monoxデジカメ比較レビュー
monoxデジカメ比較レビュー サイトマップ monoxデジカメ比較レビュー デジカメレビュー monoxデジカメ比較レビュー デジカメの選び方 monoxデジカメ比較レビュー デジカメ比較 monoxデジカメ比較レビュー monoxブログ
monoxデジカメ比較レビュー 新製品情報 monoxデジカメ比較レビュー デジカメ質問箱 monoxデジカメ比較レビュー デジカメ用語集 monoxデジカメ比較レビュー デジカメリンク monoxデジカメ比較レビュー 運営者情報
トップページ > デジカメ徹底レビュー > ソニー SONY α99 > ソニー SONY α99
特集 α99

ソニー α99 ~電子ビューファインダー搭載のフラグシップ

ソニー α99  by Inaba Kunio    電子ビューファインダー搭載のフラグシップカメラ  評価:5.0
ソニー  α99 SONY


1.ソニー α99の位置づけと概要

 電子ビューファインダー搭載のフラグシップ

 フィルムカメラ時代、コニカミノルタ/ミノルタのフラグシップ機は必ずリリースされたわけではありませんでした。1985年に登場したα7000の上位機種α9000はありましたが、次のα7700i(1988年)にはα8700iで終了しました。さらに後継機となったα-7xi(1991年)にはα-9xiがリリースされたものの、α-707si(1993年)ではやはりα-807siが最上位機種でした。

ミノルタ α7000
 最初のα、α7000(1985年)
 デジタル一眼レフに移ってからも、最初の本格モデルであるα-7DIGITAL(2004年)には9シリーズはなく、αシリーズ最初のフラグシップはソニーのα900となります。
 ちょっとまわりくどい表現ですが、お伝えしたかったのは「α99は欠番になる可能性もあった」ということなのです。α900はα55/α33登場後も現役機として販売されていましたので、2011年11月に「生産終了」の発表がされたことで、α2桁シリーズのフラグシップ「α99」が登場するのではないか、との期待が高まったわけです。

 今回、α99が登場したことで、αシリーズのラインアップがかつてないほど充実しています。α37、α57、α65、α77、α99と、エントリーからフラグシップまで5つのモデルが揃えられており、ソニーがデジタルカメラをメイン分野の一つとして位置付けたことを、改めて実感させてくれます。

 まずは、α900とα99の外観を比較してみます。

ソニー α99 ソニー α900
 α99(左側)とα900(右側)。α900には大型ペンタプリズムを内蔵した光学ファインダーが搭載されているため、高さが目立ちます。また、マウント内を見ると、クイックリターンミラーとトランスルーセントミラーの違いがみられます。前面のボタンやダイヤルの位置は、ほぼ同じとなっています。

ソニー α99 ソニー α900
 α99(左側)とα900(右側)。電源スイッチはシャッターボタン同軸に移されましたが、それ以外のボタンやダイヤルはα900を踏襲しています。α99では、フラグシップ機には珍しいバリアングル液晶が搭載されています。

ソニー α99 ソニー α900
 α99(左側)とα900(右側)。液晶パネルが一般的な形状になっています。また、アクセサリーシューが変更され、変換アダプターが同梱されるようです。上面のアングルから見ると、光学ファインダーを電子ビューファインダーに置き換えることで、いかにボディが小型化されるかがわかります。

 α900からの主な変化をまとめると、次のようになります。
  • トランスルーセントテクノロッジーが採用され、光学ファインダーも電子ビューファインダーに。
  • イメージセンサーの画素数は、2570万画素から2470万画素と、ほぼ同じ。
  • 設定できるISO感度の上限は、ISO3200からISO25600に。
  • 連写性能は5コマ/秒から10コマ/秒へと高速化。
  • 連続撮影可能枚数は、RAWで最大12コマが最大19コマに。
  • 液晶モニターは92万ドットから123万ドットへと高精細化。また、バリアングル化された。
  • 動画撮影機能、ライブビューモードを新たに搭載。
  • ボディは小型軽量化。
 α900に搭載されていたイメージセンサーは、高感度性能に課題がありましたが、α99ではこの面でも大幅に強化されています。また、一気にフルHD(60p)での動画撮影機能も搭載されました。α900が登場した2008年には、まだライブビューモードや動画撮影機能は一部の機種にしか搭載されていませんでしたので、この4年で技術進化がかなり進んだことがわかります。トランスルーセント機になった点以外は、α900の正当進化モデルであると言えると思います。

 α77との違いは?

 APS-Cサイズのハイエンド機α77と比較すると、カメラとしての基本性能や外観、インターフェース類はかなり似ています。写真の比較は「α99 一口コラム」に掲載しましたが、ロゴを隠すと簡単には識別できないかもしれません。パッと見て気がつく違いは、内蔵ストロボの有無と、アクセサリーシューの形状程度となります。その意味では、「α77のフルサイズ機がα99」と言っても、そんなに的外れではないように思います。

SONY α99
大型のトランスルーセントミラー

 それでは早速、α史上最高画質「α99」の実力をチェックしてみたいと思います。

Sponsored Links

2.ソニー α99を開封し外観をチェック

 ソニー SONY α99を開封する

 ソニーの新型フラグシップ、α99が予定通り10月26日に発売開始となりました。販売形態はボディ本体のみとなるため、レンズは別途用意する必要があり、フラグシップ機ならではの売り方であると思います。イメージセンサーは35mmフルサイズのため、DTレンズを使用する場合にはAPS-Cサイズの画角に自動的に切り替わります。

