【一口コラム】 デザインを重視した薄型スタイリッシュ
1/31から2/3にかけて開催されたCP+2013にあわせて、各社から多くの新製品が登場しました。パナソニックからも、スタイリッシュコンパクトのDMC-XS1をはじめ、兄弟機となるDMC-FH10、タフネスモデルのDMC-FT5、DMC-FT25、多機能モデルのDMC-TZ40、DMC-TZ35、10倍ズームのスリム機DMC-SZ9、DMC-SZ3と、あわせて8機種がリリースされています。
LUMIX DMC-XS1は、今までのスタイリッシュモデルDMC-FH8の流れを汲む機種ですが、兄弟機であるDMC-FH10が正統後継機とすると、DMC-XS1は、よりデザイン面を重視したモデルとなります。イメージセンサーやレンズなど、ハードウェア面での基本仕様は両機種とも共通していますが、XS1には「クリエイティブコントロール」や「クリエイティブレタッチ」などの撮影モードが設定できるようになっているなど、ソフト面での違いもあります。クリエイティブコントロールとクリエイティブレタッチは、どちらもポップやレトロ、セピアなど13種類の画像効果ですが、クリエイティブコントロールは撮影前に設定するのに対し、クリエイティブレタッチは撮影後の画像に対して効果を加えるという違いがあります。また、11種類のクリエイティブ効果をパノラマ撮影でも使用できる「クリエイティブパノラマ」機能も、XS1にのみ搭載されています。
LUMIX DMC-XS1(左側)とDMC-FH10(右側)。どちらも薄型スタイリッシュモデルですが、XS1の方がより薄型でデザイン性にも力が入れられています。
LUMIX DMC-XS1(左側)とDMC-FH10(右側)。ソフト面での違いは一部ありますが、インターフェース部分は基本的に共通しています。液晶パネルはどちらも2.7型23万ドットです。FH10のボディサイズは、93.0
x 54.6 x 18.0mmとなります。
DMC-XS1の主な特徴は、次の通りとなります。
- イメージセンサーは有効1610万画素1/2.33型CCDを搭載。
- レンズは35mm換算で24-120ｍｍF2.8-6.9の5倍ズーム。
- レンズシフト式のレブレ補正機能を搭載。
- ボディサイズは93.8 x 53.5 x 17.6mm、最薄部分は14mm。
- 本体のみの重さは88g。
- 液晶モニターは2.7型23万ドット。
どちらの機種も2月14日に発売開始予定で、店頭での実売価格はDMC-FH10の12,000円前後に対し、DMC-XS1は14,000円前後となっています。この分野は、スマートフォンと直接対決することになる激戦区ですが、高倍率・高描写力・手振れ補正というデジカメの魅力は、まだスマートフォンに対して有効だと思います。
（2013年 2月11日 記）
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