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特集 キヤノン Canon EOS6D
3.キヤノン Canon EOS6Dの外観をみる |
キヤノン EOS6D
by Inaba Kunio
キヤノンの小型多機能フルサイズ・デジタル一眼レフ
評価:5.0
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キヤノン Canon EOS6Dを開封するキヤノンのEOS6Dはフルサイズの新しいラインアップとして登場しました。予定通り11月30日の発売日には、店頭にも比較的潤沢に在庫が用意されていたようです。EOS6Dの販売形態は、ボディ単体の他に、EF24-70mm F4L IS USMとEF24-70mm F4L IS USMのどちらかのレンズが付属するレンズキット2種類の計3つとなります。どちらも開放絞りF4固定のLレンズで、高い描写性能が期待されます。また、EF24-70mmは、レンズ単体では12月中旬に発売開始となる新型レンズです。 価格コムの最低価格をみると、ボディ単体が約17万円、24-70mmレンズキットは約30万円、24-105mmレンズキットで約24万円となっています。 今回は24-105mmレンズキットを購入しました。
キヤノン EOS6D 24-105mmレンズキットのパッケージ。フルサイズのボディとLレンズのキットのため、比較的大きめのサイズです。パッケージにはレンズを装着したカメラの写真が印刷されています。
ケースを開けると、カメラ本体とレンズの保証書が置かれており、その下が写真のようになっています。カメラ本体は中央部右側にある段ボール内に格納されており、その右には取扱説明書やCD-ROM等が入っています。左側の箱にはレンズだけでなく、バッテリーやストラップなどの付属品も入れてありました。
中から出てきた付属品。左上からカメラ使用説明書、ソフトウェア使用説明書CD-ROM、カメラ使用説明書CD-ROM、ソフトウェアCD-ROM、Wi-Fi機能GPS機能使用説明書、Wi-Fi/GPS機能規制に関する注意シール、ポケットガイド、ステレオAVケーブルAVC-DC400ST、インターフェースケーブルIFC-200U、充電器バッテリーチャージャーLC-E6、電池バッテリーパックLP-E6、ワイドストラップEW-EOS6D。取扱説明書はすべて紙でも入っているのには好感を持ちました。また、パソコンと同じようにWi-Fi/GPSの注意シールが入っています。 キヤノン EOS6Dの本体をチェック
ボディ前面。EOS5DMark3よりも一回り小型化されましたが、基本的なデザインは共通しています。表面処理も指紋が付きにくくなっており、高級感があります。
マウント内。フルサイズに対応した大型のミラーが内蔵されています。
マウント口からフォーカシングスクリーンを見たところ。EOS5DMark3は固定式ですが、EOS6Dでは交換可能となっており、標準ではEg-A
IIが装着されています。方眼プレシジョンマットのEg-Dや、開放F値が2.8よりも明るいレンズを使用した時にピントの山をより鮮明につかむことができるスーパープレシジョンマットEg-Sに交換できます。
ボディ液晶モニター側。EOS5DMark3では液晶の左側にもボタンがあったが、EOS6Dでは右側に移設されています。配置は異なるものの、主なボタン類はEOS5DMark3を踏襲しています。単独であったマルチコントローラーはSETボタンとサブ電子ダイヤルの間に置かれています。
ボディ上面。EOS6Dはキヤノンのフルサイズ機のなかでは末弟にあたりますが、ボディ上面には液晶パネルが設置されているなど、上級機としての装備が施されています。
ボディ底面。グリップ部分の内側は電池室となります。三脚用の穴はレンズ光軸上に配置されています。ボディ本体は日本製。マウント基部にあるボタンは絞り込みボタンです。
ボディ左側面には、外部接続端子が置かれています。その上にはスピーカー用の穴が開けられています。。
ボディ右側面。メモリーカードスロットは単独で設置されています。ストラップ取付部は固定式となっていますが、これはEOS5Dmark3も同じです。
