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特集 αNEX-6

ソニー αNEX-6 ~電子ビューファインダー搭載のミドルNEX

ソニー αNEX-6  by Inaba Kunio    電子ビューファインダー搭載のミドルクラスNEX  評価:5.0
ソニー  αNEX-6 SONY


1.ソニー αNEX-6の位置づけと概要

 電子ビューファインダー搭載のミドルクラスNEX

 ソニーがミラーレスカメラ市場に参入したのは2010年6月なので、ちょうど2年半が経過したことになる。マイクロフォーサーズ規格のパナソニック、オリンパスに引き続く3社目であり、ソニーの参入は比較的早い時期といえる。

 この間のリリース状況を振り返ると、
となっており、エントリークラス、ミドルクラス、上級クラスの各々で毎年新製品が追加されてきていることがわかる。

 今回、新たに追加されたNEX-5RとNEX-6は、ポジションがやや上級機の側へシフトされたとともに、Wi-Fi機能や機能拡張アプリケーションへの対応など、新しい機能も搭載した点が特徴である。この両機種の違いは、電子ビューファインダー内蔵の有無と、チルト液晶の可動範囲の2点であり、イメージセンサーをはじめとする描写性能は基本的に同じものとなっている。

 NEX-6について、特に注目すべきポイントは3点あるように思う。

 第1は、電子ビューファインダー内蔵モデルがミドルクラスまで広げられたという点である。もともとNEXシリーズはEVFを内蔵していなかったが、それはボディの小型軽量化だけが目的ではなく、おそらくαAシリーズとの差別化といった観点も含まれていただろう。その方向性がやや変わったのが、初のEVF内蔵機であるNEX-7であり、さらにNEX-6の登場でそれがミドルクラスまで拡張されたことになる。

ソニー αNEX-3
 初代のNEX-3/NEX-5は、外付EVFにも非対応だった。

 第2は、Wi-Fi機能とユーザーが機能追加を行える「PlayMemories Camera Apps」に対応した点である。後者については、まだアプリケーションが十分揃っているわけではないが、映像機器としての新しいあり方につながっていく可能性がある。

 第3は、Eシリーズとしては初めて像面位相差オートフォーカスを搭載した点である。今までのコントラスト方式と、センサー上に置かれた99点の位相差検出方式を組み合わせた「ファストハイブリッドAF」により、オートフォーカスの速度と精度を高められている。とくにコントラスト方式にとって苦手な「動きのあるシーン」で効果を発揮しそうである。

SONY αNEX-6

 NEX-6のイメージセンサー。像面位相差方式のオートフォーカスにも対応。

 これらのポイントを通じて見えてくるのは、αEシリーズとαAシリーズとの間がより近づいているということである。言い方を変えると、今までαAシリーズでしか対応できなかった分野でもEシリーズの活用が可能となっているシーンが増えている、ということだ。今後、噂されている「フルサイズ対応Eシリーズ」を含め、さらに両方のシリーズが融合していくことになるのかもしれない。

 αNEX-7との違いは?

 NEX-7とNEX-6の関係は、α65とα57の関係に似ている。ボディはほぼ同じで、主な違いはイメージセンサーの画素数であること、下位機種の方が新しいため、機能面で強化されている点があることなど、上位機と下位機の違いはそれほど大きくはない。なお余談であるが、NEX-7とNEX-6の公表されているボディサイズは全く同じである。完全に同じボディ形状でないことを考えると、偶然性もあるのだろう。

 その上で、NEX-7とNEX-6の主な違いを整理すると、次のようになる。
  • 上記に記載した通り、イメージセンサーの画素数は、NEX-7の2470万画素に対し、NEX-6は1610万画素。
  • 設定できるISO感度は、NEX-7がISO16000までであるのに対し、NEX-6ではISO25600まで可能。
  • NEX-6では、ダイヤル部分などが一般的なデジタル一眼レフにあわせられている。
  • 連写性能は同じだが、連続撮影枚数はNEX-7はRAWで13コマに対し、NEX-6は10コマ。
  • NEX-6にはWi-Fi機能を搭載するとともに、「PlayMemories Camera Apps」に対応。
  • 電子ビューファインダーは同じ。
  • 液晶モニターはチルト稼働角度を含め同じ。
  • 連続撮影枚数は、NEX-7の350枚に対し、NEX-6は270枚。
  • ボディサイズは全く同じ。重さはわずかにNEX-6の方が軽い。
ソニー SONY αNEX-6 ソニー SONY αNEX-7
 αNEX-6(左側)とαNEX-7(右側)。外観上の一番の違いは、軍艦部右側にあるダイヤル部分。NEX-7がダブルホイールであるのに対し、NEX-6ではモードダイヤルの下にコントロールダイヤルが置かれている。
 なお、NEX-6は新製品であるため、価格的には1万円程度高い逆転状況となっているようだ。

