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【CP+2013速報】
CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW 2013

CP+2013

 1月31日から2月3日までの4日間、パシフィコ横浜で「CP+2013」が開催されています。主催は一般社団法人 カメラ映像機器工業会で、日本写真映像用品工業会が協賛しています。ニコン、キヤノン、ソニー、オリンパス、ペンタックス&リコー、パナソニック、シグマ、カシオ、富士フイルムなどのデジカメメーカはもちろんのこと、コシナ、タムロン、トキナーや三脚などの用品メーカーなど多数が出展しており、名実ともに国内最大のカメラ映像ショーです。

 すでにネット上にもいくつかのレポートが掲載されていますが、私も駆け足ではあったものの会場をまわれたましたので、気になる機器をチェックした印象を記します。

 なお今回のCP+は、昨年がフォトキナ開催年だったこともあり、あまり印象に残る新製品は登場していない、という声も少なくありません。しかし、実際に会場をまわって感じたのは、コンパクトカメラを中心に実力のある製品が多数登場しており、レンズ交換式カメラの新製品が多かった昨年とは別の意味で興味深い展示会になっていると感じました。もし会場を訪れることが可能でしたら、時間に余裕を見ておくことをお勧めします。丁寧にまわると、半日ではちょっと厳しいように感じました。

 CP+2015 速報記事
 CP+2014 速報記事
 CP+2012 速報記事



CP+2013

 平日にもかかわらず、初日のお昼過ぎにはすでに受付前に長蛇の列がつくられていました。入場料は1000円ですが、CP+2013のサイトで事前に登録すると無料となります。メールの返信についている二次元コードを印刷するか、画面に表示できるようにする必要があります。

CP+2013

 受付前です。来場者は全体的に男性の方が多かったですが、女性同士で来られている方も多く見受けられました。

CP+2013

 受付を済ませタグをもらうと、いよいよ会場に入ることができます。タグは持ち帰ることもできますので、複数日に来場することも可能です。

 

富士フイルム FUJIFILM

CP+2013

 注目すべき新製品が多く、目立ったブースの一つが富士フイルムでした。会場では前日に国内発表があったFinePixHS50EXRをはじめコンパクトカメラを直接操作できるエリアだけでなく、X100SX20をカウンターで個別にレクチャーしてもらえるコーナーもありました。こちらは人気があり、すぐに1時間待ち状態となっていました。
 写真はFinePixHS50EXRです。HS30EXRよりも高級感が増しており、横に置いてあったX-S1と似たデザインテイストでした。新型センサーである「EXR CMOS II」を載せているX100SやX20と同じく、レスポンスが軽快になった点が特に印象的でした。また、ネオ一眼の中では電子ビューファインダーの表示も大きく見やすいのはHS30EXRと同様です。

CP+2013

 FinePixHS50EXRでは、液晶モニターがチルト方式から横軸バリアングル方式に変わっています。写真のようにかなり視野角は広く、見やすい液晶です。「これ一台でなんでも撮影できる」というネオ一眼にとって、バリアングル液晶は相性が良いと思います。

CP+2013

 FinePixHS50EXRと同時に国内発表となったFinePixSL1000。24-1200mmF2.9-6.5(35mm換算)の50倍ズームレンズを搭載しています。ズーミングは電動方式ですが、小型コンパクトなボディが魅力的です。

CP+2013

 FinePixSL1000の液晶モニター側。FinePixSL300では固定式だった液晶モニターがチルト稼働するように変わっています。また、フルHDに対応したのも、動画を重視される方にとってはポイントになると思います。

