を見れば、当面はコンパクトカメラからのステップアップユーザー層を対象にした製品であることがわかる。
 このことを逆の視点から見れば、デジタル一眼レフがカバーする範囲はより中・上級者へとシフトすることになる。今回、エントリークラスの製品であるD3100後継機が上級機と同等の描写性能をもって登場した背景には、このような事情があると見るべきかもしれない。
 今後、ミラーレスカメラの拡充が進んでいけば、デジタル一眼レフの守備範囲はさらに上級者向け製品へと追い上げられていくことになるだろう。その意味では、デジタル一眼レフのローエンドモデルであるD3000シリーズはニコンが考える「デジタル一眼レフでカバーする市場」の境界線に位置する製品であり、この製品を分析することでニコンの戦略も見えてくると言えるだろう。

 それでは実際に、ニコンの「デジタル一眼レフ」エントリー機、D3200の実力をテストしてみたい。


Sponsored Links

2.ニコン D3200を開封し外観をチェック

 ニコン Nikon D3200を開封する

 2012年5月24日に発売開始となったD3200。ボディ単体の実売価格は7万円台、標準ズームレンズがセットとなったレンズキットは8万円台、さらに望遠ズームもセットになったダブルズームキットは9万円台でのスタートとなった。2010年8月登場当時のD3100実売価格と比べると、概ね1万円から1万5千円程度高い価格である。
 エントリークラスということでは少々高い気もするが、デジタル一眼レフのエントリークラスは、ミラーレスカメラの登場によってより上級機へとシフトされているので、この程度の差額は妥当な値付けなのかもしれない。
 ボディカラーはブラックとレッドの2種類。価格的にはほぼ同等となっているようだ。

Nikon D3200

 ゴールドを基調としたパッケージ。心なしかD3100のものと比べ、高級感を感じる。型番に添えてボディカラーが記載されている。

Nikon D3200

 ケースを開けると、上段に取扱説明書などが入っており、その下にカメラボディやレンズ、アクセサリー類が格納されている。左側の梱包材に入っているのがカメラ本体。その右の白い箱にはバッテリーやストラップ等が入っている。

Nikon D3200

 パッケージ内に同梱されている付属品関係。左上より使用説明書、ソフトウェアCD-ROM、活用ガイドCD-ROM、ストラップAN-DC3、オーディオビデオケーブルEG-CP14、USBケーブルUC-E17、バッテリーチャージャーMH-24、バッテリーEN-EL14、アイピースキャップDK-5。使用説明書は簡易版で、詳細はCD-ROM内の活用ガイドに記載されている。このあたりは、従前どおり紙の冊子が同梱されていることが望ましいと思う。
 なお、本体保証書は国内保証のみとなる。

 バッテリー関係をチェック

Nikon D3200

 D3200に使用するバッテリーやバッテリーチャージャーMH-24はD3100やD5100、COOLPIX P7100に採用されているものと同じ。EN-EL14を約90分で充電できる。

Nikon D3200

 MH-24は中国製。コンセントに接続するプラグ部分は回転式で本体内に格納可能となっている。可搬性に優れている。

Nikon D3200

 バッテリーパックEN-EL14。容量1030mAhで、1コマ撮影モードで約540コマの撮影が可能。なお、ニコンの社内基準では、連写モードで約1800コマの撮影が可能となっている。

Nikon D3200

 バッテリーのセルは日本製だが、パッケージングはインドネシアで行われている。偽造防止用のホログラムが貼付されている。

 ニコン Nikon D3200の付属品をチェック

Nikon D3200

 本体にはアイピースキャップDK-5が同梱されている。D3200にはアイピースシャッターが内蔵されていないため、ファインダーから顔を離して撮影する場合は、ファインダーからの入光を防ぐため、アイピースキャップの使用が望ましい。標準で装着されている接眼目当てDK-20を取り外す必要があるため少々手間ではある。

