比較 ペンタックス K-30 vs ニコン D5200ペンタックスのミドルクラスK-30とニコンのミドル&エントリークラスD5200の比較です。全体としての基本性能は上級機であるK-30の方が高くなっていますが、D5200も24メガ画素のイメージセンサーなど、健闘していることがわかります。K-30が特に上回っているのは、視野率100%のペンタプリズム光学ファインダーを搭載している点です。デジタル一眼レフでは、光学ファインダーの位置づけが大きく、この点での差は決して小さくはありません。また、連写性能については、D5200ではオートフォーカス追随モードでは3コマ/秒に留まるのに対し、K-30では常時6コマ/秒で撮影できる点も、撮影スタイルによっては大きな違いになるかもしれません。 また、両機種の違いとして、K-30は防塵防滴ボディであるのに対し、D5200はバリアングル液晶を搭載している点にも注意が必要です。どちらの性能を重視するかによっても、選択結果が左右されると思います。 発売直後ということで、実売価格ではD5200の方が高価となっていますが、ある程度落ち着いた段階では、同等レベルになるものと思われます。また、K-30はカラーバリエーションの対象となっていますので、その点もポイントになると思います。 どちらも標準ズームのセット、標準ズームと望遠ズームのセットが用意されており、K-30には18-135mmズームのセットもあります。 【追記】 ニコン D5200 の詳細レビュー記事を掲載しました。製品外観や解像力、総合評価も行っています。 【追記】 ペンタックス K-30 の詳細レビュー記事を掲載しました。製品外観や解像力、レンズ評価も行っています。 |
![]() ペンタックス K-30 |
![]() ニコン D5200 |
独断コメント | 評価 | |
イメージ センサー |
有効1628万画素CMOS | 有効2410万画素CMOS | D5200の方が高画素のため、より解像力に優れている。 | D5200の方が良 |
高感度特性 | ISO100-12800(拡張25600) | ISO100-6400(拡張25600) | 標準で設定できるISO感度はややK-30の方が高いものの、ほぼ同等。 | ほぼ同等 |
連写性能 | 6コマ/秒 連続撮影RAWで8コマ |
5コマ/秒 連続撮影RAWで8コマ |
D5200ではAF稼働時は3コマ/秒であり、ややK-30が良い。。 | ややK-30が良 |
ファインダー | ペンタプリズム 視野率100%、倍率0.92 |
ペンタミラー 倍率0.78 視野率95% |
K-30は視野率100%のペンタプリズム光学ファインダーであり、K-30の方が良い。 | K-30が良 |
シャッター | 1/6000-30秒 | 1/4000-30秒 | フラッシュ同調スピードはK-30の1/180秒に対し、D5200は1/200秒だが、ほぼ同等。 | ほぼ同等 |
レンズ マウント |
PENTAX KA | ニコンF (モーター非内蔵レンズAF不可) |
− | − |
液晶モニタ | 3型92万ドット | 3型92万ドット | ほぼ同等。 | ほぼ同等 |
動画性能 | 1920X1080 30p | 1920X1080 60i | D5200は60iに対応しており、やや良い。 | ややD5200が良 |
付加機能 | 防塵防滴 ダスト除去機能 |
バリアングル液晶モニター イメージセンサークリーニング機能 |
- | − |
サイズ | 128.5×96.5×71.5 mm | 129.0×98.0×78.0mm | ほぼ同等。 | ほぼ同等 |
重さ | 650g/590g | 555g/505g | D5200の方が軽い。 | D5200の方が良 |
価格 | オープン(レンズキット6万円前後) | オープン(レンズキット9万円前後) | 発売直後であり、D5200の方が3万円程度高価。 | K-30が良 |
ペンタックス K-30 | ニコン D5200 | |||
一口コラム | 一口コラム | |||
位置づけと概要 | 位置づけと概要 | |||
詳細仕様 | 詳細仕様 | |||
開封・外観 | 開封・外観 | |||
高感度性能・解像力 | 高感度性能・解像力 | |||
総合評価 | 総合評価 | |||
vs ペンタックス K-5 | vs キヤノン EOS KissX6i | |||
vs ニコン D7000 | vs ニコン D3200 | |||
vs ペンタックス K-30 | ||||
メーカーやタイプごとのデジタルカメラの選び方について整理したページもあわせてご覧ください。 |