 それでは早速、ミドルクラスのEVF内蔵ミラーレス、αNEX-6の実力をチェックしてみたい。


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2.ソニー αNEX-6を開封し外観をチェック

 ソニー SONY αNEX-6を開封する

 ソニーの電子ビューファインダー内蔵ミラーレス、αNEX-6が予定通り11月16日に発売開始となった。ボディカラーはNEX-7と同じくブラックのみで、販売形態はボディ本体のみ、16-50mm F3.5-5.6パワーズームがセットになったパワーズームレンズキット、これにさらに55-210mm望遠ズームもセットになったダブルズームレンズキットの3種類となる。
 発売開始時点の実売価格は、本体のみが8万円前後、パワーズームレンズキットが9万円台、ダブルズームレンズキットは11万円台となっている。なお、NEX-7発売開始時点の実売価格は、本体のみで11万円台、18-55mmの標準ズームレンズのセットが13万円台であったので、3万円程度安価でのスタートとなる。
 今回は、16-50mmパワーズームを評価するため、パワーズームレンズキットを購入した。

SONY αNEX-6

 αNEX-6のパッケージ。白を基調とした箱に、本体とレンズの写真が印刷されている。レンズキットの割に、パッケージのサイズは小型である。

SONY αNEX-6

 ケースを開けると、上段に取扱説明書などが入っており、その下にカメラボディやアクセサリー類が格納されていた。左側の白い不織布に包まれているのがカメラ本体で、その右にストラップや付属品が格納されている。なお、セットになっているレンズはボディに装着された状態で入っているので、レンズのボディ側キャップやボディキャップは付属しない。

SONY αNEX-6

 パッケージ内に同梱されている付属品関係。左上より取扱説明書、ソフトウェアCD-ROM、ACアダプター AC-UB10、リチャージャブルバッテリーパックNP-FW50、ショルダーストラップ、マイクロUSBケーブル。この他に、アイピースカップも付属する。

 αNEX-6ボディ本体をチェック

SONY αNEX-6

 ボディ前面。サイズはNEX-7と同じ。基本的にNEXシリーズのデザインを踏襲している。グリップの上に見えるモードダイヤルが特徴的。

SONY αNEX-6

 ボディ背面の液晶モニター側。ボタン類の配置はNEX-7とほぼ同じ。動画用ボタンがグリップ部の角部分にシフトされている。

SONY αNEX-6

 ボディ上面。グリップ部のダブルホイールが、モードダイヤルとコントロールダイヤルの二段重ねに変更された。モードダイヤルの左にはストロボが内蔵されている。

SONY αNEX-6

 ボディ底面。三脚用の穴はレンズ光軸上に置かれている。その左にある3つの穴はステレオスピーカー。

SONY αNEX-6

 ボディ左側面。こちら側には外部接続端子が配置されている。ストラップ取付部は三角環方式。無線LANを内蔵しているため、Wi-Fiの表示がある。

SONY αNEX-6

 ボディ右側面。動画用ボタンが親指の部分に移設されている。

SONY αNEX-6

 ボディ上部のSONYロゴ。刻印された上にインクが流されている。ロゴの右にある穴はステレオマイクの右側。下のランプは、AF補助光、セルフタイマーランプ、スマイルシャッターランプを兼ねるもの。

SONY αNEX-6

 右側にあるαのロゴ。その左にあるのが、ステレオマイクの左側。

SONY αNEX-6

 右下にはイメージセンサーのサイズを示す「APS-C」の印字がされている。NEX-7では、画素数を示す24.3メガピクセルとなっていた。

SONY αNEX-6

 マウント上にE-mountと印字されている。これはEシリーズ共通のもの。

SONY αNEX-6

 大型のアイカップを装着した状態。その右側に見えるダイヤルは視度補正用のもの。

SONY αNEX-6

 NEX-7と比べると、グリップ部分の高さがやや低くなり、より押下しやすくなった。シャッターボタンの下にあるのはリモコン受光部。
※初出時、メモリーカードについての誤記をしておりました。訂正させていただくとともに、ご指摘くださった方に感謝申し上げます。


SONY αNEX-6

 NEX-7と大きく変わったのはダイヤル部分。NEX-7では、2つのコントロールダイヤルが置かれていたが、NEX-6では一般的なモードダイヤルとコントロールダイヤルが二段重ねとなった。

SONY αNEX-6

 液晶右側のメインコントロール部。ボタン類の配置は基本的にNEX-7と同じ。
 

SONY αNEX-6

 アクセサリーシューは標準的なタイプに変わった。独自の拡張端子もあるため、電源供給も可能となっている。なお、ソニーの従来型シューへの変換アダプターは付属していない。アクセサリーシューの左側にある印字は、イメージセンサーの位置を示すもの。マクロ撮影などで被写体までの距離を正確に測る場合に、ここが基準面となる。