Nikon D3200

 アイピースキャップの裏側には、ストラップに止めるためのクリップが付いている。

Nikon D3200

 付属するストラップ。ロゴはプリントだがしっかりとしたつくりである。

Nikon D3200

 付属するオーディオビデオケーブルEG-CP14。音声はモノラル出力。地デジ移行がされているので、国内向けはHDMIケーブルもセットにしてほしいところだ。

Nikon D3200

 付属するUSBケーブルUC-E17。パソコンやプリンターとの接続に使用する。

 ニコン Nikon D3200の本体をチェック

Nikon D3200

 ボディ正面。サイズはD3100とほぼ同じで、かなり小さい。グリップ部分の赤い三角のデザインが変わった。グリップ部に新たに前面リモコン受光部が新設されている。

Nikon D3200

 ボディ背面液晶面。基本的なレイアウトはD3100のものを踏襲する。ファインダーの横に背面リモコン受光部が新設されている。

Nikon D3200

 ボディ右側面にはSDメモリーカードの格納部がある。

Nikon D3200

 ボディ左側面には外部接続端子が配置されている。カバー上に端子種類が刻印されている。

Nikon D3200

 ボディ上面。大型のモードダイヤルが印象的である。このアングルから見ると、ボリューム感のあるボディ形状であることがわかる。

Nikon D3200

 ボディ底面。三脚用の穴はレンズ光軸上に配置されている。ボディ本体はタイ製。

Nikon D3200

 バッテリー格納部の蓋を開けたところ。蓋部分にバッテリーの挿入方向が印字されている。なお、D3100ではバッテリーストッパーがなかったが、D3200では新設されている(写真の黄色い部品)。

Nikon D3200

 バッテリーを挿入しつつある状態。バッテリーの左に見えるのは、ACアダプター使用時にケーブルを通すための切り欠き部分。

Nikon D3200

 ロゴ部分。このあたりのデザインはD3100のものを踏襲している。なお、D3100ではボディ背面にあったスピーカーがボディ上面左肩部分に移設されている。

Nikon D3200

 外部接続端子。上から、アクセサリーターミナル、USB端子、HDMIミニ端子、オーディオビデオ出力端子。

Nikon D3200

 ボディグリップ部分。D3200ではリモコンML-L3に対応したため、ボディ両面に受光部が新設されている。

Nikon D3200

 ペンタ部分のロゴ。刻印に白いインクが流されている。

Nikon D3200

 マウント内の下部にある切欠きは「エアフローコントロールシステム」用の空気流制御孔で、ローパスフィルターにゴミやほこりがつきにくくなるように空気の流れをコントロールするためのもの。

Nikon D3200

 ボディ右府グリップ部。D3100とはボタン類の配置が異なっている。モードダイヤルが大型で操作性は良い。

Nikon D3200

 ファインダー横には視度補正用のダイヤルが見える。

Nikon D3200

 右手のメインコントロール部。D3100から、動画やライブビュー関係のインターフェースが変更となった。

Nikon D3200

 液晶部左側にもボタンが配置されている。ボタン数はD3100と同じだが、機能配置が一部変わっている。

Nikon D3200

 右側面にあるSdメモリーカード挿入部。写真では見えづらいが、挿入口には方向ガイダンスが刻印されている。

Nikon D3200

 SDメモリーカードを挿入しつつある状態。ニコンではカード印字面が手前側に来る。
 

Nikon D3200

 液晶パネルはD3100から大きく進化したポイントの一つ。ドット数が4倍となり視認性が向上した。また、メニュー表示時には表示行数も増えている。

Nikon D3200

 ライブビュー状態ではグリッド線の表示も可能。液晶パネルのアスペクト比は4:3のため、下部にガイダンス表示用の黒い部分がある。

Nikon D3200

 液晶表示内容を増やすことも可能。D3200にはボディ上面に液晶パネルが搭載されていないため、設定内容の確認は液晶モニターを使うことになる。

Nikon D3200

 50mm標準レンズを装着した状態。ストロボポップアップ用のボタンは、電源が入っていないと稼働しない。

Nikon D3200

 ストロボをポップアップさせた状態。サイズの割に高さが稼がれているため、レンズによる干渉がしにくくなっている。

Sponsored Links

3.ニコン D3200の描写性能はどうか?

