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特集 EOS70D

キヤノン EOS70D ~ミドルクラスの新型デジタル一眼レフ

キヤノン EOS70D  by Inaba Kunio    ミドルクラスの新型入門デジタル一眼レフ  評価:5.0
キヤノン  EOS70D Canon


1.キヤノン EOS70Dの位置づけと概要


 ミドルクラスの新型入門デジタル一眼レフ

 キヤノンから待望のミドルクラス一眼レフ、EOS70Dが発売開始となりました。先代となるEOS60Dの発売は2010年9月でしたので、実に3年ぶりのモデルチェンジとなります。この間、エントリークラスとなるEOS Kissシリーズは、X5X50X6iX7X7iと実に5機種が登場していましたので、まさに待望のモデルと言えます。

 →発売前の記事一口レビュー:EOS70Dはこちら。

キヤノン Canon EOS60D
 2010年9月に発売開始となったEOS60D。EOSシリーズ初のバリアングル可動液晶搭載機でした。

 上記記事でも触れましたが、EOS70Dの特徴は次の通りです。
  • 有効2020万画素のイメージセンサーを搭載しており、有効1800万画素のKissシリーズとも差別化されています。
  • イメージセンサー上で位相差方式のオートフォーカスを機能させる「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載することで、動画撮影やライブビュー時のオートフォーカス速度が大幅に向上。EOS KissX7と比べても30%の高速化を実現しました。
  • あわせて画像処理エンジンはDIGIC4からDIGIC5+に進化し、高感度性能などの描写性能も向上。
  • 光学ファインダー時の位相差AFセンサーも強化され、EOS60Dの9点から19点(いずれも全点クロス測距)に進化。
  • 光学ファインダーの視野率はEOS60Dの95%から98%に。
  • 連写速度も、5.3コマ/秒から7コマ/秒に向上。
  • 液晶パネルはEOS60Dの3型104万ドット・バリアングル液晶を引き継ぎ、新たにタッチ操作にも対応。
  • Wi-Fiを搭載。スマートフォンやタブレットからのリモート操作にも対応。
  • ボディサイズはEOS60Dの144.5x78.6x105.8mmに対し、139x78.5x104.3mmとわずかに小型化。
  • 本体のみの重さは675gでEOS60Dと同じ。
 Wi-Fi機能や液晶パネルのタッチパネル化、イメージセンサーの多画素化などの進化だけでなく、新たに像面位相差方式のオートフォーカスシステム「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載した点が目立ちます。EOS KissX6i/X7iに搭載されていた像面位相差方式「ハイブリッドCMOS AF」は、ややレンズを選ぶところがあっただけに、新しい方式でオートフォーカス速度がどこまで進化したのか、しっかりとチェックしたいと思います。

 EOS70Dの魅力は?

 この間、キヤノンはAPS-Cサイズ分野ではエントリークラスであるKissシリーズに力を入れてきました。Kiss以外では、2009年12月発売のEOS7Dと2010年9月発売のEOS60Dの2機種だけでしたので、EOS KissX7i/6iとフルサイズ機の間を埋める新機種の登場が待ち望まれていたと思います。

キヤノン Canon EOS70D キヤノン Canon EOS KissX6i
 EOS70D(左側)とEOS KissX7i(右側)。比較されやすい2機種ですが、液晶モニター側のインターフェースを見るだけで、主に想定しているユーザ層が違うことがわかります。

 実際にEOS KissX7iと比較すると、光学ファインダーやシャッタースピード、連写性能などカメラとしての基本性能にクラスの違いを感じさせられます。とくに連写性能や連続撮影枚数が大幅に強化されている点は、キレの良い撮影レスポンスを得る上でのポイントであり、撮影時の「気持ちよさ」に直結すると思います。カメラ本体の重量差250gは、伊達ではありません。

【キヤノン EOS70DとEOS KissX7iの比較】

機種名 EOS70D EOS Kiss X7i
イメージ
センサー
有効2020万画素
APS-C型CMOS
有効1800万画素
APS-C型CMOS
ファインダー ペンタプリズム
視野率98%、倍率0.95
ペンタダハミラー
視野率95%、倍率0.85
ISO感度 ISO100-12800
(拡張でISO25600まで)
ISO100-12800
(拡張でISO25600まで)
シャッター
スピード
30-1/8000秒
シンクロ同調1/250秒まで
30-1/4000秒
シンクロ同調1/200秒まで
液晶モニター 3型104万ドット
タッチパネル
3型104万ドット
タッチパネル
連写速度 7コマ/秒(RAWで15コマ) 5コマ/秒(RAWで6コマ)
動画撮影 1920 X 1080(30p) 1920 X 1080(30p)
付加機能 ストロボ内蔵
Wi-Fi
ストロボ内蔵
バッテリー LP-E6
920枚
LP-E8
440枚
サイズ
(W x H x D)
139x104.3x78.5 mm 133.1x99.8x78.8 mm
重さ 755g/675g 580g/525g