CP+2013

 今回のトピックスであるX100S。ワイドコンバージョンレンズも一緒に展示されていました。こちらはガラスケース内での展示です。

CP+2013

 X20もケース内でも展示されていました。新たにシルバーモデルが加わっています。説明員の話では、女性からの人気が高いとのことでした。

CP+2013

 タッチコーナーで直接説明を受けながら操作できます。比較的空いている時間帯に並びましたが、それでも順番が来るまでに小一時間待ちました。コーナーには説明員が8名程度いて、個別に対応していただけます。
 写真はX100Sで、ハイブリッドビューファインダーの見え方には改めて感動しました。全体的にレスポンスが向上しています。新機能の「デジタルスプリットイメージ」は、イメージセンサー上の位相差素子を活用したもので面白い機能でしたので、今後のブラッシュアップが期待されます。

CP+2013

 X100と比較すると、ファインダー切換レバーの形状が変わったことと、Sのマークが識別ポイントとなります。

CP+2013

 液晶モニター側。右下の「Q」ボタンは、X100ではRAWボタンでした。また、その下に「MADE IN JAPAN」と表示されています。なお、電子ビューファインダーは0.47型144万ドットから0.48型236万ドットのものへと高精細化され、さらに見やすくなっています。

CP+2013

 こちらはX20です。写真はブラックモデルですが、シルバーモデルも操作可能でした。

CP+2013

 X10と比較すると、「X20」のロゴが肩の部分に刻印されているのが目立ちます。センサーが「EXR CMOS II」に進化したことで、オートフォーカスや動作感が軽快になりました。

CP+2013

 やはり「RAW」ボタンが「Q」(クイック)ボタンに変わった程度ですが、一番の違いは実像式ビューファインダーの中に情報表示がされるようになった点です。文字色は明るいところでは黒字、暗くなるとグリーンやレッドに自動的に変わります。視野率は80%程度とのことでしたが、ファインダーを使っての撮影が実用的になっています。

CP+2013

 X20とX100S。今回のCP+2013でも印象的な2台でした。

CP+2013

 レンズ交換式Xマウントカメラ用XFレンズも10本が展示されていました。

CP+2013

 5月に登場予定の55-200mmF3.5-4.8。手振れ補正機能を搭載した望遠ズームレンズとなります。広角ズームレンズをはじめとする残り4本のレンズも待ち遠しいです。

キヤノン Canon

CP+2013

 キヤノンのブースも賑わいがありました。まっさきに触ってみたのが、写真のPowerShotNです。個人的には、CP+2013で一番印象に残ったカメラです。写真は限定500台のレザーストラップモデルで、ジャケットが装着されています。かなりコンパクトですが、IXYなどよりも高さはあります。

CP+2013

 液晶パネルは90度まで開きます。シャッターはレンズ鏡胴部分にある二重リングの前側をレンズ中心方向へ押すことで切れます。もちろん、液晶パネルをつかったタッチシャッターにも対応しています。二重リングの根本側はズーム環です。

CP+2013

 カメラ内には方向センサーが搭載されているため、写真のように逆さ向きにしても上下を正しく認識します。Wi-Fiも内蔵しているので、スマートフォンで操作することもできます。

CP+2013

 会場には、発表されたばかりのIXYシリーズやPowerShotシリーズも操作できるかたちで展示されていました。
 写真はIXY90Fで、今回発表されたIXYシリーズの末弟にあたります。とはいえ、28-224mmF3.2-6.9(35mm換算)の光学8倍ズームを搭載しており、コンパクトカメラとしての実力は十分にあります。

CP+2013

 IXY90Fの液晶パネル側。2.7型23万ドットのもので、タッチセンサーではありませんが、視認性は高く感じました。

CP+2013

 こちらはWi-Fiを内蔵したIXY110F。カメラとしての基本性能はIXY90Fに準じていますが、液晶パネルは3型46万ドットのものへと大型化・高精細化がされています。

CP+2013

 IXY110Fの望遠端は224mm相当の画角となりますので、それなりのレンズ長となります。フィルムコンパクトカメラの望遠端は、手振れによりあまり実用的ではありませんでしたが、手振れ補正機能と高い高感度性能を備えた最近のデジタルカメラでは十分活用可能です。