SONY αNEX-6

 バッテリー室の蓋を開けた状態。グリップ内いっぱいにバッテリーが入るとともに、メモリーカードのスロットも兼ねている。

SONY αNEX-6

 蓋部分にはバッテリーとメモリーカードの挿入方向ガイダンスが刻印されている。

SONY αNEX-6

 バッテリーとメモリーカードを挿入しつつある状態。メモリーカードはラベル面が内側となる。

SONY αNEX-6

 左側面にある外部接続端子カバーを開いた状態。上がマイクロUSB端子で、下がHDMI端子。NEX-6はボディ内充電に対応しているため、USB端子の上に充電状態を示すランプがある。なお、NEX-7ではマイク端子もあったが、NEX-6では省略された。同時発売のNEX-5Rにはスマートアクセサリーターミナルがあるため、外部接続マイクECM-SST1の装着が可能だが、NEX-6に使える純正外部マイクは現時点ではないので注意が必要。

SONY αNEX-6

 ボディ上部にある機種名のロゴ。NEX-7と同じ場所に印字されている。

SONY αNEX-6

 液晶パネル。NEX-7と同様にアスペクト比は16:9のため、画面表示部の右側にコントロールアシスト情報が表示される。

SONY αNEX-6

 NEX-6では、新たに「PlayMemories Camera Apps」に対応したため、メニュー画面にも「アプリケーション」の項目が新設されている。

SONY αNEX-6

 液晶モニターのチルト機構部。2軸方式の構造はNEX-7と同じで、上側に約90°、下側に約45°のチルトが可能。

SONY αNEX-6

 液晶モニターを上側にチルトさせた状態。この状態までチルトできる。液晶パネルの視野角は比較的広い。

SONY αNEX-6

 液晶モニターを下側にチルトさせた状態。この状態までチルトできる。

SONY αNEX-6

 液晶モニターを開くと、ボディ部分に注意書きが記載されている。内容は「長時間ご使用になると本体表面が温かくなりますが、故障ではありません。」となっている。

SONY αNEX-6

 内蔵ストロボをポップアップさせた状態。ボタンは機械式のため、電源が入っていなくてもポップアップさせることが可能。
※初出時、電子式と誤記をしておりましたが、実際には機械式です。訂正させていただくとともに、ご指摘くださった方に感謝申し上げます。

SONY αNEX-6

 ストロボ基部は写真のように抑えることができるため、簡単なバウンスも可能となっている。

SONY αNEX-6

 液晶パネルと電子ビューファインダーは、接眼部にあるアイセンサーで自動的に切り替わる。撮影可能状態での液晶パネルの表示内容。この状態で電子ビューファインダーを覗くと、次の写真の内容がEVF内に表示される。

SONY αNEX-6

 同じ状況での電子ビューファインダーの表示内容。表示されている項目はほぼ同じものの、できるだけ画像部分に入らないよう配置されている。


 αNEX-6の付属品をチェック

SONY αNEX-6

 付属するACアダプター AC-UB10。NEX-6はボディ内充電に対応しているため、標準添付されるのはACアダプターと接続ケーブルとなる。充電には最大で280分が必要。

SONY αNEX-6

 ACアダプターの下部には、USBケーブル接続用の端子がある。

SONY αNEX-6

 コンセント部分は回転可能な構造となっているので、コンパクトに持ち運ぶことが可能。

SONY αNEX-6

 付属するUSBケーブル。充電に使うだけでなく、パソコンやプリンターとの接続にも使用可能。

SONY αNEX-6

 付属するリチャージャブルバッテリーパック NP-FW50。容量は7.2Vで1020mAhとなっており、静止画であれば最大360枚、動画で100分の撮影が可能。

SONY αNEX-6

 付属するストラップ。細いタイプだが、しっかりと作られている。

SONY αNEX-6

 付属するアイピースカップ。電子ビューファインダーの接眼部にはめ込んで使用する。

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3.ソニー αNEX-6の描写性能はどうか?

 描写力チェック1:高感度性能

 αNEX-6の基本感度はISO100で、高感度側はISO25600までの設定が可能となっている。ノイズ低減処理については、カメラ内での設定と、RAWで撮影しパソコン上での現像段階で行う方法がある。カメラ内で設定してもRAW画像には処理は加えられない。

 カメラ内でのノイズ低減は、「高感度ノイズリダクション」と「長秒時ノイズリダクション」の2つがあり、どちらも、「セットアップ」の中で設定可能だ。

 「高感度ノイズリダクション」は「標準」、「弱」の2種類があり、「弱」では高感度ノイズリダクションの処理が弱めにかけられる。「切」の設定はないことに注意が必要である。初期設定では「標準」に設定されている。なお、おまかせオートやシーンセレクション、スイングパノラマなどではノイズリダクションはかけられない。

 「長秒時ノイズリダクション」は、「入」と「切」の2種類がある。「入」にすると、1秒以上のシャッタースピードの場合、シャッターを開いていた時間と同じ時間、ノイズ軽減処理が加えられる。連続撮影時や連続ブラケット、スイングパノラマ時には「切」に固定される。初期設定では「入」に設定されている。

