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特集 α57

ソニー α57 ~熟成したミドルクラスのα

ソニー α57  by Inaba Kunio    熟成したミドルクラスのα  評価:5.0
ソニー  α57 SONY


1.ソニー α57の位置づけと概要

 熟成した16メガ画素機

 ソニーαシリーズの世代交代が進んでいる。2010年9月に登場したα55に加えて、昨年10月にα77、本年1月にα65、そして4月にα57が発売開始となった。6月15日にはα37の発売も予定されており、本年中にはフラグシップ機となるα99も登場が噂されている。
 これらの機種をクラス別に並べると、(α99)、α77、α65、α57、α37となり、単純に評価すれば「α57はα65とα37の間にある機種」といえる。

【α57と、α65、α37の比較】
機種名 α65 α57 α37
イメージセンサー 有効2430万画素
APS-CサイズCMOS
有効1610万画素
APS-CサイズCMOS
ファインダー 0.5型235万ドット 0.46型144万ドット
ISO感度 ISO100~16000
シャッター
スピード
30-1/4000秒
液晶モニター 3型92万ドット 3型23万ドット
連写速度 連続撮影優先AEモード
:最高約10コマ/秒
連続撮影Hi
:最高約8コマ/秒
RAWで連続13コマ
テレコン連続撮影優先AEモード
:最高約12コマ/秒
連続撮影優先AEモード
:最高約10コマ/秒
連続撮影
:最高約8コマ/秒
RAWで連続21コマ
テレコン連続撮影優先AEモード
:最高約7コマ/秒
連続撮影
:最高約5.5コマ/秒
RAWで連続7コマ
動画撮影 1920x1080
(60p)
1920x1080
(60i)
バッテリー NP-FM500H
560枚
NP-FM500H
590枚
NP-FW50
500枚
GPS 搭載
その他 バリアングル液晶 チルト液晶
サイズ
(W x H x D)
132.1x97.5x80.7 mm 124.4x92x84.7 mm
重さ 543g 539g 448g

 α65とα57を比較すると、主な違いは次の通りとなる。
  • ボディ形状はほぼ同じ。
  • イメージセンサーはα65の方が画素数が多い。
  • 電子ビューファインダーはα65の方が高精細。
  • 連写性能はややα57の方が高い。
  • GPSはα65のみ搭載。
 また、α37とα57との比較では、次のような違いがある。
  • ボディ形状はα37の方が小型軽量(α55のものを踏襲)。
  • イメージセンサー、電子ビューファインダーはほぼ同じ。
  • 液晶モニターはα57の方が高精細。
  • 連写性能はα57の方が高い。
  • α57はフルHDで60pの動画撮影が可能。α37は60iまで。
 これら3モデルからの機種選択にあたってもう一つ悩まされる点は、価格面である。α65は登場して5か月、α57は2か月、そしてα37は新登場ということで、カメラ本体の実売価格は、α65とα57がほぼ同等の6万円台、α37は5万円台となっている。標準レンズのついたレンズキットでは、やはりα65とα57が6万円台、α37は6万円前後となり、ダブルズームレンズキットでは、α65とα57は7万円前後であるのに対し、α37は7万円台と一番高価となっている。もうしばらくすれば、ほぼ価格も落ち着いてくると思われるが、こうした価格差が機種選択をさらに難しくしている。

 α57が想定しているユーザー層

 この3機種とも、基本的にはエントリー~ミドルクラスのカメラであり、必ずしも大きな違いがあるわけではない。とはいえ、より小さなボディを望むのであればα37の選択となるし、高画素画像や高精細ファインダー、GPSのどれかを優先するのであればα65が最適となる。
 α57の魅力をあえて言えば、「バランスのとれたカメラ」であるということになるかもしれない。有効16メガ画素の画像は一般的な使い方であれば十分な画素数であり、「24メガ画素にしておけばよかった」と思うようなことはまずないだろう。また、α57の電子ビューファインダーはα55と比較しても高精細で、十分クリアーである。GPS機能にしても、まったく使わないユーザーは決して少なくはない。ボディサイズは、一般的な男性の手であれば、むしろこのくらいのサイズの方が安定したホールディングを確保できるだろう。
 上記に記載した価格面が安定してくれば、「とりあえず選択に迷った時」に選ぶべきカメラがα57と言えるかもしれない。

 それでは実際に、ソニーの熟成した16メガ画素機機、α57の実力をテストしてみたい。


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2.ソニー α57を開封し外観をチェック

 ソニー SONY α57を開封する

 当初4月14日に発売予定であったが、実際に登場したのは4月27日。当時はα65よりも高かったものの、発売開始後1カ月を経て、概ねα65を下回るようになっている。
 現時点(6月1日)の価格コムの最安値を見ると、本体とレンズキットがほぼ同額の6万円強、ダブルズームレンズキットは6万円台中頃となっている。このあたりの値付けは、できるだけレンズ付きのキットに誘導したいというメーカー側の思いが反映されているものと思われるが、他機種と比べてもやや極端な気もする。
 ボディカラーはブラック一色のみ。カラーバリエーションが展開されているNEXシリーズとは、こうした面でも差別化が図られている。