CP+2013

 今回発表されたIXYシリーズの長兄となるIXY610F。IXY600Fの後継機となりますが、レンズが24-240mmF3.0-6.9(35mm換算)の光学10倍ズームになるとともに、Wi-Fiを内蔵しています。今回の新製品では、上位機種はWi-Fiを搭載していることが標準仕様になったように感じました。

CP+2013

 液晶モニターはIXY110Fと同じ3型46万ドットとなっています。タッチセンサーには対応していません。

CP+2013

 IXY610Fの望遠端43mm(35mm換算で240mm相当)の状態です。

CP+2013

 キヤノンのブースにはレンズコーティングの比較もされていました。左側がSWC(Subwavelength Structure Coating)を施されたもので、曲率が大きいレンズでも反射率を低減化できています。写真でも差がわかると思いますが、実物ではさらに差が大きかったです。

ニコン Nikon

CP+2013

 ニコンからも9台のCOOLPIXや新型レンズなど、多数の新製品が登場していました。とくに、間もなく発売開始となるJ3S1等のニコン1シリーズには力が入っていたように思います。
 写真は新型ネオ一眼COOLPIX P520です。前機種のCOOLPIX P510と比較すると、イメージセンサーがCCDからCMOSに変わるとともに画素数も増えています。

CP+2013

 COOLPIX P510では上下方向のチルト方式液晶でしたが、COOLPIX P520では横軸のバリアングル方式可動に変わっています。写真のように視野率は高い液晶が使われています。

CP+2013

 新登場のニコン1 S1。機能的にはJ1/J2を踏襲していますが、一回りコンパクトになっています。ボディデザインがより曲線的になったせいか、数値の差以上に小さく感じます。

CP+2013

 S1もJ2と同様に、レンズを沈胴させることでボディ本体の電源をOFFにすることができます。

CP+2013

 S1の液晶パネル側。ニコン1シリーズのエントリーモデルのため、モードダイヤルは搭載されていません。基本的にはコンパクトカメラに準じたインターフェースとなっています。ストラップ取付部は三角環方式です。

CP+2013

 こちらは上位機となるJ3。ニコン1シリーズの中で、一番コンパクトなモデルとなります。

CP+2013

 J3ではモードダイヤルがボディ上面に移設されています。PASMが設定されていないのは、J2/J1と同じです。

CP+2013

 J3の液晶モニター側。液晶パネルは3型92万ドットのものが搭載されています。また、ストラップ取付部が三角環方式に変わっています。

CP+2013

 ニコン1 V2に装着されているのが、新型高倍率ズーム10-100mmF4-5.6です。沈胴レンズのため、可搬性に優れています。

CP+2013

 10-100mmを撮影可能状態にしたものです。写真は広角端の状態で、この時のレンズ長が一番短くなります。

CP+2013

 こちらは望遠端です。この時にレンズ長は最長となります。カメラボディ自体が小さいため写真ではそれなりの大きさに見えますが、実際にはかなりコンパクトです。

CP+2013

 光学30倍ズームを搭載したCOOLPIX L820。2012年3月に登場したCOOLPIX L810の後継機で、イメージセンサーはCCDからCMOSに変わっています。光学ズームの倍率も、望遠側に拡げられています。

CP+2013

 カメラのインターフェース部分は基本的にCOOLPIX L810のものを踏襲しています。液晶パネルも同じ3型92万ドットのものです。

CP+2013

 ボディ上面のデザインもCOOLPIX L810と同じです。ズーム倍率が高くなっていますが、ボディサイズもほぼ同じです。

CP+2013

 今回発表されたCOOLPIXシリーズの上位モデルCOOLPIXS9500。光学22倍ズームを搭載しています。

CP+2013

 COOLPIX S9500の液晶モニター側。GPSを内蔵しているため、画面下にコンパスが表示されています。

CP+2013

 COOLPIX S9500のボディ上面。下位機種となるS9400との違いは、Wi-FiとGPS搭載の有無となります。

CP+2013

 子どもの使用を想定したCOOLPIX S31。前機種のS30からデザインは一新されていますが、基本性能はほぼ準じています。5mの防水性能や防塵、耐衝撃性能も持っています。