OLYMPUS α99

 α99のパッケージ。黒を基調とした箱に、αシリーズのイメージカラーであるオレンジのラインがアクセントとして入れられています。カメラ本体のみですが、それなりの大きさの箱です。

OLYMPUS α99

 ケースを開けると、上段に取扱説明書などが入っており、その下にカメラボディやアクセサリー類が格納されていました。左側のプチプチに包まれているのがカメラ本体で、その右にストラップや付属品が格納されています。

OLYMPUS α99

 パッケージ内に同梱されている付属品関係。左上より取扱説明書、ソフトウェアCD-ROM、バッテリーチャージャーBC-VM10A、リチャージャブルバッテリーパックNP-FM500H、ショルダーストラップ、シューアダプター、USBケーブル。

 α99ボディ本体をチェック

OLYMPUS α99

 ボディ前面。α77に似たシルエットですが、ストロボは内蔵されていないため、ペンタ部の形状が異なっています。マウント基部のオレンジ環の幅が広がっており、正面から見ても目立ちます。

OLYMPUS α99

 ボディ液晶パネル側。ボタンやダイヤル類の配置は基本的にα77と同じです。液晶パネルは3型123万ドットの高精細タイプで3軸でチルト・回転します。

OLYMPUS α99

 ボディ上面。ストロボが内蔵されていないためペンタ部の張り出し幅が小さくなっており、α77よりも奥行きは短くなっています。

OLYMPUS α99

 ボディ底面。グリップ部はバッテリー室によって占められています。向かって右側には、縦位置グリップVG-C99AM装着時のための端子が置かれています。三脚用の穴はレンズ光軸上に設置。ボディ本体は日本製です。

OLYMPUS α99

 ボディ左側面には外部接続端子が配置されています。カメラのクラスから当然ですが、ストラップ取付部は三角環方式となっています。

OLYMPUS α99

 ボディ右側面にはメモリーカードスロットがあります。写真では見づらいですが、中央部にはメモリースティックとSDカードに対応していることを示すロゴが刻印されています。

OLYMPUS α99

 ペンタ部のSONYロゴ。刻印された文字に白いインクが流されています。

OLYMPUS α99

 ボディ左肩にあるα99のロゴ。高級感があり、視認性も高くなっています。ロゴの左側にあるボタンはカスタムボタンで、初期設定ではフラッシュ光をロックするFEL(Flash Exposure Level)ロック機能が割り当てられていますが、露出補正など他の機能に設定することも可能です。

OLYMPUS α99

 マウント基部には「35mm FULL-FRAME CMOS IMAGE SENSOR」と表示がされています。その右にあるボタンは、レンズ取り外しボタンです。

OLYMPUS α99

 マウントの右下にはサイレントマルチコントローラーが置かれています。このダイヤルは操作音の静寂性を重視しているため、動画記録中でも音の発生を抑制できます。ボタンを押してダイヤルを回すと、ダイヤルに割り振る機能を設定できます。

OLYMPUS α99

 マウント左下にはプレビューボタンが置かれています。このボタンの機能も変更可能となっています。

OLYMPUS α99

 右手グリップ部。前ダイヤルの下にはリモコン受光部が置かれています。赤いプラスティック部はAF補助光とセルフタイマーランプです。α900では電源スイッチはボディ液晶面側にありましたが、α99ではシャッターボタンの同軸上に移設されています。

OLYMPUS α99

 軍艦部左肩にあるモードダイヤル。中央部にはロックボタンがあるため、意図しないモードへの切り換わりを防止することができます。

OLYMPUS α99

 アクセサリーシュー部分。ソニー独自のものから一般的な形状へと変更されています。なお、奥には接点が置かれており、変換シューアダプターとの接続に使用されます。

OLYMPUS α99

 ボディ液晶面右側のメインコントロール部。α77とほぼ同じです。

OLYMPUS α99

 電子ビューファインダーの接眼部。ゴム製のアイカップが装着されています。接眼部の下にはアイセンサーがあり、液晶モニターとの切替やアイスタートAFの設定が可能です。

OLYMPUS α99

 接眼部の右側には、視度調整用のダイヤルが置かれています。その右に動画撮影ボタンがあります。α900では動画撮影に対応していませんでしたので、ソニーフラグシップ機では初の動画機能となります。

OLYMPUS α99

 軍艦部右側には液晶パネルが置かれています。AVメーカーらしく、その下にはAVCHDのロゴもプリントされています。

OLYMPUS α99

 メモリーカードスロットを開いた状態。ダブルスロット方式ですが、メモリースティックDuoに対応しているのは上側のスロットのみとなります。

OLYMPUS α99

 メモリーカードを挿入しつつある状態。2枚のカードへの同時記録やRAWとJPEGの振り分け記録も可能です。

OLYMPUS α99

 外部接続端子。上からシンクロターミナル、リモート端子、一番下がDC入力端子です。GPSの部分にある3つの穴はスピーカーとなります。

OLYMPUS α99

 液晶面側の外部接続端子部分。上からマイク端子、ヘッドホン端子、HDMI端子、USB端子。
 

OLYMPUS α99

 ペンタ部にあるステレオマイク部。

OLYMPUS α99

 バッテリー室の蓋を開けた状態。

OLYMPUS α99

 蓋部分にはバッテリー挿入方向のガイダンスが刻印されています。

OLYMPUS α99

 バッテリーを挿入しつつある状態。

OLYMPUS α99

 縦位置グリップVG-C99AM装着用端子カバーを開いた状態。

OLYMPUS α99

 液晶パネル。カメラの基本情報はここに表示されます。液晶パネルの右側になる指標は、イメージセンサーの位置を示すものです。マクロ撮影時など、被写体との距離はここが基準となります。

