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特集 ニコン Nikon 1 AW1

3.ニコン 1 AW1の外観をみる


ニコン 1 AW1  by Inaba Kunio    レンズ交換式全天候カメラ「ニコノスデジタル」  評価:5.0
Nikon 1 AW1

 ニコン Nikon 1 AW1を開封する

 9月19日に発表された世界初のレンズ交換式全天候デジカメ、AW1が発売開始となりました。カメラ自体は2013年2月に発売されたJ3(製品レビュー)と同じですが、15mまでの耐水性能と2m落下の耐衝撃性を持ったタフネスカメラであり、唯一無二の存在であると言えます。

 当初はシルバーモデル・レンズキットだけのリリースでしたが、その後国内でもブラックモデルが受注販売されることが発表されています。なお、ブラックモデルはボディ単体での購入も可能です。単体発売されているAW 10mmF2.8と一緒に使うのであれば、ブラックモデルの選択も良いかもしれません。

 販売開始時点のレンズキット実売価格は、8万円弱となっています。J3登場時のレンズキット(付属レンズは10-30mm)の実売価格は6万5千円前後でしたので、AW1の値ごろ感は高いように思います。

 なお、付属する 1 NIKKOR 11-27.5mm f/3.5-5.6は既存の同スペックレンズを防水パッケージ化したものとなります。保護ガラスが1枚追加されていますが、光学系は同じです。

Nikon 1 AW1

 Nikon 1 J3小型10倍ズームレンズキットのパッケージ。白を基調とした箱はV2(製品レビュー)J3(製品レビュー)と同じですがに、側面には防水カメラであることをアピールする写真が印刷されています。

Nikon 1 AW1

 ケースを開けると、保証書や取扱説明書が目に入ります。ボディ本体とレンズとは別々の保証書が入っており、保証内容もボディ用は国内のみですがレンズについては国際保証書と異なっています。

Nikon 1 AW1

 保証書や取扱説明書が置かれているトレイを取り外すと、その下から製品本体が顔を出します。左側に見えるのがボディ本体で、右下にズームレンズが入っています。

Nikon 1 AW1

 パッケージ内に同梱されている付属品関係。左上より使用説明書、活用ガイドCD-ROM、ソフトウェアCD-ROM、バッテリーチャージャーMH-27、バッテリーEN-EL20、シリコングリス、USBケーブルUC-E19、ストラップAN-N1000。使用説明書は簡易版ですが148ページの冊子ですので、基本的な事項については記載されています。同梱されているCD-ROM内には詳細版ともいうべき活用ガイドが入っており、こちらは304ページです。
 バッテリー関係やUSBケーブル、ストラップはJ3付属のものと共通です。


 ニコン 1 AW1の本体をチェック

Nikon 1 AW1

 ボディ前面。デザイン的には一般的なNikon 1シリーズと共通で、知らなければタフネスモデルであることに気が付かないと思います。レンズマウントの両側にある穴はステレオマイク用のものです。

Nikon 1 AW1

 液晶モニター側。J3と同じ3型92万ドットの液晶モニターを搭載しています。親指部分のグリップ部右に新設されたアクションボタンなど、水中でグローブを着用しての操作にも配慮されています。

Nikon 1 AW1

 ボディ上面。ニコン1シリーズでは初となるGPS内蔵モデルとなります。GPSのロシア版であるGLONASSにも対応しています。シャッターボタン、動画撮影ボタンもグローブでの操作がしやすいように工夫されています。
 GPSマークの左上にあるのはイメージセンサーの位置を示す指標で、焦点距離の基準面となります。J3と比較すると、かなり前にシフトされていますが、これはニコン1防水マウントではレンズ基部にシーリング部を設ける必要があるためです。


Nikon 1 J3

 ニコン 1 J3のボディ上面。ストロボ左側にある指標は、ボディ中央部よりも液晶モニター側に寄っていることがわかります。

Nikon 1 AW1

 ボディ底面。左側にバッテリー室とメモリーカードスロットが設けられています。三脚用の穴はレンズ光軸からシフトされています。三脚用の穴の左側にある2つの穴はスピーカーで、右端にある穴は気圧調整用の穴となります。

Nikon 1 AW1

 ボディ左側面。外部接続端子はこちら側に設けられています。ストラップ取り付け部はかなり大型です。

Nikon 1 AW1

 レンズ左側面。中央部にあるマイナスネジ部は専用グリップGR-N6000用のものです。

Nikon 1 GR-N6000

 AW1用専用グリップGR-N6000。実売価格は5000円弱となっています。

Nikon 1 AW1

 ボディ左肩にあるAW1のロゴ。印字ですがデザイン上のアクセントとなっています。

Nikon 1 AW1

 ボディ右上にあるNikonのロゴ。刻印された中にグレーのインクが流し込まれています。その右にあるランプはAF補助光、セルフタイマーランプ、赤目軽減ランプを兼ねるものです。

Nikon 1 AW1

 レンズマウント部がボディ前面から突出しており、Oリングが装着されています。一般のニコン1用レンズも装着できますが、AW1専用レンズを他のボディで使用することはできません。

Nikon 1 AW1

 ボディ前面に新設されたグリップ部。滑り止めの溝がきってあり、ホールド感の向上に役立っています。オプションのグリップGR-N6000は、この上に被さる形で装着します。

Nikon 1 AW1

 軍艦部右側のメインコントロール部。シャッターボタンと動画撮影ボタンを突出させた上で、誤操作防止用のプロテクターが外周部につけられています。グローブ装着時を想定した作りとなっています。

