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特集 キヤノン Canon PowerShotG1X MarkII

2.キヤノン PowerShotG1X MarkIIの外観をみる

キヤノン PowerShotG1X MarkII by Inaba Kunio  フル・モデルチェンジしたフラグシップ・コンパクト 評価:5.0
Canon PowerShotG1X MarkII




 キヤノン PowerShotG1X MarkIIを開封する

 3月13日、キヤノンのフラグシップ・コンパクト、PowerShotG1X MarkIが発売開始となりました。2012年3月に登場したPowerShotG1Xの2代目で、1.5型の大型センサーに明るいズームレンズを搭載している点が一番の特長です。

 発売開始直後の実売価格は、8万円台前半でした。初代のスタート価格は6万6千円前後でしたので、機能強化された分、少々高めとなっています。ちなみに現時点での初代の価格は4万5千円前後ですので、価格差は4万円弱となります。

Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X MarkIIレンズキットのパッケージ。黒を基調としたデザインで、PowerShotG1Xのものよりも高級感があります。箱のサイズは意外とコンパクトに感じました。

Canon PowerShotG1X MarkII

 蓋を開けると、保証書やカメラユーザーガイドがトレーの上に乗せられています。付属する保証書は国内のみで有効なものです。

Canon PowerShotG1X MarkII

 保証書等の入ったトレーの下にカメラ本体や付属品が格納されています。写真の上に見えるパッケージがカメラ本体で、下の段ボールのケースの中に付属品が入っていました。

Canon PowerShotG1X MarkII

 パッケージ内に同梱されている付属品関係。左上よりカメラユーザーガイド、バッテリーチャージャーCB-2LG、バッテリーパックNB-12L、ネックストラップ。Wi-Fiを内蔵しているせいか、ケーブル類は付属していません。また、ボディにはアクセサリーシューカバーが装着されていました。
 冊子のカメラユーザーガイドは388ページのもので、比較的しっかりとした装丁になっています。



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 キヤノン PowerShotG1X MarkIIの本体をチェック

Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X MarkIIのボディ前面。初代とは大きく変わり、一般的なコンパクトデジカメに似たデザインとなっています。レンズバリアが内蔵式となり、ハンドリングが容易になりました。交換可能なグリップもデザイン上のアクセントになっています。

Canon PowerShotG1X

 初代G1Xのボディ前面。実像式光学ファインダーが内蔵されているため、PowerShotGシリーズに似た外観となっています。グリップ部の上部にダイヤルが設けられています。初代では、取り外し式のレンズキャプでした。

Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X MarkIIの液晶モニター側。3型104万ドットの液晶パネルで、静電容量方式のタッチパネルとなっています。初代G1Xと同様に可動式の液晶モニターですが、横軸バリアングル方式からチルト方式に変わっています。ボディサイズの小型化の点や、横向きで操作するときの操作性はチルト可動の方がメリットが大きいですが、縦位置で構える時などにはバリアングル方式の方が自由度が高くなります。
 インターフェース関係も初代G1Xを踏襲していますが、動画ボタンの下に「ショートカットボタン」が移設されたり、Wi-Fi内蔵に伴う「ワンタッチスマホボタン」がグリップの上に新設されるなど、改善・強化されたように思います。


Canon PowerShotG1X

 初代G1Xの液晶モニター側。実像式光学ファインダーがボディ上部中央に置かれています。液晶パネルは左側に2軸の可動軸が置かれています。液晶パネルのアスペクト比は4:3です。

Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X MarkIIのボディ上面。ボディ右側にモードダイヤルが置かれており、一般的なデザインとなっています。ダイヤル部はレンズ鏡胴に移設されています。ボディ自体の厚さは、初代G1Xよりも薄型化されています。再生ボタンもボディ上面に移設されました。また、細かい点ですがアクセサリーシューがレンズ光軸上に置かれています。初代G1Xでは、わずかながら右側にシフトされていましたので、改善ポイントの一つです。

Canon PowerShotG1X

 初代G1Xのボディ上面。モードダイヤルの下に露出補正ダイヤルが重ねられています。レンズ鏡胴にあるリングはインターフェースではなく、取り外し式のカバーです。これを取り外すとマクロリング等が装着できました。

Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X MarkIIのボディ底面。三脚用の穴はレンズ光軸上からシフトされています。左側に見えるバッテリー室内にはメモリーカード挿入口も置かれています。カメラ本体は日本製。