 それでは、3年ぶりに登場したキヤノンのミドルクラス・デジタル一眼レフ、EOS70Dの実力をテストしてみます。


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2.キヤノン EOS70Dを開封し外観をチェック


 キヤノン EOS70Dを開封する

 キヤノンの新型デジタル一眼レフEOS70Dが発売開始となりました。販売形態は、ボディ単体の他に、EF-S18-135mm IS STMレンズがセットになったキット、EF-S18-55mm IS STMレンズがセットになったキット、この標準レンズキットにさらにEF-S55-200mm IS STMがセットになったダブルズームキットが用意されています。

 販売開始時点の実売価格は、ボディ単体で12万円前後、18-135レンズキットで14万円台、18-55レンズキットで12万円台、ダブルズームキットで15万円台となっています。

 2010年9月に登場したEOS60Dのボディ単体での実売価格は11万円台でしたので、スタート時点の実売価格としては概ね同等レベルとなっています。

Canon EOS70D

 EOS70D EF-S18-55 IS STMレンズキットのパッケージです。カメラ本体とレンズが入っているため、比較的大き目のサイズとなります。パッケージ部分にはレンズを装着したカメラ本体の写真が印刷されており、EOS Kissシリーズとも共通するデザインです。

Canon EOS70D

 蓋を開けると、製品保証書や使用説明書が目に入ります。保証書はカメラ本体とレンズとで別々のものとなります。どちらも国内のみの保証です。

Canon EOS70D

 トレーの下に、カメラ本体やレンズが格納されています。右側の包みがカメラ本体で、左側の白い包みがEF-S18-55mmのレンズとなります。

Canon EOS70D

 EOS70Dの付属品。左上から使用説明書、ソフトウエア(CD-ROM)、ソフトウェア使用説明書(CD-ROM)、Wi-Fi機能使用説明書(基本編)、充電器バッテリーチャージャーLC-E6、Wi-Fi機能規制に関するご注意(シール)、バッテリーパックLP-E6、ワイドストラップEW-EOS70D、カメラ使用説明書(CD-ROM)、インターフェースケーブル。これ以外にも、クイックガイド等の説明書も入っていました。


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 キヤノン EOS70Dの本体をチェック

Canon EOS70D

 ボディ前面。ミドルクラスのデジタル一眼レフとして落ち着いたデザインだと思います。最近はKissシリーズの外装も高級感が増していますが、持った感じのずっしり感を含め、しっかりとした作りであることを感じます。
 EOS60Dでは機種名ロゴの上にモノラルマイクが設置されていましたが、EOS70Dではペンタ部アクセサリーシューのあたりへと移設されステレオ化もされています。
 イメージセンサーのサイズはAPS-Cのため、EOS6Dなどのフルサイズ機と比較するとミラーが小型であることがわかります。EF-Sレンズはこの点を利用して小型化されています。


Canon EOS70D

 液晶モニター側。親指の部分に比較的大型のグリップが設けられています。液晶モニターは3型104万ドットでバリアングル可動に対応しています。新たにタッチパネル化もされました。
 EOS60Dと比べると、ボタンの配置や機能が一部変わっています。


Canon EOS70D

 液晶パネルは稼働するため、持ち運ぶときには反転させることで傷付等を防止することができます。また、EOS70Dにはボディ上面に液晶パネルが設置されているため、この状態で撮影する方も少なくないかもしれません。

Canon EOS70D

 ボディ上面。基本的なレイアウトはEOS60Dを踏襲していますが、シャッターボタンの脇に測距エリア選択モード切り換えボタンが新設されています。

Canon EOS70D

 ボディ底面。三脚用の穴はレンズ光軸上に設けられています。カメラ本体は日本製。購入したカメラのS/Nは2xxxでした。

Canon EOS70D

 ボディ左側面。こちら側に外部接続端子が設けられています。EOS60Dでは外部接続端子カバーは一つでしたが、EOS70Dでは2つに分割されています。

Canon EOS70D

 ボディ右側面。こちら側にはメモリーカード用のカバーが置かれています。このあたりのレイアウトはEOS60Dと共通です。

Canon EOS70D

 ペンタ部にあるにあるCanonのロゴ。刻印された中にインクが流し込まれています。

Canon EOS70D

 左肩部分に機種のロゴパネルが貼付されています。その左に見えるのがストロボポップアップボタンで電動式です。その下にあるのがレンズロック解除ボタンとなります。

Canon EOS70D

 マウント口からのぞくと、上側にフォーカシングスクリーンが見えます。EOS60Dでは交換式でしたが、EOS70Dでは固定式に変わりました。

Canon EOS70D

 グリップ部。基本的な形状はEOS60Dと同じですが、やや指のかかる部分が深くなったように感じます。シャッターボタンの右側に見えるランプは、赤目緩和とセルフタイマーランプを兼ねるものです。グリップ部下部に見える長方形の蓋は、DCカプラーコードを通すための切欠き用カバーです。

