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| 特集 キヤノン Canon EOS M2 2.キヤノン EOS M2の外観をみる | 
 
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    キヤノン EOS M2
 by Inaba Kunio
   オートフォーカス等の機能を強化した二代目ミラーレスカメラ
 評価:5.0
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 キヤノン EOS M2を開封するキヤノンのEOS M2は、2012年9月に登場したEOS M(製品レビュー)の2代目となります。オートフォーカス性能の強化やWi-Fiの搭載など、着実に進化していますので登場を待ち望んでいた方も多いと思います。キヤノンのミラーレスは、現時点ではこの2機種だけですが、噂では電子ビューファインダーを内蔵した上位機種も準備が進められているようですので、徐々にラインアップも揃っていくものと期待されます。 EOS Mのボディカラーは、当初はブラック、ホワイト、シルバー、レッドの4種類でしたが、その後ベイブルーが追加されて計5色が揃えられていました。これに対し、EOS M2はブラックとホワイトの2色ですので、少々さびしい気もします。その代り、2013年7月に登場した広角ズームEF-M11-22mmを追加したトリプルレンズキットが追加されています。 今回の評価機は、ダブルレンズレンズキットのブラックを購入いたしました。 
         
         EOS M2ダブルレンズキットのパッケージ。基本的なデザインはEOS Mのものと同じで、パッケージ表面にはボディやレンズ等の付属品が印刷されています。ダブルレンズキットやトリプルレンズキットには、スピードライト90EXやマウントアダプター
        EF-EOS Mも同梱されていますので、お買い得感が高いと思います。 
         
         蓋を開けると、トレイの上に保証書や使用説明書等が載せられています。このあたりもEOS Mと同じです。 
         
         トレイの下には、カメラ本体やレンズ等が格納されています。写真の右下がボディ本体、左側に2本のレンズ、右上はスピードライト90EXです。ボディとスピードライトの下にバッテリー等の付属品が入っています。 
         
         同梱されている使用説明書。使用説明書(基本編)とWi-Fi機能使用説明書(基本編)が冊子で同梱されており、これ以外にもデータの形で使用説明書とWi-Fi機能使用説明書がデータの形で同梱されていました。ちなみに、使用説明書(基本編)は116ページ、Wi-Fi機能使用説明書(基本編)は36ページであるのに対し、使用説明書は364ページ、Wi-Fi機能使用説明書は138ページとなっています。 
         
         付属品。左上からカメラ使用説明書CD-ROM、ソフトウェアCD-ROM、ソフトウェア使用説明書CD-ROM、バッテリーチャージャーLC-E12、バッテリーパックLP-E12、インターフェースケーブル、ネックストラップEM-100DB。このあたりもEOS
        Mと同じです。 Sponsored Links キヤノン EOS M2の本体をチェック
         
         EOS M2ブラックモデルのボディ前面。ボディサイズはEOS Mよりも僅かながら小さくなっています。レンズマウントの両側上部にステレオマイクが移設されています。 
         
         EOS Mのボディ前面。基本的にはEOS M2と同じデザインですが、リモコン受光部の形状やEOSのロゴの処理が異なっています。 
         
         EOS M2の液晶モニター側。液晶モニターはEOS Mと同じ3型104万ドットでタッチ操作に対応しています。パネルのアスペクト比はイメージセンサーと同じ3:2となります。右側にある操作部の外周リングは電子ダイヤルで、これがEOS
        M2唯一のダイヤルとなります。基本的なインターフェースは、コンパクトカメラのステップアップユーザーを想定しているのだと思われます。 
         
         EOS Mの液晶モニター側。ボタンの配置を含め、EOS M2と同じです。液晶モニターも同じものが搭載されています。 
         
         EOS M2のボディ上面。レンズ光軸上にアクセサリーシューが置かれています。シャッターボタンの同軸にモードダイヤルが置かれています。EOS Mでは「静止画」が「簡単撮影モード」と「応用撮影モード」の2つに分離されています。また、Wi-Fiの搭載に伴うインジケーターランプが新設されました。 
         
         EOS Mのボディ上面。上面左側にステレオマイクが置かれています。モードダイヤルは、「シーンインテリジェントオート」「静止画」「動画」の3項目となっています。M、Av、Tv、Pに設定するには、「静止画」の中の「応用撮影ゾーン」で行います。 
         