 描写力チェック1:高感度性能

 Nikon D3200の基本感度はISO100で、標準ではISO6400まで設定可能となっている。拡張設定ではISO12800まで設定可能となる。ノイズ低減処理のやり方としては、カメラ内での設定と、RAWで撮影しパソコン上での現像段階で行う方法がある。なお、カメラ内で設定した場合でも、RAWファイルには変更は加えられない。

 カメラ内でのノイズ低減は、撮影メニューの中にある「ノイズ低減」の設定で行う。

 「ノイズ低減」は「しない」、「する」の2種類がある。「する」に設定すると、ずべてのISO感度でノイズ低減処理を行うとともに、1秒以上のシャッタースピード時には長秒時ノイズ低減処理もかけられる。「しない」に設定した場合にも、高感度時にはノイズ低減処理がかかるが、「する」にした時と比較すると弱めになる。

 D3200はD3100と比較して約7割も画素数が増えている。そのため、高感度ノイズの出方が危惧されたが、実際にはD3100を上回る性能を確認することができた。この間の技術進化がきちんと反映されていると言えるだろう。

 高感度ノイズ低減を「しない」にしても、ISO1600まではほとんどノイズ感はない。ISO3200を超えると暗部を中心にややノイズが目立ってくるが、ISO6400までであれば十分実用的であるように感じる。ISO12800相当になると、グッとノイズが増える。さすがに等倍ではノイズが目立つが、縮小して利用するのであれば十分使えるレベルだろう。

 高感度ノイズ低減を「する」にすると、1~2段分程度ノイズが低減化される。解像感の低下があらわれるが、ISO12800でもそれなりに使えるレベルとなっている。

 いずれのISO感度でも画像自体が破たんするわけではないので、縮小すれば充分活用可能であると感じた。

 下記のサンプルは、高感度ノイズ低減を「しない」、「する」の2段階で各ISO感度の撮影を行ったものである。表示画像は等倍画像だが、クリックすると全体画像が表示されるので、あわせて比較をしてほしい。

SONY_ANEX-7
サンプル画像。左下の赤枠の部分を切り出してある。
画像をクリックすると、元画像の全体が開きます。

ISO100(左から「しない」「する」)
Nikon D3200Nikon D3200

ISO200(左から「しない」「する」)
Nikon D3200Nikon D3200

ISO400(左から「しない」「する」)
Nikon D3200Nikon D3200

ISO800(左から「しない」「する」)
Nikon D3200Nikon D3200

ISO1600(左から「しない」「する」)
Nikon D3200Nikon D3200

ISO3200(左から「しない」「する」)
Nikon D3200Nikon D3200

ISO6400(左から「しない」「する」)
Nikon D3200Nikon D3200

ISO12800(左から「しない」「する」)
Nikon D3200Nikon D3200

 描写力チェック2:解像度

 Nikon D3200のイメージセンサーは有効2416万画素である。今回テストしたAF-S50mmF1.4Gの結果は、基本的に絞り開放から優れた解像力を示した。このレンズは、4段絞ると、周辺部を含めさらに解像力が向上したため、開放絞りF1.4から4段絞ったF5.6のもので確認を行った。視覚解像度チェック用ライン、限界解像度チェック用ラインとも、2500本ラインを超えている。フルサイズ3630万画素のD800と比較すると見劣りはするものの、画素数を活かした高い解像力を示している。

  レンズ名:AF-S 50mmF1.4G
 焦点距離:50mm
 絞り値:F5.6 (開放絞りF1.4から4段絞った状態)
 使用チャート:ISO12233準拠チャート


(下図は、図の赤枠の部分を等倍で切り出したもの。)

Nikon D3200
 限界解像度チェック用のラインでは、2500本まで十分視認できている。このレベルではモアレも発生していない。

Nikon D3200
 横方向の限界解像度チェック用のラインでも、同様に2500本ラインは十分視認可能。

 描写力チェック3:収差補正

 Nikon D3200の設定メニューの中には、「自動ゆがみ補正」の項目がある。これは、GタイプとDタイプのレンズを装着した時のみ有効となる機能で、レンズの歪曲収差を補正するものとなる。
 今回、50mmレンズで確認をした。もともとそれほど歪曲収差があるレンズではないものの、補正を「する」にすると、周辺部の歪曲がきれいに補正された。
 なお、この機能は静止画撮影時のみ有効で、歪曲補正が大きいほど画像周辺部が切り取られることに注意が必要である。

焦点距離:50mm (自動ゆがみ補正無)


焦点距離:50mm (自動ゆがみ補正有)


4.D3100からどう進化したか?

 比較1:外観と機能はどう変わったか?

