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 COOLPIX S800c Nikon  
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【一口コラム】スマートフォンに切り込むデジカメ

 8月22日、ニコンはフラグシップコンパクトCOOLPIX P7700、COOLPIX最小最軽量モデルCOOLPIX S01、スリム高倍率COOLPIX S6400とともに、COOLPIX S800cを発表した。COOLPIX S800Cの特長は、Android2.3を搭載しているという点である。スマートフォンのような操作体系と、Wi-Fi搭載によるネットワークとの一体性により、今までにない使い勝手のデジカメと言えるだろう。

 S800cがAndroid2.3を搭載することによって、どのようなことができるのか。
  • タッチパネル液晶を含め、スマートフォンと同じ操作体系。
  • Wi-Fi搭載により、Google+やFacebook、Twitterなどにダイレクトにアップ可能。
  • Gmailなどへも、デジカメだけでアップ可能。
 これだけを見ると、Wi-Fi機能を搭載したデジタルカメラとそれほど大きな違いがないように感じるかもしれない。しかし、実際には天と地ほども違うのである。今までのWi-Fi搭載カメラでは、あくまで撮影した画像の連携や、スマートフォン等によるリモートコントロールという部分での活用だったが、S800cでは、まさに電話機能がないスマートフォンに本格的なカメラ機能が搭載されたもの、という製品へと大転換を遂げている。たとえば、メールに一言添えて送ったり、そのままツイートしたりということがカメラだけで可能となるのである。

 スマートフォンのカメラ機能が急速に進化し続けている中、デジカメ陣営からの反撃の一つの形がCOOLPIX S800cだろう。これがどのように市場に受け入れられるのか、非常に興味深く感じる。

 他方で、COOLPIX S800cが開いた扉は、「コンパクトデジカメ」というジャンルを市場から淘汰する道につながっている気もする。画質に特化した高級コンパクトや、圧倒的なズーム倍率を持つネオ一眼など、強いアピール力を持っていない「一般的」なコンパクトデジカメは、いよいよ存在が厳しくなっていくのかもしれない。その意味では、S800cが開いたのはパンドラの箱なのかもしれない。
(8月22日 記)

 SAMSUNGからGALAXY Cameraが発表された。GALAXYと言えば、Android陣営の中でトップクラスの製品展開をしているブランドであり、スマートフォン市場の中でもアップルにつぐシェアを占めている。先般、知的財産権に関わるアップルとの訴訟で判決が出たが、このことはアップルが最も警戒しているメーカーであることを示しているのかもしれない。


 SAMSUNGはデジカメ分野でも幅広い製品展開をしているが、今回はスマートフォンの分野からデジカメ分野に進出している点に注目すべきだろう。ニコンのCOOLPIX S800cがAndroid2.3を搭載しているのに対し、GALAXY CameraはAndroid4.1ベースとなっているだけでなく、Wi-Fiはもちろんのこと、3G/4Gも搭載している。有効1,630万画素1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサー、光学手振れ補正つき21倍ズームレンズなど、カメラとしての機能も決して見劣りはしない。
 日本のデジカメメーカーも、携帯電話の二の舞とならないために、いよいよ本腰を入れて戦いに備える必要があるだろう。
(8月30日 記)
 


 

【厳選レビュー記事】

◎AVWatch コンデジの行方を占うニコン「COOLPIX S800c」

  2012年10月10日 小寺信良
  • Android搭載のコンデジは吉と出るか。
  • 拡張するAndroidワールド。
  • 見た目は本当にデジカメ。
  • 「iPhone 5を越えて当たり前」が求められる。
  • Androidアプリとの連携。
  • 総論。

◎マイナビ Android搭載デジカメ「COOLPIX S800c」は予想以上に堅実かつ実用的だった!

  2012年 9月28日 青木淳一
  • Androidを取り込んで際立つ、正統なカメラの血統。
  • いざ撮影! カメラとしての使い心地やいかに?
  • Android端末としての使い勝手を検証する。
  • なんとSkypeまでできちゃう!? Android端末として優秀な性能。
  • 作例。

◎ITmedia 「アンドロイドコンデジ」はどれだけ楽しめるか? ニコン「COOLPIX S800c」

  2012年 9月28日 荻窪圭
  • Android機としてチェック。
  • S800cのAndroidっぽさを楽しむ。
  • カメラとしては標準的な10倍ズーム機。
  • テザリングスマホと一緒に使うのが吉。

◎デジカメWatch 【新製品レビュー】ニコンCOOLPIX S800c

  2012年 9月20日 甲斐祐樹
  • Android OSを搭載した異色のデジカメ。
  • 前面はカメラ、背面はスマートフォン。
  • 初回利用時はAndroidのセットアップが必要。
  • 数年前のスマートフォンと同程度のスペック。
  • カメラ機能はAndroidアプリとして搭載。
  • スタンバイモードで長時間の利用も可能。
  • スマートフォン連携アプリも搭載。
  • カメラメーカーならではの提案に期待
  • 実写サンプル

◎ITmedia ニコン、Android OS搭載コンパクトデジカメ「COOLPIX S800c」

  2012年 8月22日 編集部
  • インターネット接続や文字入力、ソーシャルネットワークサービスへの画像投稿などを行える。
  • 電話としての利用は行えない。
  • GPS(A-GPS)も搭載。
  • 背面にはタッチパネル式の3.5型/約82万画素 有機ELディスプレイを搭載。

◎デジカメWatch ニコン、Android 2.3搭載のコンパクトデジカメ「COOLPIX S800c」

  2012年 8月22日 編集部
  • 9月下旬に発売。店頭予想価格は4万8,000円前後の見込み。
  • Android 2.3を搭載し、背面タッチパネル式モニターでスマートフォンのように扱えるデジカメ。
  • 任意のアプリをインストールすることも可能。
  • 無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)を搭載。
  • 撮像素子は1/2.3型有効1,602万画素裏面照射型CMOSセンサー。
  • レンズは35mm判換算25-250mm相当F3.2-5.8の10倍ズームレンズ。
  • 動画記録は最大1,920×1,080ピクセルに対応。

【ニコン COOLPIX S800c 基本仕様】

画素数 1602万(有効) 画像素子  1/2.3型CMOS
ISO感度 125〜3200  記録フォーマット  JPEG
焦点距離(35mm換算) 25mm〜250mm  F値 F3.5〜F5.8 
液晶モニター 3.5型ワイド有機ELモニター  シャッタースピード  4〜1/4000 秒
ファインダー - 起動時間
電池タイプ 専用電池  専用電池型番 EN-EL12
撮影枚数 140枚 インターフェース USB、HDMI、AV出力 
記録メディア SDHCカード SDカード SDXCカード
手振れ補正機能 光学式 防水    
連射機能 8コマ/秒 バリアングル 
付加機能  Android2.3/GPS
タッチパネル
RAW+JPG同時撮影 
動画撮影 1920x1080(30p)
幅x高さx奥行き 111.4×60.0×27.2mm  本体重量 184g(カード、バッテリー含)

 ニコン COOLPIX S800c メーカー製品仕様のページ
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