ペンタ部にあるCanonのロゴ。刻印された上に白いインクが流し込まれています。
EOS6Dのロゴ。EOS5DMark3ではCanonのロゴと同じようにへこんでいましたが、EOS6Dでは出っ張っています。ロゴの下にある3つの穴はマイク。
グリップ部の前面。シャッターボタンの下にあるのはリモコン受光部で、その右にセルフタイマーランプが置かれている。AF補助光は搭載されていないが、対応する外付ストロボを装着すると発光させることができる。
大型のモードダイヤル。中央部にあるボタンはロック解除ボタン。誤って回転させてしまう危険性は低い。モードダイヤルの基部に電源スイッチがある。このあたりの構造はEOS5DMark3と同じ。
液晶パネルの前にあるボタンはEOS5Dmark3のものとほぼ同じだが、配置や機能が一部入れ替えられている。その前にはメインコマンドダイヤルが置かれている。
光学ファインダーの基部には視度補正ダイヤルがある。その前にある白い標識は撮像面の位置を示すもの。手前にあるダイヤルとボタンは、ライブビューと動画撮影を切り換えるもので、写真の状態でボタンを押すとライブビューの開始/終了となります。
グリップ部のボタン類。EOS5DMark3では液晶モニター左側にあったボタンも、こちらに移設されています。右下のLOCKスイッチはメイン電子ダイヤル、サブ電子ダイヤル、マルチコントローラーをロックするスイッチです。
光学ファインダーの接眼部。視野率は0.97倍ですが倍率はEOS5Dmark3と同じ0.71倍が確保されています。大型のペンタプリズムが採用されています。
モードダイヤルの前にはMENUボタンとINFO.ボタンがあります。INFO.ボタンは液晶モニターの表示内容の切換等に使います。
ペンタ部の上部にはアクセサリーシューが置かれています。カバー類は装着されていません。
ボディ右側にあるメモリーカードスロットを開いた状態。蓋の部分に挿入方向のガイダンスが刻印されています。EOS5DMark3ではCFとSDのダブルスロットでしたが、EOS6DではSDカードのみのシングルスロットとなっています。
メモリーカードを挿入しつつある状態。カードのラベル面が手前側となります。
ボディ左側面にある外部接続端子。防塵防滴性のため、カバー自体はゴム製となっており、左右を独立して開閉できます。左上よりリモコン端子、外部マイク入力端子、A/V
OUT DIGITAL端子、HDMIミニ端子となります。
バッテリー室の蓋を開いた状態。蓋の部分にはバッテリーとACアダプターの挿入方向のガイダンスが刻印されています。
バッテリーを挿入しつつある状態。
液晶パネルはEOS5DMark3の3.2型に対し3型とやや小さくなりましたが、視認性の高い高精細なパネルが使われています。電子水準器やヒストグラムの表示も可能です。
機能設定メニューの中には、取得している認証マークを表示する項目もあります。
液晶パネルの表示内容。右上のボタンを押すと照明を点灯させることもできます。このあたりはフィルム一眼レフから引き継がれてきた機能。新しいところでは、Wi-Fiモードも表示されています。
EF50mmF1.4を装着した状態。落ち着いた外観だと思います。 バッテリー関係をチェック
バッテリーチャージャー LC-E6。LP-E6に対応するもので、EOS5DやEOS7D、EOS60Dと共通です。LC-E6の充電に最大で2時間30分かかります。
コンセントに接続するプラグ部分は回転可能となっていますので、可搬性の点で優れています。
バッテリーパック LP-E6。容量は7.2V 1800mAhで、静止画で最大1090枚(ファインダー使用時)、動画で1時間35分の撮影が可能です。撮影可能枚数が多い点は、デジタル一眼レフのメリットの一つだと思います。 キヤノン EOS6Dの付属品をチェック
付属するステレオAVケーブルAVC-DC400ST。本体のA/V OUT端子に接続します。
付属するインターフェースケーブルIFC-200U。パソコンやプリンターとの接続に使用します。
付属するワイドストラップEW-EOS6D。布製だがロゴ部分は刺繍になっているなど、高級感があるデザインです。
付属するボディキャップ。
ボディマウント部のバヨネットを利用して装着するタイプです。 |