 高感度ノイズ低減を「弱」にすると、ISO1600まではほとんどノイズ感は感じられない。ISO3200から暗部を中心に徐々にノイズが現れてくるが、ISO6400あたりまでなら十分実用的なノイズレベルである。ISO12800になるとノイズ感と解像感の低下が感じられるが、縮小するなど使い方によっては十分利用できる画質となっている。単純には比べられないが、テストをした実感では、同じ16メガ画素のα57よりもやや高感度性能が向上しているように感じた。

 高感度ノイズ低減を「標準」にすると、ノイズレベルはさらに低下する。概ね1段分程度は改善されるので、基本的には初期設定のままで良いかもしれない。それでもISO25600になると、かなり解像感が低下するので、やはり縮小するなど活用方法は工夫する必要があるだろう。

 下記のサンプルは、高感度ノイズリダクションを「弱」、「標準」の2段階で各ISO感度の撮影を行ったものとなる。表示画像は等倍画像だが、クリックすると全体画像が表示されるので、あわせて比較をしてほしい。なお、長秒時ノイズ低減については、高感度ノイズ低減「弱」の時には「切」、「標準」では「入」に設定している。

SONY_ANEX-7
サンプル画像。左下の赤枠の部分を切り出してある。
画像をクリックすると、元画像の全体が開きます。

ISO100(左から「弱」「標準」)
αNEX-6αNEX-6

ISO200(左から「弱」「標準」)
αNEX-6αNEX-6

ISO400(左から「弱」「標準」)
αNEX-6αNEX-6

ISO800(左から「弱」「標準」)
αNEX-6αNEX-6

ISO1600(左から「弱」「標準」)
αNEX-6αNEX-6

ISO3200(左から「弱」「標準」)
αNEX-6αNEX-6

ISO6400(左から「弱」「標準」)
αNEX-6αNEX-6

ISO12800(左から「弱」「標準」)
αNEX-6αNEX-6

ISO25600(左から「弱」「標準」)
αNEX-6αNEX-6

 描写力チェック2:解像度

 αNEX-6のイメージセンサーはα57と同じ有効1610万画素である。今回テストしたPZ 16-50mmF3.5-5.6の結果は、沈胴型の小型レンズであるにもかかわらず、中心部は開放から優れた解像力を示した。また、絞るほど解像感の向上も見られ、開放から2段絞ったF7.1が解像感の上では一番良好であった。
 今回は一番高い解像力を示したF7.1でチェックを行った。有効2370万画素のNEX-7には及ばなかったものの、視覚解像度チェック用ライン、限界解像度チェック用ラインとも、2500本ラインを超えており、しっかりした解像力といえる。

  レンズ名:E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650
 焦点距離:16mm (35mm換算24mm相当)
 絞り値:F7.1 (開放絞りF3.5から2段絞った状態)
 使用チャート:ISO12233準拠チャート


(下図は、図の赤枠の部分を等倍で切り出したもの。)

αNEX-6
 視覚解像度チェック用のライン(左側の縦線)、限界解像度チェック用のライン(右側の横線)でも、2500本を超えるところまで楽々視認可能。

αNEX-6
 横方向の限界解像度チェック用のラインでも、2500本ラインまで視認可能。

 描写力チェック3:レンズ補正機能

 αNEX-6にはレンズ補正機能を搭載している。補正内容は、周辺光量補正、倍率色収差補正、歪曲収差補正で、NEX純正レンズ使用時のみ有効となる。また、今回テストしたPZ 16-50mmもそうであったが、レンズによっては「歪曲収差補正」に関しては「オート」のみとなる場合がある。

 下記はPZ 16-50mmF3.5の絞り開放状態でテストしたもので、上側が周辺光量補正と倍率色収差補正を「切」にしたもので、下側がどちらも「オート」にしたものである。

 別の焦点距離については、E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650 でもテストしているのであわせて確認してほしいが、いすれも良好に補正がかけられている。とくに周辺光量不足についてはそれなりに目立つので、積極的に機能の活用をお勧めする。

焦点距離:16mm(35mm換算24mm相当)
レンズ補正(周辺光量:切 倍率色収差:切 歪曲収差:オート)

ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650

レンズ補正(周辺光量:オート 倍率色収差:オート 歪曲収差:オート)
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650


4.結局、ソニー αNEX-6は「買い」か?

