【一口コラム】 PENシリーズの新型エントリーモデル
オリンパスから、新しいPENシリーズが登場した。今までは、PEN、PEN Lite、PEN miniの3ラインであったが、今回はPEN Lite E-PL5とPEN mini E-PM2の2機種のリリースである。
E-PM2はPENシリーズの下位モデルで、E-PL5の液晶パネルを固定化したものとなる。前機種となるE-PM1やE-PL5との比較をすると、正常進化モデルと言った位置づけの製品であることがわかる。
【E-PM2とE-PL5、E-PM1の比較】
機種名 |
E-PL5 |
E-PM2 |
E-PM1 |
イメージセンサー |
有効1600万画素
フォーサーズ4/3型LiveMOS |
有効1230万画素
フォーサーズ4/3型LiveMOS |
手振れ補正 |
光学式 |
連写性能 |
8コマ/秒 |
5.5コマ/秒 |
ISO感度 |
ISO200-25600 |
ISO200-12800 |
シャッタースピード |
60-1/4000秒 |
液晶モニター |
3型46万ドット
タッチパネル |
3型46万ドット |
動画撮影 |
1920 X 1080 (30fps) |
インターフェース |
USB、HDMI mini |
バッテリー |
B-LS5
360枚 |
BLS-1/BLS-5 |
その他 |
チルト液晶
フラッシュ付属 |
フラッシュ付属 |
フラッシュ付属 |
サイズ
(W x H x D) |
110.5x63.7x38.2 mm |
109.8x64.2x33.8mm |
109.5x63.7x34 mm |
重さ |
279g |
223g |
217g |
E-PM2をE-PM1と比較すると、次のような違いがある。
- イメージセンサーは1230万画素から1600万画素へと高画素化。
- 連写性能は5.5コマから8コマへと高速化。
- ISO感度はISO25600までと、1段分高感度側へ設定可能に。
- 液晶モニターがタッチパネル化。
- サイズ、重さについてもほぼ同じ。
また、同時に発売となるE-PL5との違いは、次の通りである。
- イメージセンサーをはじめ、連写性能など撮像部分はほぼ同じ。
- 一番の違いは、液晶パネルがチルト動作できるかどうか、という点。
- ボディサイズはほぼ同じものの、液晶が固定化されたことで、やや薄く、軽い。
- 金額は2万円程度安価。
E-PM2(左側)とE-PM1(右側)。ボディサイズはほぼ同じ。新たにグリップが装着されている。グリップは固定式のため、はずすことはできない。
E-PM2(左側)とE-PM1(右側)。液晶モニターがタッチパネル化されたことで、ボタン類の配置も変わっている。
E-PM2(左側)とE-PM1(右側)。上面デザインは、E-PM1やE-PL5とは異なっており、直線的なボディラインである。
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