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ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z  by Inaba Kunio    ZEISSブランドのF4固定絞り・標準ズームレンズ  評価:5.0
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

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 ソニーのEマウントカメラは、2010年6月に登場したαNEX-5、αNEX-3から始まっています。その後、丸4年が経過する中で、レンズのラインアップも徐々に整ってきましたが、歴史のあるAマウントと比べると、まだまだ選択の幅は整備途上にあると言えます。
 一番ニーズのある標準域をカバーしたズームレンズを見ても、標準キットレンズのE18-55mmF3.5-5.6、コンパクトタイプの電動ズーム E PZ 16-55mmF3.5-5.6以外では、Gタイプの電動ズーム E PZ 18-105mmF4 G、ZEISSブランドの E 16-70mmF4 ZA の4本に限られています。この中から静止画主体で描写性能を重視すると、実質的にSEL1670Zに限定されるのが現状だと思います。
 他方で、このSEL1670Zに関するネット上の評価を見ると、意外と厳しめのものが目につきます。現状では実質的に唯一の選択肢であるSEL1670Zの描写性能が期待はずれであるとすれば、Eマウントシリーズの魅力自体が大きく損なわてしまうように思います。
 こうした問題意識から、少々例外的な取り扱いとはなりましたが、実際にSEL1670Zの実力をテストしてみました。
 テストの結論は・・・・・ぜひ最後までご覧ください。

 1. レンズ仕様

焦点距離  16-70mm (35mm換算24-105mm)
開放絞り  F4
最小絞り  F22
レンズ構成  12群16枚(非球面レンズ3枚、高度非球面レンズ1枚、EDレンズ1枚)
画角(対角)  83°-23°(APS-C) 
最短撮影距離  0.35m
最大撮影倍率  0.23倍
絞り羽枚数  7枚
アタッチメントサイズ  55mm
寸法  ø66.6mm×75mm
質量  308g

 2. MTF曲線

(ソニー ホームページより)

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS 

(10本/mmと20本/mm、40本/mmの放射方向と同心円方向。絞り開放とF8)

 3. レンズ構成図

(ソニー ホームページより)
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

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 4. 製品外観

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

 SEL1670Zのケース。イメージカラーであるオレンジのケースに線画でレンズの外観が印字されています。ケースは横開きとなっています。

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

 SEL1670Zのケースを開いたところ。右側に保証書や説明書が入っており、左側にはソフトケースに入ったレンズが格納されています。純正フードALC-SH127もこの中に入っています。

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

 SEL1670Zの説明書類。左上からSEL1670Z説明書、レンズ説明書、ZEISS証書、保証書、製品登録カードです。保証書には品名は入っていますが、S/Nは記載されていません。また、ユーザー登録をすると、ソニーストアで使用できる500円分のポイントが付与されます。

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

 付属するソフトポーチ。柔らかい外装で、手触りも良好です。カメラケースに入れて持ち運ぶ時には、意外と重宝します。

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

 ソフトケースの中に入っているレンズ本体と専用フードALC-SH127。レンズには前後キャップが装着されています。

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

 SEL1670Zのレンズ外観。ZEISS共通の落ち着いたデザインで高級感があります。鏡胴部には2つのリングがあり、対物側の細いリングがフォーカスリング、後ろ側の太いリングがズームリングです。しっかりとした操作感となっており、良い感じです。

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

 SEL1670Zのレンズ前面。レンズ名や基本仕様が刻印されています。下側にはS/Nも入っています。

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

 SEL1670Zのマウント側。マウント部は金属で、イメージセンサーに近いところに反射抑制のための遮光板が置かれています。

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

 ボディ側面に貼付されているZEISSのロゴ。シールではなく、パネルがはめ込まれています。

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

 SEL1670Zのマウント基部にはOptical Steady Shot(OSS)の文字が印字されています。これは光学式手ぶれ補正機構が内蔵されていることを示すものです。

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

 レンズの反対側。こちら側にはS/Nが貼付されています。その下には、レンズ型番や認証マークも印字されています。レンズ本体はタイ製。

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

 SELP1650電動ズーム(左側)とSEL1670Z(右側)のサイズを比較したもの。SELP1650は沈胴タイプのレンズで、16-50mmF3.5-5.6の仕様でありながら極めてコンパクトである点が魅力的です。

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

 SEL1670Zをα6000に装着した状態。デザイン的にはブラックカラーのボディが一番合っているように思います。APS-Cサイズに対応した24-105mm相当F4.0のレンズとしては、極めてコンパクトですが、それなりに存在感はあります。
 写真は広角端の状態で、この時にレンズ長は一番短くなります。


ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

 SEL1670Zを望遠端にしたところ。この時が一番長くなります。ズーム操作や合焦動作によってもレンズ先端は回転しませんので、花形フードに対応しています。

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

 付属する専用フードALC-SH127。合成樹脂製ですが、表面処理も丁寧に施されており、高級感があります。レンズ先端部のバヨネット機構を利用して装着・固定します。

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

 レンズフードの裏側。艶消しの塗装処理が施されています。

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

 α6000に装着した状態。レンズ先端に付くため、ズーム操作に伴いフード部分も前進します。

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 5. 描写力

(1) 歪曲収差

 今回撮影に使用したα6000には、「レンズ補正」の機能が搭載されており、自動補正に対応しているレンズでは周辺光量、倍率色収差、歪曲収差の電子的な補正をかけることができます。SEL1670Zも補正に対応しており、各々の項目について「オート」または「切」から選択することができます。

 Eマウントレンズでは、E PZ 16-50mmF3.5-5.6のように、歪曲収差補正を切ることができない、電子補正前提のレンズもありますが、SEL1670Zは歪曲収差補正を「切」にすることも可能です。

 テストした結果は下記の通りですが、広角端では樽型収差がみられ、望遠側に移るにつれて補正がされていき、30mmあたりでほぼ完全に補正されます。その後、徐々に糸巻型の収差が見られるようになります。しかし、いずれも標準ズームとしては良好に補正されており、歪曲収差の電子補正を使わなくても気になることはあまりないと思います。

 収差補正を「オート」にすると、広角端ではごくわずか樽型収差が残っていますが、ズーム全域でまったく気にならないレベルに補正されます。

<総合評価:歪曲収差>

 広角端では樽型、望遠端では糸巻型の歪曲収差が認められるものの、ズーム全域で極めて良好に光学補正されており、単焦点レンズに準じたレベルとなっています。さらに、カメラ本体の電子補正を加えると、ほぼ完全に収差補正されました。

焦点距離:16mm (35mm換算24mm相当) F4.0
左側:レンズ補正(周辺光量、倍率色収差、歪曲収差)切/右側:レンズ補正 オート

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS


焦点距離:23mm (35mm換算34.5mm相当) F4.0
左側:レンズ補正(周辺光量、倍率色収差、歪曲収差)切/右側:レンズ補正 オート

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS


焦点距離:35mm (35mm換算52.5mm相当) F4.0
左側:レンズ補正(周辺光量、倍率色収差、歪曲収差)切/右側:レンズ補正 オート

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS


焦点距離:52mm (35mm換算78mm相当) F4.0
左側:レンズ補正(周辺光量、倍率色収差、歪曲収差)切/右側:レンズ補正 オート

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS


焦点距離:70mm (35mm換算1055mm相当) F4.0
左側:レンズ補正(周辺光量、倍率色収差、歪曲収差)切/右側:レンズ補正 オート

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS


(2) 解像力

 解像力に関しては、ISO12233テストチャートを用いて確認しました。
 なお、通常は画面一杯にテストチャートを写してチェックを行いますが、SEL1670Zの16mm域では最短撮影距離が35cmのため、概ね3/4程度の大きさで撮影しています。下記の切り出し画像で写っている範囲が16mm域だけ広いのはそのためです。16mm域に関してはチャート上で確認できる上限をさらに4/3倍した数値が視認限界となります。結果的に今回のテストでは、16mm域でもテスト上限値を超えていますので直接の影響はありませんでしたが、「16mm域ではさらに厳しくチェックされている」ということに留意していただければと思います。

 画像中心部に関しては、開放絞りでもズーム全域で極めて良好な解像力を示しています。とくに一番高かったのは広角端で、望遠側に移るにつれわずかながら解像力が低下していきますが、望遠端でも良好な解像力となっています。絞りを1~2段程度絞ると、さらに解像力はあがり、鮮明度の高い描写をしてくれます。

 画像周辺部に関しては、広角端では絞り開放でも鮮明な画像ですが、望遠側に移るとやや鮮明度が低下していきます。その後、50mm域を過ぎたあたりからは再び鮮明になっていきますので、ズーム域の半ばの焦点域で低下していることになります。それでも16-70mmをカバーした標準ズームとしては良好な解像力です。35-50mm域では2段程度、その他の焦点域では1段絞ることで、かなり鮮明な画像となります。

 また、画像周辺部に関しては、広角端では倍率色収差がやや目立ちます。望遠側に移るにつれ、徐々に目立たなくなっていきます。被写体によって気になるようであれば、カメラ側のレンズ補正機能「倍率色収差補正」をオートにすることで、かなり目立たなくなります。このあたりは次のテスト項目を参照してください。

