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トップページ > デジカメ購入アドバイス > ニコンのレンズ交換式カメラについて 実際に選ぶ
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【ニコンのレンズ交換式カメラ 実際に選ぶ】

 今まで、ニコン製品の特徴、ニコンのレンズ交換式デジタルカメラの特徴、そしてカメラ選択にあたってのポイントについて記載してきました。これからは具体的な選択の視点ごとに、整理をしてみたいと思います。

 まずはじめに、フルサイズカメラからの選択です。フルサイズ、FXフォーマットのデジタルカメラは、APS-Cと比べて約2倍のセンサー面積を持つことから、描写力に富んでいるとともに、35mmフィルムカメラと同じ画角で撮影できるというメリットがあります。

 デメリットとしては、レンズを含めたシステム全体が比較的大きくなることと、コスト面があげられます。 現行のニコンでは、FXフォーマットのカメラは3機種が展開されています。D4、D800/D800E、D600で、いずれも2012年に登場した新型機です。


ニコンの選び方1:フルサイズカメラから選ぶ


Nikon D600

フルサイズの大型イメージセンサー(Nikon D600)

ニコン D4

Nikon D4 ニコンとキヤノンのフラグシップ機は、フィルム時代からオリンピック開催年にリリースされてきました。オリンピックの報道で使われるカメラ機材は、両社のものでほぼ100%を占めており、開催期間中は現地にサポート窓口も開設されるほどです。

 前世代となるD3XやD3Sでは、高画素モデルと高速モデルとで別々の製品となっていましたが、D4ではD3Sを高画素化するとともに、さらに連写性能を高めた機種として製品化されました。

 画素数を比較すると、D800/D800Eの3630万画素やD600の2426万画素に対し、D4は1620万画素に留まります。エントリー機種であるD3200やD5200と比較しても控えめな画素数となりますが、11コマ/秒で98コマ(14bitRAW)の連写性能は、文句なく他機種を凌駕しています。また、ボディの剛性やファインダーの見え方など、比べてみるとフラグシップ機の持つ基礎力を実感することができます。

 もし、新たにデジタル一眼レフを買うのであれば、そして予算面や小型軽量化ということに気を使う必要がなければ、最優先候補としてD4を検討されることをお勧めします。そのことは、仮に使用者が初心者であったとしても変わりません。フラグシップ機はどのような場面でも結果を出せることを優先して創られたカメラであり、その意味では初心者こそ使うのにふさわしい機種と言えるかもしれません。

ニコン D800/D800E

Nikon D800 D800/D800Eは、D700の後継機種としての位置づけをもった製品ですが、カメラとしての中身はむしろD4に近いものを持っています。有効3630万画素のイメージセンサーは、フルサイズ機の中でもトップクラスの高画素センサーであり、肉眼で見える以上に高精細な画像を生み出します。また、D700では95%に留まった光学ファインダー視野率も、フラグシップ機と同じ100%に高められているなど、しっかりとブラッシュアップがされています。

 また、ローパスフィルターの効果をなくしたD800Eも特徴的な機種です。monoxAwards2012で「デジタル一眼レフ大賞」を受賞したように、中判カメラに匹敵する解像感をもったカメラとなっています。インタビュー記事によれば、ニコンはD4Xに相当する機種をリリースする予定はないとのことですが、その一番の理由はD800/D800Eの存在であることは明らかです。

 D800/D800Eも予約なしに買える程度には店頭在庫が見られるようになりました。D4とは差がありますが、5コマ/秒で20コマまで可能な連写性能や防塵防滴ボディ、内蔵フラッシュの搭載など、あらゆる場面で活躍できるカメラとなっています。価格面でも、D800で22万円台、D800Eでも27万円程度で購入できますので、値ごろ感が高いカメラであると思います。

