【CP+2014速報】
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オープン前の展示会場入り口付近。平日の午前中で、プレミアム来場者と報道関係者のみでしたが、それでも写真のとおり多くの方々がいらっしゃいました。「カメラと写真映像の情報発信イベント」として国内最大規模であることをあらためて実感しました。なお、昨年開催されたCP+2013の来場者総数は62,597人でしたが、本年は1月27日時点の事前登録者数は2万人を超えており、昨年同時期と比べ33%増とのことです。 あいにくの大雪により、15日は急きょ中止になってしまいました。 そのため、参加者数も昨年の7割程度にとどまりました。 なお、次回の「CP+2015」は2015年2月12日(木)から15日(日)まで、パシフィコ横浜で開催の予定です。
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キヤノン PowerShotG1X MarkIIソニーDSC-RX100を凌駕したか?
キヤノンのフラグシップコンパクトです。2012年3月登場したPowerShotG1X(製品レビュー)の後継機で、有効1310万画素1.5型CMOSセンサーに、24-120mm相当F2.0-3.9の明るいズームレンズを搭載しています。G1Xの弱点であった最短撮影距離も、広角端で5cmまで寄れるようになりました。
オプションの電子ビューファインダー「EVF-DC1」を装着した状態。236万ドットの高精細液晶で、見え方も良好でした。希望小売価格は3万3千円とのことですので、実売価格は2万円台になるかもしれません。
液晶モニターは3型104万ドットで、タッチ操作にも対応しています。アスペクト比は3:2です。
液晶モニターはチルト可能で、180度反転させることもできます。電子ビューファインダーを装着していなければ、自分撮りも可能です。Wi-FiやNFCも内蔵していますので、この2年間のトレンドもきちんと取り込んでいます。 |
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キヤノン PowerShotN100
キヤノンのもう一つの注目株は、PowerShotN100です。CP+2013で姿を現したPowerShotN(製品レビュー)の後継機ですが、PowerShotS120(製品レビュー)等の遺伝子も引き継いでいるような印象を受けました。有効1210万画素1/1.7型CMOSセンサーを搭載していますので、描写性能もコンパクトカメラの中ではトップレベルだと思います。
N100の一番の特徴は、液晶モニター側にもカメラを搭載している点です。写真の液晶モニターの上にファインダ接眼部のように見えるのがサブカメラ「ストーリーカメラ」で、25mm相当F2.8のレンズが内蔵されています。
写真のように、上側90°までのチルト可動にも対応しています。最近のトレンドである180°に対応していない点はちょっとという気もしますが、このカメラの特長であるデュアルキャプチャーを考えると、これで十分かもしれません。 ![]() |
富士フイルム X-T1
2月15日に発売開始となるX-T1も実機が展示されていました。X-Pro1と並んでフラグシップ的な位置づけのカメラであり、縦型バッテリーグリップなど多くのアクセサリーが用意されています。実際に操作してみると、電子ビューファインダーの見え方がクリアーであり、被写体の動きへの追従性も良好でした。
写真で見るとそれなりの大きさに見えますが、実物はかなりコンパクトです。フランジバックを短くしたミラーレスカメラのメリットを活かしています。
ファインダー接眼部も大きく、視認性の高い電子ビューファインダーとなっています。液晶モニターは3型104万ドットで、上下方向のチルト可動にも対応しています。 ![]() |
オリンパス STYLUS SP-100EE
オリンパスのSP-100EE(EEはEagle's Eyeのことで、ドットサイト照準器を搭載していることを示します)も注目株です。SP-100EEは光学50倍、1200mm相当の望遠ズームを搭載しており、動きのある被写体などの追従はファインダーでも簡単ではありません。
ファインダー側から覗くと、被写体の上に赤い丸十字が見えます。このマークが重なる被写体に、レンズが向いていることになります。頭を動かしても、赤い指標が重なっている被写体のポイントはズレません。 ![]() |
シグマ DP2 Quattro
シグマのDP2 Quattroも実機が展示されていました。実際に操作できるカメラも3台用意されており、長蛇の列でした。デザインも斬新ですが、やはり新型イメージセンサーで描写性能がどう進化したのかがポイントになると思います。DPシリーズも代を重ねてノウハウが蓄積されてきており、カメラのレスポンスも十分軽快に感じました。
ガラスケースの中には、DP1やDP3も展示されていました。速写ケースや大型フードが装着されたものもあり、アクセサリー類も目配りがされるようです。 ![]() |
DJI JAPAN Pfantom2
面白いカメラとして、DJI社のPfantom2が展示されていました。これはマルチコプターで、下部にカメラを装着してリモコン飛行させることができます。日本の代理店であるSEKIDO社では75000円で販売をしているようです。実際に飛行している姿を見ると、いろいろな可能性を感じます。
本体部分。バッテリーを含め1Kgとのことです。カメラは別途購入する必要があり、本体と合わせると11万円程度になるようです。 ( by Inaba Kunio)
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