Canon EOS70D

 レンズマウントの下部にある絞り込みボタン。通常時のファインダー像は絞り開放でのものですが、このボタンを押すことで設定した絞りまでレンズを絞り込むため、被写界深度等の確認が行えます。光学ファインダーでも有効ですが、電子ビューファインダーやライブビューモードでの撮影では明るい画面で確認できるため、有効性が増したように思います。

Canon EOS70D

 グリップ部のボタン類。基本的にはEOS60Dと同じですが、メイン電子ダイヤルの手前に測距エリア選択モード切り換えボタンが新設されました。このボタンを押すことで、1点オートフォーカス、ゾーンオートフォーカス、19点自動選択オートフォーカスの切り換えが可能です。

Canon EOS70D

 親指側のコントロール部。ライブビュー/動画撮影ボタンのインターフェースがEOS60Dから変更されています。AF-ONボタンはフィルム時代からのインターフェースで、シャッターボタンの押下とオートフォーカス動作を切り離すことが可能です。この機能を理由にEOSを選ぶ方も少なくなかったように思います。

Canon EOS70D

 基本的なインターフェースはEOS60Dと同じですが、メニューボタンとINFO.ボタンが左肩に移され、空いたスペースにクイックボタンと再生ボタンが置かれています。もともと再生ボタンがあったスペースには、左肩にあった消去ボタンが移されてきました。このあたりはモードごとの使用頻度の分析を踏まえて変更されたものだと思われますが、EOS60Dから買い替えをされた方は、最初戸惑うかもしれません。
 右下のマルチ電子ロックはメイン/サブ電子ダイヤルやマルチコントローラーの動作をロックするもので、EOS60Dのボタン式からレバー式へと改善されています。
 ボディの右上にある白い三角形は、メモリーカードへのアクセスランプです。


Canon EOS70D

 光学ファインダーの右側には視度調節つまみが設けられています。

Canon EOS70D

 EOS70Dの光学ファインダー接眼部。EOS60Dと比べると、倍率は0.95倍と同じですが、視野率は95%から98%に向上しています。
 接眼部にはアイカップが装着されています。


Canon EOS70D

 モードダイヤルの基部に電源スイッチが置かれています。MENUボタンとINFO.ボタンは、EOS60Dでは液晶モニターの右側にあったものです。

Canon EOS70D

 ペンタ部にあるアクセサリーシュー。その両側にあるのはステレオマイク用の穴です。

Canon EOS70D

 ファインダー接眼部のアイカップを外した状態。EOS70Dのファインダー部にはアイシャッターが内蔵されていません。明るいシーンで接眼部から目を離した撮影を行う場合には、アイカップを外し、ストラップに付いているアイピースカバーを装着することで、ファインダー接眼部からの光の入射を抑制できます。

Canon EOS70D

 モードダイヤル。中央部にはロックボタンが設けられているため、不用意に回転することはありません。設定される項目はEOS60Dから整理されており、ミドルクラス機としてわかりやすくなったように思います。

Canon EOS70D

 ボディ右側面に設けられているメモリーカードカバーを開いた状態。蓋の部分に挿入方向のガイダンスが刻印されています。

Canon EOS70D

 メモリーカードを挿入しつつある状態。シングルスロットで、カードのラベル面が手前側となります。

Canon EOS70D

 ボディ左側にある外部接続端子。左側にはマイク入力端子とリモコン端子が格納されています。その右に見える9つの穴はスピーカーです。

Canon EOS70D

 右側の外部接続端子カバー内には、HDMIミニ端子とAV OUT/USB端子が格納されています。EOS60Dにも同じ端子が内蔵されていましたが、EOS60Dでは一つのカバー内に置かれていました。

Canon EOS70D

 ボディ下部のバッテリー室蓋を開いた状態。

Canon EOS70D

 蓋部分にはバッテリーやDCカプラーの挿入方向ガイダンスが刻印されています。

Canon EOS70D

 バッテリーを挿入しつつある状態。

Canon EOS70D

 ボディ軍艦部右側にある液晶パネルは上級機の証しでもあります。カメラの基本設定はここに集中的に表示されますので、液晶モニターにメニューを表示させなくても基本的な設定は可能となっています。

Canon EOS70D

 EF-S18-55mm IS STMレンズを装着した状態。このレンズの長さは焦点距離30mmあたりで最短となります。

Canon EOS70D

 内蔵ストロボをポップアップさせた状態。照射位置は比較的高いため、レンズ鏡胴によるケラレは発生しにくいと感じました。

Canon EOS70D

 液晶パネルの視野角は比較的広く、このアングルでも画面表示の確認が可能です。

Canon EOS70D

 液晶パネルのアスペクト比はイメージセンサーと同じ3:2のため、最大サイズの静止画撮影時には画面いっぱいに画像が表示できます。ヒストグラムや電子水準器の表示にも対応しています。