 独断 素晴らしい!smile ポイント 
  • ミドルクラスながら、高精細で見やすい電子ビューファインダーを内蔵。
  • 像面位相差方式への対応により高速化されたオートフォーカス。
  • ISO25600まで設定可能な高感度性能 (ISO3200までは常用可能) 。
  • Wi-Fiやアプリケーション追加機能など、機能性を重視。
  • デジタル一眼レフに準じたボタンやダイヤルを多用した操作性。
  • 実用性の高いチルト液晶を搭載。
  • 60pでのフルHD動画撮影に対応。
  • ボタンのカスタムが可能。
  • アクセサリーシューの形状が独自タイプから標準互換性を持ったタイプへと変更された。
  • 新たにボディ内充電に対応。

 独断 もう一息!not smile ポイント 
  • やや複雑なメニュー構成。
  • 外部マイクに対応していない。
  • 付属する取扱説明書が簡易版のみ。
  • シューアダプター「ADP-MAA」が付属しないため、従来のストロボを使用するには別途アダプターの購入が必要。

付録1.製品仕様からみた αNEX-6の特長

撮像素子  APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)、"Exmor"APS HD CMOSセンサー
カメラ有効画素数  約1610万画素
 ※NEX-7は2430万画素。
総画素数  約1670万画素
 ※NEX-7は2470万画素。
撮像素子アスペクト比  3:2
アンチダスト機能  帯電防止コートおよび超音波振動によるアンチダスト機能
静止画  JPEG (DCF Ver.2.0、Exif Ver.2.3、 MPF Baseline)準拠、RAW(ソニーARW 2.3フォーマット)
記録画素数 [3:2]  Lサイズ: 4912 x 3264 (16M)
 Mサイズ: 3568 x 2368 (8.4M)
 Sサイズ: 2448 x 1624 (4M)
 ※NEX-7は最大6000 x 4000
記録画素数 [16:9]  Lサイズ: 4912 x 2760 (14M)
 Mサイズ: 3568 x 2000 (7.1M)
 Sサイズ: 2448 x 1376 (3.4M)
 ※NEX-7は最大6000 x 3376
記録画素数
[スイングパノラマ]
 ワイド:
  左右方向 12,416 x 1,856 (23M)
  上下方向 5,536 x 2,160 (12M)
 標準:
   左右方向 8,192 x 1,856 (15M)
  上下方向 3,872 x 2,160 (8.4M)
 ※NEX-7はワイド: 左右方向 12,416 x 1,856 (23M)、上下方向 5,536 x 2,160 (12M)
画質モード  RAW、RAW+JPEG、JPEGファイン、JPEGスタンダード
ピクチャーエフェクト  11種類(15タイプ) ポスタリゼーション(カラー、白黒)、ポップカラー、レトロフォト、パートカラー (R/G/B/Y)、ハイコントラストモノクロ、トイカメラ、ソフトハイキー、ソフトフォーカス、絵画調HDR、リッチトーンモノクロ、ミニチュア
クリエイティブスタイル  スタンダード、ビビット、ポートレイト、風景、夕景、白黒
(コントラスト<±3段階>、彩度<±3段階>、シャープネス<±3段階>)
ダイナミックレンジ機能  Dレンジオプティマイザーモード
  切、Dレンジオプティマイザー (オート/レベル設定 )
 オートハイダイナミックレンジモード
  露出差オート/露出差レベル設定 <1.0-6.0EVの間で1.0EVごと6段階>
動画  AVCHD / MP4
圧縮形式  MPEG-4 AVC (H.264)
音声記録方式  Dolby Digital (AC-3) / MPEG-4 AAC-LC
動画記録 撮影モード
(AVCHD)
 1920 x 1080(60p, 28M, PS)
 1920 x 1080(60i, 24M, FX)
 1920 x 1080(60i, 17M, FH)
 1920 x 1080(24p, 24M, FX)
 1920 x 1080(24p, 17M, FH)
 ※NEX-7も同じ。
動画記録 撮影モード
(AVC MP4)
 1440 x 1080(30fps)
 VGA(640 x 480, 30fps)
 ※NEX-7も同じ。
記録媒体  ”メモリースティック PRO デュオ”、”メモリースティック PRO-HG デュオ”、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード
ノイズリダクション  長秒時NR 入/切 SS 1秒からBULBに適用
 高感度NR 標準/弱
ホワイトバランス  オート/ 太陽光/ 日陰/ 曇天/ 電球/ 蛍光灯<温白色/白色/昼白色/昼光色>/ フラッシュ/ 色温度設定(2500K-9900K)、 カラーフィルター(G7-M7、A7-B7)/ カスタム
フォーカス  ファストハイブリッドAF(位相差検出方式/コントラスト検出方式)
 検出素子: "Exmor" APS HD CMOS センサー
 ※NEX-7はコントラスト検出方式のみ。
測距点数  99点(位相差検出方式)/25点(コントラスト検出方式)
 ※NEX-7はコントラスト検出方式で25点。
検出輝度範囲  EV0-20 (ISO100相当、F2.8レンズ使用)
フォーカスモード  オートフォーカス/ダイレクトマニュアルフォーカス/マニュアルフォーカス