CP+2013

 ニコンブースではカメラのカッティングモデルも展示されていました。写真はD4のものです。ペンタ部にはぎりぎりのサイズでペンタプリズムが内蔵されていることがわかります。

CP+2013

 ニコンのブースでもコーティング比較展示がされていました。左から「コーティングなし」「スーパーインテグレートコーティング」「ナノクリスタルコーティング」です。赤い光によるゴーストの防止や斜光入射によるゴースト、フレアーの防止に効果的となっています。写真でも差がわかりますが、実物ではさらに違いを実感できます。

ペンタックス PENTAX

CP+2013

 ペンタックスはペンタックスリコーイメージングとして展示をしていました。写真はタフネス機WG-3とWG-3GPSです。WG-2よりもレンズが広角側にシフトするとともに、明るいものとなっています。また、防水性能も12mから14mへと強化されました。

CP+2013

 WG-3の下位モデルとなるWG-10。単に性能が落とされているだけでなく、一回り小型化と軽量化が図られています。

CP+2013

 会場にはQ10エヴァンゲリオンモデルも展示されていました。写真は「TYPE02:アスカ」で、等身大フィギュアが持っています。

CP+2013

 各1500台限定のモデル。実際に手に取ることが可能です。ちなみに左端に見えているカメラは外国人が構えているもので、日本のアニメが持っているワールドワイドでの実力を実感しました。

CP+2013

 Qマウント用のMOUNT CAP LENSも展示されていました。ガラスケースの中だけでしたので、実際に触ることはできませんでした。オリンパスのボディキャップレンズと同様、「写真も撮れるボディキャップ」です。

CP+2013

 MX-1も展示されていました。ブラックモデル、シルバーモデルが触れる形で置かれており、ブラックモデルには使い込んで塗装が剥げた状態にしたものも並んでいました。なかなか良い感じです。まだ国内展開については決定しているわけではなく、説明員がサイズや操作感などについてアンケート調査もしていました。

CP+2013

 MX-1のシルバーモデル。手に持つとずっしり感があります。写真で見るよりもコンパクトに感じました。

CP+2013

 MX-1のボディ上面。上下カバーは真鍮製となっています。レンズ鏡胴部の根元には滑り止め環が付けられています。

CP+2013

 液晶パネルは上下にチルト稼働します。仕様的にはオリンパスのXZ-2に似ていますが、手に持った感じは全くの別物という気がしました。

CP+2013

 電源を入れて内蔵ストロボをポップアップさせた状態です。ストラップ取付部はやや前側に付けられており、ぶら下げた時のおじぎ現象を防止しています。

パナソニック Panasonic

CP+2013

 パナソニックのブース壁面には、他社製を含め、マイクロフォーサーズ対応レンズが展示されていました。ミラーレスカメラの中で一番の充実度を示しています。

CP+2013

 新製品のDMC-GH3については、ボディ内部を示した展示がされていました。

CP+2013

 同じくDMC-GH3の骨格ボディ。マグネシウム製で堅牢な外殻となっています。

CP+2013

 今回発表となった新型標準ズーム。今までのものと比較すると大幅に小型軽量化されています。

CP+2013

 右側が今までの14-42mmレンズ。レンズ長11mm、太さは4mm細くなっています。重さは195gから110gへと85gも軽量化しています。最短撮影距離は、ズーム全域で30cmだった従来品に対し、新型では広角端から20mmまでは20cmまで寄れるように改善されています。

CP+2013

 新型は金属のように見えますが、マウント面はどちらもプラスティック製です。ただし、新型でも単品販売されるレンズは金属マウントになるとのことでした。

シグマ SIGMA

CP+2013

 シグマブースでは、2月22日に発売予定のDP3 Merrillも実機が展示されていました。ボディ部分は基本的にDP1 MerrillやDP2 Merrillと同じですが、50mmF2.8(35mm換算で75mm相当の画角)が搭載されている点がポイントとなります。DPシリーズでは初の中望遠カメラとなります。