SONY A57

 購入したのはダブルズームレンズキット。2本のズームレンズが同梱されている割には小ぶりなパッケージとなっている。ソニーαシリーズのブランドカラーであるオレンジとブラックを基調としている。

SONY A57

 ケースを開けると、上段に取扱説明書などが入っており、その下にカメラボディやレンズ、アクセサリー類が格納されている。左側の梱包材に入っているのがカメラ本体。その右の上が望遠ズームで、下に標準ズームが入っている。写真ではわからないが、標準ズームの下にバッテリーチャージャーが格納されている。左下には、ストラップやケーブル、バッテリーパックが入っている。

SONY A57

 パッケージ内に同梱されている付属品関係。左上より取扱説明書、CD-ROM、USBケーブル、ショルダーストラップ、バッテリーチャージャーBC-VM10A、バッテリーNP-FM500H。取扱説明書は簡易版で、詳細はCD-ROM内の「αハンドブック」に記載されている。このあたりは最近の傾向だが、従前どおり紙の冊子が同梱されていることが望ましいと思う。
 なお、保証書は国内保証のみとなる。

 バッテリー関係をチェック

SONY A57

 α57に使用するバッテリーやバッテリーチャージャーはα77、α65に採用されているものと同じ。NP-FM500Hは大容量のため、満充電には最大で約175分必要。

SONY A57

 BC-VM10Aは中国製。コンセントに接続するプラグ部分は回転式で本体内に格納可能となっている。可搬性に優れている。

SONY A57

 バッテリーパックNP-FM500H。容量1600mAhで、最大で約590コマの撮影が可能。光学ファインダーを搭載しているデジタル一眼レフであれば、光学ファインダー中心の撮影とすることで撮影可能枚数を大幅に増やすことも可能だが、電子ビューファインダー搭載機であるαシリーズにはそうしたメリットはない。今回、バッテリーパックの容量を大幅に増やしたため、他社デジタル一眼レフと比べても遜色ない撮影枚数を実現している。

 ソニー SONY α57の付属品をチェック

SONY A57

 付属しているストラップ。高級感はあまりないが、実用上は十分なつくりとなっている。

SONY A57

 付属するUSBケーブル。パソコンやプリンターとの接続に使用する。

SONY A57

 ボディにはボディキャップが装着されている。ロゴの右に見える印は本体装着時の指標。

SONY A57

 ボディにはマウント部分のバヨネットを利用して装着する。

 ソニー SONY α57の本体をチェック

SONY A57

 ボディ前面。なで肩の新しいデザインが採用されている。ボディの表面処理が丁寧に施されているため、高級感を感じる。

SONY A57

 マウント口からは、透過ミラー「トランスルーセントミラー」が見える。一眼レフのミラーと比較すると縦に長い。

SONY A57

 一眼レフではミラーボックス上面にファインダースクリーンが設置されているが、α57は電子ビューファインダー方式なので当然ながらスクリーンは装着されていない。なお上面に見える穴の奥には、位相差方式オートフォーカスモジュールが設置されている。