D800詳細レビュー記事もご参照ください。

ニコン D600

Nikon D600 D600は比較的新しい製品ラインで、フルサイズ機のローエンドモデルとなります。ニコンのフルサイズ機の中では一番の小型軽量機ですが、視野率100%の光学ファインダー、マグネシウム製防塵防滴ボディ、D4やD800/D800Eと同じ画像処理エンジンの搭載など、上位機を踏襲する基本性能を持っています。

 仕様上でD800と大きく異なるのは、シャッタースピードの上限が1/4000秒であることと、オートフォーカスモジュールに違いがある点程度のため、これらが気にならないようであれば、小型軽量という点を評価して積極的にD600を選択するのも「アリ」だと思います。

 D600は、フルサイズの入門機として買いやすい価格設定がされている点も魅力的です。ボディ本体が15万円前後、24-85mmVRレンズのキットが19万円台、これに50mmF1.8Gが付いたキットが20万円前後と、D800よりも7万円程度安価となっています。その点では、D4やD800/D800Eのサブ機としてもふさわしいカメラだと思います。

D600詳細レビュー記事もご参照ください。

 

ニコンの選び方2:デジタル一眼レフ・エントリーから選ぶ


 次に、ニコンのレンズ交換式デジタルカメラのラインアップのうち、エントリークラスからの選択について見てみましょう。

 最初に整理する必要があるのは、そもそもエントリークラスとはなにか、ということです。フィルムカメラの時代には、概ね次のような性格付けがされていました。

エントリークラスとは? ラインアップの中で一番廉価な価格帯

 「エントリークラス」の一番の特徴は、製品の中身ではなく、価格帯が安い、ということでした。コンパクトカメラからのステップアップとして、あるいは、はじめての一眼レフということでは、コンパクトカメラから極端に値段が乖離してしまうことは避ける必要がありました。
 また、このことと関連して、安価なズームレンズとセットで販売されることも多く見られました。当初は販売店でサードパーティ製のズームレンズとキット化して販売することが中心でしたが、その後、メーカー純正でもこうしたオールインワンタイプの安価なセットも品揃えされるようになりました。

エントリークラスとは? 機能や耐用性はワンランク下がる

 たとえば、シャッタースピードは最速1/2000秒まで、連写速度も1〜2コマ/秒程度、といった機能制限に加え、ファインダーがペンタプリズムではなくペンタミラー(ダハミラー)であったり、レンズマウントやフィルムレールが金属からプラスティック化されたりと、中級機以上と比べ機能面や耐用性でワンランク下となっていました。

エントリークラスとは? 初心者向けの機能が付加

 ユーザー層に一眼レフ初心者が多いことを踏まえ、容易に撮影できるような付加機能が加えられた機種も多く見られました。いわゆるシーンモードなど、当初はエントリークラスに搭載されていたものが、その後中・上級機にも広がったものも少なくありません。フィルムが入っていることに気付かず裏蓋を開けてしまうミスに対応するための、プリワインディング機能などもエントリークラス特有の機能でした。

デジタルカメラの「エントリークラス」ならではの特徴

 上記の「エントリークラス」の特徴は、レンズ交換式デジタルカメラにおいても、基本的には共通しています。しかし、デジタルの時代になって大きく変わったのは、フィルムカメラ時代よりも上中級機との機能面や性能面での差が小さくなっているということです。

 フィルムカメラの時代には、コスト要素の中でメカ部分の割合が大きい位置を占めていました。これがデジタルに変わると、機能のほとんどがソフトウェアによって実現されるようになり、大量生産によるコスト低減効果が極めて大きく働くようになりました。つまり、数が圧倒的に多く出るエントリークラスには、上中級機の数倍のコストをかけたとしても、1台あたりの費用は逆に安くなる、ということが言えるようになったのです。

 もちろん、イメージセンサーや液晶モニター、搭載しているCPUやメモリー容量などの部品コストや、ボディの質感、作り込みなどでは差があります。しかし、トータルとして見た場合、エントリークラスの製品といえども、基礎力が大きくかさ上げされているというのが、デジタル時代の特徴といえるでしょう。

