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特集 オリンパス PEN Lite E-PL5
3.オリンパス PEN Lite E-PL5の外観と機能をみる |
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オリンパス PEN Lite E-PL5
by Inaba Kunio
OM-D画質の新世代PEN 評価:5.0
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オリンパス PEN Lite E-PL5を開封する新世代PENの先陣をきったE-PL5。販売形態としては、ボディ単体の他に14-42mm標準ズームの付いたレンズキット、これにさらに40-150mm望遠ズームもセットになったダブルズームキットの3種類となる。E-PL3では後から追加となった12-50mmのズームセットは、現時点ではE-PL5には用意されていない。ボディカラーは、シルバー、ブラック、ホワイトの3種類で、ブラックモデルに付属のレンズはブラック、シルバーとホワイトボディの付属レンズはシルバーとなる。 販売開始時点の実売価格は、ボディ単体が6万円強、レンズキットは7万円強、ダブルズームキットは9万円強となっており、2011年8月に登場したE-PL3と比べると、やや安価でのスタートとなっている。 なお、発売開始時点のキャンペーンとして、ボディキャップレンズBCL-1580または東芝のWi-Fi内蔵SDHCカード(8GB)がプレゼントされる。BCL-1580は単純な構造にもかかわらず、しっかりとレンズとしての機能を果たしてくれるし、Wi-Fiカードは撮影環境によっては手放すことができないだろう。 今回はブラックモデルのレンズキットを購入した。店頭在庫も潤沢に用意されているようである。
PEN Lite E-PL5のパッケージ。白を基調とした箱に、ボディとレンズ、フラッシュの画像が印刷されている。
ケースを開けると、上段に取扱説明書などが入っており、その下にカメラボディやアクセサリー類が格納されている。左側のプチプチに包まれているのがカメラ本体で、その右がレンズ。レンズの右側に段ボールが入っているが、ダブルズームキットではここに望遠ズームが格納されるのかもしれない。
パッケージ内に同梱されている付属品関係。左上より取扱説明書、ソフトウェアCD-ROM、ストラップ、リチウムイオン充電器BCS-5、リチウムイオン電池BLS-5、USBケーブルCB-USB6、AVケーブルCB-AVC3、カメラグリップMCG-4。 バッテリー関係をチェック
リチウムイオン充電器BCS-5。リチウムイオン電池BLS-5の充電に3時間30分かかる。充電中はインジケーターランプが点灯し、充電終了とともに消灯する。なお、充電中にエラーが発生した時は点滅。
コンセントの接続にはメガネケーブルを使用する。可搬性を考えるとウォールマウントアダプターも同梱されている方が望ましいだろう。
バッテリーチャージャー用のメガネケーブル。
バッテリーパックBLS-5は容量1150mAh。充電には約4時間かかる。静止画で約360枚の撮影が可能。 PEN Lite E-PL5の付属品をチェック
カメラグリップMCG-4。E-PL3ではグリップは付かなかったが、E-PL5には着脱式のグリップが付属する。指が当たる部分にはゴムが貼られている。
側面のネジ部分。これでボディ本体に固定する。
グリップの裏側。ボディに傷がつかないように柔らかい素材が貼付されている。
付属のUSBケーブルCB-USB6。パソコンやプリンター等と接続するために使用するもの。
付属するAVケーブルCB-AVC3。音声出力はモノラルとなる。
ボディキャップ。本体に装着された状態で梱包されている。
本体との接続には、マウントのバヨネットを利用して固定する方式となっている。
付属するストラップ。しっかりしたつくりとなっているが、ややチープな印象も受ける。 オリンパス PEN Lite E-PL5の本体をチェック
ボディ前面。上カバーが別部品化されたり、向かって右肩が下がっているデザインは、E-P3のものと似てる。マウント開口部がほぼボディ高さいっぱいまでとなっており、コンパクトさが印象的だ。
ボディ液晶側。液晶パネルはアスペクト比16:9のものが使われている。ボタン類の配置は、E-PL3とほぼ同じ。
ボディ上面。液晶モニターのチルト角度が大きくなったことにより、わずかながらボディが厚くなっている。上面のレイアウトもE-PL3とほぼ同じ。
ボディ底面。チルト式液晶パネルの厚さがわかる。三脚用の穴はレンズ光軸から若干シフトされている。バッテリー室にはメモリカードも格納される。
ボディ右側面。外部インターフェースが配置されている。その右に見える穴はグリップ装着用のもの。ストラップ取付部は三角環方式となっているため、取り回しは容易。
ボディ左側面。こちら側には端子類は配置されていない。
グリップを装着したところ。ネジで固定する方式だが、しっかりと密着するので不安感はない。表面にゴムが貼付されているため、手触りも良い。
装着時にはこのネジを回転させて固定する。基本的にはコイン等で廻す方式だが、指でもある程度固定可能。
向かって左肩にあるオリンパスのロゴ。文字部分はプリントに見えるが、単なる印字ではなく出っ張っている。
向かって右下にはマイクロフォーサーズのロゴが貼付されている。
軍艦部右側のメインコントロール部。ボタンやダイヤル類の配置はE-PL3とほぼ同じ。左側のズームボタンはFn(ファンクション)ボタンとして機能の割り振りが可能。
こちら側のボタンもE-PL3と同じボディ上面のロゴの下にあるのはスピーカー。
アクセサリーシューの下にはアクセサリーポートが置かれている。電子ビューファインダーを接続できるだけでなく、同梱ストロボを装着した時の電源供給の役割りも果たしている。
右側にあるホイールは回転させることも可能。モードダイヤルを除けば、E-PL5では唯一のダイヤル機能となる。
マウント開口部。マウント部分には段差が付けられており、入射した光の乱反射を抑制している。デジタルカメラの場合、フィルムカメラ以上に対応が必要となっている。
外部端子カバーを開いた状態。上がマルチコネクタで下がHDMIマイクロコネクタ。
ボディ底面のバッテリー室カバーを開けた状態。蓋部分にバッテリーとメモリーカードの挿入方向が示されている。
バッテリーとメモリーカードを挿入しつつある状態。メモリーカードはラベル面が前側となる。
液晶パネルの視認性は高い。アスペクト比16:9の液晶パネルのため、画像サイズ最大である4:3で撮影すると、画像は画面中央に表示され、両側はデータやガイダンス表示エリアとなる。
アスペクト比16:9にすると、液晶パネル全体に画像が表示される。記録される画像自体は、4:3の時の方が大きいことに注意が必要。
液晶パネルはチルト式のため、視野角も比較的広い。
液晶パネルを逆向きにした状態。チルト機構も活用すると、写真の角度まで反転させることができる。この角度でも自分撮りは可能であるが、できればもう一息、という気がする。
液晶パネルを下向きにした状態。この角度まで開くことが可能。
標準で同梱されているフラッシュFL-LM1。端子部分にカバーが装着されている。ガイドナンバーは7(ISO100)。
端子カバーをはずした状態。UNLOCKと書かれているボタンを押すと、アクセサリーシュー部分のピンが格納されるため、本体からの取り外しが可能となる。
フラッシュを使用する時には発光部を上にあげる必要がある。
専用フラッシュ用のソフトケースが付属する。当然だがサイズはぴったりしている。
ボディに装着した状態。この状態にすると発光可能となる。
標準ズームレンズと一緒に装着した状態。カメラサイズの割に比較的高い位置で照射できるため、レンズ鏡胴によるケラレが発生しにくい。 |