Canon EOS70D

 Wi-Fiでスマートフォン(iPhone5)とペアリングをした状態。液晶モニターに表示をさせたまま、スマートフォンでのリモコン操作も可能です。

Canon EOS70D

 光学ファインダーの表示。EOS70Dの視野率は98%となりましたので、ほぼ撮影画面の全体が表示されています。画面下部には電子水準器もインポーズ表示されています。

Canon EOS70D

 スマートフォンに表示した画像を取り込んで無限表示をさせている状態。

Canon EOS70D

 スマートフォン側から、絞り値やISO感度、露出補正の設定も可能です。

Canon EOS70D

 カメラ本体の重さの実測値は676gでした。メーカー公表値は675gです。

Canon EOS70D

 撮影状況での重さの実測値は753gでした。使用するカードによって異なってきますが、メーカー公表値は755gです。

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 EOS70Dの付属品をチェック

Canon EOS70D

 付属するバッテリーチャージャーLC-E6。LP-E6の充電には、最大で約2時間30分かかります。

Canon EOS70D

 コンセントの接続プラグは可倒式のため、可搬性に優れています。

Canon EOS70D

 バッテリーLP-E6。容量は7.2V 1800mAhで、静止画であれば最大920枚、動画で最大1時間20分の撮影が可能です。バッテリーはEOS5DMark3をはじめ多くの機種で採用されています。
 付属する保護カバーは、装着する向きで充電の有無を表示できる工夫がされています。複数のバッテリーを使う場合には便利な仕組みだと思います。


Canon EOS70D

 充電後、保護カバーをこの向きで装着すると、バッテリーの形の切欠き窓から青い地が表示されます。

Canon EOS70D

 使用後、バッテリーを反転させた状態。窓から黒地が覗くので、使用後であることがわかります。もちろん、青地、黒地はどちらにしても構いません。

Canon EOS70D

 付属するワイドストラップEW-EOS70D。ロゴの部分は刺繍製で高級感があります。アイピースカバーも装着されています。

Canon EOS70D

 付属するインターフェースケーブル。パソコンやプリンター等との接続に使用します。

Canon EOS70D

 付属するボディキャップ。EFマウント用の共通品です。

Canon EOS70D

 ボディのマウント部バヨネットを活用して装着します。

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3.キヤノン EOS70Dの描写性能はどうか?


 描写力チェック1:高感度性能

 キヤノン EOS70Dの基本感度はISO100で、標準ではISO12800まで設定可能となっています。さらに拡張設定が可能で、1段分高感度側が拡がりISO25600相当にすることもできます。拡張設定でも撮影機能上の制限はありません。

 ノイズ低減処理方法としては、カメラ内で設定する方法と、RAWで撮影しパソコン上の現像段階で行う方法とがあります。なお、カメラ内で設定した場合でも、RAWファイルには変更は加えられませんので、後から編集することも可能です。

 カメラ内でのノイズ低減は、「高感度撮影時のノイズ低減」と「長秒時露光のノイズ低減」の2つがあります。どちらも、撮影メニューの中で設定可能となっています。

 「高感度撮影時のノイズ低減」は画像に発生するノイズを低減するもので、すべてのISO感度で機能しますが、とくに高感度ISO撮影時に有効となります。設定は、「OFF」「弱め」「標準」「強め」の4つから選択します。なお、JPEGでの撮影のみとなりますが、1度に4枚の静止画を撮影し合成することでノイズ低減を行う「マルチショットノイズ低減機能」も、この中にあります。工場出荷時の初期設定は「標準」です。

 「長秒時露光のノイズ低減」は、「OFF」と「AUTO」「ON」の中から設定します。「AUTO」にすると、露光時間1秒以上の撮影時に長秒時露光特有のノイズが検出された場合にノイズ低減処理がかかります。「ON」では、1秒以上の撮影時には常に処理がかけられます。こちらの工場出荷時の初期設定は「AUTO」となっています。

 今回のテスト結果では、画素数が増えたものの、わずかながらEOS KissX7よりもノイズ感が軽減されている印象を受けました。

 高感度ノイズ低減処理を「OFF」にしても、ISO1600まではほとんどノイズを感じません。ISO3200になると暗部を中心にややノイズが目立ってきますが、さらに1段分高感度側のISO6400でも十分実用的なノイズレベルであると感じました。

 高感度ノイズ低減処理を「標準」にすると、1~2段程度ノイズ感が低減されます。解像感はやや低下しますが、ISO12800の等倍画像でもそれなりに使えるレベルとなります。

 ノイズ低減を「強め」にすると、ノイズ感はさらに改善されるものの、とくに高感度設定時の解像感の低下も少々目立ちます。

 下記のサンプルは、「高感度撮影時のノイズ低減」をOFF、標準、強めの3段階で各ISO感度の撮影を行ったものです。表示画像は等倍のものですので、これでもある程度傾向はわかると思いますが、クリックすると元画像も表示されますので、あわせてご参照ください。