OLYMPUS α99

 液晶パネル。123万ドットの高精細パネルが使用されており、輝度や視認性も良好です。パネル自体のアスペクト比は4:3のため、最大サイズの静止画撮影時には、画面の上下は情報表示部となります。

OLYMPUS α99

 情報表示内容を切り換えた状態。

OLYMPUS α99

 撮影時に、カメラの設定内容を表示させることも可能です。ファインダーをメインで使用されるのであれば、この設定が一番利便性が高いかもしれません。

OLYMPUS α99

 最新機種のため、電子水準器の機能も搭載しています。

OLYMPUS α99

 液晶モニターはチルト方式の稼働が可能となっており、写真のように完全に反転させることもできます。

OLYMPUS α99

 3軸方式のため可動範囲も広く、液晶パネルの視野角も広いものが採用されています。

OLYMPUS α99

 50mmF1.4標準レンズを装着した状態。

OLYMPUS α99

 APS-Cサイズのカメラと比較すると、ボディサイズの大きさが目立ちます。(右側はα55)

OLYMPUS α99

 同じトランスルーセントミラーですが、フルサイズとAPS-Cサイズでは、ミラー部分の大きさがかなり違うことが分かります。面積では2倍以上の差となります。

 α99の付属品をチェック

OLYMPUS α99

 バッテリーチャージャーBC-VM10A。α77をはじめ、αシリーズの多くの機種で採用されています。NPFM500Hの充電には、最大で175分かかります。

OLYMPUS α99

 コンセントとの接続部は回転可能となっており、可搬性の面で優れています。

OLYMPUS α99

 バッテリーパックNPFM500H。

OLYMPUS α99

 7.2V 1600mAh。静止画で最大500枚、動画で155分の撮影が可能です。

OLYMPUS α99

 付属するショルダーストラップ。専用品ですが、ややチープな印象を受けます。

OLYMPUS α99

 付属するUSBケーブル。パソコンやプリンターとの接続に使用します。

OLYMPUS α99

 付属するシューアダプター。SONY専用のストロボを使用するための変換アダプターとなります。

OLYMPUS α99

 後ろ側にはロックダイヤルの表示があります。ダイヤルの下には、コネクター部を保護するためのカバーが付けられています。

OLYMPUS α99

 反故カバーをはずした状態。電気信号は上部にある接点によってやり取りされることがわかります。

OLYMPUS α99

 アクセサリーシューに装着した状態。

OLYMPUS α99

 間に変換アダプターを介するため、表示部の高さはどうしても高くなります。

Sponsored Links

3.ソニー α99の描写性能はどうか?

 描写力チェック1:高感度性能

 α99の基本感度はISO100となっており、高感度側はISO25600までの設定が可能となっています。これに加えて、拡張設定で低感度側はISO50まで拡げることもできます。ノイズ低減処理のやり方としては、カメラ内での設定と、RAWで撮影しパソコン上での現像段階で行う方法があります。カメラ内で設定してもRAW画像には処理は加えられません。

 カメラ内でのノイズ低減は、「高感度ノイズ低減」と「長秒時ノイズ低減」の2つがあります。どちらも、撮影メニューの中で設定可能です。

 「高感度ノイズ低減」は「OFF」、「弱」、「標準」の3種類があります。フラグシップであるためか、「強」の設定はありません。基本的には、初期設定である「標準」のままで良いと感じました。

 「長秒時ノイズ低減」は、「入」と「切」の2種類があります。「入」にすると、1秒以上のシャッタースピードの場合、シャッターを開いていた時間と同じ時間、ノイズ軽減処理が加えられます。

 スペックから見ると、α99に搭載されているイメージセンサーはニコンD600のものと同じものと推察されますが、画像処理エンジンが違うこともあり、ノイズの出方には異なる特徴があるように思います。

 高感度ノイズ低減を「OFF」にすると、ISO400まではほとんどノイズ感はありません。ISO800から徐々にノイズが現れてきますが、ISO1600あたりまでなら高感度ノイズ低減処理をかけなくても気にならないレベルです。

 高感度ノイズ低減を「標準」にすると、ノイズレベルは格段に低下します。ISO1600まではほとんどノイズ感はなく、ISO6400でも実用的なレベルであると感じました。ISO12800以上はそれなりにノイズが目立ちますが、縮小するなど使い方によっては十分活用可能だと思います。

 有効2430万画素のフルサイズセンサーということを考えると、ノイズリダクションをかけない状態はややノイズが目立つように感じますが、これは画像処理エンジンの味付けによるものと思われます。「標準」にすると、他機種と遜色ないレベルとなりますので、撮影者側での対応余地を拡げるためにこうした設定になっていることと推察されます。

