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特集 ソニー SONY サイバーショット DSC-QX10

3.ソニー DSC-QX10の外観をみる


ソニー DSC-QX10  by Inaba Kunio    コンパクトな10倍ズームレンズカメラ  評価:5.0
ソニー SONY  サイバーショット DSC-QX10

  サイバーショット DSC-QX10を開封する

 ソニーのサイバーショット DSC-QX10とDSC-QX100(製品レビュー)が発売開始となりました。イメージセンサーやレンズなどの描写部分は、1月にリリースされたDSC-WX200と同じですが、レンズ鏡胴のみの形状と、スマートフォンとの連携を前提にしたカメラコンセプトは、デジカメの新しい可能性を開くものだと思います。

 販売開始時の実売価格は2万3千円前後ですが、新コンセプトのカメラとしては比較的安価ということもあり、しばらくの間は予約なしに入手することは難しそうです。

 ボディカラーはブラックとホワイトの2色です。購入したのはブラックモデルですが、ホワイトモデルの白い鏡胴とゴールドのレンズ前面というデザインは、ホワイト系のスマートフォンにマッチしそうです。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 サイバーショット DSC-QX10のパッケージはレンズ型を強調する円筒形です。高級感のある外装です。サイズ的には、50枚とかのセットで売っているCD-ROMなどに似ています。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 なお、DSC-QX100のパッケージも円筒形で、サイズも同じですが、蓋部分のカラーがブラックになっています。白色は膨張色のため少々大きく見えますが、実際の大きさは全く同じでした。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 箱の側面には、各国語で対応するスマートフォンについて記載されています。幅54-75mm、厚み13mm以下となっています。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 箱の底面には、操作に必要さソフトウェアについて記載されています。インターネットからのダウンロードが必要です。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 蓋を開けたところ。プラスティックの梱包材にカメラ本体が格納されています。白い包みの中身がボディです。


ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 カメラ本体の梱包部をはずすと、その下に付属品やマニュアル等が入っています。付属品自体はDSC-QX10とDSC-QX100は同じでした。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 同梱されている付属品。左上からクイックスタートガイド、リファレンスガイド、リチャージャブルバッテリーパックNP-BN、スマートフォンアタッチメント、マイクロUSBケーブル、リストストラップです。DSC-QX10はボディ内充電に対応しているため、充電器は付属しません。またACアダプターも付属していませんので、充電にはパソコンやアダプターの用意が必要です。
 最近はスマートフォンなどを中心にUSBケーブルを使ったACアダプターを使用する機会が増えていますのでそれらでも対応可能ですが、やはり同梱する方が望ましいように感じます。
 なお、クイックスタートガイドは簡易版ですので、詳細設定について確認する場合には、ソニーのホームページにあるヘルプガイドを見る必要があります。

 サイバーショット DSC-QX10の本体をチェック

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 ボディ前面。あらためて、ミラーレスカメラやデジタル一眼レフ用の交換レンズのような形状だと思います。レンズ自体はDSC-WX200と同じもので、25-250mm相当F3.3-5.9となります。レンズカバーが内蔵されています。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 DSC-QX100(左側)と比較したDSC-QX10(右側)。QX10には下部に突出部がありますが、本体部分の形状はほぼ同等です。QX100はCarl Zeiss銘柄のレンズが搭載されており、クラスの差を感じさせます。
 中央部のレンズカバーを見ると、レンズ開口部の大きさもかなり違うことがわかります。イメージセンサーサイズは3倍弱の差です。


ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 レンズ背面側。一般的なデジカメではこちら側に液晶モニターが置かれていますが、QX10ではカメラの銘板が貼付されています。ここはバッテリー室カバーを兼ねており、下側にスライドさせると外すことができます。左右にある爪は、スマートフォンアタッチメントに接続するためのものです。
 購入した個体のS/Nは6xxxでした。カメラ本体は中国製です。


ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 ボディ上面。中央にあるNマークはNFC(Near Field Communication:近距離無線通信技術)のアンテナが内蔵されていることを示すもので、タッチするときの目印となります。
 その両側にある穴はステレオマイクで、その下に電源ボタンが置かれています。電源ボタンの横にあるのは電源/充電/動画ランプで、電源オン時は緑色、充電中はオレンジ色、動画撮影中は赤色で点灯します。


ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 DSC-QX100(左側)と比較したDSC-QX10(右側)。正面から見たサイズは同じですが、レンズの長さは倍近く違います。また、QX100にはコントロールリングがレンズ前面外周にあるのがポイントです。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 ボディ下部。三脚用の穴はレンズ光軸上に置かれています。左側に見える穴はストラップ取り付け用のものです。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 DSC-QX100(左側)と比較したDSC-QX10(右側)。下側となる三脚用穴の部分の構造もやや異なっています。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 ボディ左側面。こちら側にはズームレバーとシャッターボタンが置かれています。ズームやシャッターはスマートフォンからのリモート操作で行うことが多いと思いますが、カメラ単体で行うこともできます。


ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY 手動ズーム操作 ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY iPhoneズーム操作

 ズーム操作をスマートフォンから操作をする場合と、カメラ本体のズームレバーで直接行う場合の比較です。リモート操作の場合にはWi-Fiで接続しているためか、やや反応にもたつき感があります。
 ズーム操作(iPhone):約47秒。 ズーム操作(手動):約20秒。


ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 ボディ右側面。こちら側には表示パネルが置かれています。このパネルには、メモリーカード未挿入表示とバッテリー残量の表示を行います。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 手に持つと、パンケーキタイプの交換レンズと同じ感じがします。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 ボディ右側面。液晶モニターはモノクロ表示です。SONYのロゴは印字されています。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 レンズ基部側には、デジカメの型番DSC-QX10が印字されています。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 左側面のズームレバーとシャッターボタン。シャッターボタンは半押し動作にも対応しています。スマートフォンと接続していない状態ではフレーミングが難しいですが、撮影自体は可能です。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 シャッターボタンの左側には、イメージセンサー名のExmorRとWi-Fiのロゴが印字されています。その上にあるのはマルチ端子用のカバーです。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 三脚用穴の横にはストラップ取り付け用の穴がついています。その左下に見える白いラインは、スマートフォンアタッチメントに装着するときに指標です。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 液晶パネルの左側にあるのは、アタッチメント取り外しレバー。このレバーを矢印方向にスライドさせると固定用のピンが下がり、レンズを回して取り外すことができます。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 ボディ左側上部にある外部接続端子のカバーを開いた状態。マイクロUSB規格で、充電等にも使用します。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 バッテリー室カバー。カバーの右に見える丸いピンが、スマートフォンアダプターを固定するもの。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 バッテリー室カバーを開いた状態。蓋はフィルム状の部品で本体と接続されており、脱落することはありません。蓋部分には、Wi-Fi接続用のSSIDとPasswordが印字されたシールが貼付されています。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 メモリーカードスロット部。マイクロタイプのSDカードまたはメモリースティックが対応しています。メモリースティックタイプのカードに対応しているのは、ソニーのデジカメ共通です。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 バッテリーとメモリーカードを挿入しつつある状態。SDカードではラベル面が上側となりますが、メモリースティックでは端子側が上となります。
 メモリーカードスロットの右にはRESETボタンがあります。


ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 DSC-QX100(左側)と比較したDSC-QX10(右側)。バッテリー室部分は共通ですが、QX10ではメモリーカードスロットもバッテリー室内にあるのに対し、QX100ではボディ側面に専用カバーが設けられています。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 電源をONにした状態。写真は広角端で、この時にレンズ長は最短となります。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 レンズをテレ端にした状態。この時にレンズ長は最長となります。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 カメラ本体の重量実測値は90.7gでした。メーカー公表値は90gです。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 メモリーカードとバッテリーを挿入した状態での実測値は105.0gでした。メモリーカードの種類によって違いますが、メーカー公表値も105gとなっています。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 スマートフォンにスマートフォンアダプターを装着した状態。ストッパー部分にSONYのロゴが印字されており、装着するとカメラのペンタ部のような形状となります。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 スマートフォンアダプターとの接続部。プラスティックですがレンズと同様にバヨネット装着となります。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 反対側の爪部分。爪の左側に見えるピンが、アダプター固定ピンです。モニター部の左側にあるレバーによって動作します。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 スマートフォンに装着した状態。QX10は比較的小型ですが、それでも存在感を感じます。写真のレンズは広角端の状態です。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 同じく望遠端の状態。カメラユニットの下部で安定的に直立させることが可能となっています。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 静止画撮影モード。スマートフォンに表示されている画面は、Wi-Fiによりカメラユニットから送られているものです。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY シャッター操作

 スマートフォンからシャッターを切るところ。約34秒。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 露出モードをPにすると、ホワイトバランスを設定することができます。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 右上のモードボタンで、静止画と動画の切替を行います。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 動画モードにすると、画面のアスペクト比は4:3から16:9に変わります。イメージセンサーのアスペクト比は4:3のため、画面の上下がトリミングされる形となります。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 動画モードで設定できるのは、写真の3項目となります。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 静止画モードでは、露出モードを3つから選択することが出来ます。ちなみに、QX100では、さらにA(絞り優先)が加わります。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 静止画撮影時、P(プログラムオート)で設定できる項目。全部で9項目となります。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 設定項目の下部分。メモリーカードのフォーマットも、設定から行います。

 DSC-QX10のバッテリー関係をチェック

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 バッテリーパックNP-BN。容量は3.6V 630mAhで、静止画であれば約220コマの撮影が可能です。DSC-TX55(製品レビュー)など、薄型コンパクトなタイプのカメラでも採用されています。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 バッテリーパックはかなり薄型のパッケージとなっています。中国製です。

 サイバーショット DSC-QX10の付属品をチェック

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 付属するスマートフォンアタッチメントのスマートフォン側。スマートフォンに装着するときの台座として機能するもので、スマートフォンを挟み込む爪は折り畳まれています。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 スマートフォンアタッチメントのレンズ側。両側の穴に、カメラ本体の爪が挿入されます。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 スマートフォンアタッチメントのカメラボディ装着部分。バヨネットタイプの固定方式となっています。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 スマートフォンを挟み込むための爪を起こした状態。幅54~75mm、厚さ13mm以下のスマートフォンに対応しています。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 爪部分の内側には、滑り止め用の溝が切られています。かなり強い力でスマートフォンを挟み込むことが出来ます。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 付属するマイクロUSBケーブル。ボディ内充電にも使用します。

ソニー   サイバーショット DSC-QX10 SONY

 付属するリストストラップ。伸縮性もあるしっかりしたつくりです。



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