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特集 ソニー SONY α6000
2.ソニー α6000の外観をみる |
ソニー α6000 by Inaba Kunio AFを高速化したソニーの中核ミラーレス・カメラ登場! 評価:5.0
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ソニー α6000を開封するソニーから電子ビューファインダー内蔵の新型ミラーレス、α6000が発売開始となりました。2012年1月に登場したNEX-7(製品レビュー)と2012年11月に登場したNEX-6(製品レビュー)の後継機で、2月に発売開始となったα5000の上位機となります。販売形態はボディ単体の他に、E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSが付いたパワーズームレンズキットと、さらにE 55-210mm F4.5-6.3 OSSも付いたダブルズームレンズキットが用意されています。また、Eマウントの電子ビューファインダー内蔵モデルとしては初となるシルバーモデルもあり、レンズもシルバーカラーのものが付属します。。 今回はブラックカラーのパワーズームレンズキットを購入しました。α6000の店頭実売価格は、ボディ単体で6万2千円前後、レンズキットで7万5千円前後、ダブルズームキットでは10万円弱でのスタートとなりました。2012年11月に登場したNEX-6のスタート価格は、ボディ単体で8万2千円前後でしたので、かなり買いやすい値段だと思います。
α6000レンズキットのパッケージ。白を基調としたパッケージにカメラ本体とレンズの写真が印字されています。パッケージ上に細かい説明が印字されている点は、AVメーカーらしい気がします。
蓋を開けると、保証書や取扱説明書がトレーの上に乗せられています。保証書にはS/N等は印字されていません。
保証書等の入ったトレイを開けると、下にカメラ本体や付属品が置かれています。左がパワーズームレンズを装着したカメラボディで、右が付属品関係となります。
パッケージ内に同梱されている付属品関係。左上より取扱説明書、Wi-Fi機能説明書、ACアダプターAC-U10C/UB10D、リチャージャブルバッテリーパックNP-FW50、マイクロUSBケーブル、アイピースカップ、ショルダーストラップ。 Sponsored Links ソニー α6000の本体をチェック
α6000のボディ前面。NEX-7やNEX-6のデザインを踏襲していますが、モードダイヤル等がボディ上面に埋まる形状となったため、正面から見るとすっきりした感じがします。
α6000の液晶モニター側。3型92万ドットの液晶パネルで上下チルト可動が可能です。NEX-6では液晶モニター右側にある2つのボタン(Fnと再生)は、液晶モニターの右側に機能表示されるタイプでしたが、α6000では一般的なデジカメと同様にボタン上に機能が印字されています。また、右下にはC2ボタンが追加されており、カスタマイズ可能範囲が広がっています。
α6000のボディ上面。NEX-6と比べるとすっきりした印象を受けます。モードダイヤルにはMR(登録呼び出し)と動画が追加されました。マルチインターフェースシューはレンズ光軸上に置かれています。出荷時にはシューカバーは装着されていませんので、気になる場合には別途用意する必要があります。
α6000のボディ底面。三脚用の穴はレンズ光軸上に置かれています。その左側に見える3つの穴はスピーカー用のものです。バッテリー室蓋の右下にアクセスランプが置かれています。できれば、液晶モニター側にあった方が見やすいように思います。カメラ本体はタイ製です。
α6000のボディ左側面。こちら側には外部接続端子とWi-Fiアンテナが設けられています。ストラップ取付け部は、NEX-6と同様に三角環方式となっています。
α6000のボディ右側面。バッテリー室を兼ねた大型のグリップが特徴的です。NFCのアンテナが内蔵されていますので、スマートフォン等とのペアリングではこのマークを目印に近接させることになります。
α6000のマウント部。イメージセンサーは有効2430万画素Exmor APS HD CMOSセンサーで、画素数はNEX-7と同じものの新設計のセンサーとなります。画像処理エンジンは、α7(製品レビュー)と同じBIONZ Xが搭載されています。
ファインダー部に設けられたSONYのロゴ。刻印された中に白いインクが流し込まれています。ロゴの右に見えるのはステレオマイクで、ロゴの下にあるランプはAF補助光とセルフタイマーランプを兼ねるものです。
ボディ右肩にはαのロゴも刻印されています。その左に見える穴はステレオマイクとなります。
マウント部の右下には、センサーサイズを示す「APS-C」の文字が印字されています。
α6000のグリップ部。グリップ部の形状はNEX-6と同等で、ボディサイズに対ししっかりとした大きさが確保されています。グリップ部の上部にあるのはリモコン受光部です。
軍艦部右側のメインコントロール部。シャッターボタンの同軸に電源スイッチが設けられています。NEX-6ではFnボタンであったところにC1(カスタム)ボタンが置かれています。α6000ではカスタマイズ可能なボタンが増設されています。
軍艦部右側には親指で操作するモードダイヤルとコントロールダイヤルが置かれています。モードダイヤルには適度にかたく、誤操作はしにくいように感じました。コントロールダイヤルにもクリック感があります。
液晶モニター右側のメインコントロール部。このあたりのインターフェースは基本的にはNEX-6を踏襲していますが、C2ボタンが増設されたり、一部機能の入れ替えがされています。
液晶モニターの上には、フラッシュポップアップボタンとMENUボタンが置かれています。NEX-6では、MENUボタンの位置に再生ボタンが置かれていました。フラッシュポップアップボタンは機械式のため、電源が入っていない状態でも稼働します。写真ではわかりづらいですが、フラッシュポップアップボタンのまわりにはガードの突起がつけられており、誤操作がしにくくなっています。