 D3200はD3100よりもやや上級機として位置づけられているが、一見するとかなり似た外観となっている。両機種のロゴ部分を隠すと見分けがつかないように見えるが、実際には変わった点も少なくない。以下、主な進化点をチェックしてみたい。

Nikon D3200

 ボディ形状はほぼ同じ。シャッターボタンの傾斜がきつくなったのと、グリップ部分の赤い三角が新しいタイプに変わっている。
 なお、向かって左側がD3200で右側がD3100(以下も同じ)。


Nikon D3200

 液晶側も似ているが、動画撮影やライブビュー関係のインターフェースが変更となった。また、液晶左側のボタン類の機能も一部入れ替えられている。

Nikon D3200

 ボディ上面。内蔵ストロボのデザインが少し変わっている。モードダイヤルの中身に変更はない。シャッターボタン周りのボタンが増設されている。

Nikon D3200

 ボディ底面。下から見ると、グリップ部分の立体形状が変わっていることがわかる。

Nikon D3200

 シャッターボタン周りの形状が変わり、グリップ部の赤いデザインの位置と形も新しいものになっている。。

Nikon D3200

 このアングルで見ると、ほぼ同じように見える。親指部分のグリップ形状が変更されている。

Nikon D3200

 マウント部への隆線がなだらかになっている。また、ボディ背面にあったスピーカーが上面に移設されている。

Nikon D3200 Nikon D3200

 外部端子の数は同じだが、配置が変更されている。また、D3200では新たにWi-FiユニットWU-1aに対応した(上から2番目の端子に接続する)。

Nikon D3200

 液晶モニターのサイズは変わらないが、23万ドットから92万ドットへと大幅に進化した。パネルの輝度も明るくなっている。上記はどちらも標準状態のもの。

Nikon D3200

 内蔵ストロボをポップアップさせた状態。高さはほぼ同じ。

 比較2:高感度性能比較

 D3100の1420万画素から、D3200では一気に2416万画素へと高画素化された。1画素単位の面積を単純に比較すれば6割弱に減ることになるため、ノイズ面では厳しくなることが予測された。しかし、実際に比較してみると、D3200はほぼD3100と同等レベルのノイズに抑えられていることが確認できた。
 下記のサンプルは、どちらも「ノイズ処理」を「しない」にしたものである。この設定では、高感度では弱めにノイズリダクションがかけられる。

SONY_ANEX-7
サンプル画像。左下の赤枠の部分を切り出してある。
画像をクリックすると、元画像の全体が開きます。

ISO1600(左から「D3200」「D3100」)
Nikon D3200Nikon D3100

ISO3200(左から「D3200」「D3100」)
Nikon D3200Nikon D3100

ISO6400(左から「D3200」「D3100」)
Nikon D3200Nikon D3100

ISO12800(左から「D3200」「D3100」)
Nikon D3200Nikon D3100


 比較3:解像力比較

 D3200は有効2416万画素を活かした解像力を示しており、D3100との差は決して小さくない。APS-Cサイズのデジタル一眼レフの中で、トップレベルの解像力となっている。

  レンズ名:AF-S 50mmF1.4G
 焦点距離:50mm
 絞り値:F4.0 (開放絞りF1.4から3段絞った状態)
 使用チャート:ISO12233準拠チャート


(下図は、図の赤枠の部分を等倍で切り出したもの。切り出した部分の
ドット数を揃えたため、D3100の方が画像範囲が広くなっている。)


Nikon D3200
 D3200では、2500本のラインまで視認できている。

Nikon D3100
 D3100では、一部モアレが発生しており、部分的に塗りつぶされている。


Nikon D3200
 D3200では横方向でも2500本のラインが視認できている。

Nikon D3100
 D3100では、縦方向よりも解像しているが、やはりD3200よりは一歩下がる結果となっている。

5.結局、ニコン D3200は「買い」か?

