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特集 ナノ一眼 ペンタックス PENTAX Q
3.PENTAX Qの外観をみる |
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ペンタックス Q
by Inaba Kunio
世界最小最軽量のレンズ交換式デジタルカメラ
評価:5.0
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PENTAX Qを開封する発売当初は標準レンズのセットのみであったが、その後ズームレンズも含めたダブルレンズセットがラインアップに加えられた。色はホワイトとブラックの2色。現時点ではボディ単体での発売はされていないため、必ず標準レンズがセットとなる。
白とシルバーを基調としたパッケージ。ダブルレンズセットではあるが、思いのほか小さいパッケージである。
箱を開けると、上段にマニュアルやCD-ROM、保証書などがあり、下段に本体とレンズ、バッテリーチャージャー等が入れられている。カメラが小型のせいか、箱の中にぎっしり詰まっているという感じではない。
同梱されている書類関係。保証書は国内有効のもので、保証期間は1年間。海外で使用する場合には、メーカーに連絡して海外で有効なものに交換してもらう必要がある。保証書は、カメラ本体とレンズの各々に別々に付属する。
バッテリーチャージャーD-BC68P。現行機ではないが、Optio S10用のものと同じ。
コンセントには、付属しているメガネケーブルを使って接続する。できれば、ウォールマウントアダプターも同梱されていればと思う。
バッテリーパックD-LI68。容量は940mAhで、静止画で約250枚、動画では約160分の撮影が可能。
付属しているストラップ。PENTAXのロゴが刺しゅうされており、高級感を感じさせてくれるしっかりしたもの。
付属しているUSBケーブル。パソコン側USB端子はAオス、カメラ側はマイクロBオス。
カメラ本体と5本のレンズ。すべて並べても驚くほど小さい。「ナノ一眼」の名は伊達につけられてはいない。
カメラ正面。大きく開いたマウント開口部が印象的である。グリップ中央にある黒い丸はリモコン受光部。
ボディ背面。最近のデジタルカメラ同様、背面の大部分を液晶モニターが占める。
マウント部。本体側の接点は10点。搭載されているイメージセンサーは有効1240万画素1/2.3型CMOS。センサーのサイズに比べ、マウント開口部に余裕があることがわかる。マウントをはさんで両側下部に開いている2つの穴はステレオマイクのもの。
ボディに向かって右側にあるクイックダイヤルは、スマートエフェクトやデジタルフィルターなどの効果を割り当てることができる。
ボディ底面。一般的にバッテリー室がある部分には外部インターフェースが配置されている。三脚装着時のまま、メモリーカードやバッテリー交換が可能となっている。ボディ本体のS/Nは、4184xxx。底面右下下部に見える黒い四角は、DCカプラー用ケーブルのための切り欠きカバー。
ボディ底部のカバー内には、HDMIとPC/AVの端子がある。
ボディ右手グリップ側。マウント左下にあるのは、レンズ脱着用ボタン。グリップ上部に見えるモードダイヤルの右側にあるランプは、AF補助光とセルフタイマーを兼ねるもの。
ボディ右側側面には、メモリーカード挿入用のカバーがある。
カバーを開けたところ。メモリーカード挿入方向のガイダンスが表示されている。
ボディ右側のコントロール部分。このあたりの基本的なインターフェースは、メーカーを超えておおむね共通化されつつある。ISO感度やホワイトバランス、露出補正が単独のボタンに割り振られている点は、上級者に好まれるだろう。
ボディ上面右側には、モードダイヤル、コマンドダイヤルとともに、シャッターボタンが配置されている。シャッターボタンは大型で、高さもしっかりと確保されている。
ボディ上面。左上にはポップアップストロボがあり、その下にポップアップ用のスイッチがある。再生ボタンが上面にあるのは珍しいかもしれない。アクセサリーシューが用意されており、純正の光学ファインダーや他社製のストロボも装着可能。
ボディ左側側面には、バッテリーの収納部がある。このあたりのレイアウトも一眼レフに似ている。
バッテリーカバーを開けた状態。スロットの液晶側には、挿入方向のガイダンスが貼付されている。
アクセサリーシューにはカバーが装着されている。脱落防止のため、若干固めである。
内蔵フラッシュを収納させた状態。このままでも発光させることができる。
ポップアップした状態。レンズによるけられを防ぐことができる。
背面液晶モニターは3型46万ドットのもの。ヒストグラムや白とび、黒潰れの警告表示もできる。
ボディキャップは軟質プラスティック製。
ボディキャップの裏面。レンズマウントのバヨネット機構を利用して固定するのではなく、プラスティックの弾力性ではめ込むもの。小型のため、これでも脱落はしにくいだろう。
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