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ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650 |
ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650
by Inaba Kunio
パンケーキサイズの電動標準ズーム 評価:5.0
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1. レンズ仕様
2. MTF曲線(ソニー ホームページより)ソニー E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650 3. レンズ構成図(ソニー ホームページより)![]() ![]()
4. 製品外観
NEX-6、NEX-5Rと一緒に発売開始となったレンズで、携帯性にすぐれたリトラクタブル機構を採用している。現行の「SEL1855」(全長60mm)と比べて、長さが半分以下の薄型化を実現した。
レンズ前面。フィルター径は40.5mm。レンズ表面に基本仕様が印字されている。メタル製のブラック塗装に白文字で高級感がある。
マウント側。レンズマウントは金属製となっている。後玉側に四角いマスクがされており、レンズ内の乱反射抑制に効果がありそうだ。
レンズ鏡胴の印字。「Optical Steady Shot」は光学式手振れ補正を搭載していることを示す。NEXシリーズはαAシリーズとは異なり、手振れ補正はレンズ側で実現する。
レンズ下部の表示パネル。レンズはタイ製。
ズーム操作は、レンズ前側にあるズームリングとパワーズームスイッチの両方で行える。
ボディに装着した状態。電源オフ状態では、レンズは沈胴している。
カメラの電源を入れると、レンズが自動的に伸長する。写真の状態は広角端で、望遠端でもそれほど長くならない。
付属するレンズキャップ。径は40.5mm。つまみ部分は中央部分に置かれている。
レンズキャップの裏側。
レンズキャップを装着した状態。 Sponsored Links 5. 描写力(1) 歪曲収差今回撮影に使用したαNEX-6には、「レンズ補正」の機能が搭載されており、自動補正に対応しているレンズでは周辺光量、倍率色収差、歪曲収差の電子的な補正をかけることができる。PZ 16-50mmは補正に対応しているが、歪曲収差については「オート」固定となり「切」を選択することはできない。下記のサンプルは、すべて電子補正処理もかけられていることになるが、結果的に広角端から良好に補正されている。また、周辺光量不足についても、広角端ではそれなりに確認できるので、基本的には「オート」を積極的に活用することをお勧めする。 焦点距離:16mm(35mm換算24mm相当) 焦点距離:25mm(35mm換算38mm相当) 焦点距離:50mm(35mm換算75mm相当) (2) 解像力PZ 16-50mmズームレンズは、沈胴タイプとなっているだけでなく、全体にコンパクトに仕上げられている点が一番の魅力と言える。コンパクトタイプであるにもかかわらず、画面中心部に関しては一般的な標準ズームと遜色ない解像力を示している。画像周辺部についてはやや描写が甘く、広角端では4段程度、望遠端でも3段程度絞らないと甘さが解消しない。なお、これらのテスト結果はNEX-6のレンズ補正(周辺光量、倍率色収差)を「切」にして撮影したものであり、「オート」に設定すると向上することは注記しておきたい。 詳細については、クリックして表示される元画像を確認してほしい。
16mm F3.5 |