 整理すると、デジタルカメラにおける「エントリークラス」とは、機能や性能の違いよりも価格の違いによって区別されていること、機能や性能の違いはあっても、フィルム時代よりもボトムアップされていること、となります。

 それではニコンにおいて、エントリークラスのデジタル一眼レフはどれか、ということになりますが、上記の条件を当てはめると、現行機種ではD3200とD5200がそれに該当します。D3200はともかく、D5200については「エントリークラス」に分類することに異論をお持ちの方もいると思います。D5200は性能的には中級機に分類できる要素も持っていますので、上・中級機を検討するときにも改めて評価します。

D3200とD5200の仕様上の違い

 両機種の仕様を比べると、主な違いは次の点となります。

  • 搭載しているイメージセンサーは、D5200の有効2410万画素CMOSに対し、D3200は有効2416万画素CMOSと、ほぼ同じ。設定できるISO感度は、D5200のISO6400(拡張でISO25600)に対し、D3200はISO3200(拡張で12800)と1段分の差があります。画像処理エンジンは同じものが搭載されています。
  • 連写速度は、D5200の5コマ/秒に対し、D3200は4コマ/秒。D5200はオートフォーカスを可動させながらの連写も3コマ/秒までは対応しています。バッファーサイズにも差があり、連続撮影可能枚数はRAWモードでD5200の8コマに対し、D3200は18コマとなります。なお、D5200は14bitRAWですが、D3200は12bitRAWとなる点も相違点の一つとなります。
  • 動画撮影機能は、D5200はフルHDで60iに対応しているのに対し、D3200は30pとなります。また、内蔵マイクはD3200のモノラルに対し、D5200はステレオマイクです。
  • 液晶モニターはどちらも3型92万ドットですが、D5200はバリアングル液晶となります。
  • D5200のオートフォーカスモジュールは、D7000と同じものが搭載されています。

 その他、ボディサイズやファインダー、ユーザーインターフェース、モーター内蔵レンズのみオートフォーカス対応などの点は、D5200もD3200も同等です。

D3200とD5200の金額上の違い

 現時点での実売価格を比べると、

  • D3200本体のみ  概ね5万円前後
  • D3200+AF-S18-55mmf/3.5-5.6  概ね5万円前後
  • D3200+AF-S18-55mmf/3.5-5.6+AF-S55-200mmf/4.5-5.6  概ね6万円台中頃
  • D5200本体のみ  概ね7万円台中頃
  • D5200+AF-S18-55mmf/3.5-5.6  概ね8万円前後
  • D5200+AF-S18-55mmf/3.5-5.6+AF-S55-300mmf/4.5-5.6  概ね10万円台中頃

となっています。

 D5200は発売直後ですが、同じ構成であれば、D3200の方が2〜2.5万円程度安価であること、D3200では6万円台中頃で買える200mmズームキットが、D5200では8万円前後で購入可能な18-55mmとのキットが、特に値ごろ感があるセットです。

●両機種の選択の考え方〜参考まで

 繰り返しとなりますが、両機種ともコストパフォーマンスにすぐれた素晴らしいデジタル一眼レフです。結果的にどちらを選んだとしても、後悔することはないでしょう。

 そのことを踏まえた上で、しいて選択の考え方を述べれば、この1台でできるだけ多様に使いたい場合にはD5200を、他の一眼レフのサブ機として使うならD3200を推奨します。なお、D5200はニコンの現行機唯一のバリアングル液晶搭載モデルですので、景色や花など、使いたいシーンによってはD5200が最適な選択となると思います。

ニコン D5200

Nikon D5200 D5200はニコンのレンズ交換式カメラの中で、最新機種となります。D3200と同じ小型軽量ボディにバリアングル液晶を搭載しているという特長をD5100から引き継ぎつつ、高画素化と画像処理エンジンの進化、連写性能やオートフォーカス性能の向上など、D5100よりもランクアップしたカメラと言えます。

