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【マイクロフォーサーズの特徴】

 マイクロフォーサーズ規格は、フォーサーズの拡張規格として、2008年に登場した。この規格はイメージセンサー自体の大きさはフォーサーズと同じであるが、フランジバックの長さを38.67mmから19.3mmへと半減させるとともに、マウント外径も約6mm縮小させ、電気接点は9点から11点に増やされている。

 規格に賛同しているのは、提唱者であるオリンパスとパナソニック、ライカに加え、コシナ、シュナイダー・クロイツナッハ、駒村商会、カールツァイスの計7社であるが、現時点でカメラボディを発売しているのはオリンパスとパナソニックの2社である。

 マイクロフォーサーズはいわゆる「ミラーレスカメラ」の初めての規格である。一眼レフカメラにおけるミラーボックスを廃することにより、大幅にフランジバックを短くすることができた。これにより、単にボディやレンズの小型化だけでなく、レンズのバックフォーカスを短縮できるためレンズ設計の自由度が増す。マウントがイメージセンサーと近くなることで、必要な光束を細くすることができ、マウント自体も小さくすることが可能となる。

 マイクロフォーサーズのデジタルカメラは、未発売のものも含めると、オリンパスから8機種、パナソニックからは9機種がリリースされている。また、パナソニックからは業務用のHDカメラレコーダーも発売されている。

 オリンパス、パナソニックとも商品開発スパンが短く、精力的に新製品を登場させているため、複数の世代が現行機種として販売されている。旧世代のものも決して商品価値を失ったわけではないが、今回の検討では整理の都合上、基本的に最新世代の機種のみを対象としたい。

 具体的には、オリンパスでは

の3機種を、パナソニックでも同じく

の3機種、計6機種についてみてみることとする。

●ミラーレスのメリットとデメリット

 マイクロフォーサーズは、もともとの規格上、すべてのカメラがミラーレスとなる。このことが、マイクロフォーサーズの一番の特徴であり、この点をどのように捉えるかによって、システム全体の評価も変わってくる。

 ミラーレスの最大のメリットは、レンズを含めたシステム全体が小型・軽量化できることだ。ミラーボックスがなくなることでカメラ本体が薄型化できることはもちろんだが、特に広角側焦点距離ではバックフォーカスを短くすることによるレンズの小型化が大きな効果となっている。

 逆にミラーレスの最大のデメリットは、一眼レフ方式の光学ファインダーを搭載できない点である。従来型の一眼レフでは光学ファインダー搭載は選択肢の一つであり、実際にソニーの新型αシリーズのように光学ファインダーではなく電子ビューファインダーを搭載している機種もでてきている。

 これに対しミラーレスでは、レンズを通した映像を確認するためには、液晶モニターを使わざるを得ない。液晶モニターに表示される画像は、光学ファインダーと比べ原理的にタイムラグが発生する。最近の機種では、タイムラグがかなり小さくなってきたとともに、動きの速い被写体を追った時の「間引き表示」も緩和されつつある。しかし、それでも高品質の光学ファインダーとの間にまだ溝が残っているのも事実である。


【追記】 パナソニック LUMIX DMC-GX1 の詳細レビュー記事を掲載しました。 製品外観や解像力、レンズ評価も行っています。
 

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