※参考まで、E PZ16-50mmF3.5-5.6 OSS SELP1650 のテスト画像も掲載しました。広角端周辺部には画像の流れが認められますが、それ以外では良好な解像力を示しており、コンパクトタイプのキットレンズとして魅力的なレンズであると思います。しかし、SEL1670Zと比べると、とくに絞り開放での描写性能にはそれなりに差があることを実感しました。

<総合評価:解像力>

 ズーム全域で絞り開放から鮮明な画像であり、極めて良好な解像力を示しました。とくに画像中心部の解像力は素晴らしいと思います。画像周辺部に関しても良好でしたが焦点域によっては1~2段程度絞ることで鮮明度がアップします。
 また、周辺部では倍率色収差が目立つ場合がありますので、その時はカメラ側の電子補正も活用されると良いと思います。

 下記画像は等倍切出し画像ですが、クリックすると元画像が表示されますので、あわせてご参照ください。


ISO12233準拠チャート。中央と左上の赤枠の部分を切り出
してある。画像をクリックすると、元画像の全体が開きます。

16mm F4.0
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

16mm F5.6
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

16mm F8.0
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

16mm F11.0
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS


23mm F4.0
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

23mm F5.6
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

23mm F8.0
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

23mm F11.0
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS


35mm F4.0
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

35mm F5.6
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

35mm F8.0
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

35mm F11.0
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS


52mm F4.0
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

52mm F5.6
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

52mm F8.0
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

52mm F11.0
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS


70mm F4.0
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

70mm F5.6
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

70mm F8.0
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

70mm F11.0
ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS


【参考】E PZ 16-50mmF3.5-5.6 (16mm F4.0)
ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650 ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650

【参考】E PZ 16-50mmF3.5-5.6 (24mm F4.5)
ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650 ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650

【参考】E PZ 16-50mmF3.5-5.6 (35mm F5.6)
ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650 ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650

【参考】E PZ 16-50mmF3.5-5.6 (50mm F5.6)
ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650 ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650

(3) レンズ補正

 α6000に搭載されているレンズ補正機能には、歪曲収差、周辺光量、倍率色収差があります。SEL1670Zでは、これらの補正をすべて「切」にしても十分な描写力となっていますが、「オート」にすると、とくに画像周辺部の描写性能が向上します。

 下記画像は、ISO12233チャートで、レンズ補正の設定による描写力の違いを比較したものですが、とくに色ずれが良好に補正されているのがわかると思います。

 下記画像は等倍画像ですが、クリックすると元画像も表示されますので、ご参照ください。

焦点距離:16mm (35mm換算24mm相当) F4.0
左側:レンズ補正(周辺光量、倍率色収差、歪曲収差)切/右側:レンズ補正 オート

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

焦点距離:23mm (35mm換算34.5mm相当) F4.0
左側:レンズ補正(周辺光量、倍率色収差、歪曲収差)切/右側:レンズ補正 オート

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

焦点距離:35mm (35mm換算52.5mm相当) F4.0
左側:レンズ補正(周辺光量、倍率色収差、歪曲収差)切/右側:レンズ補正 オート

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

焦点距離:52mm (35mm換算78mm相当) F4.0
左側:レンズ補正(周辺光量、倍率色収差、歪曲収差)切/右側:レンズ補正 オート

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

焦点距離:70mm (35mm換算105mm相当) F4.0
左側:レンズ補正(周辺光量、倍率色収差、歪曲収差)切/右側:レンズ補正 オート

ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー E 16-70mm F4 ZA OSS

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 6. 結論 SEL1670Zの評価は?

 もともとSEL1670Zは、高級感のある外観やコンパクト・軽量性、適度な重さのあるズームリングなど、店頭で触ってわかる範囲では、さすがツァイスレンズと感じられる魅力を持っています。今回、実際に描写性能をチェックする中で、歪曲収差、周辺光量、解像力の点で素晴らしい実力であることを確認することができました。唯一気になるとすれば、広角側の画像周辺部にみられる倍率色収差ですが、これも標準ズームとしては決して目立つレベルではなく、他が素晴らしいから目につくというところだと思います。また、カメラ側補正機能の活用で、かなり抑制することも可能です。

 このレンズの実売価格は8万円前後と、絶対額では決して安価ではありませんが、外観や機能性、描写力のバランスが高いレベルで保たれた素晴らしいレンズに仕上がっています。Eマウントシステムを使われるのであれば、E35mmF1.8やE50mmF1.8と共に、最優先で揃えるべきレンズであると思います。


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