CP+2013

 側面から見ると、レンズ部分が長くなっていることが分かります。DP2 Merrillと比較すると、2cm程度奥行きが増しています。

CP+2013

 起動時には液晶パネルに、モデル名の「DP3 Merrill」が表示されます。

CP+2013

 ミラーレスカメラ用の交換レンズも展示されています。写真はマイクロフォーサーズ用の30mmF2.8で、この他にソニーEマウント用も用意されています。実焦点域は同じですがイメージセンサーのサイズが異なりますので、マイクロフォーサーズでは60mm相当、ソニーEシリーズでは45mm相当の画角になります。

CP+2013

 60mmF2.8です。同様に、マイクロフォーサーズでは120mm相当、ソニーEシリーズでは90mm相当となります。

CP+2013

 19mmF2.8です。同様に、マイクロフォーサーズでは38mm相当、ソニーEシリーズでは29.5mm相当となります。

カシオ CASIO

CP+2013

 カシオからは新型EXILIMが2機種登場しました。こちらは上位機となるEX-ZR700で、EX-ZR1000の下位モデルですが、レンズの焦点域は24-300mm相当から25-450mm相当へと変わっています。

CP+2013

 液晶パネルは固定式に変更されています。ボタンやダイヤル等のインターフェース部分は、ほぼZR1000を踏襲しています。

CP+2013

 下位機種のEX-ZR400。こちらはEX-ZR300の後継機としての位置づけとなります。撮影可能枚数は、シリーズ最多の515枚です。

CP+2013

 EX-ZR400の液晶モニター側。こちらも基本的にZR-300と同じです。

ソニー SONY

CP+2013

 まずは、ソニー初の本格アウトドアカメラ、DSC-TF1が目につきました。すでに販売開始されており、2万円以下の実売価格も魅力的です。

CP+2013

 液晶モニター側。グローブ装着時でも操作が容易になるように、ボタン類は大きめとなっています。

CP+2013

 展示コーナーの一角では水中に沈めたものもありました。水深10mでは60分まで対応可能となっています。

CP+2013

 ガラスケースの中には新型レンズも展示されていました。これはAマウント用のPlanar T* 50mm F1.4 ZA SSMで、参考出品となります。

CP+2013

 こちらはEマウント用の広角単焦点レンズ、E 20mm F2.8です。専用フードが装着されています。

CP+2013

 Eマウント用の高倍率電動ズーム、E PZ 18-200mm。レンズの左側にあるHMLの切換スイッチは、電動ズームの動作速度です。動画撮影を視野に入れた製品です。

CP+2013

 ソニーのブースでは、デジタルカメラと同等以上にビデオカメラに力を入れられていました。写真の舞台のまわりにはNEX-VG900等のHDビデオカメラレコーダーが操作可能な状態で置かれています。

オリンパス OLYMPUS

CP+2013

 オリンパスのブースも力が入っていることを感じました。ブース内には、E-P3後継機の展示(青い布がかけられていましたが)もされていました。
 上の写真は新製品のSTYLUS SZ-16です。光学24倍ズームを搭載しているものの、薄型コンパクトなボディが魅力的です。

CP+2013

 SZ-16の液晶モニター側。3型46万ドットのパネルが搭載されています。

CP+2013

 STYLUS SZ-15(左側)とSZ-16(右側)。SZ-15のCCDに対し、SZ-16はCMOSを搭載しているため、高感度性能が高いとともに、フルHDの動画撮影にも対応しています。レンズ等の基本仕様はほぼ同じです。

CP+2013

 STYLUS SH-50。革ケースに入っていたため、最初はXZ-10だと勘違いしてしまうほど高級感があります。35mm換算で25-600mmの光学24倍ズームを搭載するとともに、マルチレコーディング機能や静止画3軸/動画5軸の手ブレ補正機構を搭載しています。オールラウンドに使えるコンパクトカメラだと思いました。