 下記のサンプルは、高感度ノイズ低減を「OFF」、「標準」の2段階で各ISO感度の撮影を行ったものです。表示画像は等倍画像ですが、クリックすると全体画像が表示されますので、あわせて比較をしていただければと思います。なお、長秒時ノイズ低減については、高感度ノイズ低減OFFの時には「切」、「標準」では「入」に設定しています。

SONY_ANEX-7
サンプル画像。左下の赤枠の部分を切り出してある。
画像をクリックすると、元画像の全体が開きます。

ISO50(左から「OFF」「標準」)
α99α99

ISO100(左から「OFF」「標準」)
α99α99

ISO200(左から「OFF」「標準」)
α99α99

ISO400(左から「OFF」「標準」)
α99α99

ISO800(左から「OFF」「標準」)
α99α99

ISO1600(左から「OFF」「標準」)
α99α99

ISO3200(左から「OFF」「標準」)
α99α99

ISO6400(左から「OFF」「標準」)
α99α99

ISO12800(左から「OFF」「標準」)
α99α99

ISO25600(左から「OFF」「標準」)
α99α99

 描写力チェック2:解像度

 α99のイメージセンサーは有効2430万画素です。今回テストした50mmF1.4 SAL50F14の結果は、絞りF1.4の明るいレンズであるにもかかわらず、基本的に絞り開放から優れた解像力を示しました。また、絞るほど解像感の向上も見られ、最小絞となるF22でもしっかりとした解像力を持っていました。
 今回は中心部で一番高い解像力を示したF11.0(絞り開放から6段絞った状態)でチェックをしました。視覚解像度チェック用ライン、限界解像度チェック用ラインとも、2500本ラインを楽々と超えており、しっかりした解像力といえます。

  レンズ名:50mmF1.4 SAL50F14
 焦点距離:50mm
 絞り値:F11.0 (開放絞りF1.4から6段絞った状態)
 使用チャート:ISO12233準拠チャート


(下図は、図の赤枠の部分を等倍で切り出したもの。)

α99
 視覚解像度チェック用のライン(左側の縦線)、限界解像度チェック用のライン(右側の横線)でも、2500本を超えるところまで楽々視認可能。

α99
 横方向の限界解像度チェック用のラインでも、2500本ラインまで視認可能。

 描写力チェック3:レンズ補正機能

 α99にはレンズ補正機能を搭載しています。補正内容は、周辺光量補正、倍率色収差補正、歪曲収差補正で、標準では歪曲収差補正は「切」に、その他は「オート」に設定されています。
 下記は50mmF1.4の絞り開放状態でテストしたもので、上側がフルサイズモードでの撮影で、下側はAPS-Cサイズモードでの撮影です。
 標準レンズということもあり、もともと収差の大きいレンズではありませんが、それでも補正を「オート」にすると、効果的に補正されていることを確認できました。なお、歪曲収差の補正を「オート」にすると、補正に伴って画像周辺部が切り取られますので注意が必要です。
 APS-Cサイズモードでは、画面の中央部を切り取るため、各レンズの補正の出方も穏やかになります。APS-Cサイズのレンズを使うのであれば、レンズによっては各補正機能を「切」にしても良いかもしれません。

焦点距離:50mm(フルサイズモード)
レンズ補正 「切」 「オート」

ソニー 50mmF1.4 SAL50F14 ソニー 50mmF1.4 SAL50F14


焦点距離:50.0mm(APS-Cサイズモード)
レンズ補正 「切」 「オート」

ソニー 50mmF1.4 SAL50F14 ソニー 50mmF1.4 SAL50F14



4.結局、ソニー α99は「買い」か?

 独断 素晴らしい!smile ポイント 
  • 有効2430万画素の高い描写性能。
  • フラグシップにふさわしい剛性感のあるボディ。
  • さらに高速化されたオートフォーカス。
  • ISO25600まで設定可能な高感度性能 (ISO3200までは常用可能) 。
  • 自分撮りも可能な可動範囲の広いチルト液晶。
  • 高い手振れ補正機能。
  • 素晴らしい見え方の高精細電子ビューファインダー。
  • ボタン類のカスタマイズに柔軟に対応。
  • 連写性能の向上。
  • フルHD動画撮影機能に対応。

 独断 もう一息!not smile ポイント 
  • 液晶モニターとイメージセンサーのアスペクト比が異なるため、最大画素数で撮影すると画像表示部分がやや小さくなる。
  • やや複雑なメニュー構成。
  • 移動する被写体の撮影時に、ファインダー追随性があと一歩。
  • クラスを考えると、もう一息ほしい連続撮影可能枚数。

