トップページ > デジカメ徹底レビュー > 富士フイルム FUJIFILM X-M1 > 3.X-M1の外観をみる |
特集 富士フイルム FUJIFILM X-M1
3.富士フイルム X-M1の外観をみる |
![]() |
富士フイルム X-M1
by Inaba Kunio
富士フイルム最小のミラーレスカメラ
評価:5.0
|
![]() |
富士フイルム X-M1を開封する富士フイルムの新型デジタル一眼レフX-M1が発売開始となりました。販売形態は、ボディ単体の他に、XC16-50mmF3.5-5.6 OISがセットになったレンズキットと、さらにXF27mmF2.8もセットになったダブルレンズキットが用意されています。販売開始時点の実売価格は、ボディ単体で6万円台、レンズキットで7万円台、ダブルズームキットで8万円台となっています。付属するレンズはどちらも新製品です。 今回は、2本のキットレンズをチェックするため、ダブルレンズキットを購入しました。購入機のボディカラーはいつも通りブラックですが、同時に発売されたシルバーモデルはボディの上下部分がシルバーとなります。また、9月に発売開始となるブラウンモデルは、シルバーモデルのシボ革部分がブラックからブラウンに変わるとともに、シルバー色のキットレンズが付属します。
X-M1ダブルレンズキットのパッケージ。カメラ本体と2本のレンズが入っているため、比較的大きなサイズです。パッケージ部分にはカメラ本体と2本のレンズの写真が印刷されています。
蓋を開けると、製品保証書や取扱説明書が目に入ります。その下にカメラボディ等が格納されています。上部にあるのがカメラ本体で、下段左側がXC16-50mmF3.5-5.6 OIS、下段右側はXF27mmF2.8が入っています。
ボディやレンズが入っている梱包材の下に、付属品が入った箱が入っています。箱の中には電源関係やズームレンズ用のフードも入れられています。
X-M1の付属品。左上から使用説明書、ソフトウエア(CD-ROM)、バッテリーチャージャーBC-W126、充電式バッテリーNP-W126(リチウムイオンタイプ)、バッテリーチャージャー用ACケーブル、ショルダーストラップ
。この他にもボディキャップが本体に装着されています。 富士フイルム X-M1の本体をチェック
ボディ前面。Xシリーズに共通するクラシカルなデザインテイストです。電子ビューファインダーが非内蔵となったため、X-E1と比べると幅12.1mm、高さ8.4mm小型化されました。
X-E1のボディ前面。一回り大きくなっています。
液晶モニター側。親指の部分に比較的大型のグリップが設けられています。単独の動画撮影ボタンが新設されました。液晶モニターは3型92万ドットへと大型化・高精細化されるとともに、上下のチルト可動に対応しています。富士フイルムのミラーレスカメラでは初となります。
X-E1の液晶モニター面。液晶パネルは2.8型46万ドット。
ボディ上面。W-E1ではシャッタースピードダイヤルだったところにモードダイヤルが置かれ、露出補正ダイヤルはメインコマンドダイヤルに変わっています。より中級者向けのインターフェースですが、今回のキットレンズのように絞りリングが省略されているレンズの場合は、X-M1の方が使い勝手が良いと思います。
ボディ底面。三脚用の穴はレンズ光軸から左側にシフトされています。左側にはバッテリーとメモリーカードが格納されます。ボディ右上にある窪みは、ハンドグリップHG-XM1装着時に使用するものです。ボディ本体はタイ製。なお、購入したボディ本体のS/Nは3xxxでした。
ボディ左側面。右下に見える穴はスピーカー用のものです。
ボディ右側面。こちら側に外部接続端子が設けられています。
X-M1のイメージセンサー部。金属接点は上位機と同じ10点です。左下にあるのはレンズ着脱ボタンで、これを押すとマウント上にあるピンが下がるため、レンズが回転可能となります。
ボディ右肩にあるロゴ。刻印された中にインクが流し込まれています。
X-M1のグリップ部。グリップ部の形状はX20に似ています。グリップ部の横にあるランプはAF補助光とセルフタイマーランプを兼ねるものです。
ボディ右肩のメインコントロール部。モードダイヤルと2つのコントロールダイヤルを中心としたインターフェースとなっています。一般的なユーザーであれば、従来機よりも使いやすいのではないかと思います。
軍艦部左側には内蔵ストロボがあります。その右にあるのがホットシューで、レンズ光軸上に置かれています。その前にある2つの穴はステレオマイクです。
内蔵ストロボをポップアップさせた状態。ボディサイズの割に照射位置は高いと思います。
ポップアップした照射部の向きを指で変えることもできます。メーカーは推奨しませんが、一定のバウンス効果も期待出来そうです。
親指グリップ部にはサブコマンダイヤルが置かれています。ダイヤルは上向きとなっており、回転だけでなく押下することにも対応しています。
液晶モニター右側にあるコントロール部。ボタンの機能はXシリーズのものを踏襲していますが、単独の動画撮影ボタンが新設されています。
ボディ右側面にある外部接続端子。上がHDMIミニ端子で、下がマイクロUSB端子です。下側は専用リモートレリーズにも対応しています。
富士フイルムのミラーレスカメラとしては初のチルト可動対応となります。上側には-85°まで可動します。
下側には90°までチルト可動します。チルト可動としては可動範囲が広くなっています。
液晶背面のチルト可動部。2軸で可動部が接続されています。
バッテリー室カバーを開いた状態。バッテリーとメモリーカードの挿入方向についてもガイダンス表示されています。
バッテリーとメモリーカードを挿入しつつある状態。メモリーカードはラベル面が前側となります。
ボディ単体での実測値は278.5gでした。メーカー公表値は280gとなります。
バッテリーとメモリーカードを挿入した状態の実測値は327.5gです。メモリーカードの種類によりますが、メーカー公表値は330gとなります。
1型イメージセンサーを搭載した高級コンパクト、ソニー サイバーショットDSC-Rx100M2と比較した状態。APS-Cサイズのミラーレスカメラとしては小型ですが、コンパクトカメラと比較するとサイズは一回り違います。
液晶パネルは3型92万ドットのパネルです。イメージセンサーと同じアスペクト比3:2のため、画面いっぱいに画像が表示されます。
液晶パネルの視野角は比較的広く、このアングルでも画面表示の確認が可能です。 X-M1の付属品をチェック
付属するバッテリーチャージャーBC-W126。NP-W126の充電には、最大で約150分かかります。
充電には、付属するメガネケーブルを用います。写真は、チャージャー側のケーブル接続部。
付属するメガネケーブル。出荷先国によって同梱されるACケーブルは異なります。
バッテリーパックNP-W126。7.2V 1200mAhで、静止画で約350枚の撮影が可能です。バッテリーシステムはX-Pro1やX-E1、FinePixHS50EXRとも共通です。
付属するショルダーストラップ。高級感はありませんが、しっかりとした作りです。
付属するボディキャップ。Xマウント用の共通品です。 |
![]() |