SONY A57

 ボディ背面液晶側。ゴム部分が指に馴染むため、ホールド性は良い。液晶右側にあるオレンジ色のラベルはシールのため、簡単に剥がすことができる。

SONY A57

 ボディ上面。ポップアップストロボの下に見えるステレオマイクが特徴的である。

SONY A57

 ボディ右側側面には、メモリーカードの格納部がある。三脚に装着したままカード交換が可能。

SONY A57

 ボディ左側面には外部端子類が配置されている。ゴムのカバーは4つに分割されているため、必要なものだけを開くことができる。

SONY A57

 ボディ底面。三脚用の穴はレンズ光軸上に配置されている。グリップ部分には底面までシボ調の処理がれている。

SONY A57

 モードダイヤルは軍艦部左側に設置されている。本体外装はプラスティック製だが、写真の通り一見金属製に見え、高級感がある。

SONY A57

 ストロボ部分にはシールが貼付されている。このあたりはビデオカメラをはじめとするAV家電製品の文化かもしれない。

SONY A57

 マウント部にはフォーカススイッチがある。レンズに切換スイッチがない場合、こちらで動作方式を切り換える。

SONY A57

 右手のメインコントロール部。シャッターボタンは大型でフィーリングは良い。その前にあるコントロールダイヤルは角度がつけられており、無理なく操作できる。

SONY A57

 グリップ部分には、リモコン受光部とセルフタイマーランプが設置されている。

SONY A57

 グリップ部の上にあるボタン類。親指での操作となる。その左側に見えるのは、ファインダー視度補正用のダイヤル。

SONY A57

 ファインダー左側にはMENUボタンがある。このあたりのレイアウトはαシリーズ共通。
 

SONY A57

 背面側のメインコントロール部。Fnボタンにはドライブモードなどの機能設定が可能となっている。

SONY A57

 メモリーカード挿入口を開いた状態。写真では見えづらいが、カード挿入方向のガイダンスが刻印されている。

SONY A57

 SDメモリーカードを挿入しつつある状態。カードのロゴ部分が手前側となる。ソニー製品であるため、デュオタイプのメモリースティックにも対応している。

SONY A57

 外部マイク端子を開いた状態。プラグインパワー対応のマイクであれば、電源もカメラ側から供給できる。

SONY A57

 HDMIミニ端子とUSB端子を開いた状態。

SONY A57

 リモート端子を開いた状態。

SONY A57

 DC端子を開いた状態。ACアダプターを使用する場合には、こちらに接続する。その上にあるのはスピーカー。

SONY A57

 ロゴ部分。オレンジ色のマークが目立つ。

SONY A57

 ボディ底面のバッテリー室蓋を開いた状態。蓋の部分にバッテリーの挿入方向が刻印されている。

SONY A57

 バッテリーを挿入しつつある状態。

SONY A57

 マウント下部左側には絞り込みボタンがある。このボタンを押すと、設定した絞り値まで物理的に絞られるので、被写界深度を確認することができる。なお、光学ファインダー搭載機ではイメージが暗くなるが、電子ビューファインダーのため、明るいまま被写界深度を確認できる。これもEVF方式のメリットの一つだろう。

SONY A57

 ストロボをポップアップさせた状態。α55とはポップアップ方式が変わっており、ポップアップ部分がより前に出る。そのため、レンズによる干渉がしにくくなっている。

SONY A57

 液晶モニターを反転させた状態。バリアングル液晶の接続軸は2軸となっている。

SONY A57

 液晶部分をチルトさせた状態。三脚を使用すれば、180度下まで反転させることができる。液晶パネルには電子水準器を表示させているが、この角度でもなんとか視認可能。

SONY A57

 液晶モニターの視認性は高い。同じ内容を電子ビューファインダーに表示させることができる。

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3.ソニー α57の描写性能はどうか?

 描写力チェック1:高感度性能

 SONY α57の基本感度はISO100で、ISO16000まで設定可能である。α55ではISO12800までの対応だったため、1/3段分高感度側に伸びている。ノイズ低減処理のやり方としては、カメラ内での設定と、RAWで撮影しパソコン上での現像段階で行う方法がある。なお、カメラ内で設定した場合でも、RAWファイルには変更は加えられない。

 カメラ内でのノイズ低減は、撮影メニューの中にある「高感度ノイズリダクション」と「長秒時ノイズリダクション」の設定で行う。

 「高感度ノイズリダクション」は「弱」「標準」「強」の3種類がある。「長秒時ノイズリダクション」は「入」と「切」のどちらかを設定する。

 α57はα55とほぼ同じ画素数であり、α55よりもやや高感度性能が向上している。高感度ノイズ低減を「弱」にしても、ISO1600まではほとんどノイズ感はない。ISO3200を超えると暗部を中心にややノイズが目立ってくるが、ISO6400までであれば十分実用的であるように感じる。ISO12800以上になると、かなりノイズが増える。さすがに等倍ではノイズが目立つが、縮小して利用するのであれば使えるレベルだろう。

 高感度ノイズ低減を「標準」にすると1段分程度、「強」では2段分程度ノイズが低減化される。「強」にすると解像感の低下が若干目立つものの、ISO12800でも実用できるレベルとなっている。

 いずれのISO感度でも画像自体が破たんするわけではないので、縮小すれば充分活用可能であると感じた。

 下記のサンプルは、高感度ノイズ低減を「弱」、「標準」、「強」の3段階で各ISO感度の撮影を行ったものである。表示画像は等倍画像だが、クリックすると全体画像が表示されるので、あわせて比較をしてほしい。

SONY_ANEX-7
サンプル画像。左下の赤枠の部分を切り出してある。
画像をクリックすると、元画像の全体が開きます。

ISO100(左から「弱」「標準」「強」)
SONY A57SONY A57SONY A57

ISO200(左から「弱」「標準」「強」)
SONY A57SONY A57SONY A57

ISO400(左から「弱」「標準」「強」)
SONY A57SONY A57SONY A57

ISO800(左から「弱」「標準」「強」)
SONY A57SONY A57SONY A57

ISO1600(左から「弱」「標準」「強」)
SONY A57SONY A57SONY A57

ISO3200(左から「弱」「標準」「強」)
SONY A57SONY A57SONY A57

ISO6400(左から「弱」「標準」「強」)
SONY A57SONY A57SONY A57

ISO12800(左から「弱」「標準」「強」)
SONY A57SONY A57SONY A57

ISO16000(左から「弱」「標準」「強」)
SONY A57SONY A57SONY A57

 描写力チェック2:解像度

 SONY α57のイメージセンサーは有効1610万画素である。今回テストしたDT30mmF2.8MACROの結果は、さすがマクロレンズだけに基本的に絞り開放から優れた解像力を示した。このレンズは、3段絞ると、周辺部を含めさらに解像力が向上したため、開放絞りF2.8から3段絞ったF8.0のもので確認を行った。視覚解像度チェック用ライン、限界解像度チェック用ラインとも、2500本ラインを超えている。