Sponsored Links

付録1.製品仕様からみた α99の特長

撮像素子  35mmフルサイズ(35.8 x 23.9mm)、"Exmor"CMOSセンサー
 ※α77はAPS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)
カメラ有効画素数  約2430万画素
 ※α77も同じ。
総画素数  約2470万画素
 ※α77も同じ。
撮像素子アスペクト比  3:2
アンチダスト機能  帯電防止コートおよびイメージセンサーシフト駆動による
 電源OFF時、クリーニングモード実行時に作動
静止画  JPEG (DCF Ver.2.0、Exif Ver.2.3、MPF Baseline 準拠)、3D静止画 MPO準拠、RAW (ソニー独自ARW2.3フォーマット)、RAW+JPEG
記録画素数 [3:2]  35mmフルサイズ時
  Lサイズ: 6000 x 4000(24M)
  Mサイズ: 3936×2624(10M)
  Sサイズ: 2640x1760(4.6M)
 APS-C時
  Lサイズ: 3936×2624(10M)
  Mサイズ: 2640x1760(4.6M)
  Sサイズ: 1728x1152(2.0M)
 ※α65はAPS-C時の最大6000 x 4000
記録画素数 [16:9]  35mmフルサイズ時
  Lサイズ: 6000x3376(20M)
  Mサイズ: 3936x2216(8.7M)
  Sサイズ: 2640x1488(3.9M)
 APS-C時
  Lサイズ: 3936x2216(8.7M)
  Mサイズ: 2640x1488(3.9M)
  Sサイズ: 1728x976(1.7M)
 ※α77はAPS-C時の最大6000 x 3376
画質モード  RAW、RAW+JPEG、JPEGエクストラファイン、JPEGファイン、JPEGスタンダード
ピクチャーエフェクト  11種類(15タイプ) ポスタリゼーション(カラー、白黒)、ポップカラー、レトロフォト、パートカラー (R/G/B/Y)、ハイコントラストモノクロ、トイカメラ、ソフトハイキー、ソフトフォーカス、絵画調HDR、リッチトーンモノクロ、ミニチュア
クリエイティブスタイル  スタンダード、ビビット、ニュートラル、クリア、ディープ、ライト、ポートレイト、風景、夕景、夜景、紅葉、白黒、セピア
(コントラスト<±3段階>、彩度<±3段階>、シャープネス<±3段階>)
ダイナミックレンジ機能  切、Dレンジオプティマイザー (オート/レベル設定 )、
オートHDR (露出差オート/露出差レベル設定 <1.0-6.0EVの間で1.0EVごと6段階>)
動画  AVCHD Ver. 2.0(Progressive)、AVCHD、MP4
圧縮形式  AVCHD規格 Ver.2.0準拠/MPEG-4 AVC (H.264)
音声記録方式  Dolby Digital (AC-3) / MPEG-4 AAC-LC、 2ch
動画記録 撮影モード
(AVCHD)
 1920 x 1080(60p, 28M, PS)
 1920 x 1080(60i, 24M, FX)
 1920 x 1080(60i, 17M, FH)
 1920 x 1080(24p, 24M, FX)
 1920 x 1080(24p, 17M, FH)
 ※α77も同じ。
動画記録 撮影モード
(AVC MP4)
 1440 x 1080(30fps)
 VGA(640 x 480, 30fps)
 ※α77も同じ。
記録媒体  ”メモリースティック PRO デュオ”、”メモリースティック PRO-HG デュオ”、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード(UHS-I 対応)、SDXCメモリーカード(UHS-I 対応)
ノイズリダクション  長秒時NR 入/切 SS 1秒からBULBに適用
 高感度NR 標準/弱/切
ホワイトバランス  オート/ 太陽光/ 日陰/ 曇天/ 電球/ 蛍光灯<温白色/白色/昼白色/昼光色>/ フラッシュ/ 色温度設定<2500K-9900K>& カラーフィルター/ カスタム
フォーカス  TTL位相差検出方式
 検出素子1: CCDラインセンサー
 検出素子2: 像面位相差センサー
 ※α77はCCDラインセンサーのみ。
測距点数  検出素子1: 19点(11点クロスタイプ)
 検出素子2: 102点アシスト
 ※α77も検出素子1は同じ。
検出輝度範囲  検出素子1:EV-1-18 (ISO 100相当、F2.8レンズ使用時)
フォーカスモード  ダイレクトマニュアルフォーカス/マニュアルフォーカス
AFモード  シングル (AF-S)、AF制御自動切り換え (AF-A)、コンティニュアス (AF-C)、/ デプスマップアシスト (AF-D)
フォーカスエリア  ワイド(オート、19点)/ゾーン/中央に固定/ローカル 選択可
AF補助光  内蔵、LEDタイプ 約1-7m
露出制御  1200分割ライブビュー分析測光
