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特集 ニコン AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR |
ニコン AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
by Inaba Kunio
使いやすい高倍率ズーム 評価:5.0
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1. レンズ仕様
2. MTF曲線(ニコン ホームページより)
ニコン AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR(広角端) 3. レンズ構成図(ニコン ホームページより)![]() ![]()
4. 製品外観
レンズ正面。レンズ名が印字されています。ニコンのFマウントレンズは、外した状態で絞り込まれます。
レンズのマウント側。マウント部は金属製です。
レンズの軸にはレンズ名の銘板が貼付されています。その下に見える白いポッチは、カメラボディに装着するときの指標です。
レンズの左側には、フォーカスモードスイッチと手ぶれ補正スイッチが置かれています。スイッチの左側にあるリングはピントリングで、その左側にあるのがズームリングです。
レンズの下側にはレンズ名とS/Nが印字されています。購入したレンズのS/Nは6xxxxでした。レンズ本体はボディと同じタイ製です。
D5300に装着した状態。写真は広角端の時で、この時にレンズ長は最短となります。幅広のズームリングが印象的です。
望遠端の状態。この時にレンズ長は最長となります。
広角端の状態を横から見たところです。27-210mm相当の高倍率ズームとしては、比較的コンパクトで高級感があると感じました。
レンズ単体での重さの実測値は487gでした。メーカー公表値は490gです。
付属するレンズキャップLC-67。脱着用のつまみ部分は中央部にあるタイプのため、レンズフードを装着した状態でも取り外しが容易です。
レンズキャップの裏側。アタッチメントサイズは67mmとなっています。
レンズのマウント側キャップLF-4。
マウント側キャップの裏側。レンズのバヨネット部を活用して装着する構造となっています。 Sponsored Links 5. 描写力(1) 歪曲収差今回撮影に使用したD5300には、歪曲収差の電子補正機能が搭載されており、レンズに応じて自動的に補正することも可能となっています。下記のサンプルを見てもらえばわかるとおり、広角端では周辺部にやや樽型収差がみられるとともに、標準域から望遠側では糸巻型収差が見られますが、高倍率ズームレンズとしては良好に補正されています。 自動ゆがみ補正を「する」にすると、歪曲収差はほぼ解消します。補正に伴い画像範囲はわずかに小さくなりますが、基本的には「する」の設定を積極的に活用すべきだと感じました。 なお、撮影後に行う「画像編集」機能でも「ゆがみ補正」が搭載されています。こちらではゆがみ補正の微調整も可能ですので、パソコン上での編集ができない場合にはいろいろと試してみるとよいかもしれません。
焦点距離18mm F3.5
焦点距離24mm F3.8
焦点距離35mm F4.2
焦点距離50mm F4.8
焦点距離70mm F5.0
焦点距離140mm F5.6 (2) 解像力解像力の点でも、高倍率ズームレンズとしては良好な数値を示しています。絞り開放でもズーム全域でしっかりとした解像力を確認できました。テストに用いたISO12233チャートのテスト限界である2500本のラインを楽々と視認できました。 周辺部に関しては、広角端では絞り開放ではやや柔らかい描写ですが、絞るにつれて鮮明度が上がっていきます。 下記のサンプルは標準域50mmの状態で絞り開放から3段分絞った状態までの画像です。掲載しているものは概ね1/2に縮小していますが、クリックすると元画像が開きますので、あわせてご参照ください。
50.0mm F4.8 |
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