  レンズ名:DT30mm F2.8 MACRO SAM
 焦点距離:30mm
 絞り値:F8.0 (開放絞りF2.8から3段絞った状態)
 使用チャート:ISO12233準拠チャート


(下図は、図の赤枠の部分を等倍で切り出したもの。)

SONY A57
 限界解像度チェック用のラインでは、2500本まで十分視認できている。わずかであるが一部にモアレが発生している。

SONY A57
 横方向の限界解像度チェック用のラインでも、同様に2500本ラインは十分視認可能。

 描写力チェック3:収差補正

 SONY α57の設定メニューの中には、「レンズ補正」の項目がある。これは、自動補正に対応しているレンズでは周辺光量、倍率色収差、歪曲収差の電子的な補正をかけることができる機能である。標準設定では、周辺光量補正と倍率色収差補正は「オート」に、周辺光量補正は「切」になっている。
 今回テストしたレンズのうち、DT30mmF1.8は自動補正に対応しているが、DT35mmF2.8MACROは非対応となる。
 対応している35mmレンズでは、描写性能の改善を確認することができた。念のため、非対応の30mmレンズで試してみると、やはり描写性能に変化は見られなかった。

DT30mm F2.8 MACRO SAM (自動ゆがみ補正無:非対応レンズ)


DT30mm F2.8 MACRO SAM (自動ゆがみ補正有:非対応レンズ)



DT35mm F1.8 SAM (自動ゆがみ補正無:対応レンズ)


DT35mm F1.8 SAM (自動ゆがみ補正有:対応レンズ)


4.α57はα55からどう進化したか?

 比較1:外観と機能はどう変わったか?

 α57はα55の後継機として位置づけられているが、ボディ形状が上位機であるα65と基本的に同じであり、ややクラスが上がった印象を受ける。他方で、イメージセンサーの画素数はα55の有効1620万画素に対し、α57は有効1610万画素とほぼ同等であるとともに、α55では搭載されていたGPS機能が省かれるなど、仕様上の機能だけを見ると単純に「進化した」とは言えないかもしれない。
 総合的に見て、α57はα55からどうのように変わったのか。具体的にチェックをしていきたい。

SONY A57

 α57ではバッテリーが大容量のものに変わった。α55用のNP-FW50は1020mAhであるのに対し、α57用のNP-FM500Hは1600mAhと、6割近く容量が増えている。α55は撮影枚数が380枚であり、レンズ交換式デジタルカメラとしてはやや少なかった。この改良は、現場での使い勝手に大きく影響する。
 なお、向かって左側がα57用で右側がα55用(以下も同じ)。


SONY A57

 バッテリーの裏側。並べてみると、数値以上に大きくなったことを感じる。

SONY A57

 バッテリーの変更に伴い、バッテリーチャージャーも新型のものに変わっている。α55では満充電に最大250分必要であったが、α57では容量が増えたにもかかわらず、175分に短縮されている。なお、チャージャー自体のサイズはほぼ同じ。

SONY A57

 ボディ前面。デザインのテイストが大きく変わり、α57ではなで肩のボディ形状となっている。グリップ部分が大型化され、ホールディング性が向上している。なお、ボディ外側はどちらもプラスティック製であるが、α57の表面処理は金属のような縮緬上の加工がされており、高級感があるとともに指紋も付きにくくなっている。

SONY A57

 ボディ背面液晶側。仕様上はどちらも3型92万ドットの液晶モニターであるが、α55のパネルのアスペクト比は16:9であるのに対し、α57では4:3になっている。そのため、撮影した画像を表示させると、α57では一回り以上大きく表示される。
 ブラウン管テレビ(アスペクト比4:3)から薄型テレビ(アスペクト比16:9)に買い替えた時、同じインチ数のものでは小さくなってしまったのと同じ原理である。


SONY A57

 グリップ部分が大型化されたのが分かる。また、ペンタ部の張り出し部分も大きくなっている。メモリーカードの挿入口が、底面からボディ右側面に移動した。ボディサイズが大きくなったことで可能になった部分ではあるが、こうした細かい変化も意外と使い勝手に影響する。

SONY A57

 ボディ全体のデザインが曲線を主体としたものへと変わっている。ボタン関係の数も増えており、より直接的な操作が可能となった。

SONY A57

 ボディ左側面。α55ではファインダー接眼部の張り出しが大きかったが、α57ではこの点も改良されている。
 ファインダーが大型になり、画像表示部分がより高精細化されたのも進化点の一つ。並べて比べてみると、見やすさが向上している。また、アイセンサーの位置が接眼部下から接眼部上に変わっている。液晶モニターとファインダーとの切替時間も短縮されている。


