比較 富士フイルム X-E1 VS ソニー αNEX-6富士フイルムとソニーの電子ビューファインダーを内蔵した新型ミラーレスカメラの比較です。どちらの機種も、ミラーレスカメラの中では最大となるAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載していますので、トップレベルの描写性能といえます。また、電子ビューファインダーも0.5型236万画素と、やはり現時点ではトップクラスの見え方であると思われます。 その他の点を仕様上で比較すると、より大型の液晶モニターやWi-Fi、チルト稼働液晶を搭載し、60pでの動画撮影が可能で、ボディサイズも小型なNEX-6の方がアドバンテージがあります。 他方で、スクエアでクラシカルなボディデザインや、単焦点など描写性能を最優先に設計されたレンズ群など、システム全体としてXシリーズならではの魅力もあります。 価格面では、X-E1ボディ単体が6万円台、XF18-55mmF2.8-4標準ズームがセットになったレンズキットが9万円台であるのに対し、NEX-6ではボディ単体が7万円台、16-50mmパワーズームがセットになったパワーズームレンズキットも7万円台、これに55-210mm望遠ズームもセットになったダブルズームキットが9万円程度となっています。 セットになっているレンズが異なるため単純には比較できませんが、全体的にややNEX-6の方が買いやすいように思います。 (2012年12月31日 記) 【追記】 富士フイルム X-E1 の詳細レビュー記事を掲載しました。製品外観や解像力、レンズ評価も行っています。 【追記】 ソニー αNEX-6 の詳細レビュー記事を掲載しました。製品外観や解像力、レンズ評価も行っています。 |
![]() 富士フイルム X-E1 |
![]() ソニー αNEX-6 |
独断コメント | 評価 | |
イメージ センサー |
有効1630万画素 (APS-C型) |
有効1610万画素CMOS (APS-C型) |
どちらもミラーレスカメラ最大のイメージセンサーであり、十分な描写力。 | ほぼ同等 |
高感度特性 | ISO200-6400 (拡張でISO100-25600まで) |
ISO100-25600 | 設定できるISO感度はどちらもISO25600まで。 | ほぼ同等 |
連写性能 | 6コマ/秒 | 3コマ/秒(高速連写では10コマ/秒) 14bitRAWで連続11コマ |
− | − |
ファインダー | 0.5型236万ドットEVF | 0.5型236万ドットEVF | どちらも大型で高精細のEVF。 | ほぼ同等 |
シャッター | 30-1/4000秒 | 30-1/4000秒 | フラッシュ同調スピードはX-E1は1/180秒に対し、NEX-6は1/160秒。 | ほぼ同等 |
レンズ マウント |
FUJIFILM X | ソニーE | ー | − |
液晶モニタ | 2.8型46万ドット | 3型92万ドット | NEX-6の方が大型で高精細なパネルを搭載。 | NEX-6が良 |
動画性能 | 1920X1080 24fps | 1920X1080 60p | NEX-6は60pのフルHD撮影に対応。 | NEX-6が良 |
付加機能 | 内蔵フラッシュ ダスト除去機能 |
内蔵フラッシュ/バリアングル液晶 ダスト除去機能/Wi-Fi |
NEX-6の方が多機能。 | NEX-6が良 |
サイズ | 129x74.9x38.3 mm | 119.9×66.9×42.6 mm | NEX-6の方がやや小さい。 | ややNEX-6が良 |
重さ | 350g/300g | 345g/287g | NEX-6の方がやや軽いが、ほぼ同等。 | ほぼ同等 |
価格 | オープン(レンズキット9万円台〜) | オープン(パワーズーム7万円台〜) | キット内容が異なるが、全体的にNEX-6の方がやや安価。 | ややNEX-6が良 |
富士フイルム X-E1 | ソニー αNEX-6 | |||
一口コラム | 一口コラム | |||
位置づけと概要 | 位置づけと概要 | |||
詳細仕様 | 詳細仕様 | |||
開封・外観 | 開封・外観 | |||
高感度性能・解像力 | 高感度性能・解像力 | |||
総合評価 | 総合評価 | |||
vs パナソニック DMC-G5 | vs ニコン1 V2 | |||
vs パナソニック DMC-G5 | ||||
vs パナソニック DMC-GX7 |
メーカーやタイプごとのデジタルカメラの選び方について整理したページもあわせてご覧ください。 |