 なお、連続撮影枚数がD5100の16コマから8コマ(いずれも14bitRAW時)に低下している点には注意が必要です。D5200になって、3コマ/秒の連写時にもオートフォーカスが機能する進化を遂げているだけに、少々残念な気もします。ただし、一般的な撮影シーンであれば8コマ撮れれば十分と言えるかもしれません。

D5200詳細レビュー記事もご参照ください。

ニコン D3200

Nikon D3200 D3200はD3100の後継機ですが、やはりD3100よりもワンランククラスアップしたように感じます。イメージセンサーが1420万画素から2416万画素に高画素化されるとともに、画像処理エンジンもD4やD800と同じものへと強化されています。また、23万ドットにとどまった液晶モニターも92万ドットへと高精細化され、上位機と遜色ないものとなっています。

 動画性能も、フルHDでのフレームレートが24fpsから30fpsに進化するとともに、新たに動画ボタンも新設されました。

 いずれにしても、エントリークラスで24メガ画素のイメージセンサーを搭載しているのは、ニコンだけです。このことは、ニコンのミラーレス戦略とも密接に関係していると思いますが、デジタル一眼レフ愛用者にとってはうれしい点です。

D3200詳細レビュー記事もご参照ください。

 

ニコンの選び方3:デジタル一眼レフ・中上級から選ぶ


 次に、中・上級クラス、ミドル・ハイエンドクラスからの選び方について取り上げます。

 フラグシップモデルとエントリーモデルとに挟まれたこのクラスの製品は、メーカーごとの違いが出やすい分野でもあります。主に、1台をオールマイティに使いたいと考えるユーザーがターゲットになりますが、いわゆるハイクラスアマチュアもその対象に含まれます。

 フラグシップモデルは、どうしても高価で重量もそれなりの重さになってしまいますが、機能的には上級機でもほぼ同等の内容を備えているため、あえてこのクラスから選択する場合も少なくありません。ニコンのこのクラスには、次の4機種が展開されています。

 D800/D800EとD600はフルサイズのセンサーを持つモデルであり、D5200は価格的にはエントリークラスとして位置付けることも可能なモデルです。この4機種とも、デジタル一眼レフの中・上級クラスとしての力を備えており、ユーザーの期待に応える働きをしてくれます。

 その前提を踏まえた上で、選択の視点をあげます。

●主な使用目的を具体的に想定している場合

 この場合には、選択は比較的容易です。たとえば、子どもの記録を主に考えているのであれば、一般的にできるだけシャッタースピードを稼ぐ必要があります。また、運動会等であれば、連写速度もそれなりに早いことが望ましいと言えます。

 まず連写速度を比べれば、D800/D800Eが5コマ/秒、D600は5.5コマ/秒、D7100は5コマ/秒、D5200は5コマ/秒となります。ただし、D5200では、オートフォーカス時には3コマ/秒となります。

 14bitRAWでの連続撮影枚数は、D800/D800Eが17コマ、D600は16コマ、D7100は6コマ、D5200は8コマです。

 シャッタースピードは、屋外であればどの機種も十分な性能を持っています。問題は、体育館など比較的暗めの屋内撮影です。被写体の動きを止めるには、1/250秒程度のシャッタースピードが必要となるため、仮にレンズの絞りをF2.8にしてもISO感度は1600程度に設定することになります。一般的な望遠ズームであれば、望遠側の開放F値がF5.6というレンズも少なくありませんが、その場合にはさらに2段分暗くなるので、ISO6400で撮影することになります。RAW撮影では現像時に1〜2段程度は明るくすることができますが、これは余裕分として残しておくとすると、ISO6400の画像でどの程度ノイズがのるかということが重要な評価ポイントとなります。全機種で標準でISO6400、拡張でISO25600の設定が可能ですが、実際のノイズレベルを評価すると、D600が頭一つ優れているように思います。

 このような点から、屋外における運動会などの撮影がメインであれば、D4と同じオートフォーカスモジュールを搭載しているD800/D800Eがベストとなり、屋内スポーツやナイター試合などの撮影であれば、D800/D800E、D600からの選択となります。