SONY_ANEX-7
サンプル画像。左下の赤枠の部分を切り出しています。
画像をクリックすると、元画像の全体が開きます。

ISO100(左から「OFF」「標準」「強め」)
Canon EOS70DCanon EOS70DCanon EOS70D

ISO200(左から「OFF」「標準」「強め」)
Canon EOS70DCanon EOS70DCanon EOS70D

ISO400(左から「OFF」「標準」「強め」)
Canon EOS70DCanon EOS70DCanon EOS70D

ISO800(左から「OFF」「標準」「強め」)
Canon EOS70DCanon EOS70DCanon EOS70D

ISO1600(左から「OFF」「標準」「強め」)
Canon EOS70DCanon EOS70DCanon EOS70D

ISO3200(左から「OFF」「標準」「強め」)
Canon EOS70DCanon EOS70DCanon EOS70D

ISO6400(左から「OFF」「標準」「強め」)
Canon EOS70DCanon EOS70DCanon EOS70D

ISO12800(左から「OFF」「標準」「強め」)
Canon EOS70DCanon EOS70DCanon EOS70D

ISO25600(左から「OFF」「標準」「強め」)
Canon EOS70DCanon EOS70DCanon EOS70D


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 描写力チェック2:解像度

 キヤノン EOS70Dのイメージセンサーは、ハイブリッドCMOS AF IIを採用した新型センサーで、有効2020万画素となります。今回テストしたEF50mmF1.4USMは標準レンズらしい描写性能であり、とくにAPS-Cサイズのイメージセンサーではレンズ中央部を使うことになるため、より良好になります。

 絞り開放では柔らかい表現ですが、絞るにつれて鮮明度が向上していきます。今回はレンズのテストではないため、開放から5段絞ったF8.0の画像を掲載していますが、中心部であればF2.8あたりでかなり鮮明な画像となります。視覚解像度チェック用ライン、限界解像度チェック用ラインとも、絞り開放でも2500本ラインの視認が可能です。

 下記の切り出し画像は等倍ですが、画像をクリックすると元画像も表示されますので、あわせてご参照ください。

  レンズ名:EF50mm F1.4USM
 焦点距離:50mm
 絞り値:F8.0 (開放絞りF1.4から5段絞った状態)
 使用チャート:ISO12233準拠チャート


(下図は、図の赤枠の部分を等倍で切り出したもの。)

キヤノン Canon EOS70D
 限界解像度チェック用のラインでは、特にモアレも発生せず、2500本まで十分視認できています。

キヤノン Canon EOS70D
 横方向の限界解像度チェック用のラインでも、同様に2500本ラインは十分視認可能です。

キヤノン Canon EOS70D
 画像周辺部の流れもほとんど見られません。単焦点レンズらしい鮮明な画像です。

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 描写力チェック3:レンズ光学補正機能

 キヤノンEOS70Dには、レンズの特性による収差を軽減する機能があります。撮影メニューの中にある「レンズ光学補正」がそれで、「周辺光量補正」と「色収差補正」の各々について「する」と「しない」のどちらかに設定できるようになっています。これらの補正は、補正データが登録されているレンズに対してかけられますが、付属ソフトウェアEOS Utilityで未登録レンズの補正データをカメラに登録することも可能です。

 テストに用いたのは、EF50mmF1.4 USMですが、絞り開放ではやや周辺部に認められた周辺光量不足がほぼ解消しており、レンズ光学補正機能が良好に機能していることが確認できました。

EF50mm F1.4USM
焦点距離50mm F1.4
(左から「オフ」「オン」)

Canon EOS70D Canon EOS70D

EF50mm F1.4USM
焦点距離50mm F2.0
(左から「オフ」「オン」)

Canon EOS70D Canon EOS70D

EF50mm F1.4USM
焦点距離50mm F2.8
(左から「オフ」「オン」)

Canon EOS70D Canon EOS70D

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 機能チェック(おまけ):連続撮影枚数

 仕様上で見ると、キヤノン EOS70Dの連写性能は、
  • 高速連続撮影:最高7コマ/秒。
  • 低速連続撮影:最高3コマ/秒。
  • 静音連続撮影:最高3コマ/秒。
となっており、JPEGラージ/ファインで最高65コマ、RAWで16コマ、RAW+JPEGラージファインで8コマまで連写が可能となっています。

 高速メモリーカード(Sandisk ExtremePro Class10 Read 95MB/s Write 90MB/s)で実際にテストすると、
  • RAW+JPEGラージ/ファインでは、7コマ/秒のペースで8コマ撮影でバッファーフルになり、その後は概ね0.8~0.9秒に1コマのペースでカード容量一杯まで連写。
  • RAWでは、7コマ/秒のペースで16コマ撮影でバッファーフルになり、その後は概ね0.6~0.7秒に1コマのペースでカード容量一杯まで連写。
  • JPEGラージ/ファインでは、7コマ/秒のペースで88コマ撮影でバッファーフルになり、その後は概ね0.2秒に1コマのペースでカード容量一杯まで連写。
といったペースで撮影可能でした。なお、バッファーが一杯になった瞬間に、もたつきを感じることはありませんでした。


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4.結局、EOS70Dは「買い」か?


