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特集 キヤノン EF50mm F1.4 USM


キヤノン EF50mm F1.4 USM  by Inaba Kunio    キヤノンの完成された標準レンズ  評価:5.0
Canon EF50mm F1.4 USM

 1. レンズ仕様

型名  EF50mmF1.4USM
焦点距離  50mm
開放絞り  F1.4
最少絞り  F22
レンズ構成  6群7枚
画角(対角)  46゚ 
最短撮影距離  撮像面から0.45m
最大撮影倍率  0.14倍
絞り羽枚数  8枚
アタッチメントサイズ  58mm
寸法  ø73.8mm×50.5mm
質量  290g

 2. MTF曲線

  (キヤノン ホームページより)
空間周波数 10本/mm 及び 空間周波数 30本/mm



縦軸:コントラスト S:Sagittal(同心円方向) M:Meridional(放射方向)
横軸:画面中心からの距離

 3. レンズ構成図

  (キヤノン ホームページより)


 4. 製品外観

Canon EF50mmF1.4USM

 EF50mmF1.4USMは1993年6月に発売開始されたレンズで、当然ながらフィルムカメラを前提に設計されている。とはいえ、デジタルの時代でも標準レンズとしてしっかりと実力を発揮している。電源が入っていない状態では絞り開放となるため、向こう側が見えている。

Canon EF50mmF1.4USM

 マウントは金属製。シリアル番号は電子接点のある黒い枠の上側に刻印されている。

Canon EF50mmF1.4USM

 無限遠状態でレンズの長さが最短となる。

Canon EF50mmF1.4USM

 最短撮影距離は45cm。この状態で一番長くなる。

Canon EF50mmF1.4USM

 距離表示部分はプラスティックの窓の中に表示されている。このレンズの登場時期を感じさせてくれる。

Canon EF50mmF1.4USM

 フォーカス方式の切換スイッチ部分。このレンズはマイクロUSM搭載機ではあるが、フルタイムマニュアルフォーカスも可能。

 5. 描写力

(1) 歪曲収差

 今回撮影に使用したEOS5DMark3には、歪曲収差の電子補正機能が搭載されており、レンズに応じて自動的に補正することも可能である。前機種では周辺光量補正のみ対応していたが、それに加えて色収差補正もできるようになった。

 下記のサンプルを見てもらえばわかるとおり、周辺部にわずかに樽型の収差がみられるものの、極めて良好に歪曲収差が補正されている。設計が古いとはいえ、標準レンズの実力を示していると言える。

焦点距離:50mm


(2) 解像力

 解像力の点でも、高い数値を示している。中心部に関しては、絞り開放から極めて高い解像力となっている。等倍画像を見ると絞り開放では甘く感じるが、それでも2500本のラインの識別も可能である。1段絞るとかなり解像感が向上し、3段絞った状態が解像力の点では一番高かった。

 周辺部に関しては、絞り開放ではかなり画像が甘いが、これも絞るにつれて鮮明度が上がっていく。周辺部に関しても3段絞るとかなりきっちりとした画像となる。



ISO12233準拠チャート。中央と左上の赤枠の部分を切り出
してある。画像をクリックすると、元画像の全体が開きます。

50mm F1.4



50mm F2.0



50mm F2.8




キヤノン EOS5DMark3 特集メニュー
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2.製品仕様からみたキヤノン EOS5DMark3
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4.キヤノン EOS5DMark3の描写力をチェック
5.結局、キヤノン EOS5DMark3は「買い」か?

キヤノン EOS5DMark3 一口コラム
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