SONY A57

 内蔵ストロボをポップアップさせた状態。α57の方が前方に張り出す形になるため、レンズによるケラレが発生しにくい。

 比較2:高感度性能比較

 α55とα57はどちらも有効16メガ画素機であり、高感度性能がどのように進化したのかも注目点の一つであった。比較した結論から言えば、やや高感度性能が向上しているものの、大きな進化というレベルではない。違いとしては、α55では高感度ノイズ低減の設定が「オート」と「切」しかなかったのに対し、α57では「弱」「標準」「強」とレベルを指定できるようになったことと、ISO16000まで対応できるようになった点があげられる。

SONY_ANEX-7
サンプル画像。左下の赤枠の部分を切り出してある。
画像をクリックすると、元画像の全体が開きます。

ISO800(左から「α57」「α55」)
SONY A57SONY A55

ISO1600(左から「α57」「α55」)
SONY A57SONY A55

ISO3200(左から「α57」「α55」)
SONY A57SONY A55

ISO6400(左から「α57」「α55」)
SONY A57SONY A55

ISO12800(左から「α57」「α55」)
SONY A57SONY A55

ISO16000(「α57」のみ)
SONY A57SONY A55

 比較3:解像力比較

 α57は解像力の点でも、ほぼα55を踏襲する性能を示した。チャート解像力テストは30mmF2.8マクロレンズで行ったが、どちらも2500本のラインを視認可能であった。有効16メガ画素のカメラとして十分な解像力が確認できた。

  レンズ名:DT30mm F2.8 MACRO SAM
 焦点距離:30mm
 絞り値:F8.0 (開放絞りF2.8から3段絞った状態)
 使用チャート:ISO12233準拠チャート


(下図は、図の赤枠の部分を等倍で切り出したもの。)

SONY A57
 α57では、2500本のラインまで視認できている。

SONY A55
 α55。やはり2500本のラインも視認が可能。


SONY A57
 α57は横方向でも2500本のラインが視認できている。

SONY A55
 α55でも同様に2500本のラインの視認が可能。

5.結局、ソニー α57は「買い」か?

 独断 素晴らしい!smile ポイント 
  • クラスの割に高級感のあるボディ。
  • 視認性がさらに向上した電子ビューファインダー。
  • ISO16000まで設定可能な高感度性能。(ISO3200までは常用可能)
  • フルHD動画撮影が可能。
  • 全体に高速化された動作。
  • RAWで21枚の連続撮影が可能。
  • 前機種と比べ格段に伸びたバッテリー持続性能。
  • 標準でも8コマ/秒、最高で12コマ/秒の連写性能。
  • オートポートレートフレーミングなど新しい機能を搭載。
  • ステレオマイク、バリアングル液晶を内蔵。

 独断 もう一息!not smile ポイント 
  • 前機種から短縮されたものの、やや長いEVFと液晶モニターの切換時間。
  • 前機種からGPS機能が省かれた。
  • 連写時、ファインダー像がコマ送りになる。
  • コントラスト方式による「より精度の高いAF」を活用できない。