AFモード  シングル(AF-S)/コンティニュアス (AF-C)
フォーカスエリア  マルチポイント(99点(位相差検出方式)/25点(コントラスト検出方式))/中央重点/フレキシブルスポット
AF補助光  可視光LEDによる補助光
 約0.3m - 約3.0m (E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS))
露出制御  1200分割ライブビュー分析測光
測光範囲  EV0- EV20 (ISO100相当、F2.8レンズ使用)
測光モード  マルチ測光、スポット測光、中央重点測光
露出モード  iAUTO、プレミアムおまかせオート、プログラムAE(P)、絞り優先AE(A)、シャッタースピード優先AE(S)、マニュアル(M)モード、スイングパノラマ、シーンセレクション
シーンセレクション  ポートレート、風景、マクロ、スポーツ、夕景、夜景ポートレート、夜景、手持ち夜景、人物ブレ軽減
露出補正  ±3.0EV (1/3EVステップ)
露出ブラケット  連続3枚、 ずらし量:1/3、2/3、1、2、3EVステップ選択可能
AEロック  半押し時AEロック(AEロックしない選択可)、AELボタンによるAEロック
ISO感度  静止画撮影時:ISO100-25600,AUTO (ISO100-3200)
 動画撮影時:ISO100-6400相当、AUTO(ISO100-3200相当)
 ※NEX-7は静止画ISO100-16000、動画ISO100-3200相当。
ファインダー  1.3cm(0.5型)電子式ビューファインダー
 ※NEX-7も同じ。
総ドット数  2,359,296ドット
明るさ調節機能  自動明るさ調整 または3段階の手動設定
視野率  100%
倍率  約1.09倍(50mmレンズ、無限遠、視度-1m-1 ディオプター時)
視度調整機能  -4m-1 -+1.0m-1(ディオプター)
アイポイント  最終光学面から約23mm、接眼枠から約21mm(視度-1m-1ディオプター時)
液晶モニター  7.5cm(3.0型) TFT駆動、921600ドット
 ※NEX-7も同じ。
明るさ調節機能  5段階の手動設定、屋外晴天モード
撮影情報表示  グラフィック表示、全情報表示、情報表示なし、水準器、ヒストグラム、ファインダー撮影用
角度調整機能  カメラ背面に対して上約90°,下約45°
 ※NEX-7も同じ。
画面表示切り替え  グラフィック表示、全情報表示、文字サイズ(大)表示、情報表示 なし、水準器、ヒストグラム、ファインダー撮影用
顔検出  最大検出数:8
全画素超解像ズーム  静止画時 約2倍
 ※NEX-7は機能なし。
デジタルズーム  デジタル ズーム(静止画時):約4倍
 スマート ズーム(静止画時):約1.4 / 2倍
 デジタル ズーム(動画):約4倍
シャッター  電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター
 静止画撮影時:1/4000-30秒、バルブ、動画撮影時:1/4000-1/4(1/3ステップ)、AUTO1/60まで、オートスローシャッター1/30まで
 フラッシュ同調速度:1/160秒
 ※NEX-7も同じ。
手ブレ補正機能  交換レンズ側対応
フラッシュ  GN:6
 16mmをカバー(レンズ表記の焦点距離)
 P-TTL調光
 ±2.0EV (1/3EVステップ)
 ※NEX-7も同じ。
フラッシュモード  発光禁止、自動発光、強制発光、スローシンクロ、後幕シンクロ、ワイヤレス(別売外部フラッシュで対応可能)
ドライブモード  1枚撮影、連続撮影、速度優先連続撮影、セルフタイマー (10/2秒選択可能)、連続セルフタイマー(10秒後3枚/5枚)、ブラケット、リモコン (別売のRMT-DSLR2使用)
連続撮影速度  速度優先連続撮影時 最高約10コマ/秒
 通常連続撮影時 最高約3コマ/秒
 ※NEX-7は速度優先連続撮影時 最高約10コマ/秒、通常連続撮影時 最高約3コマ/秒(AF-S時)。
連続撮影可能枚数  JPEG Lサイズ ファイン:11枚、JPEG Lサイズ スタンダード:11枚、RAW:10枚、RAW+JPEG:9枚
 ※NEX-7はRAWで最大13枚。
インターフェース  Hi-speed USB (USB2.0) (マスストレージ、MTP) / マイクロUSB タイプB
 HDMIミニ端子(タイプC)
音声  内蔵マイク:ステレオ
 スピーカー:モノラル
使用電池  リチャージャブルバッテリーパック NP-FW50
静止画撮影可能枚数  ファインダー使用時:約270枚
 液晶モニター使用時:約360枚
 ※NEX-7は350枚/430枚。
動画撮影可能時間
(記録画素数)
 ファインダー使用時:約90分
 液晶モニター使用時:約100分
 ※NEX-7も同じ。
外部電源  ACアダプター AC-PW20AM(別売)
質量  約345g(バッテリーとメモリースティックPROデュオを含む)
 約287g(本体のみ)
 ※NEX-7は350g/291g。
外形・寸法  約119.9×66.9×42.6mm(幅x高さx奥行き)
 ※NEX-7も同じ。
付属品  ボディキャップ、リチャージャブルバッテリーパック NP-FW50、ACアダプター AC-UB10、ショルダーストラップ、アクセサリーシューキャップ、アイピースカップ、マイクロUSBケーブル、CD-ROM

