暑い夏もそろそろ終わりが見えてきましたが、来週以降は各社とも新製品が目白押しになるかもしれません。噂情報の域を出ていないものもありますが、すでに正式発表されている製品を含め、ちょっと整理してみたいと思います。とくにこれからデジカメの購入を予定されている方は、参考にしていただければと思います。
カテゴリー別アーカイブ: ソニー
ソニーの新製品 ~もっとも勢いのあるカメラ会社?
昨年11月に選定したmonoxAwards2012で、「もっとも元気だったメーカー」に選ばれたのはソニーでした。今年に入って、やや勢いが衰えたかに見えましたが、いよいよソニー攻勢の第二幕が開幕となりそうです。まずは、今月末から来月にかけて予定されている3回の発表では、噂で流れていた各製品がリリースされる見込となっています。
発表会で姿を見せるのは、次の各製品です。
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ソニーのレンズカメラ 追加情報 DSC-QX10とDSC-QX100
いよいよソニーのレンズカメラが発表となるようです。先日紹介した「SONYALPFA RUMORS」によると、
8月29日:αNEX-5T、E16-70mm、新型機ILC-3000(デジタル一眼レフスタイルのEマウントカメラ)
9月 4日:Honami i1(スマートフォン)、2本のレンズカメラ、新型アクションカメラ
9月24日:フルサイズNEX、フルサイズNEX用レンズ群
その他:Aマウントミラーレスカメラ、αNEX-7後継機、新型レンズ
と、今月末より立て続けに新製品発表がされるようです。
9月4日に発表予定のレンズカメラは、RX100M2用1型センサー+ツァイスレンズ(DSC-QX100)、1/2.3型センサー+光学10倍ズーム(DSC-QX10)の2種類ですが、後者についてはDSC-WX150に搭載されているものと同じようです。
といっても、DSC-WX150は日本国内では発売されていません。
参考まで、DSC-WX150の概略は次の通りです。(冒頭の写真はDSC-WX150)
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スマートフォンにつけるレンズカメラ?
7月19日、ソニーαシリーズの噂情報を集めた「SONYALPFA RUMORS」に、レンズカメラの情報が掲載されました。最初は何かの冗談かと思いましたが、どうも実際にリリースされるようです。これが事実とすれば、DSC-RX100やDSC-RX1でデジカメ界に新風を吹き込んだソニーが、また新しい商品ジャンルを立ち上げることになります。
レンズカメラについて得られている情報は限られていますが、まとめると概ね次のようになります。
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電子ビューファインダーは光学ファインダーを超えたか?
フィルムカメラからデジタルカメラに移行する中、カメラの外見は2つの点で大きく変わりました。それは、液晶モニターがほぼ必須になったということと、ファインダーは必須ではなくなったということです。
ほとんどすべてのデジタルカメラで液晶モニターが搭載されるようになったのは、現代デジカメの祖ともいうべきカシオQV-10が液晶モニターの一体化で成功したことがきっかけです。わずか1.8型とはいえ、写したその場で画像を見ることが出来る点は、フィルムカメラに対するわかりやすいアドバンテージであり、デジカメへの移行を強力に後押ししました。
そして、デジカメに液晶モニターが搭載されたことでファインダーは必ずしも必要ではなくなったというわけです。今や、レンズ一体型カメラの大半はファインダーレスモデルですし、レンズ交換式のミラーレスカメラでもどちらかと言えばファインダーを内蔵しないモデルの方が一般的かもしれません。
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さらに他機種に水をあけた二代目RX100
このところ新製品が相次いで登場しています。詳細は各レビュー記事を見て頂ければと思いますが、実際に実機をテストしたときに感じた雑感を記載したいと思います。
まず最初は、昨日レビュー記事を掲載したソニー サイバーショット DSC-RX100M2です。
カメラグランプリ2013決定!
日本のカメラ記者クラブが主催する「カメラグランプリ2013」が決定しました。「カメラグランプリ2013決定」でも記載しましたが、大賞にソニー サイバーショット DSC-RX1が、レンズ賞にはシグマ 35mm F1.4DG HSM、一般投票によって決まる「あなたが選ぶベストカメラ賞」にニコンD800E、カメラ記者クラブ賞にはキヤノンEOS6DとシグマのDP Merrillシリーズ3機種が選ばれました。当サイトが主宰する「monoxAwards2012」でも、デジカメ大賞、デジタル一眼レフ大賞、特別製品賞を受賞した製品であり、納得感のある結果であると感じました。
TIPA 2013が決定しました!
TIPA2013が発表されました。
TIPA(Technical Image Press Association)とは、1991年に創立された写真・映像雑誌の独立団体です。年1回の表彰の他、カメラテストやメーカー・研究所の見学・交流会などを行っています。TIPA日本語ページ
このたび、2013年の受賞内容が決定しました。 主な受賞内容は次の通りです。
今年の新製品は? Part1
本日から新しい年度を迎える方も、少なくないと思います。本年度、どのような新製品が出てくるのか、考えただけでもわくわくしますが、4月1日ということで無責任に妄想を膨らませてみたいと思います。
まず初めにキヤノンです。デジタル一眼レフのラインアップから見ると、EOS3D、EOS7DとEOS60Dの後継機が期待されます。フルサイズ機EOS6Dの完成度と価格を考えると、この3ラインを2機種でカバーする可能性も小さくないと思います。
デジカメWeekly:先週(3/10-16)の動きと今週(3/17-23)の予定
◎先週の主な動き(3/10-16)
まず注目すべきは、ニコンの上級デジタル一眼レフD7100が発売開始となったことです。詳細はニコンD7100詳細レビュー記事に記載しましたが、描写性能やオートフォーカス機能など、きわめて完成度が高いと感じました。販売店の売上情報でも、なかなか良いスタートをきっているようです。新聞報道によると、ニコンの製品在庫も適正レベルに圧縮されているようですので、追加の新製品発表も期待できそうです。