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付録1.製品仕様からみた α57の特長

撮像素子  APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)、原色フィルター付"Exmor"APS HD CMOSセンサー
カメラ有効画素数  約1610万画素
 ※α65は約2430万画素
 ※α37は同じ
総画素数  約1670万画素
撮像素子アスペクト比  3:2
アンチダスト機能  帯電防止コートおよびイメージセンサーシフト駆動による
 電源OFF時、クリーニングモード実行時に作動
静止画  JPEG (DCF Ver.2.0、Exif Ver.2.3、MPF Baseline 準拠)、3D静止画 MPO準拠、RAW (ソニー独自ARW2.3フォーマット)、RAW+JPEG
記録画素数 [3:2]  Lサイズ: 4912 x 3264 (16M)
 Mサイズ: 3568 x 2368 (8.4M)
 Sサイズ: 2448 x 1624 (4.0M)
 ※α65は最大6000 x 4000
 ※α37は同じ
記録画素数 [16:9]  Lサイズ: 4912 x 2760 (14M)
 Mサイズ: 3568 x 2000 (7.1M)
 Sサイズ: 2448 x 1376 (3.4M)
 ※α65は最大6000 x 3376
 ※α37は同じ
記録画素数
[スイングパノラマ]
 ワイド: 左右方向 12,416 x 1,856 、上下方向 5,536 x 2,160
 標準: 左右方向 8,192 x 1,856、上下方向 3,872 x 2,160
記録画素数
[3Dスイングパノラマ]
 ワイド: 7152 x 1080 (7.7M)
 標準: 4912 X 1080 (5.3M)
 16:9: 1920 x 1080 (2.1M)
画質モード  RAW、RAW+JPEG、JPEGファイン、JPEGスタンダード
ピクチャーエフェクト  11種類(15タイプ) ポスタリゼーション(カラー、白黒)、ポップカラー、レトロフォト、パートカラー (R/G/B/Y)、ハイコントラストモノクロ、トイカメラ、ソフトハイキー、ソフトフォーカス、絵画調HDR、リッチトーンモノクロ、ミニチュア
クリエイティブスタイル  スタンダード、ビビッド、ポートレート、風景、夕景、白黒
 (コントラスト<±3段階>、彩度<±3段階>、シャープネス<±3段階>)
ダイナミックレンジ機能  切、Dレンジオプティマイザー (オート/レベル設定 )、オートHDR (露出差オート/露出差レベル設定 <1.0-6.0EVの間で1.0EVごと6段階>)
動画  AVCHD、MP4
圧縮形式  AVCHD規格 Ver.2.0準拠/MPEG-4 AVC (H.264)
音声記録方式  Dolby Digital (AC-3) / MPEG-4 AAC-LC、 2ch
動画記録 撮影モード
(AVCHD)
 1920 x 1080(60p, 28M, PS)
 1920 x 1080(60i, 24M, FX)
 1920 x 1080(60i, 17M, FH)
 1920 x 1080(24p, 24M, FX)
 1920 x 1080(24p, 17M, FH)
 ※α65も同じ
 ※α37は最大1920 x 1080(60i, 24M, FX)
動画記録 撮影モード
(AVC MP4)
 1440 x 1080(30fps)
 VGA(640 x 480, 30fps)
 ※α65も同じ
 ※α37も同じ
記録媒体  ”メモリースティック PRO デュオ”、”メモリースティック PRO-HG デュオ”、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード
ノイズリダクション  長秒時NR 入/切 SS 1秒からBULBに適用
 高感度NR 強/標準/弱
ホワイトバランス  オート/ 太陽光/ 日陰/ 曇天/ 電球/ 蛍光灯<温白色/白色/昼白色/昼光色>/ フラッシュ/ 色温度設定<2500K-9900K>& カラーフィルター/ カスタム
フォーカス  TTL位相差検出方式、CCDラインセンサー
測距点数  15点 (3点クロスタイプ)
 ※α65も同じ
 ※α37も同じ
検出輝度範囲  EV-1-18 (ISO100相当、F2.8レンズ使用時)
フォーカスモード  オートフォーカス/マニュアルフォーカス
AFモード  シングル (AF-S)、AF制御自動切り換え (AF-A)、コンティニュアス (AF-C)
フォーカスエリア  ワイド(オート、15点)/ゾーン/中央に固定/ローカル 選択可
AF補助光  内蔵フラッシュ による補助光 約1-5m
露出制御  1200分割ライブビュー分析測光
測光範囲  EV-2- EV17 (ISO100相当、F1.4レンズ使用時)
測光モード  多分割測光、-、スポット測光、中央重点平均測光
露出モード  おまかせオート、発光禁止、プレミアムおまかせオート、シーンセレクション、スイングパノラマ、3Dスイングパノラマ、連続撮影優先AE、動画、プログラムAE(P)、絞り優先AE(A)、シャッタースピード優先AE(S)、マニュアル(M)モード
シーンセレクション  ポートレート、風景、マクロ、スポーツ、夕景、夜景ポートレート、夜景、手持ち夜景
露出補正  ±3.0EV(1/3EVステップ)
露出ブラケット  1枚撮影/連続撮影、ずらし量:1/3、2/3EVステップ、3枚
AEロック  AEロックボタンによるAEロック