 独断 素晴らしい!smile ポイント 
  • 小型軽量なボディ。
  • 有効2416万画素によるトップレベルの解像感と高い描写性能。
  • ISO12800まで設定可能な高感度性能。(ISO1600までは常用可能)
  • フルHD動画撮影が可能。
  • 12bitRAWで18枚の連続撮影が可能。
  • 最高4コマ/秒の連写性能。
  • ライブビュー時の操作性が向上。
  • オプションとなるがWi-Fiユニットに対応。

 独断 もう一息!not smile ポイント 
  • モーター非内蔵レンズではAFが機能しない。
  • ライブビュー撮影時の暗転時間が非常に長い(今後の改善が必要)。
  • RAWが12bitだけ。
  • 動画撮影時、音声がモノラルのみ。(外部ステレオマイクには対応)
  • ファインダー視野率が95%にとどまる。
  • 画面表示などカスタマイズできる部分が少ない。

Sponsored Links

付録1.製品仕様からみた D3200の特長

型式  レンズ交換式一眼レフレックスタイプデジタルカメラ
レンズマウント  ニコンFマウント(AF接点付)
実撮影画角  レンズの焦点距離の約1.5倍に相当、ニコンDXフォーマット
有効画素数  2416万画素
 ※D5100は1620万画素
撮像素子  23.6×15.6 mmサイズCMOSセンサー 24.7メガピクセル
ダスト低減機能  イメージセンサークリーニング、エアフローコントロールシステム、イメージダストオフデータ取得
記録画素数  6016×4000画素(サイズL)
 4512×3000画素(サイズM)
 3008×2000画素(サイズS)
 ※D5100は最大4928×3264画素(サイズL)
画質モード  RAW 12ビット(圧縮)
 JPEG-Baseline準拠、圧縮率(約):FINE(1/4)、NORMAL(1/8)、BASIC(1/16)
 RAWとJPEGの同時記録可能
 ※D5100はRAW 14ビット
ピクチャー
コントロール
システム
 スタンダード、ニュートラル、ビビッド、モノクローム、ポートレート、風景、いずれも調整可能
記録媒体  SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード対応(SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカードはUHS-I規格に対応)
ファインダー  アイレベル式ペンタミラー使用一眼レフレックス式ファインダー
視野率  上下左右とも約95%(対実画面)
倍率  約0.8倍(50mm f/1.4レンズ使用、∞、-1.0 m-1のとき)
 ※D3200は約0.78倍
アイポイント  18.0 mm(-1.0m-1のとき)
視度調節範囲  -1.7~+0.5m-1
ファインダースクリーン  B型クリアマットスクリーンVII
交換レンズ  オートフォーカス可能レンズ:AF-SおよびAF-Iレンズ
 オートフォーカス使用不可レンズ:AF-SおよびAF-I以外のGまたはDタイプレンズ、GまたはDタイプ以外のAFレンズ(IX用レンズ、F3AF用レンズは使用不可)、Pタイプレンズ、非CPUレンズ(撮影モード(マニュアル)で使用可能、ただしカメラで測光は不可)
 開放F値がf/5.6以上明るいレンズでフォーカスエイド可能
シャッター  電子制御上下走行式フォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード  1/4000~30秒(1/3、1/2ステップ)、Bulb、Time(別売のリモコンML-L3使用)
 ※D5100も同じ
フラッシュ同調シャッタースピード  X=1/200秒以下の低速シャッタースピードで同調
 ※D5100も同じ
レリーズモード  単写、連写、セルフタイマー、2秒リモコン、瞬時リモコン、静音撮影
連続撮影速度  最高約4コマ/秒
 ※D5100も同じ
連続撮影枚数  RAWで16コマ
 ※D5100は16コマ
セルフタイマー  作動時間:2、5、10、20秒、撮影コマ数:1~9コマ
測光方式  420分割RGBセンサーによるTTL開放測光方式
測光モード  マルチパターン測光:3D-RGBマルチパターン測光II(GまたはDタイプレンズ使用時)、RGBマルチパターン測光II(その他のCPUレンズ使用時)
 中央部重点測光:Φ8 mm相当を測光(中央部重点度約75%)
 スポット測光:約Φ3.5 mm相当(全画面の約2.5%)を測光、フォーカスポイントに連動して測光位置可動
測光範囲  マルチパターン測光、中央部重点測光:0~20 EV
 スポット測光:2~20 EV(ISO 100、f/1.4レンズ使用時、常温20℃)
撮影モード  オート、発光禁止オート、ポートレート、風景、こどもスナップ、スポーツ、クローズアップ、夜景ポートレート、P:マルチプログラムオート(プログラムシフト可能)、S:シャッター優先オート、A:絞り優先オート、M:マニュアル
露出補正  範囲:±5段、補正ステップ:1/3、1/2ステップ
ISO感度  ISO 100~6400(1/3ステップ)、ISO 6400に対し約1段(ISO 12800相当)の増感、感度自動制御が可能
