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 PowerShot SX500IS Canon  
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【一口コラム】SX40HSの後継機?

 8月21日、海外ではいち早くPowerShotSX500ISとPowerShotSX160ISが発表された。どちらも高倍率ズームレンズを搭載したコンパクトデジカメであり、9月に発売予定となっている。米国での推定小売価格は、SX500ISが$329.99、SX160ISが$229.99であり、1$=\80で換算すると各々26400円、18400円となる。ちなみに、国内における現行機の価格は、PowerShotSX40HSが3万5千円前後、PowerShotSX150ISは1万5千円前後となっている。

 この両機種のうち、PowerShotSX160ISは、型番から見ても明らかにSX150ISの後継機であるが、PowerShotSX500ISは単純にPowerShotSX40HSの後継機、というわけではない。米国では「High-End, Advanced Digital Cameras」と位置付けられているので、高倍率ズーム搭載機のハイエンド機とはいえるが、SX40HSの後継機と言うよりは、SX160ISの上位機種ということになるようだ。

 SX500ISをSX40HSと比べた時の主な特徴は、
  • SX40HSよりも大幅に小型軽量化。
  • 電子ビューファインダーは非搭載に。
  • ズームレンズは24-840mmF2.7-5.8から24-720mmF3.4-5.8に。(各々35mm換算)
  • 液晶モニターは2.7型23万ドットから3型46万ドットへと大型化・高精細化されたが、固定式になった。
  • 高感度性能、シャッタースピード、連写性能はダウングレード。
  • 動画撮影機能もフルHDからHDへとダウングレード。
 となっており、ボディの大幅な小型軽量化と引き換えに、全体に仕様面が抑えられている。とくに電子ビューファインダーが非搭載となった点は、カメラとしての性格が大きく変えられたと言えるだろう。

キヤノン PowerShot SX500IS キヤノン PowerShot SX40IS

 PowerShotSX500IS(左側)とPowerShotSX40HS(右側)。電子ビューファインダーが非搭載となったことで高さが低くなるとともに、ボディ横幅もコンパクトになった。


キヤノン PowerShot SX500IS キヤノン PowerShot SX40IS

 PowerShotSX500IS(左側)とPowerShotSX40HS(右側)。液晶モニターが大型化されたが、固定式となっている。親指部分のボタン類は、ほぼ同じ。

キヤノン PowerShot SX500IS キヤノン PowerShot SX40IS

 PowerShotSX500IS(左側)とPowerShotSX40HS(右側)。電子ビューファインダーの部分は大きく異なるが、グリップ部分の形状など「後継機」的な印象も受ける。


 主な仕様についてSX40HS(2011年9月発売)と比較すると、次のとおりである。

【SX500ISとSX40HSの比較】

機種名 PowerShotSX500IS PowerShotSX40HS
イメージセンサー 有効1600万画素
1/2.3型CCD
有効1410万画素
1/2.3型CMOS
レンズ 24mm-720mm F3.4-5.8
(35mm換算)
24mm〜840mm F2.7-5.8
(35mm換算)
ファインダー - 20万ドット
ISO感度 ISO100-1600 ISO100-3200
シャッタースピード 1-1/1600秒 1-1/3200秒
液晶モニター 3型46万ドット 2.7型23万ドット
バリアングル
連写速度 0.8コマ/秒 10.3コマ/秒
動画撮影 1280 X 720 (25fps) 1920 X 1080
インターフェース USB、HDMI、A/V output USB、HDMI、A/V output
バッテリー 195枚 400枚
サイズ
(W x H x D)
104×69.5×80.2mm 122.9x92.4x107.7 mm
重さ
(含カード、電池)
341g 600g

 光学30倍のズームレンズを搭載した高倍率機として、PowerShotSX500ISは魅力的な機種ではあるが、やはり電子ビューファインダーの非搭載をはじめ、やや残念な気がする。とくに、SX40HSではDIGIC5であったものが、SX500IS/SX160ISではDIGIC4となっている点も描写力の点で大きな差となる可能性もある。SX500ISが国内販売されるかどうかは不明だが、別途PowerShotSX40HSの正統進化モデルが登場することを期待したい。

(9月4日 記)

キヤノン PowerShot SX500IS キヤノン PowerShot SX160IS

 PowerShotSX500IS(左側)とPowerShotSX160IS(右側)。奥行きはSX500ISの方があるが、幅と高さはSX160ISの方がやや大きい。


 国内でも正式に発表になった。PowerShotSX500ISの販売予測価格は2万9980円、PowerShotSX160ISは1万9980円で、9月27日に発売予定である。また、PowerShotSX40HSの後継機、PowerShotSX50HSも同日発売予定で、こちらは5万9980円となる見込みである。

(9月19日 記)
 


【キヤノン PowerShot SX500IS 基本仕様】

画素数 1600万(有効) 画像素子  1/2.3型CCD
ISO感度 100〜1600  記録フォーマット  JPEG 
焦点距離(35mm換算) 24mm〜720mm  F値 F3.4〜F5.8 
液晶モニター 3型 46万ドット  シャッタースピード  15〜1/1600 秒
ファインダー - 起動時間
電池タイプ 専用電池  専用電池型番 NB-6L
撮影枚数 195枚 インターフェース USB、HDMI、AV出力 
記録メディア SDHCカード SDカード SDXCカード
手振れ補正機能 光学式 防水    
連射機能 0.8コマ/秒 バリアングル 
付加機能     RAW+JPG同時撮影 
動画撮影 1280x720(25fps)
幅x高さx奥行き 104×69.5×80.2mm  本体重量 341g(カード、バッテリー含)

 キヤノン PowerShot SX500IS メーカー製品仕様のページ

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