 フォーカス合焦時自動AEロック
ISO感度  静止画撮影時:ISO100-16000(1EVステップ)、AUTO(ISO100-3200)
 動画撮影時: ISO100-3200相当(1EVステップ)、AUTO(ISO100-3200相当)
 ※α65も同じ
 ※α37も同じ
ファインダー  SVGA 1.2cm(0.46型)電子式ビューファインダー, Xtra Fine
 1,440,000 ドット
 ※α65は1.3cm(0.5型)電子式ビューファインダー235万ドット
 ※α37は同じ
有効画素数  倍率最大時: 1,440,000 ドット, 倍率標準時: 1,253,280 ドット
明るさ調節機能  自動明るさ調整 または3段階の手動設定
視野率  100%
倍率  倍率最大時: 約1.04倍,
 倍率標準時: 約0.97倍(50mmレンズ無限遠、-1m-1時)
 ※α65は約1.09倍
 ※α37は倍率最大時: 約1.19倍, 倍率標準時: 約1.09倍
視度調整機能
(ディオプター)
 -4.0-+3.0m-1
アイポイント  (最終光学面から)倍率最大時: 約23.1mm
 倍率標準時: 約25.2mm
 (接眼枠から)倍率最大時: 約18mm
 倍率標準時: 約20.1mm
表示機能  グラフィック表示、全情報表示、情報表示なし、水準器、ヒストグラム
液晶モニター  7.5cm(3.0型) TFT駆動、921,600ドット
 ※α65も同じ
 ※α37は6.7cm(2.7型) 230,400ドット
明るさ調節機能  自動明るさ調整、5段階の手動設定
撮影情報表示  グラフィック表示、全情報表示、情報表示なし、水準器、ヒストグラム、ファインダー撮影用
角度調整機能  チルト:手前に約180度
 回転:液晶モニターが前方に向いた状態から左に約270度
画面表示切り替え  グラフィック表示、全情報表示、情報表示なし、水準器、ヒストグラム、ファインダー撮影用
顔検出  最大検出数:8
全画素超解像ズーム  静止画時 約2倍
 ※α65は機能なし
 ※α37は同じ
デジタルズーム  最大4倍
 ※α65は最大2倍
 ※α37は同じ
シャッター  電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター
 静止画撮影時:1/4000-30秒(1/3段ステップ)、バルブ
 動画撮影時:1/4000-1/4秒(1/3段ステップ) 、 AUTO時は1/60秒まで
 フラッシュ同調速度:1/160秒
 ※α65も同じ
 ※α37も同じ
手ブレ補正機能  静止画撮影時:イメージセンサーシフト方式
 動画撮影時:電子式
フラッシュ  GN:18
 18mmをカバー
 ※α65も同じ
 ※α37も同じ
フラッシュモード  発光禁止、自動発光、強制発光、後幕シンクロ、スローシンクロ、赤目軽減発光、ハイスピードシンクロ、ワイヤレス
ドライブモード  1枚撮影、連続撮影(Hi/Lo切り替え可)、セルフタイマー (10/2秒選択可能)、連続ブラケット、1枚ブラケット、ホワイトバランスブラケット、リモコン (別売のRMT-DSLR1使用)
連続撮影速度  連続撮影優先AEモード時:最高約10コマ/秒
 テレコン連続撮影優先AEモード時:最高約12コマ/秒
 通常連続撮影Hi時:最高約8コマ/秒
 通常連続撮影Lo時:最高約3コマ/秒
 ※α65は連続撮影優先AEモード時:最高約10コマ/秒、通常連続撮影Hi時:最高約8コマ/秒、通常連続撮影Lo時:最高約3コマ/秒
 ※α37はテレコン連続撮影優先AEモード時:最高約7コマ/秒、通常連続撮影Hi時:最高約5.5コマ/秒、通常連続撮影Lo時:最高約2.5コマ/秒
連続撮影可能枚数  [テレコン連続撮影優先AEモード時]
 ファイン:23枚
 スタンダード:25枚
 [連続撮影優先AE時]
 ファイン:23枚
 スタンダード:27枚
 RAW+JPEG:18枚
 RAW:21枚
 [連続撮影時]
 ファイン:25枚
 スタンダード:29枚
 RAW+JPEG:19枚
 RAW:21枚
 ※α65はRAWで最大13枚
 ※α37はRAWで最大7枚
インターフェース  Hi-speed USB (USB2.0) (マスストレージ、MTP)
 HDMIミニ端子(タイプC)、ブラビアリンク (リンクメニュー対応)、「ブラビア プレミアムフォト」対応
 3.5 mmステレオミニジャック
 リモート端子
音声  内蔵マイク:ステレオ
 ステレオマイクロフォン:ECM-ALST1 / ECM-CG50(別売)
 スピーカー:モノラル
使用電池  リチャージャブルバッテリーパック NP-FM500H
静止画撮影可能枚数  ファインダー使用時:約550枚
 液晶モニター使用時:約590枚
 ※α65は510枚/560枚
 ※α37は450枚/500枚
動画撮影可能時間
(記録画素数)
 ファインダー使用時:約180分
 液晶モニター使用時:約180分
 ※α65は190分/190分
 ※α37は180分/180分
外部電源  ACアダプター AC-PW10AM(別売)
質量  約618g(バッテリーとメモリースティックPROデュオを含む)
 約539g(本体のみ)
 ※α65は622g/543g
 ※α37は506g/448g
外形・寸法  約132.1×97.5×80.7 mm(幅x高さx奥行き)
 ※α65も同じ
 ※α37は124.4x92x84.7mm
付属品  リチャージャブルバッテリーNP-FM500H/バッテリーチャージャーBC-VW10A/ショルダーストラップ/ボディキャップ/アイピースカップ/USBケーブル/CD-ROM

