K-S1 | PENTAX | |
新デザインの小型デジタル一眼レフ 【ペンタックス K-S1】
リコーから、ペンタックスブランドの新型デジタル一眼レフ、K-S1が発表されました。K-S1はエントリー機的な位置づけのカメラですが、リコーによるとK-50(詳細レビュー記事)やK-30(詳細レビュー記事)の後継機ではなく、新しいシリーズとのことです。実際に、今までのデジタル一眼レフとは一味違ったデザインやコンパクトなボディ、そして背面に設置されたモードダイヤルなど、K-50やK-30との違いは小さくありません。 Kマウントの現行機種。左からK-3、K-50、K-01。デザイン的にはミラーレスカメラのK-01にも似ているように思います。
PENTAX K-50。2013年7月の発売で、前機種であるK-30からデザインが一新されました。
まずは、K-S1の特長について、主なポイントを見てみたいと思います。
K-S1(左側)とK-50(右側)。ボディデザインが変わり、直線と曲線が組み合わさったものになっています。デザインとカラーについては、デザインコンサルタントziba tokyoの監修を受けたとのことですが、K-01にも似た要素があるように感じます。
面白いところでは、新たに「ボディライトインターフェース」が搭載されており、電源レバー、モードダイヤル、OKボタン、グリップ部にLEDのライトを備え、カメラの状態を表示します。 K-S1(左側)とK-50(右側)。ボディ上面にあったモードダイヤルが液晶モニターの右側に移設されています。モードダイヤルでは設定されているモードがグリーンに表示されるとともに、撮影可能状態になると内側にあるOKボタンが点灯します。液晶モニターは3型92万ドットのパネルとなっています。
K-S1(左側)とK-50(右側)。ボディ上面にあったモードダイヤルは背面側に移設されており、コマンドダイヤルが置かれています。
K-S1のレンズキットに付属するレンズ「smc PENTAX-DA L 18-55mmF3.5-5.6AL」は防滴性能のないもので、K-30レンズキットのものと同じです。
多くのカラーが用意されているのもペンタックス製品の特長です。前列3機種がレギュラーカラーのブラック、ホワイト、ブルーで、オーダーカラーは2列目左からファブリックコレクションとしてツイードグレー、デニムブルー、リネンブラウン、コットンベージュの4色、ナイトスカイコレクションとしてドーンパープル、サンセットオレンジ、ミッドナイトブラック、ムーンシルバー、ダスクゴールドの5色。
9月19日の発売開始に先立ち、すでに予約受付も始まっています。ボディ単体で7万5千円前後、レンズキットで8万円前後、ダブルズームキットで10万円前後の価格は、K-50登場時と比べると1~2万円程度高価でのスタートとなります。ポジション的には、K-50のやや上と言った感じになると思いますので、やはりコンパクトなボディと進化した描写性能に対する評価が選択のポイントです。 (
by Inaba Kunio)
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【厳選レビュー記事】◎ITmedia リコー、コンパクトサイズのデジタル一眼レフ「PENTAX K-S1」を発表2014年8月28日 編集部
◎デジカメWatch 光って知らせる一眼レフ「PENTAX K-S1」2014年8月28日 武石修
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【ペンタックス K-S1 基本仕様】 →ペンタックス K-S1 メーカー製品情報のページ
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