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特集 ニコン Nikon D5200
3.ニコン Nikon D5200の外観をみる |
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ニコン D5200
by Inaba Kunio
クラスがワンランクアップしたD5000シリーズ 評価:5.0
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ニコン Nikon D5200を開封するニコンD5200の発表は2012年11月6日で、12月15日に発売開始となりました。カラーはブラックとレッドに加えて、新たにブロンズも用意されています。販売形態は、ボディのみ、ボディに18-55mm標準ズームレンズがセットになった「18-55VRレンズキット」、これに55-300mm望遠ズームが付属した「ダブルズームキット」の3つですが、ボディ単体ではブラックモデルのみとなりますので注意が必要です。販売開始時点の実売価格は、ボディ単体で7万円台、レンズキットで8万円台、ダブルズームキットは11万円台となっています。D5100発売時点では、ボディ単体が7万円強、レンズキットが7万円台、ダブルズームキットが8万円台でしたので、Dセット価格はやや高めと言えるかもしれません。 今回は、18-55VRレンズキットを購入しました。
Nikon D5200 18-55VRレンズキットのパッケージ。ブラックを基調とした箱に、D5200の写真が印刷されています。基本的にD5100のものと同じです。
ケースを開けると、上段に使用説明書やCD-ROM等が入っており、その下に、本体や付属品が格納されています。カメラ本体は左端の箱、中央はストラップ等の付属品、一番右が18-55mmズームレンズとなります。このあたりもD5100と同じです。
付属品。左上から使用説明書、活用ガイドCD-ROM、ViewNX2ソフトウェアCD-ROM、バッテリーチャージャーMH-24、Li-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL14、アイピースキャップDK-5、USBケーブルUC-E17、オーディオビデオケーブルEG-CP16、ストラップAN-DC3。冊子で付属する使用説明書は108ページの簡易版で、詳細はCD-ROMの中に入っている活用ガイドを参照する必要があります。 ニコン Nikon D5200の本体をチェック
ボディ前面。基本的なデザインはD5100を踏襲しています。サイズはD3200とも同等のコンパクトボディです。写真ではわかりずらいですが、モードダイヤルの左側に立っているライブビュー切換レバーの高さが高くなっています。
ボディ背面側。液晶モニターはバリアングル可動できるため、写真のように反転させておくことが可能です。ボタンやダイヤル類は、OKボタンのまわりにあるマルチセレクターの形状が少し変わった以外は、ほぼD5100と同じです。
液晶モニターを表示させた状態。通常はこのスタイルで撮影することになります。
ボディ上面。D5100と異なるのは、左肩ロゴ部分にあったステレオマイクがペンタ部アクセサリーシュー前に移設された点と、新たにドライブボタンが設置された点です。モードダイヤルに記載されている内容はD5100と同じ。
ボディ底面。底面部に施されている滑り止めパターン形状が変わりましたが、基本的にはD5100と同じです。三脚用の穴はレンズ光軸上に置かれています。
ボディ左側面。こちら側には外部接続端子が置かれています。D5100とは、ボディ側面から前面に至る稜線部分のデザインが変わっています。また、D5100ではFnボタンはセルフタイマーボタンと兼用でしたが、D5200ではボディ上面にドライブボタンが新設されたため、Fn専用ボタンとなりました。
ボディ右側面。こちら側はD5100とほとんど同じですが、細かいところではグリップ部分の赤いラインが長くなっています。グリップ部の後ろ側はSDカード挿入部のカバーです。
ペンタ部に置かれているNikonのロゴ。刻印されている中に白いインクが流し込まれています。
D5200のロゴ。D5100ではロゴの上にステレオマイクが置かれていましたが、D5200ではペンタ部に移設されています。
右手側のグリップ部。大型のランプは、AF補助光とセルフタイマーランプ、赤目軽減ランプを兼ねています。グリップ部にある丸いプラスティックはリモコン受光部。リモコン受光部は液晶モニター側にもあります。
