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特集 富士フイルム フジノン XF27mmF2.8 |
富士フイルム フジノン XF27mmF2.8
by Inaba Kunio
Xマウントで最薄・最軽量の薄型レンズ
評価:5.0
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1. レンズ仕様
2. MTF曲線(富士フイルム ホームページより)空間周波数 15本/mm 及び 空間周波数 45本/mm (ワイド端)
3. レンズ構成図(富士フイルム ホームページより)
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4. 製品外観
厚さは23mmの薄型レンズです。レンズ側に絞りリングはありませんので、ボディ側から操作する必要があります。ピントリングの操作感は良好です。
レンズ正面。基本的な仕様が印刷されています。フィルター用の溝は文字の内側に切られており、サイズは39mmです。
レンズマウント側。マウント部は金属製です。ボディ側とは電子接点のみで接続されます。
レンズのマウント基部にはS/Nがシールで貼付されています。購入した個体は2xxxでした。レンズ本体は中国製です。
レンズ鏡胴部には幅の広い絞りリングが装着されています。
X-M1に装着した状態。ボディもコンパクトですので可搬性にとんだスナップ・システムです。
ボディに装着した状態を正面から見ると、レンズ固定式カメラのような一体感を感じます。
レンズの実測値は77.2gでした。メーカー公表値は78gとなります。
付属するレンズキャップ。つまみ部分が内側に付けられています。
レンズキャップの裏側。アタッチメントサイズは39mmとなります。
レンズマウント部に装着するリアキャップ。
レンズリアキャップは、レンズのバヨネット部を利用して固定するタイプです。 Sponsored Links 5. 描写力(1) 歪曲収差今回テストに用いたのは、X-M1です。歪曲収差については、画像周辺部にわずかに樽型収差が認められましたが、単焦点レンズらしく良好に補正されています。周辺光量不足もほとんど目立たないレベルです。焦点距離:27mm (35mm換算41mm) (2) 解像力解像力の点でも、極めて高い数値を示していました。開放絞りがF2.8ということもあり、画面全体が解像感のある画像となっています。 中心部に関しては、絞り開放ではわずかに柔らかさも感じますが、しっかりと解像しています。絞りを1段程度絞ると鮮明度がさらに向上します。 周辺部に関しても絞り開放から単焦点レンズらしい鮮明な画像です。解像力の点では、あまり絞りを意識しないで撮影することができるレンズであると感じました。
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