α6000のファインダー接眼部。接眼部にはアイカップが装着されています。
アイカップを取り外した状態。接眼部の右にアイセンサーが内蔵されています。その右にあるのは視度調整用のダイヤルです。
α6000のマルチインターフェースシュー。億に電子接点が設けられていますので、電源供給が必要なマイクなども装着することができます。なお、電子ビューファインダーFDA-EV1Mも物理的には装着可能ですが、「対応していないアクセサリー」との警告が表示され使用できません。ファインダー接眼部が中央にあると便利な時もありますので、今後の対応に期待したい気がします。
内蔵フラッシュをポップアップさせた状態。ポップアップ基部と発光部の接続部に可動軸があるため、指でバウンスさせることも可能です。
内蔵フラッシュはボディよりも前に出る構造のため、レンズによるケラレが発生しにくくなっています。
ボディの左上面には機種名のロゴが刻印されています。その右にある指標はイメージセンサーの位置を示すもので、焦点距離を測る時の基準面となります。
液晶モニターを上側にチルトさせた状態。上側には90°までチルトします。
液晶モニターを下側にチルトさせた状態。こちら側には45°までチルトします。
液晶モニターのチルト部。2軸方式となっています。できれば下側には90°までチルトすると、さらに利便性が向上すると思います。
ボディ本体には「長時間ご使用になると本体表面が温かくなりますが、故障ではありません。」という注意書きが印字されています。
ボディ左側面にある外部接続端子。上がマルチ/マイクロUSB端子で、下がHDMIマイクロ端子です。USB端子はボディ内充電時にも使用します。充電時には、端子の上にある充電ランプが点灯し、充電が終了すると消灯します。
ボディ下部のバッテリー室カバーを開いた状態。蓋の部分に、バッテリーとメモリーカードの挿入方向ガイダンスが刻印されています。
SDメモリーカードとバッテリーを挿入しつつある状態。SDメモリーカードではラベル面が向こう側となりますが、メモリースティックではラベル面がこちら側となります。
メモリースティックを挿入しつつある状態。ラベル面がこちら側となります。
ボディ単体での重さの実測値(アイカップ装着時)は284.0gでした。メーカー公表値は285gとなります。
バッテリーとメモリーカードを挿入した状態での重さの実測値は328.0gでした。挿入するメモリーカードによって異なりますが、メーカー公表値は344gとなります。
α6000はWi-Fiを内蔵しており、スマートフォン等によるリモート操作にも対応しています。NFCを内蔵しているため、対応しているスマートフォンであればタッチ操作でペアリングが可能です。
液晶モニターでの表示内容。パネルのアスペクト比は16:9のため、静止画最大サイズ(アスペクト比は3:2)を表示させると、両側が情報表示エリアとなります。動画時には画面いっぱいに表示されます。
同じ状態での電子ビューファインダーでの表示内容。電子ビューファインダーのパネルはアスペクト比4:3のため、最大サイズの静止画や動画を表示させると、上下が情報表示エリアとなります。なお、α6000では、静止画のアスペクト比は3:2または16:9のみで、4:3を選択することはできません。
液晶モニターでは情報表示をさせることも可能です。電子ビューファインダーをメインに使う場合を想定した表示モードとなります。
液晶モニターをチルトさせた状態。この角度でも表示画像を視認することが可能です。
α6000(左側)とNEX-6(右側)のボディ前面。ボディサイズはほぼ同じですが、グリップ部の形状がやや異なります。α6000はボディ上面がフラットになっており、よりスマートに感じます。
α6000(左側)とNEX-6(右側)のボディ背面。液晶パネルは、どちらも3型92万ドットです。α6000では、液晶モニターの右下にカスタムボタンが増えています。
α6000(左側)とNEX-6(右側)のボディ上面。レンズ基部やマルチインターフェースシュー、シャッターボタン周りの色使いに差があります。α6000の方が落ち着いた印象を受けます。上面後ろ側のエッジ処理も異なっています。
α6000(左側)とNEX-6(右側)の比較。モードダイヤルとコントロールダイヤルが並べられた点が一番の違いです。とくにコントロールダイヤルは多用することになりますので、独立したα6000方式の方が使い勝手が良いように思います。
α6000(左側)とNEX-6(右側)の比較。液量モニターのチルト機構はほぼ同じです。チルトする角度も同等となっています。 Sponsored Links ソニー α6000の付属品をチェック
付属するACアダプター AC-UB10。α6000はNEX-6と同様にボディ内充電に対応しているため、標準添付されるのはACアダプターと接続ケーブルになります。リチャージャブルバッテリーパック
NP-FW50の充電には、最大で310分が必要です。
コンセントとの接続部は格納できるようになっています。可搬性の点ではメリットとなります。
付属するマイクとUSBケーブルを接続して使います。
付属するマイクロUSBケーブル。充電だけでなく、パソコン等との接続にも利用できます。
付属するリチャージャブルバッテリーパックNP-FW50。容量は7.2V 1020mAhで、静止画であれば最大360枚の撮影が可能です。
付属するリチャージャブルバッテリーパックNP-FW50の比較。左が新型で、右が従来のものです。パッケージデザインが変わり、重さも実測値で57.5gから41.7gへと大幅に軽量化されました。
付属するリチャージャブルバッテリーパックNP-FW50の比較。左が新型で、右が従来のものです。裏面に書かれている注意書きは英文のみとなりました。
日本向けの新型パッケージには、下部に使用上の注意書シールが貼付されています。
付属するアイカップ。接眼部にはめ込む形で装着します。
付属するショルダーストラップ。つくり自体はしっかりとしていますが、ややチープな気がします。 |
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