 独断 素晴らしい!smile ポイント 
  • 3年ぶりに登場した待望のAPS-Cサイズ・ミドルクラス。
  • ISO25600まで設定可能な高感度性能(ISO1600までは常用レベル) 。
  • デュアルピクセルCMOS AFにより、ライブビューや動画撮影時のオートフォーカス速度がレンズを選ばず向上。
  • より高速化されたオートフォーカス(光学ファインダー使用時)。
  • 強化された連写性能と連続撮影枚数(バッファーが一杯になってもRAW+JPEGラージ/ファインで0.7~0.8秒おきに無限連写が可能)。
  • 視野率98%のクリアーな光学ファインダー。
  • 強化されたダスト処理機能。
  • ボタンやダイヤルによる直接的なインターフェース。
  • カメラ内RAW現像をはじめ編集機能が豊富。
  • 新たにステレオマイクを搭載。
  • Wi-Fiを標準で搭載。スマートフォンのリモコン操作にも対応。

 独断 もう一息!not smile ポイント 
  • クラスを考えると十分だが、RAW+JPEGで8コマの連続撮影枚数(RAWでは16コマ、JPEGでは88コマ:実測値)。
  • 実用上は十分なものの、98%にとどまるファインダー視野率。
  • やや重く感じるボディ(EOS60Dと同じ)。