         EOS Mのボディ底面。左側にあるバッテリー室カバー内にメモリーカードスロットも置かれています。三脚用の穴はレンズ光軸上に設けられています。カメラ本体は日本製。 
         
         EOS Mのボディ底面。ラベルのデザインが変わりましたが、基本的な構造は同じです。 
         
         EOS M2のボディ左側面。こちら側には外部接続端子が置かれています。端子カバーは大型のものに変わっています。 
         
         EOS M2のボディ右側面。パネルの表面処理も変わっています。 
         
         EOS M2のCanonのロゴ。刻印された中に白いインクが流し込まれています。ロゴの右上に見えるのがステレオマイクで、EOS Mではボディ上面に置かれていました。 
         
         ボディ右下にあるEOSのロゴ。EOS Mではグレーの印字でしたが、EOS M2ではCanonのロゴと同じような処理がされています。 
         
         EOS M2のイメージセンサー。有効画素数はEOS Mと同じ1800万画素ですが、EOS KissX7と同等のものに進化しています。オートフォーカスは「ハイブリッド
        CMOS AF」から、「ハイブリッド CMOS AF II」に進化しており、ファームウェアをアップデートしたEOS Mよりもさらに最大2.3倍の高速化が図られています。 
         
         セルフタイマーとAF補助光を兼ねるランプが置かれています。ランプの左側には、リモコン受光部があります。その左にあるのはステレオマイクのL側です。 
         
         EOS M2のグリップ部はEOS Mと同じで、ゴム製の指かかりが付けられています。見た目以上にホールド感の向上に役立っています。 
         
         シャッターボタンの同軸に置かれているモードダイヤル。このあたりのつくりもEOS Mを踏襲しています。 
         
         電源アクセスランプの右側にWi-Fiランプが新設されました。モードダイヤルの設定項目は、EOS Mの静止画が2つのモードに分離されたため、M、A、S、Pの設定がしやすくなっています。 
         
         アクセサリーシューは、EOS Mではブラックの塗装がされていましたが、EOS M2ではシルバー地のままになっています。ストロボの脱着でこすれる部分ですので、この方が実用的かもしれません。 
         
         液晶モニター右側のメインコントロール部。このあたりのインターフェースはEOS Mとほぼ同じです。SETボタンの外周にはホイール型の電子ダイヤルが置かれています。 
         
         ボディ側面にある外部接続端子カバーの内側。左側のAV OUT・デジタル端子、右側のステレオマイク入力端子、HDMIミニ端子が置かれており、端子自体はEOS
        Mと同じです。 
         
         ボディ下部にあるバッテリー室カバーを開いた状態。メモリーカードの挿入方向を示すガイドラインが印字されています。 
         
         バッテリーとメモリーカードを挿入しつつある状態。メモリーカードはラベル面が前側となります。 
          液晶モニターの表示画面。アスペクト比は3:2で、タッチ操作にも対応しています。 
         
         INFO.クイック設定画面を表示させた状態。液晶モニターの右側にある「INFO.」ボタンを押すと、トグル式に画面が切り替わります。この画面で直接設定項目を選択することも可能です。 
         
         液晶モニターにはの視野角は比較的視野角の広いパネルが採用されています。 
         
         EOS M2(左側)とPowerShotS95(右側)。EOS M2はAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載していますが、ボディサイズはPowerShotS95を一回り大きくした程度に収まっています。 
         
         EOS M2(左側)とPowerShotS95(右側)。EOS M2にはこれにレンズが加わりますが、ボディ部分だけを比べると、意外とサイズの差は小さいように感じます。 キヤノン EOS M2の付属品をチェック
          バッテリーチャージャーLC-E12。EOS Mのものと同じです。バッテリーパック LP-E12の充電に約2時間かかります。 
         
         コンセントとの接続プラグは折り畳み方式となっているため、可搬性の点で優れています。 
         
         付属するバッテリーパックLP-E12。容量は875mAhで、静止画230枚、動画1時間30分の撮影が可能となっています。 
         
         付属するインターフェースケーブル。パソコンやプリンター等との接続に使用します。ケーブルにはフェライトコアが付けられています。 
         
         付属するネックストラップEM-100DB。EOS Mのものと同じで、しっかりとしたつくりです。 
         
         ネックストラップの接続部。EOS Mと同様に新タイプのものです。取り付け金具の指標を合わせると固定されます。 
         
         ネックストラップの取付け部金具の裏側。写真はリリース状態で、指標を回転させると爪の部分が上にまわり、ボディ本体の取り付け金具分が外れなくなります。 
         
         ボディ側のストラップ取付け部。新タイプのものです。 
         
         ストラップをボディに取り付けた状態。写真の状態で、ストラップが外れなくなります。 
         
         付属するボディキャップ。型番はR-F-4で、EF-Mマウント用のキャップとなります。ちなみに、EFマウント用はR-F-3となります。 
         
         ボディ側のレンズマウント部バヨネット構造を利用して装着するタイプです。 |