 ※D5100は拡張がISO25600相当まで
アクティブD-ライティング  する、しない
オートフォーカス  TTL位相差検出方式:フォーカスポイント11点(うち、クロスタイプセンサー1点)、マルチCAM 1000オートフォーカスセンサーモジュールで検出、AF補助光(約0.5~3 m)付
検出範囲  -1~+19 EV
レンズサーボ  オートフォーカス(AF):シングルAFサーボ(AF-S)、コンティニュアスAFサーボ(AF-C)、AFサーボモード自動切り換え(AF-A)を選択可能、被写体条件により自動的に予測駆動フォーカスに移行
 マニュアルフォーカス(MF):フォーカスエイド可能
フォーカスポイント  11点のフォーカスポイント
 ※D5100も同じ
AFエリアモード  シングルポイントAF、ダイナミックAF、オートエリアAF、3D-トラッキング(11点)
フォーカスロック  AE/AFロックボタン、またはシングルAFサーボ(AF-S)時にシャッターボタン半押し
内蔵フラッシュ  オートポップアップ方式による自動発光、押しボタン操作による手動ポップアップ方式
 ガイドナンバー:約12(マニュアルフル発光時約13)(ISO 100• m、20℃)
 ※D5100も同じ
調光方式  420分割RGBセンサーによるTTL調光制御:内蔵フラッシュ、SB-910、SB-900、SB-800、SB-700、SB-600またはSB-400でi-TTL-BL調光(マルチパターン測光または中央部重点測光)、スタンダードi-TTL調光(スポット測光)可能
フラッシュモード  通常発光オート、赤目軽減オート、通常発光オート+スローシャッター、赤目軽減オート+スローシャッター、通常発光、赤目軽減発光、通常発光+スローシャッター、赤目軽減発光+スローシャッター、後幕発光+スローシャッター、後幕発光、発光禁止
調光補正  範囲:-3~+1段、補正ステップ:1/3ステップ
レディーライト  内蔵フラッシュ、別売スピードライト使用時に充電完了で点灯、フル発光による露出警告時は点滅
アクセサリーシュー  ホットシュー (ISO 518)装備:シンクロ接点、通信接点、セーフティーロック機構(ロック穴)付
ホワイトバランス  オート、電球、蛍光灯(7種)、晴天、フラッシュ、曇天、晴天日陰、プリセットマニュアル、プリセットマニュアル以外はいずれも微調整可能
ライブビュー撮影機能  オートフォーカス(AF):シングルAFサーボ(AF-S)、常時AFサーボ(AF-F)
 マニュアルフォーカス(MF)
AFエリアモード  顔認識AF、ワイドエリアAF、ノーマルエリアAF、ターゲット追尾AF
フォーカス  コントラストAF方式、全画面の任意の位置でAF可能(顔認識AFまたはターゲット追尾AFのときは、カメラが決めた位置でAF可能)
動画機能  撮像素子によるTTL測光方式
測光モード  マルチパターン測光
記録画素数
フレームレート
 1920×1080:30p/25p/24p
 1280×720:30p/25p/24p
 640×424: 30p/25p
(標準/高画質選択可能)
 30p:29.97fps、25p:25fps、24p:23.976fps
 30p は[ビデオ出力]が[NTSC]の場合に選択可能
 25p は[ビデオ出力]が[PAL]の場合に選択可能
 ※D5100も1920X1080/30pまで
最長記録時間  約20分
ファイル形式  MOV H.264/MPEG-4 AVC リニアPCM
録音  内蔵モノラルマイク、外部マイク使用可能(ステレオ録音)、マイク感度設定可能
液晶モニター  3型TFT液晶、約92万ドット(VGA)、視野角160°、視野率100%、 明るさ調整可能
 ※D5100は3型低温ポリシリコンTFT液晶
  約92万ドット、視野角170°
再生機能  1コマ再生、サムネイル再生(4、9、72分割またはカレンダーモード)、拡大再生、動画再生、スライドショー、ヒストグラム表示、ハイライト表示、撮影画像の縦位置自動回転、画像コメント入力可能(英数字36文字まで)
インターフェース  Hi-Speed USB
 NTSC、PAL
 HDMIミニ端子(Type C)装備
 アクセサリーターミナル
 ステレオミニジャック(Φ3.5mm)
画像編集  D-ライティング、赤目補正、トリミング、モノトーン、フィルター効果、カラーカスタマイズ、画像合成、RAW現像、リサイズ、簡単レタッチ、傾き補正、ゆがみ補正、魚眼効果、塗り絵、カラースケッチ、アオリ効果、ミニチュア効果、セレクトカラー、動画編集
電源  Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL14(1個使用)
 ACアダプター EH-5b(パワーコネクター EP-5Aと組み合わせて使用)(別売)
 静止画撮影枚数:約540枚
 ※D5100は約660枚
寸法(W×H×D)  約125×96×76.5 mm
 ※D5100は約128×97×79 mm
質量  約505 g(バッテリーおよびSDメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く)
 約455 g(本体のみ)
 ※D5100は約560g/約510g
動作環境  0~40℃ 85%以下(結露しないこと)