Nikon 1 AW1

 フラッシュ上部には目立つようにタフネス性能が印字されています。水中で15m、2mの耐衝撃性能を持っています。

Nikon 1 AW1

 ボディ右側面にあるグリップ取付用ネジ部。専用グリップGR-N6000を装着するときに使用します。

Nikon 1 AW1

 液晶部右側のメイン操作部。ゴムグリップの右にあるボタンは「アクションボタン」で、このボタンを押したままカメラを左右に傾けることで撮影モードの変更等の操作ができます。

Nikon 1 J3

 ニコン 1 J3の操作部。以外にAW1とは違う部分が多くあります。

Nikon 1 AW1

 フラッシュポップアップボタンは機械式のため、電源が入っていない状態でも稼働します。J3ではボディ左側にありましたが、AW1では液晶モニター上部に移設されました。

Nikon 1 AW1

 内蔵ストロボをポップアップさせた状態。ニコン1防水マウントは、レンズ装着部が前にシフトしているため、ストロボ照射面もかなり前に出るようになっています。

Nikon 1 AW1

 照射部を指で上側に向けることもできるため、簡易バウンスとして使うことも可能です。

Nikon 1 AW1

 ボディ左側にある外部接続端子カバーの内側。上がUSB端子で、下がHDMIミニ端子です。当然ですが、水中での使用には対応していません。

Nikon 1 AW1

 外部接続端子カバーの蓋部分にはしっかりとした防水パッキンが付けられています。。

Nikon 1 AW1

 水中で誤操作による開封事故を防ぐため、ロック機構が組み込まれています。ロックを解除すると、黄色いインジケーターが表示されます。

Nikon 1 AW1

 バッテリー室カバーも2段階ロック方式で、ロックを解除すると黄色のインジケーターが表示されます。

Nikon 1 AW1

 バッテリー室カバーを開いた状態。蓋部分にはやはりパッキンが設けられています。

Nikon 1 AW1

 バッテリー室側面には、バッテリー挿入方向のガイダンスシールが貼付されています。

Nikon 1 AW1

 バッテリーとメモリーカードを挿入しつつある状態。メモリーカードはラベル面が液晶側となります。

Nikon 1 AW1

 通常のニコン1用レンズを使用するときのために、Oリングプロテクターが用意されています。

Nikon 1 AW1

 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8(製品レビュー)を装着した状態。レンズマウント基部が前に突出しているため、実質的な奥行きは長くなります。

Nikon 1 AW1

 ボディ単体の重さは実測で312.0gでした。メーカー公表値は313gです。

Nikon 1 AW1

 バッテリーとメモリーカードを加えた重さの実測値は355.0gでした。メモリーカードによって異なりますが、メーカー公表値は356gです。

Nikon 1 AW1

 初期設定時、水中使用時に注意すべきガイダンスが表示されます。海水中で使用した場合の後処理などについても簡単に説明されています。

Nikon 1 AW1

 AW1用に、ホワイトバランスやレンズゆがみ補正機能がカスタマイズされています。これはレンズの自動ゆがみ補正機能で、水中用の項目が用意されています。

Nikon 1 AW1

 液晶モニターはJ3と同じ3型92万ドットで、視認性は良好です。アスペクト比はイメージセンサーと同じ3:2のため、最大サイズの静止画は液晶モニター一杯に表示されます。

Nikon 1 AW1

 電子水準器と電子コンパスを表示させた状態。高度/水深の表示も可能で、高度計では-500m~+4500m、水深計は0m~20mで表示でき、画像データに記録することも可能です。


 ニコン Nikon 1 AW1の付属品をチェック

Nikon 1 AW1

 バッテリーチャージャー MH-27。J3/J2/J1と同じものです。バッテリーEN-EL20の充電には、最大で2時間かかります。

Nikon 1 AW1

 コンセント接続部は回転可能なため、可搬性に優れています。

Nikon 1 AW1

 リチウムイオンバッテリーEN-EL20。容量は7.2V 1020mAhです。静止画で250コマ、動画で55分の撮影が可能です。J3は220コマ、45分でしたので、電源管理の仕組みが改良されているのかもしれません。

Nikon 1 AW1

 バッテリーEN-EL20には、偽造防止用のホログラムが貼付されています。中国製。

Nikon 1 AW1

 付属するUSBケーブルUC-E19。パソコンやプリンター等との接続に使用します。

Nikon 1 AW1

 ストラップAN-N1000。ニコン1シリーズで共通のものとなっています。Nikon 1のロゴは貼付製ですが、ストラップ自体は十分な強度がありそうです。陸上での使用が推奨されていますので注意が必要です。

Nikon 1 AW1

 付属する専用シリコングリス。レンズマウント部のOリングの塗布することで、レンズの脱着が容易になるとともに、Oリングの摩耗も抑制します。

Nikon 1 AW1

 ボディキャップBF-N2000。ニコン1防水マウントに変わったことで、ボディキャップ自体も従来のBF-N1000とは異なるものが付属します。

Nikon 1 AW1

 ボディキャップの裏側。マウント部のバヨネットを利用して装着するタイプです。

Nikon 1 AW1

 BF-N2000にはOリングプロテクターが装着されています。これは、通常のニコン1用レンズを使用する時には、レンズマウント外周部のOリングが露出してしまうので、保護用に使用できます。

Nikon 1 AW1

 Oリングプロテクターを取り外した状態。


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