Canon PowerShotG1X

 初代G1Xのボディ底面。全体的にボディが分厚く感じられます。三脚用の穴は、やはりシフトされていました。

Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X MarkIIのボディ左側面。こちら側にはストロボポップアップスイッチとスピーカーが置かれています。NFCのアンテナもこちら側に内蔵されています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X MarkIIのボディ右側面。こちら側には外部接続端子が置かれています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X MarkIIの右肩にある「Canon」のロゴ。写真ではわかりづらいですが、刻印された中に白いインクが流し込まれています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 初代G1Xではグリップ部の下にあったG1Xのロゴは、レンズ右下に移動しました。Canonのロゴと同様に、刻印された中に白いインクが流し込まれています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 初代G1Xから大きく変わった点の一つがレンズ部分です。28-112mm相当F2.8-5.8から、24-120mm相当F2.0-3.9へとズーム域が拡大するとともに、レンズが明るくなりました。鏡胴部分には、2つのリングが内蔵されており、ボディ側がクリックリング、対物側がスムーズリングとなります。また、初代G1Xでは取り外し式のレンズキャップが、内蔵式レンズバリアーに変わっています。レンズの先端部には、フィルターやフードを取り付けるためのバヨネット爪も付けられています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 シャッターボタンの同軸にズームレバーが設けられています。こちらでのズーミングは無段階方式ですが、クリックリング等でステップズーム(24mm、28mm、35mm、50mm、85mm、100mm、120mm)にすることも可能です。
 Canonのロゴの横にあるランプは、AF補助光と赤目緩和、セルフタイマーを兼ねるものです。
 再生ボタンの両側にはステレオマイクが配置されています。


Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X MarkIIのグリップ部。初代G1Xと比べると控えめなサイズで取り外し交換も可能です。

Canon PowerShotG1X MarkII

 G1X Mk2ではWi-Fiが内蔵されたため、ワンタッチスマホボタンが新設されました。このボタンを押すと、スマートフォンやクラウドなどの登録先に接続することができます。
 モードダイヤルには、「プラスムービーモード」(静止画を撮影すると、前後2〜4秒の動画も一緒に記録され、1日をまとめた短編動画も作成)や「クリエイティブショット」(1回の撮影で自動で効果をつけたり切り出した6枚の写真を記録)が追加されています。


Canon PowerShotG1X MarkII

 液晶モニター右側のメインコントロール部。配置されている機能は一部変更になりましたが、概ね初代G1Xを踏襲しています。親指で押しやす部分に、動画ボタンとショートカットボタンが置かれています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 ボディ上面にあるアクセサリーシュー。電子端子が設けられており、電子ビューファインダーEVF-DC1の接続にも対応しています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 内蔵ストロボのポップアップ部上部にはPowerShotG1X Mark IIのロゴが印字されています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X MarkIIボディ左側面にあるストロボポップアップスイッチ。機械式のため、電源が入っていない状態でも稼働します。

Canon PowerShotG1X MarkII

 内蔵ストロボをポップアップさせた状態。初代G1Xよりも照射位置が高くなり、前に張り出すように改良されています。

Canon PowerShotG1X

 初代G1Xの内蔵ストロボ。ストロボユニットがまっすぐ上にポップアップする構造となっています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X MarkIIで内蔵ストロボをポップアップさせた状態。ポップアップ機構が改善され、かなり前に飛び出すように変わっています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 内蔵ストロボのポップアップ部。左下に見える爪が、側面のレバーと連動しています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 ストロボポップアップ部がばね方式となったため、メーカー推奨外とはなりますが写真のようにバウンスさせることも可能です。ただし、完全に寝させてしまうと発光しませんでした。

Canon PowerShotG1X MarkII

 ボディ右側面にある外部接続端子。上から、リモコン端子、A/V OUT デジタル端子、HDMI端子となります。

Canon PowerShotG1X MarkII

 液晶モニターを下向きにチルトした状態。下側には45°まで可動します。

Canon PowerShotG1X MarkII

 液晶モニターを上向きにチルトさせた状態。上側には180°まで可動しますので、自分撮りも可能です。

Canon PowerShotG1X MarkII

 液晶モニターの可動部。本体とは2つの軸でつながっています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 液晶モニターを開いた状態。上側180°だけでなく下側にも可動できる構造となっているため、意外と複雑な仕組みとなっています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 ボディ下部のバッテリー室カバーを開いた状態。メモリーカードもここに挿入されます。写真では見えずらいですが、挿入方向のガイダンスが印字されています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 バッテリーとメモリーカードを挿入しつつある状態。バッテリーは偽造防止用のホログラムが見える方向となります。メモリーカードはラベル面が前側となります。