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付録2.発売前のファーストレビュー

【一口コラム】電子ビューファインダーを内蔵したαNEX-5R

 海外では、ハイブリッドAFとWi-Fiを搭載した新世代NEX、αNEX-5Rに続き、電子ビューファインダーも搭載したαNEX-6も正式発表となった。イメージセンサーをはじめとするカメラとしての基本機能は同じだが、最初から電子ビューファインダーが搭載されていることで、メインとなるユーザー層も大きく変わるかもしれない。

 αNEX-6の特徴は次のようだ。
  • 有効1610万画素イメージセンサーを搭載。(αNEX-5Rと同じ)
  • ISO感度はISO100-25600まで設定可能。(αNEX-5Rと同じ)
  • 無線LAN Wi-Fi搭載。(αNEX-5Rと同じ)
  • 液晶モニターは3型92万ドット。チルト可動が可能なようだが角度については不明。
  • 電子ビューファインダーは0.5型236万ドット。(αNEX-7と同じ)
  • 店頭予想価格は$850。(80円換算で、約7万円)
ソニー SONY αNEX-6 ソニー SONY αNEX-5R
 αNEX-6(左側)とαNEX-5R(右側)。グリップ部分を見るとわかりやすいが、電子ビューファインダー搭載により高さがやや高くなっている。
ソニー SONY αNEX-6 ソニー SONY αNEX-5R
 αNEX-6(左側)とαNEX-5R(右側)。右手グリップ部分のインターフェースはほぼ同じだが、AELボタンが新設されている。また、電子ビューファインダの右側にはαNEX-7と同様のホイールがある。液晶パネルはチルト可動するようだが、可動範囲はαNEX-7に近いものと思われる。
ソニー SONY αNEX-6 ソニー SONY αNEX-5R
 αNEX-6(左側)とαNEX-5R(右側)。EVFが内蔵されたことにより、外付けEVF用端子の部分にはアクセサリーシューが新設されている。その右にはガイドナンバー6のストロボを内蔵。

ソニー SONY αNEX-6 ソニー SONY αNEX-7
 αNEX-6(左側)とαNEX-7(右側)。比較してみると、ほぼボディサイズは同じであることがわかる。グリップ部分の形状は似ているが、シャッターボタンの部分がやや低くなっており、より押しやすくなっているように見える。
ソニー SONY αNEX-6 ソニー SONY αNEX-7
 αNEX-6(左側)とαNEX-7(右側)。ボタン類のレイアウトはほぼ同じ。再生ボタンの右が「AF/MF」と「AEL」の切換方式だったのが、NEX6では「AEL」になっているが、おそらく設定メニューで切換可能だろう。また、動画ボタンの向きが外側に微妙にシフトされている。シャッターボタンを含め、より押しやすくなっているように感じる。
ソニー SONY αNEX-6 ソニー SONY αNEX-7
 αNEX-6(左側)とαNEX-7(右側)。アクセサリーシューの形状が、SONY独自タイプから標準のものに変わっている。軍艦部右側の2つのホイールがモードダイヤルに変わっている。
 ソニーによれば、αNEX-5Nとともに、年内には国内でも発売となるようだ。この機種を含め、ソニーがデジタルカメラ分野に経営資源を集中していることがひしひしと伝わってくる。
(2012年9月12日)

 αNEX-5Rとともに、αNEX-6がいよいよ国内でも正式発表された。ボディ本体が9万5千円程度、PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSが付属したパワーズームレンズキットが11万円程度、これに55-210mm F4.5-6.3 OSSも付属するダブルズームレンズキットは13万5千円程度の見込みで、いずれも11月16日に発売の予定。αNEX-5Rと比較すると、概ね1万5千円程度高価となっている。
 パワーズームレンズは沈胴ボディを採用しているため、電源オフ時には長さが29.9mmとなる。既存の18-55mmの半分の長さであり、焦点距離が広角側にシフトした点も含め魅力あるレンズに仕上がっている。

ソニー SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS
ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS (11月16日発売予定)

ソニー SONY E 10-18mm F4 OSS
ソニー E 10-18mm F4 OSS (11月16日発売予定)

ソニー SONY E 35mm F1.8 OSS
ソニー E 35mm F1.8 OSS (12月発売予定)

(2012年10月30日 記)


 独断 デジカメ対決! どっちが良い? 