CP+2013

 SH-50の液晶モニター側。インターフェース部分は前機種となるSH-25MRとほぼ同じです。

CP+2013

 SH-50のボディ上面。SH-25MRに搭載されていたGPSは省略されています。

CP+2013

 TG-2 Tough。TG-1の後継機で、防水性能が12mから15mへと強化されています。

CP+2013

 スーパーマクロモードでの撮影では、液晶モニターのドットがわかるほどの拡大が可能です。

CP+2013

 参考出品されていた「接写撮影用ライトガイド」を装着した状態です。発光部に見える部分は、ボディ内蔵のLED光をリングライトのように導くものです。

CP+2013

 スーパーマクロモードではカメラが被写体に接近するため、どうしても暗くなってしまいます。参考出品された「接写撮影用ライトガイド」を用いると、こうした問題が改善されます。写真は印刷されたパンフレットを接写しているところです。インクのドットが分かるほど拡大していますが、ライトガイドにより明るく表示されています。

CP+2013

 新製品のSTYLUS XZ-10。イメージセンサーは1/2.3型となっていますが、XZ-2よりも大幅に小型軽量化されています。レンズは26-130mmF1.9-2.7(35mm換算)と、XZ-2同様に明るいものを搭載しています。

CP+2013

 STYLUS XZ-10の液晶モニター側。3型92万ドットの液晶パネルが搭載されています。液晶パネルはタッチセンサーとなっており、ボタン類もXZ-2を踏襲しています。

CP+2013

 電源を入れると、沈胴しているレンズが伸長します。写真は広角端の状態です。XZ-2では外付電子ビューファインダーにも対応していましたが、XZ-10では接続端子を省略することで小型化を実現しました。

CP+2013

 新たに登場したXZ-2のホワイトモデル。上品な印象を受けます。

CP+2013

 ホワイトモデルではボタン類の色も変えられています。従来のブラックモデルでは、ボタンやダイヤル類は黒色でした。

ジェネラル・イメージング・ジャパン GE

CP+2013

 新発売となるAGFAブランドのコンパクトカメラAP15。日本限定モデルで28-420mm相当の15倍ズームを搭載しています。写真には写っていませんが、本革ケースとストラップも付属します。

CP+2013

 液晶パネルは3型46万ドットのものが搭載されています。インターフェース部分は他社のものと同様で、基本的な操作に戸惑うことはないと思います。

CP+2013

 起動時には「AGFA PHOTO」の文字が表示されます。

CP+2013

 ボディカラーは、写真のレッド、ホワイトの他にブラックモデルも用意されています。今までのGEのカメラと比較すると高級感を感じさせるデザインです。

タムロン TAMRON

CP+2013

 参考出品されたマイクロフォーサーズ用高倍率ズーム「14-150mm F3.5-5.8 Di III VC」。比較的小型で手振れ補正機構を内蔵していますので、パナソニックのカメラでも手振れ補正機能を使えます。

CP+2013

 「14-150mm F3.5-5.8 Di III VC」を正面から写したもの。参考出品でしたが、すぐにでも発売できそうな完成度であるように感じました。

トキナー TOKINA

CP+2013

 ケンコー・トキナーが初めて手振れ補正機構を内蔵したレンズを発表しました。写真は「AT-X 70-200 F4 PRO FX VCM-S」で、70mmから200mmの画角をカバーしています。展示場では実機もあり、実際に手振れ補正も機能していました。

CP+2013

 会場では、日本カメラ博物館の展示コーナーもありました。歴代のカメラグランプリ受賞カメラの実機が展示されていました。お時間がある方はこちらもご覧になることをお勧めします。

(2013年2月1日 記)

※展示会に参加しての雑感をmonoxブログに掲載しました。よろしければ一緒にご参照ください。