測光範囲  EV-2- EV17 (ISO100相当、F1.4レンズ使用時)
測光モード  多分割測光、-、スポット測光、中央重点平均測光
露出モード  AUTO(おまかせオート/プレミアムおまかせオート)、プログラムAE(P)、絞り優先AE(A)、シャッタースピード優先AE(S、マニュアル(M)モード、シーンセレクション、スイングパノラマ、テレコン連続撮影優先AE、動画(プログラムオート、MF時に絞り優先、シャッタースピード優先、マニュアル露出、選択可)
シーンセレクション  ポートレート、風景、マクロ、スポーツ、夕景、夜景ポートレート、夜景、手持ち夜景
露出補正  ±5EV (1/3EVステップ、1/2EVステップ 切り替え可)
露出ブラケット  1枚撮影/連続撮影、ずらし量:1/3、1/2、2/3、2.0、3.0EVステップ、
 3/5枚(2.0EV、3.0EVは3枚のみ) 選択可
AEロック  AEロックボタンによるAEロック
 フォーカス合焦時自動AEロック
ISO感度  静止画撮影時:ISO100-25600(1/3EVステップ)(拡張ISO50)、AUTO(ISO100-6400、上限/下限 設定可)
 動画撮影時: ISO100-6400相当(1/3EVステップ)、AUTO(ISO100-3200相当)
 ※α77は静止画ISO100-16000、動画ISO100-1600。
ファインダー  1.3cm(0.5型)電子式ビューファインダー (カラー)
 ※α77は1.3cm(0.5型)電子式ビューファインダー
総ドット数  2,359,296ドット
明るさ調節機能  自動明るさ調整 または3段階の手動設定
視野率  100%
倍率  約0.71倍(50mmレンズ無限遠、-1m-1時)
 ※α77は約1.09倍
視度調整機能
(ディオプター)
 -4.0-+3.0m-1
アイポイント  最終光学面から約27mm、接眼枠から約22mm (視度-1 m-1時) (CIPA規格準拠)
表示機能  グラフィック表示、全情報表示、情報表示なし、水準器、ヒストグラム
液晶モニター  7.5cm(3.0型) TFT駆動、1.228,800ドット
 ※α77は3型921,600ドット。
明るさ調節機能  自動明るさ調整、5段階の手動設定、屋外晴天モード
 ※α77は屋外晴天モードなし。
撮影情報表示  グラフィック表示、全情報表示、情報表示なし、水準器、ヒストグラム、ファインダー撮影用
角度調整機能  チルト:上に140°、手前に180°
 回転:引き出した状態で、さらに右に180°、左に90°
 ※α77はチルト:上に150°、手前に180°、回転:引き出した状態で、さらに右に180°、左に90°
画面表示切り替え  グラフィック表示、全情報表示、情報表示なし、水準器、ヒストグラム、ファインダー撮影用
顔検出  最大検出数:8
全画素超解像ズーム  静止画時 約2倍
 ※α77は機能なし。
デジタルズーム  最大4倍
 ※α77は最大2倍。
シャッター  電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター
 静止画撮影時:1/8000-30秒(1/3段ステップ)、バルブ
 動画撮影時:1/8000-1/4秒(1/3段ステップ) 、 AUTO時は1/60秒まで、(オートスローシャッタ1/30まで)
 フラッシュ同調速度:1/250秒
 ※α77も同じ。
手ブレ補正機能  静止画撮影時:イメージセンサーシフト方式
 動画撮影時:電子式
フラッシュモード  発光禁止、自動発光、強制発光、後幕シンクロ、スローシンクロ、赤目軽減発光、ハイスピードシンクロ、ワイヤレス
ドライブモード  1枚撮影、連続撮影(Hi/Lo切り替え可)、セルフタイマー (10/2秒選択可能)、連続ブラケット、1枚ブラケット、ホワイトバランスブラケット、DROブラケット、リモコン (別売のRMT-DSLR2使用)
連続撮影速度  テレコン連続撮影優先AEモード時:最高約10コマ/秒, 約8コマ/秒 選択可能
 通常連続撮影Hi時: 35mmフルサイズ時 最高約6コマ/秒、APS-C時 最高約7コマ/秒
 通常連続撮影Lo時: 35mmフルサイズ時 最高約2.5コマ/秒、APS-C時 最高約2.5コマ/秒
 ※α77は連続撮影優先AEモード時:最高約12コマ/秒、通常連続撮影Hi時:最高約8コマ/秒、通常連続撮影Lo時:最高約3コマ/秒。
連続撮影可能枚数  SD (UHS-I対応)メモリーカード使用時
 マニュアルでISO 320以下に設定、もしくは高感度ノイズリダクション切 時
 連続撮影Hi時: Extra FINE 15枚、FINE 24枚、STD 29枚、RAW 15枚、RAW+JPEG 12枚
 テレコン連続撮影優先AE(8fps)時: ExtraFINE 20枚、FINE 28枚、STD 31枚、RAW 19枚、RAW+JPEG 18枚
 テレコン連続撮影優先AE(10fps)時: ExtraFINE 20枚、FINE 26枚、STD 28枚