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付録2.発売前のファーストレビュー

【コラム】α65の下位モデル?

 3月に、まず海外向けとして発表されたα57が、いよいよ本日発売開始となった。当初の予定から2週間遅れとなったが、店頭での引き合いもまずは順当な滑り出しをしているようである。

 α57の位置づけは、α55の後継機であるとともにα65、α77の下位モデルというものである。α55との違いは、画素数はほとんど同じもののイメージセンサーが新世代のものとなっている点や、レリーズタイムラグの短縮、バッテリーの大容量化による撮影可能枚数の増大、連続動画撮影時間の長時間化など、α55のユーザーから寄せられた要望への対応がされているとのことである。電子ビューファインダーも、有効115万ドットから有効144万ドットへと高精細化が図られている。なお、α55で搭載されていたGPSは、α57には搭載されていないため、この機能を活用されているのであれば注意が必要である。

 また、新たな機能として、サイバーショットに搭載されている「全画素超解像技術」も採用されている。これにより「テレコンモード」では、解像感を保ったまま最大2倍の焦点距離相当でフル画素での記録が可能となる。

 「オートポートレートフレーミング」も新しい機能である。これは、被写体の顔検出機能を活用し、三分割法でカメラが自動的に構図を設定し、トリミングを行うもの。テレコンモードと同様に、全画素超解像技術により、フル画素記録となる。なお、オリジナルの画像も同時に保存される。

 それでは、兄弟機であるα65との違いはどうか。詳細はα65との比較ページを参照してほしいが、ボディ自体はほぼα65と同じもので、主にイメージセンサーと電子ビューファインダーが異なっている。電子ビューファインダーについては、見比べてみると明らかにα65やα77に搭載されているXGA対応236万ドットの方が美しい。しかし、α55と比較すると、その差が小さくなっているのも事実である。

 これに対し、評価が難しいのがイメージセンサーの部分である。仕様上の高感度性能はISO16000までと同じであるが、実機での確認によると、ノイズレベルはα57の方が低減化されているようである。α57とα65とでは画素数に50%の差があるため、こうした結果となるのも当然かもしれないが、画像のハンドリングのしやすさを含め、あえてα57の1610万画素センサーを選択する、という意見も意外と多く目にする。現時点では両機種の価格はほぼ同等レベルとなっているが、今後α65との価格差が開いていけば、この傾向により拍車がかかることになるかもしれない。(2012年4月27日 記)

α55(左側)とα57(右側)。デザイン傾向が変わっているのも違いの一つ。


 独断 デジカメ対決! どっちが良い? 


☆ vs ソニー α65
☆ vs ニコン D5200
☆ vs ニコン D5100
☆ vs キヤノン EOS Kiss X5


 【厳選レビュー記事】

◎All about プロ並みのフレーミングが自動でできる!? ソニーα57
 2012年 4月27日 中井 隆
  -エントリークラスとは思えない高性能と質感
  -ギュッと機能を詰め込んだボディ
  -光学式ファインダーに迫る高速レスポンス
  -プロ顔負けのフレーミングを自動で行える!?
  -超解像ズームで標準ズームが超望遠に!?
  -多彩なピクチャーエフェクトなど魅力満載
  -まさに最強の動物園カメラ。もちろん人間もバッチリ

◎ITmedia デジタル技術で“デジ一眼の楽しみ”を手軽に ソニー「α57」
  2012年 4月27日 mi2_303
  -ポートレート構図もカメラ任せ。
  -超解像ズームで600ミリ相当も
  -作例

◎デジカメWatch ソニー、人物写真を自動でトリミングする「α57」
  2012年 3月21日 編集部
  -4月13日に発売。価格はオープンプライスで店頭予想価格はボディのみが8万円前後。
  -α65と同サイズボディのローエンドモデル
  -α55と比較すると、レリーズタイムラグ約0.05秒とレスポンスが向上
  -GPS機能は省略
  -顔認識と超解像技術を利用した新機能「オートポートレートフレーミング」

◎ITmedia 構図もカメラにお任せ 「かんたん上手」を強化したエントリー 「α57」
  2012年 3月21日 編集部
  -「α55」の後継となるエントリーモデルで、「連写」「ズーム」「構図」の3要素について強化。
  -顔検出を応用した「オートポートレートフレーミング」機能を新たに搭載
  -交換レンズに応じた周辺光量低下/倍率色収差/歪曲収差を補正する機能も搭載

 【基本仕様】    
画素数 1670万(総)/1610万(有効) 画像素子  APS-C 23.5mm×15.6mm
CMOS
ISO感度 100~16000  記録フォーマット  JPEG/RAW 
連写撮影 10コマ/秒  シャッタースピード 1/4000~30 秒 
液晶モニター 3インチ 92万ドット  ファインダー形式  EVF
ファインダー視野率(上下/左右) 100/100 ファインダー倍率 1.04
電池タイプ 専用電池  専用電池型番 NP-FM500H
撮影枚数 550枚 レンズマウント α Aマウント 
記録メディア SDHCカード SDカード SDXCカード メモリースティックPRO Duo   
手振れ補正機能 ゴミ取り機能 
ライブビュー バリアングル 
内蔵フラッシュ RAW+JPG同時撮影 
動画撮影 1920x1080
幅x高さx奥行き 132.1×97.5×80.7 mm  本体重量 539g
セット販売 ズームレンズキット(DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM)
ダブルズームレンズキット(レンズキット + DT 55-200mm F4-5.6 SAM)

 メーカー製品仕様のページ
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