Canon PowerShotG1X MarkII

 ボディ右側のグリップ部。初代G1Xでは大型のグリップとなっていましたが、Mk2ではスマートな形状に変わりました。六角レンチを使って取り外したり、交換することも可能となっています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 電源を入れると、自動的にレンズが伸長します。写真の状態は広角端です。

Canon PowerShotG1X MarkII

 同じく望遠端の状態。オプションで用意されているレンズフードはレンズ先端に装着します。

Canon PowerShotG1X MarkII

 レンズを広角端にした状態で、内蔵ストロボをポップアップしたところ。広角端は24mm相当まで広がりましたが、レンズ鏡胴によるケラレは発生しにくくなっています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 ボディ単体での重さの実測値(アクセサリーシューカバー装着時)は515gでした。メーカー公表値は516gとなります。コンパクトカメラとしては、さすがにやや重めです。

Canon PowerShotG1X MarkII

 バッテリーとメモリーカードを挿入した状態での重さの実測値は552gでした。挿入するメモリーカードによって異なりますが、メーカー公表値は553gとなります。

Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X MarkII(左側)とソニー サイバーショット DSC-RX100M2(製品レビュー)を比較した状態。比較的大型のイメージセンサーとズームレンズを搭載した高級コンパクトという点では似ていますが、イメージセンサーのサイズが2倍以上異なるため、ボディサイズもかなり違います。

Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X Mk2(左側)とソニー DSC-RX100M2(右側)を比較した状態。どちらも沈胴式のレンズですが、厚さもかなり違います。

Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X MarkIIの液晶モニター。アスペクト比は3:2のパネルのため、最大サイズの4:3を表示すると、画面の左右がブランクとなります。ただし、初代G1Xではもともと4:3のサイズのイメージセンサーでしたが、Mk2ではマルチアスペクトになったため、アスペクト比4:3と3:2との画素数の差は大きくありません。(アスペクト比4:3では4,160x3,120で12,979,200画素に対し、3:2では4,352x2,904で12,638,208画素。画素数の差は2.7%程度です。)
 この程度の差であれば、むしろデジタル一眼レフと同じ3:2をメインに使うのも良いと思います。


Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X MarkIIでは、レンズ鏡胴部にある2つのデュアルコントロールリングと、液晶モニター右側にあるコントローラーホイール、動画ボタン、ショートカットボタンの機能を変更することができます。

Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X MarkIIの液晶モニターは180°チルトさせることが可能ですので、写真のように自分撮りにも対応しています。標準では左右反転させた鏡像が表示されますが、設定によりそのまま表示させることも可能です。

Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X MarkIIに搭載された液晶パネルは、十分な視野角を持っています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 PowerShotG1X MarkIIはWi-Fiを内蔵しており、スマートフォン等によるリモート操作にも対応しています。NFCも内蔵されていますので、対応しているスマートフォンであれば初回の接続も比較的容易です。

Canon PowerShotG1X MarkII

 Wi-Fiを通じてスマートフォンによるリモート操作状態では、写真のようなメッセージが液晶モニターに表示されます。

Canon PowerShotG1X MarkII

 スマートフォンからは、ズームなどの操作にも対応しています。

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 キヤノン PowerShotG1X MarkIIの付属品をチェック

Canon PowerShotG1X MarkII

 付属するバッテリーチャージャーCB-2LG。新型のチャージャーで、G1X Mk2以外ではPowerShotN100に対応しています。バッテリーパック NB-12Lの充電には、最大で185分かかります。

Canon PowerShotG1X MarkII

 コンセントとの接続部は折り畳み式となっているため、コンセント側にスペースが必要ですが可搬性の点では優れています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 付属するバッテリーパック NB-12L。容量は3.6V 1910mAhで、静止画であればエコモード時300枚、画面表示時240枚、外付電子ビューファインダー使用時200枚の撮影が可能です。動画では最大1時間30分の録画が可能となっています。

Canon PowerShotG1X MarkII

 バッテリーパックには偽造防止用のホログラムが付けられています。ボディに挿入する時には、こちら側が見える向きで入れます。

Canon PowerShotG1X MarkII

 付属するネックストラップ。CanonとPowerShotの文字は刺繍となっています。クラスに応じた高級感のあるストラップだと思います。


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