 ISO AUTO設定(初期設定感度)、高感度ノイズリダクション標準 時
 連続撮影Hi時: Extra FINE 11枚、FINE 12枚、STD 12枚、RAW 10枚、RAW+JPEG 8枚
 テレコン連続撮影優先AE(8fps)時: ExtraFINE 20枚、FINE 22枚、STD 24枚、RAW 19枚、RAW+JPEG 18枚
 テレコン連続撮影優先AE(10fps)時: ExtraFINE 20枚、FINE 22枚、STD 24枚

 メモリースティック PRO-HG デュオ使用時
 マニュアルでISO 320以下に設定、もしくは高感度ノイズリダクション切 時
 連続撮影Hi時: Extra FINE 14枚、FINE 18枚、STD 20枚、RAW 13枚、RAW+JPEG 11枚
 テレコン連続撮影優先AE(8fps)時: ExtraFINE 17枚、FINE 20枚、STD 24枚、RAW 17枚、RAW+JPEG 16枚
 テレコン連続撮影優先AE(10fps)時: ExtraFINE 18枚、FINE 22枚、STD 24枚

 ISO AUTO設定(初期設定感度)、高感度ノイズリダクション標準 時
 連続撮影Hi時: Extra FINE 11枚、FINE 12枚、STD 12枚、RAW 10枚、RAW+JPEG 8枚
 テレコン連続撮影優先AE(8fps)時: ExtraFINE 17枚、FINE 20枚、STD 24枚、RAW 17枚、RAW+JPEG 16枚
 テレコン連続撮影優先AE(10fps)時: ExtraFINE 18枚、FINE 22枚、STD 24枚
 ※α77はRAWで最大13枚。
インターフェース  mini B、Hi-speed USB (USB2.0) (マスストーレージ(Multi LUN対応)、MTP、専用付属ソフトによるPCリモート)
 シンクロターミナル
 HDMIミニ端子(タイプC)、ブラビアリンク (リンクメニュー対応)、「ブラビア プレミアムフォト」対応
 マイク端子(35mmステレオミニジャック)
 DC-IN端子
 リモート端子
音声  内蔵マイク:ステレオ
 ステレオマイクロフォン:ECM-ALST1(同梱アダプタにて対応) / ECM-CG50 / XLR-K1M (別売)
 スピーカー:モノラル
使用電池  リチャージャブルバッテリーパック NP-FM500H
静止画撮影可能枚数  ファインダー使用時:約410枚
 液晶モニター使用時:約500枚
 ※α77は470枚/530枚。
動画撮影可能時間
(記録画素数)
 ファインダー使用時:約155分
 液晶モニター使用時:約155分
 ※α77は185分/185分。
外部電源  ACアダプター AC-PW10AM(別売)
質量  約812g(バッテリーとメモリースティックPROデュオを含む)
 約733g(本体のみ)
 ※α77は732g/653g。
外形・寸法  約147×111.2×78.4 mm(幅x高さx奥行き)
 ※α77は142.6x104x80.9mm
付属品  バッテリーチャージャー BC-VM10A、リチャージャブルバッテリーパック NP-FM500H、USBケーブル、シューアダプターADP-MAA、アクセサリーシューキャップ、ショルダーストラップ、ボディキャップ、アイピースカップ、CD-ROM、他

Sponsored Links

付録2.発売前のファーストレビュー

【一口コラム】ソニーのEVF搭載フラグシップ登場

 ソニーからα900の後継機、α99が登場しました。言うまでもなくα99はソニーAマウントのフラグシップ機ですが、それが電子ビューファインダーを搭載していることに、時代の変化を感じます。昨年10月にα77が登場した時、EVFについて「性能的に自信は持っているが、まだまだプロ機ではない」と発言していたことは記憶に新しいですが、いよいよ「プロ機」にも搭載できるだけの実力を備えたということなのだと思います。

 他社のフラグシップモデルは、どちらかと言えば写真を撮る機能を最優先としているため、付加価値的な部分はそぎ落とされる傾向にあります。これに対し、ソニーのα99は、ステレオマイクや高い動画性能、GPSの搭載など、大きさや重さを除けば「ソニーのスーパーモデル」といった製品になっています。

 α99とα77を比較すると、ボタンやダイヤル類のインターフェースがほとんど同じであることがわかります。電子ビューファインダーや液晶パネルについても、ほぼ同じ操作感となっており、α99はα77の35mmフルサイズ版、というイメージかもしれません。


【α99と、α77の比較】
機種名 α99 α77
イメージセンサー 35mmフルサイズ(35.8×23.9mm)
有効約2,430万画素
APS-Cサイズ(23.5×15.6mm)
有効約2,430万画素
マウント ソニーα Aマウント
ファインダー 0.5型XGA OLED
234万ドット
視野率100% 倍率0.71倍
0.5型XGA OLED
234万ドット
視野率100% 倍率1.09倍
ISO感度 ISO100-25600
(拡張でISO50)
ISO100-16000
(拡張でISO50)
シャッタースピード 30-1/8000秒
(シンクロ同期は1/250秒以下)
液晶モニター 3型123万ドット 3型92万ドット
連写速度 6コマ/秒
14bitRAWで連続15コマ
12コマ/秒
14bitRAWで連続13コマ
動画撮影 1920x1080
(60p)
バッテリー NP-FM500H
500枚
NP-FM500H
530枚
サイズ
(W x H x D)
147×111.2×78.4mm 142.6×104.0×80.9 mm
重さ 812g/733g 732g/653g

SONY A99 SONY A77
 α99(左側)とα77(右側)。基本的なデザインテイストは同じですが、一回り大きくなっています。

SONY A99 SONY A77
 α99(左側)とα77(右側)。背面側のインターフェース類もα77を踏襲していますので、両機種を一緒に使っても戸惑いにくくなっています。液晶モニターは92万ドットから123万ドットへと高精細化されました。どちらも3軸のチルト動作が可能です。

SONY A99 SONY A77
 α99(左側)とα77(右側)。内蔵ストロボが搭載されていない分、奥行きは短くなっています。ボディ上面のインターフェースもα77を踏襲しています。また、アクセサリーシューの形状がソニー独自のものから標準タイプへ変更されています。

 α99の機能面で注目すべきは、トランスルーセントテクノロジーを活用したデュアルAFシステムが搭載された点です。これは、イメージセンサー上に102点の像面位相差AFセンサーを埋め込んだもので、ファインダー使用時にも常に十分な光量がイメージセンサーに届いている点を利用しています。精度と速度を高いレベルで実現したとのことであり、その実力をチェックするのが楽しみです。
(2012年9月12日 記)

 

