PowerShotG1X MarkII | Canon | |
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フルモデルチェンジしたフラグシップ・コンパクトキヤノンから、ローエンド・デジタル一眼レフ EOS KissX70 とともに、コンパクトカメラ8機種が正式発表となりました。ここで紹介するフラグシップコンパクト PowerSHotG1X MarkII の他に、ニューコンセプトカメラ PowerShotN100、光学30倍ズームを搭載したPowerShotSX700HSと18倍ズームのPowerShotSX600HS、コンパクトモデルのIXY630、IXY140、IXY120、25mm防水のタフネスコンパクト PowerShotD30 がリリースされました。 PowerShotG1X MarkIIは、2012年3月に登場したPowerShotG1Xの後継機で、イメージセンサー、レンズ、機能面のすべてが新しくなっており、フルモデルチェンジされた新型機と言えます。
PowerShotG1X MarkII(左側)とG1X(右側)。ボディ幅はほぼ同じですが、実像式光学ファインダーが省略されたため、高さは約6mm低くなりました。グリップ部分の形状も変わり、今までのPowerShotGシリーズのデザインが一新されています。このあたりは好みによる部分ですが、より多くの人に受け入れやすいものになったと思います。
PowerShotG1X MarkII(左側)とG1X右側)。液晶パネルはどちらも3型ですが、アスペクト比は4:3から3:2に変更となりました。G1X
mk2はマルチアスペクト対応のイメージセンサーとなっていますが、デジタル一眼レフと同じ3:2をメインで使われる方も多いと思います。
液晶モニターについては、2軸方式のバリアングル可動から、上下へのチルト方式(180度反転させた自分撮りも可能)に変わるとともに、タッチ操作にも対応されました。 液晶モニター側の操作部はほぼ踏襲していますが、動画ボタンの下にショートカットボタンが移設されています。
PowerShotG1X MarkII(左側)とG1X(右側)。ボディ部分は薄くなりましたので、仕様上の差以上にコンパクトになった印象を受けます。グリップ部にあった電子ダイヤルが省略され、新たに2段方式となったデュアルコントロールリングの手前側「クリックリング」がその役割を引き受けています。モードダイヤルと2段重ねであった露出補正ダイヤルも省略されていますが、撮影スタイルによってはむしろすっきりしたと言えるかもしれません。
MarkIIの大きな進化点の一つがレンズです。広角側、望遠側に焦点距離が延びるとともに、ズーム全域で1段以上明るくなっています。ウィークポイントであった最短撮影距離も、広角端で5cm、望遠端では40cmと、大幅に改善されています。
PowerShotG1X MarkIIを初代G1Xと比較すると、主に次のような違いがあります。
液晶モニターは、下方向45°、上方向180°のチルト可動に対応しています。
こうしてみると、2年ぶりに登場したフラグシップ・コンパクト、PowerShotG1X MkIIは、フルモデルチェンジされた新型機と言えそうです。とくに、今までのボリューム感あるデザインから、一般的なコンパクトカメラに変わったことで、大きさに対する印象が大きく変わった点もポイントだと思います。 2012年3月に登場した時のG1Xの実売価格は6万6千円前後でしたが、G1X Mk2は8万円強とやや高めでのスタートとなりそうです。いずれにしても3月中旬の発売が楽しみです。 ( by Inaba Kunio)
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【厳選レビュー記事】◎マイナビ 1.5型センサー搭載の高級コンパクトデジカメが全方位に進化 - キヤノン「PowerShot G1 X Mark II」実写テスト2014年4月2日 永山昌克
◎ITmedia http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1404/01/news023.html2014年4月1日 荻窪圭
◎ITmedia 「もっと寄れる」「さらに広い」 フラグシップコンパクト「PowerShot G1 X Mark II」2014年2月12日 編集部
◎デジカメWatch キヤノン、1.5型CMOSコンパクト「PowerShot G1 X Mark II」2014年2月12日 武石修
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【キヤノン PowerShotG1X MarkII 基本仕様】 →キヤノン PowerShotG1X MarkII メーカー製品仕様のページ
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