Sponsored Links

付録2.発売前のファーストレビュー

 【一口コラム】 ニコンD3200 ~上級機を超えるエントリー機

 ニコンのエントリー一眼レフD3100の後継機、D3200が登場した。D3100が登場したのが2010年9月なので、約1年半が経過したことになる。この間、東日本大震災やタイの洪水などの影響により、安定的に供給されていたわけではないが、それでもニコンのデジタル一眼レフの中のベストセラーモデルがD3100であった。

 D3200の一番の特徴は、やはり有効2416万画素のイメージセンサーである。描写力は画素数によって決まるわけではないが、上位機種であるD5100やD7000、そしてD4でさえ上回っている点には驚かざるを得ない。また、画像処理エンジンも、D4やD800/D800Eと同じEXPEED3が搭載されている。このことは、同じレンズを装着すれば、上位機種とほぼ同等レベルの描写性能を手にできることを意味する。フィルムカメラ時代、上級クラスとエントリークラスの差は、カメラとしての基本性能や機能、信頼性の部分であった頃を思い出す。

 イメージセンサーを含めD3200とD3100の主な違いは、
  • 有効1420万画素から有効2416万画素に
  • 設定できるISO感度は、ISO100~ISO3200(拡張でISO12800まで)から、標準でISO6400まで対応(拡張はISO12800まで)。
  • 画像処理エンジンがEXPEED2からEXPEED3に。
  • フルHD動画撮影時のフレームレートが24fpsから30fpsに。
  • 3型23万ドットの液晶パネルが3型92万ドットに。
  • 連写性能は3コマ/秒から4コマ/秒に。
  • 新たに動画ボタンを新設。
といった点である。なお、サイズや重さはほぼ同等となっている。

【D3200と、D3100、D5100の比較】
機種名 D3200 D3100 D5100
イメージセンサー 有効2416万画素
APS-CサイズCMOS
有効1420万画素
APS-CサイズCMOS
有効1620万画素
APS-CサイズCMOS
マウント ニコンFマウント
ファインダー ペンタミラー
視野率95%、倍率0.8
ペンタミラー
視野率95%、倍率0.78
ISO感度 ISO100~6400
(拡張でISO12800)
ISO100-3200
(拡張でISO12800)
ISO100-6400
(拡張でISO25600)
シャッタースピード 30-1/4000秒
液晶モニター 3型92万ドット 3型23万ドット 3型92万ドット
連写速度 4コマ/秒
12bitRAWで連続18コマ
3コマ/秒
12bitRAWで連続13コマ
4コマ/秒
14bitRAWで連続16コマ
動画撮影 1920x1080
(30fps)
1920x1080
(24fps)
1920x1080
(30fps)
バッテリー EN-EL14
540枚
EN-EL14
550枚
EN-EL14
660枚
その他 Wi-FiオプションWU-1a対応 - バリアングル液晶
サイズ
(W x H x D)
125x96x76.5 mm 124x96x74.5 mm 128x97x79 mm
重さ 455g 455g 510g

 また、今回D3200と同時に、ワイヤレスモバイルアダプター「WU-1a」が発売される。これをD3200のUSB端子に接続すると、スマートフォンなどに画像を転送したり、スマートフォン等からD3200を遠隔操作することが可能となる。スマートフォン等の画面がライブビュー撮影画面となるので、外部モニター兼リモコンとして使うこともできる。当初はAndroid系にのみ対応となるが、秋口にはiOSへの対応も予定されている。希望小売価格も5250円と手ごろであり、スマートデバイスを持っている方にとってはかなり便利なオプションとなるだろう。今のところD3200のみの対応であるが、今後の展開が楽しみだ。 (2012年4月19日 記)

Nikon WU-1a Nikon WU-1a
ワイヤレスモバイルアダプターWU-1a。実物はかなり小さい。


 独断 デジカメ対決! どっちが良い? 