☆ vs 富士フイルム X-E1
☆ vs ニコン 1 V2
☆ vs パナソニック LUMIX DMC-G5

 

【厳選レビュー記事】

◎デジカメWatch 【新製品レビュー】ソニーNEX-6

  2012年12月 3日 桃井一至
  • 「ファストハイブリッドAF」の実力を見る。
  • モードダイヤルを搭載し操作性が向上。
  • 位相差AFの併用でなめらかなAF駆動を実現。
  • メニューもより使いやすく。
  • まとめ。
  • 実写サンプル。

◎ASCii ソニー「NEX-5R」&「NEX-6」の画質を徹底チェック!

  2012年11月29日 周防克弥
  • タッチパネル液晶搭載の「NEX-5R」
  • EVFとアクセサリーシューを装備した「NEX-6」
  • 外観は結構異なるNEX-5RとNEX-6
  • どちらも画質は基本的に一緒
  • 多彩なレンズ補正機能を試す
  • アプリ追加で機能を好みで拡張できる
  • ラインナップの強化で使用目的によって選べる「NEX」シリーズ

◎ITmedia アプリで進化、カメラらしさも兼ね備えたニューカマー ソニー「NEX-6」

  2012年11月15日 mi2_303
  • NEX-7の筐体にNEX-5(NEX-5R)の機能を搭載した「7」と「5」の間の機種
  • モードダイヤルの搭載で何が変わったのか?
  • パワーズーム「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」の使い勝手
  • 機能追加ができるPlayMemories Camera Apps
  • 作例

◎デジカメWatch 写真で見るソニーNEX-6

  2012年11月 8日 武石修
  • 外観
  • E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSの装着例
  • メニュー画面など
  • NEX-5R(右、11月16日発売)との比較

◎AVWatch ソニー、無線LAN搭載ミラーレス「NEX-6/5R」11月発売

  2012年10月30日 山崎健太郎
  • アプリDLで機能追加。位相差+コントラストの高速AF。
  • AFが高速化。
  • 操作面も変更。
  • 無線LAN搭載で後からアプリ追加で機能強化。
  • その他の仕様。
  • Eマウントレンズも発表。
  • 10月31日から先行展示を開始。

◎デジカメWatch ソニー、無線LAN・アプリ機能搭載の「NEX-6」

  2012年10月30日 折本幸治
  • EVF、位相差AF画素、内蔵ストロボ、モードダイヤルなども。
  • 11月16日に発売。ボディ単体が9万5,000円前後、パワーズームレンズキットが11万円前後、ダブルズームレンズキットが13万5,000円前後の見込み。
  • 本体に無線LAN機能を搭載。スマートフォンなどへの画像転送に対応。
  • パワーズームレンズキットに付属する「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」は、NEX-6と一緒に発表された新製品。
  • 位相差AFとコントラストAFを組み合わせた「ファストハイブリッドAF」。
  • NEX-7とは異なる操作系を採用。
  • 無線LAN機能やアプリのダウンロードも。
  • アクセサリーシューは一般的な形状に。

◎デジカメWatch ソニー、「NEX-6」を海外発表。NEX-7と同じEVF搭載

  2012年 9月12日 編集部
  • 16-50mmの電動ズームなど新レンズ3本も。
  • 米国での価格は850ドル。
  • EVFは、「NEX-7」と同じ約236万ドットの0.5型有機ELタイプ。
  • 無線LAN機能を搭載。
  • 液晶モニターは約92.1万ドットの3型。ポップアップストロボも利用可能。
  • 「SELP1650」は、実焦点距離16-50mmでF3.5-5.6の電動標準ズームレンズ。米国での価格は350ドル。手ブレ補正機構を内蔵。パワーズーム操作に対応。
  • 「SEL35F18」は、実焦点距離35mmでF1.8の単焦点レンズ。米国での価格は450ドル。光学式手ブレ補正機構を内蔵。
  • 「SEL1018」は、実焦点距離10-18mmの超広角ズームレンズ。米国での価格は850ドル。EDガラスを使用していろ収差を抑えた。手ブレ補正機構を内蔵。


【ソニー αNEX-6 基本仕様】
画素数 1610万(有効) 画像素子  APS-Cサイズ CMOS
ISO感度 100~25600 記録フォーマット  JPEG/RAW
連写撮影 10 コマ/秒  シャッタースピード 1/4000~30 秒 
液晶モニター 3インチ 92万ドット  ファインダー形式  0.5型XGA OLED
234万ドット
ファインダー視野率(上下/左右) 100/100 ファインダー倍率
電池タイプ 専用電池  専用電池型番
撮影枚数 360コマ レンズマウント ソニーEマウント 
記録メディア SDHCカード SDカード SDXCカード メモリースティックPRO Duo   
手振れ補正機能   ゴミ取り機能 
ライブビュー   バリアングル 
内蔵フラッシュ  ○ RAW+JPG同時撮影 
動画撮影 1920x1080(50p)
幅x高さx奥行き 119.9×66.9×42.6 mm  本体重量 345g
セット販売

 ソニー αNEX-6 メーカー製品仕様のページ


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