【厳選レビュー記事】

◎デジカメWatch 【新製品レビュー】ソニーα99

  2012年12月13日 曽根原昇
  • 高画質と高速性能を両立。待望のαフラッグシップ。
  • 操作性に優れたインターフェイス。
  • バッテリーの持ちとカードスロットについて。
  • 間違いなく「α史上最高画質」。
  • 目的に応じて使い分けるAF追従連写機能。
  • まとめ。
  • 実写サンプル。

◎Itmedia フルサイズ or APS-C 提案される選択肢――ソニーに聞く「フルサイズ」(後編)

  2012年11月26日 野村シンヤ
  • デジタルイメージング事業本部
  • フルサイズのバリエーションモデルはアリか。
  • フルサイズかAPS-C、ソニーが提案する選択肢。

◎Itmedia 「α99は間口の広いフルサイズ」――ソニーに聞く「フルサイズ」(前編)

  2012年11月21日 野村シンヤ
  • デジタルイメージング事業本部
  • α99が描き出だす、フルサイズ機の魅力。
  • α99には「いつかはフルサイズ」でなく、「いつでもフルサイズ」。
  • 表現の幅の広さがフルサイズ機の特長。
  • 初心者の人ほどフルサイズ機を使うことで、失敗写真が少なくなる場合もある。
  • 決して光学ファインダーはナシという前提で進んだわけではありません。
  • α700といった中級機からのステップアップ、またはエントリークラスからのステップアップとしても。
  • お手持ちのDTレンズもそのまま使えます。
  • 機能面でいえば、Wi-Fi関係など一部を除いた主な撮影機能はNEXにあってα99にないということのないよう、一通り実装。

◎ASCii 最新デジタル一眼レフは35mmフルサイズの時代だ!

  2012年10月12日 周防克弥
  • 小型でもしっかりしたボディーが魅力 ニコンD600。
  • 無線LAN対応でスマホからシャッターが切れる キヤノンEOS6D。
  • 高速処理が魅力のフラッグシップ機 ソニーα99。
  • まずはフルサイズセンサーの高精細な写真をどうぞ!
  • ニコンD600を細かくチェック!
  • キヤノンEOS 6Dを細かくチェック!
  • ソニーα99を細かくチェック!

◎デジカメWatch 【フォトキナ】インタビュー:「フルサイズトリオ」を発表したソニーの意図とは

  2012年 9月22日 本田雅一
  • スマートフォンにはできない要素を提供したい。
  • 新しいフェーズを見据えたα99。α900後継の予定はなし。
  • 明快なコンセプトのDSC-RX1。レンズ性能にも自信あり。
  • Eマウントでハッセルブラッドと提携。
  • AマウントとEマウント、力の入れ具合は平等に。

◎デジカメWatch 写真で見るソニーα99

  2012年 9月13日 鈴木誠
  • シャッター音はαNEX-7に近い。
  • 他社の中級フルサイズ機と比較しても100~150gほど軽量で、構えているとフルサイズ機であることを忘れてしまうほど。
  • 外観。
  • 画面(液晶モニター)。

◎Itmedia デュアルAFシステム搭載 先進の35ミリフルサイズ「α99」

  2012年 9月12日 編集部
  • α900と比べ感度とダイナミックレンジの向上を図っている。
  • 像面位相差AFの利用については対応レンズが必要。
  • メモリカードスロットはSDメモリーカードスロットとSDメモリーカード/メモリースティック両対応スロットのデュアル構成。

◎デジカメWatch ソニー、EVFになったフルサイズAマウント機「α99」

  2012年 9月12日 編集部
  • 像面位相差を含む「デュアルAF」を採用。
  • 10月26日に発売する。店頭予想価格は30万円前後の見込み。
  • 35mmフルサイズ、有効約2,430万画素のExmor CMOSセンサーを採用。
  • 採用するローパスフィルターは、放送用ハイエンド業務機に搭載しているという多点分離光学のものを応用。
  • 画像処理エンジンBIONZも新開発。
  • AFは世界初というデュアルAFシステムを採用。
  • ボディは天面、背面、内部構造体にマグネシウム合金を採用。防塵防滴にも配慮。シャッター耐久は20万回。。
  • 本体前面のレンズマウント右下に「サイレントマルチコントローラー」を装備。
  • 縦位置グリップ「VG-C99AM」(3万9,900円)を用意。バッテリー2つを搭載できる。


【ソニー α99 基本仕様】
画素数 2430万(有効) 画像素子  35mmフルサイズ CMOS
ISO感度 100~25600
(拡張でISO50)
 
記録フォーマット  JPEG/RAW(14bit) 
連写撮影 6 コマ/秒  シャッタースピード 1/8000~30 秒 
液晶モニター 3インチ 123万ドット  ファインダー形式  0.5型XGA OLED
234万ドット
ファインダー視野率(上下/左右) 100/100 ファインダー倍率 0.71
電池タイプ 専用電池  専用電池型番 NP-FM500H
撮影枚数 500コマ レンズマウント ソニーAマウント 
記録メディア SDHCカード SDカード SDXCカード メモリースティックPRO Duo   
手振れ補正機能   ゴミ取り機能 
ライブビュー   バリアングル 
内蔵フラッシュ    RAW+JPG同時撮影 
動画撮影 1920x1080(60p)
幅x高さx奥行き 147×111.2×78.4 mm  本体重量 812g
セット販売

 ソニー α99 メーカー製品仕様のページ
楽天最安値を確認 >> ソニー α99

Sponsored Links

monox_footer_image