COOLPIX P7800 | Nikon | |
独断 デジカメ対決! どっちが良い? ☆ vs キヤノン PowerShotG16 ☆ vs ニコン COOLPIX P7700 |
【一口コラム】 EVFを搭載した多機能高級コンパクトニコンからコンパクトカメラ2機種の発表がされました。1つは、多機能タイプの高級コンパクトCOOLPIX P7800で、もう1つは超小型サイズのCOOLPIX S02です。各々、COOLPIX P7700、COOLPIX S01の後継機種となります。COOLPIX P7700(製品レビュー)は2012年9月に登場しましたので、COOLPIX P7800は約1年ぶりの後継機種となります。基本的なデザインは前機種を踏襲しつつ、新たに電子ビューファインダーを内蔵した点が一番のポイントとなります。 COOLPIX P7700では、前機種であるCOOLPIX P7100に搭載されていた実像式光学ファインダーが省略されたため、この点に対する要望がメーカーにも多く寄せられたようです。実像式光学ファインダーのクリアーな視界も魅力的ですが、実用性の面では電子ビューファインダーの方が上回っていると思います。今回、COOLPIX P7800にEVFが内蔵されたことで、多機能タイプの高級コンパクトカメラとして、一つの完成形になったような気がします。 COOLPIX P7800(左側)とCOOLPIX P7700(右側)。1年ぶりでの世代交代であり、基本デザインは共通していますが、新たに電子ビューファインダーが搭載されたことで軍艦部の背が高くなっています。
COOLPIX P7800(左側)とCOOLPIX P7700(右側)。レンズやイメージセンサーなどの描写部分は共通しています。ボディ幅と奥行きの長さも同じです。
COOLPIX P7800(左側)とCOOLPIX P7700(右側)。液晶モニターはどちらも3型92万ドットですが、P7800ではRGBWタイプとなり輝度が向上しています。バリアングル可動でタッチ操作には非対応です。こちらから見ると、電子ビューファインダーの周辺の高さが高くなっていることがわかります。
COOLPIX P7800(左側)とCOOLPIX P7700(右側)。ボディ上面のレイアウトはほぼ同じですが、電子ビューファインダーの搭載に伴いクイックメニューダイヤルが省略されています。
COOLPIX P7800の主な特徴は次の通りです。
【COOLPIX P7800とP7700の比較】
COOLPIX P7800の発売は10月10日の予定で、実売価格は65000円前後の見込みとなっています。COOLPIX P7700登場時の価格は5万円台でしたので、電子ビューファインダーが内蔵された分、やや高めでのスタートとなります。現在、P7700の実売価格は3万円前後にまで落ちていますので、やはり選択のポイントは電子ビューファインダーに対する評価になると思います。 この2機種の描写性能はほぼ同等と思われますが、多機能タイプの高級コンパクトであるからこそ、電子ビューファインダーの価値はあるように感じます。値ごろ感の高いP7700も魅力的ですが、予算に余裕があればP7800の選択をお勧めします。 ( by Inaba Kunio) |
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◎ITmedia レビュー:EVFを搭載した熟成のハイエンドコンパクト ニコン「COOLPIX P7800」2013年10月11日 mi2_303
◎ITmedia ニコン、EVF搭載のシリーズ最上位「COOLPIX P7800」2013年 9月 5日 編集部
◎デジカメWatch ニコン、EVF搭載の高級コンパクト「COOLPIX P7800」2013年 9月 5日 武石修
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【ニコン COOLPIX P7800 基本仕様】
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