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付録.製品仕様からみた EOS70Dの特長


記録媒体  SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード
撮像画面サイズ  約22.5x15.0mm
 ※EOSKissX7iは22.3×14.9mm。
使用レンズ  キヤノンEFレンズ群(EF-Sレンズを含む)
(有効撮影画角は、表記焦点距離の約1.6倍に相当)
撮像素子  有効約2020万画素CMOSセンサー
 アスペクト比 3:2
 ※EOSKissX7iは1800万画素。
ダスト除去機能  自動/手動/ダストデリートデータ付加
記録フォーマット  DCF 2.0
 JPEG、RAW(14bit、キヤノン独自)RAW+JPEG同時記録可能
記録画素数  L(ラージ):約2000万(5472×3648)画素
 M(ミドル):約890万(3648×2432)画素
 S1(スモール1):約500万(2736×1824)画素
 S2(スモール2):約250万(1920×1280)画素
 S3(スモール3):約35万(720×480)画素
 RAW(ロウ):約2000万(5472×3648)画素
 M-RAW:約1100万(4104×2736)画素
 S-RAW:約500万(2736×1824)画素
 ※EOSKissX7iは最大で5184x3456。M-RAW、S-RAWはなし。
ピクチャースタイル  オート、スタンダード、ポートレート、風景、ニュートラル、忠実設定、モノクロ、ユーザー設定1~3
ホワイトバランス  オート、プリセット(太陽光、日陰、くもり、白熱電球、白色蛍光灯、ストロボ)、マニュアル、色温度指定(約2500~10000K)、ホワイトバランス補正、ホワイトバランスブラケティング可能
ノイズ低減  長秒時露光、高感度撮影に対応可能
画像の明るさ自動補正  オートライティングオプティマイザにより対応
高輝度側・階調優先  可能
レンズ光学補正  周辺光量補正、色収差補正
ファインダー  ペンタプリズム使用、アイレベル式
 ※EOSKissX7iはペンタダハミラー
視野率  上下/左右とも約98%(アイポイント約22mm時)
 ※EOSKissX7iは約95%
倍率  約0.95倍(50mmレンズ・∞・-1m–1
 ※EOSKissX7iは約0.85倍
アイポイント  約22mm(-1m–1時/接眼レンズ中心から)
視度調整範囲  約-3.0~+1.0m–1(dpt)
フォーカシング
スクリーン
 固定式
 ※EOSKissX7iも同じ。
オートフォーカス  専用AFセンサーによるTTL二次結像位相差検出方式
測距点  19点(全点クロス測距)
 ※EOSKissX7iは9点全点F5.6対応・クロス測距(中央F2.8対応・斜めクロス測距)。
輝度範囲  EV-0.5~18(常温・ISO100)
 ※EOSKissX7iも同じ。
フォーカスモード  ワンショットAF、AIサーボAF、AIフォーカスAF、手動(MF)
測距エリア選択モード  1点AF(任意選択)、ゾーンAF(ゾーン任意選択)、19点自動選択AF
AIサーボAF特性  被写体追従特性、速度変化に対する追従性
AF微調整  AFマイクロアジャストメントにより対応(全レンズ一律調整、レンズごとに調整)
AF補助光  内蔵ストロボ間欠発光方式
測光方式  63分割TTL開放測光
 評価測光(すべてのAFフレームに対応)
 部分測光(中央部・ファインダー画面の約7.7%)
 スポット測光(中央部・ファインダー画面の約3%)
 中央部重点平均測光
測光範囲  EV 1~20(常温・EF50mm F1.4 USM使用・ISO100)
露出制御方式  プログラムAE(シーンインテリジェントオート、ストロボ発光禁止、クリエイティブオート、スペシャルシーン(ポートレート、風景、クローズアップ、スポーツ、夜景ポートレート、手持ち夜景、HDR逆光補正)、プログラム)、シャッター優先AE、絞り優先AE、マニュアル露出、バルブ
ISO感度  かんたん撮影ゾーン:ISO 100~6400自動設定
 風景:ISO100~1600自動設定
 手持ち夜景:ISO100~12800自動設定
 P, Tv, Av, M, B:ISOオート、ISO100 ~12800任意設定(1/3、1段ステップ)、およびH(ISO25600相当)の感度拡張が可能
  ※EOSKissX7iも拡張設定でISO25600まで。
露出補正  手動:1/3、1/2段ステップ±5段
 AEB:1/3、1/2段ステップ±2段(手動露出補正との併用可能)
AEロック  自動:ワンショットAF・評価測光時、合焦と同時にAEロック
 手動:AEロックボタン押しによる
HDR撮影  ダイナミックレンジ調整:自動、±1、±2、±3
 画像位置自動調整:可能
多重露出撮影  2~9枚、多重露出制御は加算、加算平均
シャッター  電子制御式、フォーカルプレーンシャッター
シャッター速度  1/8000~30秒(すべての撮影モードを合わせて)、バルブ、ストロボ同調最高シャッター速度=1/250秒
 ※EOSkissX7iは1/4000~30秒、ストロボ同調は1/200秒まで。
内蔵ストロボ  リトラクタブル式、オートポップアップストロボ
 ガイドナンバー約12(ISO 100・m)
 焦点距離約17mm相当の画角に対応、充電時間約3秒
 ※EOSkissX7iはGN13。
外部ストロボ  EXシリーズスピードライト
調光方式  E-TTL II 自動調光
ストロボ調光補正  1/3、1/2段ステップ±3段
FEロック  可能
シンクロ端子  なし
ストロボ制御  内蔵ストロボ機能設定、外部ストロボ機能設定、外部ストロボカスタム機能設定
 光通信によるワイヤレスストロボ制御可能
ドライブモード  1枚撮影、高速連続撮影、低速連続撮影、静音1枚撮影、静音連続撮影、セルフタイマー:10秒/リモコン、セルフタイマー:2秒/リモコン
連続撮影速度  高速連続撮影:最高約7.0コマ/秒
 低速連続撮影:最高約3.0コマ/秒
 静音連続撮影:最高約3.0コマ/秒
 ※EOSKissX7iは最高5コマ/秒。
連続撮影可能枚数  JPEGラージ/ファイン:約40枚(65枚)
 RAW:約15枚(16枚)
 RAW+JPEGラージ/ファイン:約8枚(8枚)
 ※( )内の数値は、メーカー試験基準UHS-I対応、8GBカード使用時の枚数
