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特集 ニコン 1NIKKOR 18.5mm f/1.8 |
ニコン 1NIKKOR 18.5mm f/1.8
by Inaba Kunio
1シリーズ待望の単焦点標準レンズ
評価:5.0
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1. レンズ仕様
2. MTF曲線(ニコン ホームページより)1NIKKOR 18.5mm f/1.8 3. レンズ構成図(ニコン ホームページより)![]() ![]()
4. 製品外観
1NIKKOR 18.5mm f/1.8のパッケージ。ダブルレンズキットで入手したものですが、パッケージ自体は単体で販売されているものと同じです。
パッケージを開けた状態。この上に取扱説明書等が入っていました。保証書は国際保証書のため、海外の使用でも保証対象となります。
付属するレンズキャップLC-N40.5。つまみ部分は外周側にあります。
レンズキャップの裏側。アタッチメントサイズは40.5mm。
レンズのマウント側キャップLF-N1000。指標部分は突起となっているため、暗いところでも手探りで装着することが可能です。
マウント側キャップの裏側。レンズのバヨネット部を活用して装着する構造となっています。
35mm換算で50mmF1.8となるため、標準レンズとして使いやすいレンズです。外観は高級感がありますが、持った感じは意外と軽量です。
レンズ正面。基本スペックが印字されています。ボディから外した状態では、絞りは絞り込まれた状態となります。
レンズマウント側。シリアルナンバーは黒い部分に刻印されています。マウント部分は金属に見えますが、触った感触ではおそらく合成樹脂製だと思います。
レンズの仕様が印字されています。レンズ鏡胴上部にあるのは滑り止めで、固定されています。レンズ本体は中国製。
同じ単焦点レンズである10mmF2.8と比較すると、厚さが倍程度違うことが分かります。重さは、10mmは77gであるのに対し、18.5mmは70gとなっています。
V2に装着した状態。マニュアルフォーカスで撮影する場合には、液晶面側のロータリーセレクターを使用します。 Sponsored Links 5. 描写力(1) 歪曲収差今回撮影に使用したNikon V2には、歪曲収差の電子補正機能が搭載されており、レンズに応じて自動的に補正することも可能となっています。下記のサンプルを見てもらえばわかるとおり、周辺部に樽型の収差がみられるものの、良好に歪曲収差が補正されています。 自動ゆがみ補正を「する」にすると、残っている歪曲収差はほぼ完全に解消します。補正に伴い画像範囲はわずかに小さくなりますが、これだけきれいに補正されるのであれば、基本的には「する」の設定を積極的に活用すべきだと思います。 焦点距離:18.5mm (自動ゆがみ補正 無) 焦点距離:18.5mm (自動ゆがみ補正 有) (2) 解像力解像力の点でも、高い数値を示しています。中心部に関しては、絞り開放から極めて高い解像力となっています。等倍画像を見ると、絞り開放でも2500本のラインの識別も問題なくできます。1段絞るとかなり解像感が向上し、2段絞った状態が解像力の点では一番高いことを確認しました。周辺部に関しては、絞り開放ではやや画像が甘いですが、これも1段絞ると鮮明度が向上します。周辺部に関しても解像力の点で良好なレンズであると感じました。
18.5mm F1.8 |
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