基本的なレイアウトはD5100と同じですが、infoボタンの左側にドライブボタンが新設されています。D5200の進化ポイントの一つに、連写モードでもオートフォーカスが可動することがあり、よりドライブモード切換を多用することが想定されているのだと思います。ライブビュースイッチの高さが撮影モードダイヤルと同じになっていますので、より操作性が高まっています。
グリップ親指部分。ファインダー横には視度補正ダイヤルが設置されています。
液晶モニター右側のメインコントロール部。ほぼD5100を踏襲しています。削除ボタンの上にあるのはSDカードアクセスランプです。
ボディ左肩。MENUボタンの左にあるのが背面側のリモコン受光部です。ストラップ取り付け部の上にある穴はスピーカーです。
アイピースキャップDK-5を装着するために、接眼目当てDK-20を取り外した状態です。
アイピースキャップDK-5を装着した状態。ファインダーから顔を離して撮影するときに、ファインダーからの入射光によって露出や画像に影響がでることを防止します。
ボディ右側面にあるSDカードカバーを開いた状態。挿入方向のガイダンスシールが貼付されています。
メモリーカードを挿入しつつある状態。カードのラベル部が手前側となります。
ボディ左側面にある外部接続端子カバーを開いた状態。左上は外部マイク入力端子、左下はアクセサリーターミナル、右上はUSB/オーディオビデオ出力端子、右下はHDMIミニ端子。アクセサリーターミナルには、ワイヤレスリモートコントローラーWR-R10やリモートコードMC-DC2、GPSユニットGP-1を接続できます。
ボディ底面のバッテリー室カバーを開いた状態。蓋部分にはバッテリー挿入方向のガイダンスが刻印されています。
バッテリーを挿入しつつある状態。
液晶パネルは3型92万ドットのもので、アスペクト比は4:3となっています。iボタンを押すと、画面下部が選択され、直接値を変えることができます。
AF-S 50mmF1.4Gを装着した状態。カメラ本体がコンパクトなため、レンズが大きく見えます。
内蔵ストロボをポップアップさせた状態。ペンタ部左側にあるポップアップボタンは電子式のため、電源が入っていないと動作しません。
D5100からの変化として、右下部分に滑り止め用のゴムが貼付されており、より安定したホールディングが可能となっています。
アクセサリーシューの前に移設されたステレオマイク。アクセサリーシューにはカバーが装着されています。
液晶モニターの輝度は十分で視認性も良好です。
ライブビュー表示中には、動画情報を表示されることも可能です。
液晶モニターをバリアングル可動させた状態。液晶パネルの視野角は比較的広いため、視認性は良好です。 ニコン Nikon D5200の付属品をチェック
D5200に使用するバッテリーEN-EL14やバッテリーチャージャーMH-24はD5100やD3200、COOLPIX P7100に採用されているものと同じです。EN-EL14を約90分で充電できます。
コンセントに接続するプラグ部分は回転式で、本体内に格納可能となっています。可搬性の点でメリットがあります。MH-24は中国製。
バッテリーパックEN-EL14。容量は7.4V 1030mAhで、静止画で約500コマ(1コマ撮影モード)の撮影が可能です。なお、ニコンの社内基準では、約1700コマ(連続撮影モード)が撮影できます。動画撮影では40分です。
バッテリーパックには偽造防止用のホログラムが付いています。セルは中国製で、パッケージングはインドネシアで行われていると標記されています。
本体にはアイピースキャップDK-5が同梱されています。D5200にはアイピースシャッターが内蔵されていないため、ファインダーから顔を離して撮影する場合は、ファインダーからの入光を防ぐため、アイピースキャップの使用が推奨されています。DK-5装着には、標準で付いている接眼目当てDK-20を取り外す必要があるため、少々手間がかかります。
アイピースキャップの裏側には、ストラップに止めるためのクリップが付いています。
付属するUSBケーブルUC-E17。パソコンやプリンター等との接続に使用します。
付属するオーディオビデオケーブルEG-CP16。D5100用のケーブルはモノラルでしたが、D5200ではステレオケーブルとなっています。
ケーブルには比較的大型のフェライトコアが装着されています。高周波ノイズの低減に効果があります。
付属するストラップ。しっかりとしたつくりのものですが、ロゴ部分は刺繍ではなくプリントとなっています。
ボディに付属するボディーキャップBF-1B。
ボディのレンズ用バヨネットを利用して固定するための爪があります。 |