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特集 富士フイルム FUJINON XF18mmF2R


富士フイルム FUJINON XF18mmF2R  by Inaba Kunio    描写力を重視した広角単焦点レンズ  評価:5.0
SONY SEL1855

 1. レンズ仕様

型名  XF18mmF2 R
焦点距離  f=18mm(35mmフィルム換算:27mm相当)
開放絞り  F2.0
最少絞り  F16
レンズ構成  7群8枚(非球面レンズ2枚)
画角  76.5゚ 
最短撮影距離  撮像面から0.18m
最大撮影倍率  0.14倍
絞り羽枚数  7枚(円形絞り)
アタッチメントサイズ  52mm
寸法  ø64.5mm×40.6mm
質量  約116g

 2. MTF曲線

  (富士フイルム ホームページより)
空間周波数 15本/mm 及び 空間周波数 45本/mm

FUJINON XF18mmF2R FUJINON XF18mmF2R
縦軸:コントラスト S:Sagittal(同心円方向) M:Meridional(放射方向)
横軸:画面中心からの距離

 3. レンズ構成図

  (富士フイルム ホームページより)

FUJINON XF18mmF2R


 4. 製品外観

FUJINON XF18mmF2R

 XF18mmF2RはX-Pro1ボディと同様、高級感のあるパッケージで梱包されている。

FUJINON XF18mmF2R

 ケースの中には、2つの内箱が入っている。上には、ソフトポーチや取扱説明書が、下にはレンズ本体とフード等が入れられている。

FUJINON XF18mmF2R

 レンズ本体は下の箱に入れられている。フードとフード装着時のレンズカバーも標準で添付されている。

FUJINON XF18mmF2R

 付属品関係。左よりソフトポーチ、取扱説明書、フード用レンズカバー、フード、ボディ側レンズキャップ、レンズキャップ。

FUJINON XF18mmF2R

 レンズキャップは一眼レフのレンズで標準的なタイプとなっている。

FUJINON XF18mmF2R

 レンズキャップの裏側。上下のつまみ部分はプラスティックのバネによってレンズ枠にはまる仕組みとなっている。

FUJINON XF18mmF2R

 レンズのボディ側キャップ。単なるかぶせ式ではなく、レンズのバヨネット部分を利用して固定する方式となっている。

FUJINON XF18mmF2R

 レンズのボディ側キャップの裏側。ボディマウント同様の3爪バヨネットがつけられていることが分かる。

FUJINON XF18mmF2R

 標準でアルミ製のレンズフードが同梱されている。光学ビューファインダーのケラレが少なくなるよう、矩形に成形されている。

FUJINON XF18mmF2R

 レンズフードの内側には、つや消し処理が施されている。

FUJINON XF18mmF2R

 フード装着時用のレンズキャップ。軟質プラスティック製で、かぶせ方式となっている。

FUJINON XF18mmF2R

 レンズキャップの裏側。素材(エラストマ)の弾力性を使ってフード先端にかぶせるもの。しっかりはまるが、かぶせ方式であるため、脱落には注意が必要。

FUJINON XF18mmF2R

 レンズフードにキャップをかぶせた状態。

FUJINON XF18mmF2R

 レンズ正面。非球面レンズを使用していることや、スーパーEBCコーティングが施されていることが明示されている。

FUJINON XF18mmF2R

 レンズのマウント側。電子接点はボディ側と同様に10点である。マウントは金属製。

FUJINON XF18mmF2R

 レンズ鏡胴は金属製で、レンズもすべてガラス製のため、手に持つとずっしり感がある。外環素材はアルミ製。レンズ名の最後に記載されている「R」は、絞りリングが搭載されていることを意味する。

FUJINON XF18mmF2R

 絞りは1/3段ごとにクリック感がある。絞りリングをAに設定すると、シャッター速度優先AEまたはプログラムモードとなる。このあたりはフィルム時代の一眼レフで標準的なインターフェースである。なお、円偏光PLフィルターは通常枠のものが使用可能となっている。
 ピントリングはカメラ側の設定により回転方向を変更できる。また、フォーカス操作に伴い、レンズ全群が繰り出される。


 5. 描写力

(1) 歪曲収差

 今回撮影に使用したX-Pro1には、歪曲収差の電子補正機能が搭載されており、レンズに応じて自動的に補正がされる。

 下記のサンプルを見てもらえばわかるとおり、周辺部にわずかに樽型の収差がみられるものの、極めて良好に歪曲収差が補正されている。なお、電子的補正のため、撮影時に液晶モニターや電子ビューファインダーに表示される画像よりも狭い範囲が記録されることに注意が必要である。

焦点距離:18mm


(2) 解像力

 解像力の点でも、極めて高い数値を示している。中心部に関しては、絞り開放から極めて高い解像力となっている。絞りを絞っていくと、わずかにモアレがみられるようになるが、ローパスフィルターを搭載している一般的なデジカメと比較しても遜色ないレベルである。

 周辺部に関しては、絞り開放でもきれいに解像しているが、1段~2段絞るとさらに像がしっかりする。



ISO12233準拠チャート。中央と左上の赤枠の部分を切り出
してある。画像をクリックすると、元画像の全体が開きます。

18mm F2.0



18mm F2.8



18mm F4.0




富士フイルム X-Pro1 特集メニュー
1.富士フイルム X-Pro1の位置づけと概要
2.製品仕様からみた富士フイルム X-Pro1
3.富士フイルム X-Pro1の外観をみる
4.富士フイルム X-Pro1の描写力をチェック
5.結局、富士フイルム X-Pro1は「買い」か?
【付録】FUJINON XF18mm F2R

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対決! vs 富士フイルム FinePix X100

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