 ※EOSKissX7iは、30枚、6枚、3枚。
ライブビュー撮影機能  アスペクト比切り換え 3:2、4:3、16:9、1:1
フォーカス  デュアルピクセルCMOS AF方式/コントラスト検出方式(顔+追尾優先AF、ライブ多点AF、ライブ1点AF)、専用AFセンサーによる位相差検出方式(クイックAF)、手動ピント合わせ(約5/10倍拡大確認可能)
コンティニュアスAF  可能
測距輝度範囲  EV 0~18(常温・ISO100)
コンティニュアスAF  可能
測光方式  評価測光(315分割)、部分測光(ライブビュー画面の約10.3%)、スポット測光(ライブビュー画面の約2.6%)、中央部重点平均測光
測光範囲  EV 0~20(常温・ISO100)
クリエイティブフィルター  ラフモノクロ、ソフトフォーカス、魚眼風、油彩風、水彩風、トイカメラ風、ジオラマ風
静音撮影  可能(モード1、2)
タッチシャッター  可能
グリッド表示  3種類
動画撮影機能  MOV
 映像:MPEG-4 AVC/H.264 可変(平均)ビットレート方式
 音声:リニアPCM
記録サイズ
フレームレート
 1920×1080(Full HD):30p/25p/24p
 1280×720(HD):60p/50p
 640×480(SD):30p/25p
 ※EOSKissX7iもほぼ同じ。
ファイルサイズ  1920×1080(30p/25p/24p)/IPB:約235MB/分
 1920×1080(30p/25p/24p)/ALL-I:約685MB/分
 1280×720(60p/50p)/IPB:約205MB/分
 1280×720(60p/50p)/ALL-I:約610MB/分
 640×480(30p/25p)/IPB:約78MB/分
フォーカス方式  ライブビュー撮影機能のフォーカスに準ずる
デジタルズーム  約3~10倍
測光方式  撮像素子による中央部重点平均測光、および評価測光( フォーカス方式により自動設定)
測光範囲  EV 0~20(常温・ISO100)
露出制御  動画撮影用プログラムAE(露出補正可能)、マニュアル露出
露出補正  1/3段ステップ±3段(静止画±5段)
ISO感度  自動露出撮影時:ISO100~6400自動設定、応用撮影ゾーン時は上限H(ISO12800相当)までの感度拡張が可能
 マニュアル露出撮影時:ISOオート(ISO100~6400自動設定)、ISO100~6400手動設定(1/3、1段ステップ)、H(ISO12800相当)の感度拡張が可能
タイムコード  対応
 ドロップフレーム:60p/30p対応
ビデオスナップ  2秒間/4秒間/8秒間から設定可能
録音  ステレオマイク内蔵、外部ステレオマイク端子装備録音レベル調整可能、ウィンドカット機能/アッテネーター機能搭載
 ※EOSKissX7iの内蔵マイクはモノラル。
グリッド表示  3種類
静止画  撮影可能
液晶モニター  TFT式カラー液晶モニター 静電容量方式
画面サイズ/ドット数  ワイド3.0型(3:2)/約104万ドット
 ※EOSKissX7iも同じ。
明るさ調整  手動(7段階)
メニュー表示言語  日本語、英語、簡体字中国語
タッチパネル機能  静電容量方式
機能ガイド/ヘルプ  表示可能
再生機能  1枚表示、1枚+情報表示(簡易情報、撮影情報、ヒストグラム)、4枚インデックス、9枚インデックス
拡大ズーム倍率  約1.5~10倍
画像送り  1枚/10枚/100枚/撮影日/フォルダー/動画/静止画/レーティング
ハイライト警告  ハイライト部分点滅表示
動画再生  可能(液晶モニター、映像/音声出力、HDMI出力)、スピーカー内蔵
BGM選択  スライドショー、動画再生時に選択可能
クリエイティブ
フィルター
 ラフモノクロ、ソフトフォーカス、魚眼風、油彩風、水彩風、トイカメラ風、ジオラマ風
カメラ内RAW現像  明るさ補正、ホワイトバランス、ピクチャースタイル、オートライティングオプティマイザ、高感度撮影時のノイズ低減、JPEG記録画質、色空間、周辺光量補正、歪曲補正、色収差補正
撮影後のリサイズ  可能
ダイレクトプリント  JPEG画像、RAW画像で対応可能
カスタマイズ機能  23種 マイメニュー登録可能
著作権情報  設定/付加可能
インターフェース  アナログ映像(NTSC、PAL対応)/ステレオ音声出力
 パソコン通信、ダイレクトプリント(Hi-Speed USB相当)、GPSレシーバーGP-E2接続
HDMIミニ出力端子  タイプC(解像度自動切り換え)、CEC対応
外部マイク入力端子  φ3.5mmステレオミニジャック
リモコン端子  リモートスイッチRS-60E3用
ワイヤレスリモコン  リモートコントローラーRC-6に対応
Eye-Fiカード  対応
無線LAN  準拠規格:IEEE 802.11b、IEEE 802.11g、IEEE 802.11n
 伝送方式:DS-SS変調方式(IEEE 802.11b)、OFDM変調方式(IEEE 802.11g、IEEE 802.11n)
 通信距離:約30m
 送信周波数(中心周波数):2412~2462MHz、チャンネル:1~11ch
 接続方式:インフラストラクチャーモード、アドホックモード、カメラアクセスポイントモード
 セキュリティ:オープン、共有キー、WPA-PSK、WPA2-PSK
 暗号化:WEP、TKIP、AES
使用電池  バッテリーパックLP-E6、1個
 ACアダプターキット ACK-E6使用により、AC駆動可能
 バッテリーグリップBG-E14装着時、単3形電池使用可能
 残容量、撮影回数、劣化度確認、電池登録可能
撮影可能枚数の目安  ファインダー撮影:常温(23℃)約920枚/低温(0℃)約850枚
 ライブビュー撮影:常温(23℃)約210枚/低温(0℃)約200枚
 ※EOSKissX7iは440枚/180枚(23℃時)。
動画撮影可能時間  常温(23℃):合計約1時間20分
 低温(0℃):合計約1時間20分
 ※EOSKissX7iは約1時間40分(23℃時)。
大きさ  約139(幅)×104.3(高さ)×78.5(奥行)mm
 ※EOSKissX7iは133.1×99.8×78.8mm。
質量  約675g(本体のみ)
 約755g(CIPAガイドラインによる)
 ※EOSKissX7iは520g/585g。
動作環境  0℃~+40℃、85%以下

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