☆ vs キヤノン EOS Kiss X7
☆ vs ニコン D5200
☆ vs ニコン D3100
☆ vs ニコン D5100


 【厳選レビュー記事】

◎デジカメWatch ニコン「ワイヤレスモバイルアダプターWU-1a」
 2012年 6月 7日 武石修
  -D3200の画像をスマホに転送。リモコン代わりにも
  -スマートフォンでライブビュー撮影
  -SNSなどでの共有機能も
  -意外に便利な時刻同期機能
  -まとめ

◎All about エントリークラスの正統進化機 ニコン D3200 レビュー
 2012年 5月31日 清水 博之
  -エントリークラスの正統進化モデル
  -画素数は一気に2400万画素へ!
  -液晶ディスプレイは3倍以上の高精細化
  -やや貧弱に見えるフィルター機能ですが
  -高画素化で気になる暗所性能は
  -初心者には嬉しいガイドモード
  -その他のスペック面もチェック
  -まとめ - エントリーモデル以上の満足感を感じさせてくれる製品

◎ITmedia 2400万画素新センサーの実力は――ニコン「D3200」
 2012年 5月 7日 mi2_303
  -APS-C 2400万画素の画質は
  -高感度特性
  -作例

◎デジカメWatch ファーストインプレッション:ニコンD3200
 2012年 4月26日 編集部
  -上位モデルとなるD300SやD7000のミドルクラスより早く、有効2,416万画素を達成。
  -外観はほぼD3100を踏襲。
  -ファインダーはD3100から変化はなし。
  -液晶モニターは明らかにD3100より高精細、ワンクラス上の見た目。

◎AVWatch ニコン、フルHD/2,400万画素デジタル一眼「D3200」
 2012年 4月19日 編集部
  -実売85,000円。アダプタでスマホ操作/画像転送
  -スマートフォンから撮影/画像転送
  -ニッコールレンズで活きる2,400万画素

◎ASCIIデジタル スマホでリモート撮影できるニコンの一眼「D3200」登場
 2012年 4月19日 編集部
  -「D3100」の上位機種
  -操作画面
  -ワイヤレスモバイルアダプターの「WU-1a」デモ

◎デジカメWatch ニコン、オプションでスマホへの画像転送が可能になる「D3200」
 2012年 4月19日 編集部
  -有効2,416万画素CMOSセンサーを搭載
  -エントリークラスながら、有効約2,416万画素CMOSセンサーを採用
  -D3200の主な仕様
  -オプションでスマートフォンへの画像転送も


 【基本仕様】    
画素数 2416万(有効) 画像素子  APS-C 23.2mm×15.4mm
CMOS
ISO感度 200~6400
(拡張でISO12800)
 
記録フォーマット  JPEG/RAW(12bit) 
連写撮影 4 コマ/秒  シャッタースピード 1/4000~30 秒 
液晶モニター 3インチ 92万ドット  ファインダー形式  ペンタミラー
ファインダー視野率(上下/左右) 95/95 ファインダー倍率 0.8
電池タイプ 専用電池  専用電池型番 EN-EL14
撮影枚数 レンズマウント ニコンFマウント 
記録メディア SDHCカード SDカード SDXCカード   
手振れ補正機能   ゴミ取り機能   
ライブビュー   バリアングル 
内蔵フラッシュ   RAW+JPG同時撮影   
動画撮影 1920x1080
幅x高さx奥行き 125x96x76.5 mm  本体重量 455g
セット販売 レンズキット(AF-S DX 18-55mm f/3.5-5.6G VR)
200mmダブルズームキット(レンズキット + AF-S DX VR 55-200mm f/4-5.6G IF-ED)

 Nikon D3200 メーカー製品仕様のページ
楽天最安値を確認 >> Nikon D3200

Sponsored Links

monox_footer_image