 また、2013年3月に登場したD7100には、DXからさらに中央部を切り出す「1.3xクロップモード」が搭載されています。オートフォーカスモジュールが新型になったことも加え、スポーツ撮影にも実力を発揮しそうです。唯一、連続撮影枚数が14bitロスレス圧縮RAWで6コマに留まる点が気になりますが、バッファーフルになっても0.8秒おきに1枚のペースで撮影が続けられますので、大体のシーンでは十分対応可能かもしれません。

●コストパフォーマンスを重視する場合

 一定の性能を持った機種を中長期的に使い続けたい、という観点で中・上級クラスから選択するケースも少なくありません。その場合、コストパフォーマンスをどの程度考慮するか、ということが重要なポイントとなります。もし、コストパフォーマンスを重視するのであれば、現時点ではエントリークラスの側面もあるD5200がベストな選択となります。その上で、逆にD5200の機能・性能面での特徴を検討し、想定している使用目的をカバーできるかどうかを確認する、というアプローチになります。

 それでは対象となる4機種について、具体的な特徴を整理します。

ニコン D800/D800E

Nikon D800 「フルサイズからの選択」でも取り上げた機種です。フラグシップ機に準じた実力と、36メガ画素イメージセンサーが生み出す圧倒的な解像感が魅力的です。カメラとしての基本性能はこのクラスの中でもトップレベルとなりますので、あらゆるシーンに対応できる基礎力を持っています。
 予算面で余裕があるのでしたら、真っ先に検討すべき機種となります。
 なお、D800Eとの選択ですが、とりわけ解像感を重視されるのでなければ、金額面を含めD800の購入をお勧めします。

D800詳細レビュー記事もご参照ください。

ニコン D600

Nikon D600 ニコン最新のフルサイズ機です。D800と同様に「フルサイズからの選択」でも取り上げましたが、単に小型軽量というだけでなく、視野率100%の光学ファインダーやマグネシウム製防塵防滴ボディ、D4やD800/D800Eと同じ画像処理エンジンの搭載など、上位機を踏襲する基本性能を持ったカメラです。

 機種選択に当たって予算面を重視されるのであれば、D600は良い選択になると思います。

D600詳細レビュー記事もご参照ください。

ニコン D7100

Nikon D7100 現行のAPS-Cサイズ機の中では最上級機となります。視野率100%の光学ファインダーやボディ上面の液晶パネル、1/8000秒に対応したシャッター、防塵防滴ボディなど、上級機に求められる伝統的な条件をきちんとクリアーしています。

 比較的新しい機種のため、ボディ単体で10万円前後の価格となりますが、オートフォーカス性能をはじめ、カメラとしての基本性能はD5200とは大きく異なります。また、新たに搭載された1.3xクロップモードも、デジタル一眼レフの新しい可能性を引き出すものだと思います。

D7100詳細レビュー記事もご参照ください。

ニコン D5200

Nikon D5200 D5200は「エントリークラスからの選び方」でも取り上げた機種ですが、発売から時間が経過する中で、かなり値ごろ感が高まってきています。ボディ単体で5万円前後、標準ズームレンズキットで5万円台、ダブルズームキットで7万円台で入手可能です。予算面を重視されるのであれば、良い選択になると思います。

 D5200の画像処理エンジンは上位機種と同じものが搭載され、イメージセンサーも高画素のものとなっていますので、描写性能の点では遜色ありません。また、このクラスの製品としては、比較的小型軽量なボディである点もポイントです。
 なお、上記でも記載しましたが、D5200はレンズ内にオートフォーカス用モータを搭載しているレンズ以外では、オートフォーカスが稼働しません。最近のレンズであれば問題ありませんが、フィルム時代のオートフォーカスレンズをお持ちの場合には、D7100以上の機種を選ばれる必要があります。

D5200詳細レビュー記事もご参照ください。

by Inaba Kunio)

 

ニコンの選び方3:ミラーレスから選ぶ


→「ニコンのミラーレスカメラの選び方」をご覧ください。

 

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