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特集 ニコン 1 V3

ニコン 1 V3 ~デジタル一眼レフの操作性の最上級ミラーレス

ニコン 1 V3 by Inaba Kunio  デジタル一眼レフのインターフェースを採用した最上級ミラーレスカメラ 評価:5.0
ニコン  1 V3 Nikon

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1.ニコン 1 V3の位置づけと概要


 デジタル一眼レフの操作性を継承し、高性能と高画質を凝縮

 3月に発表されたニコン・ミラーレスの最上位機種、V3が発売となりました。Vシリーズの中では三代目となりますが、V1、V2、V3と代を重ねるごとに、Jシリーズとの差別化が図られてきたように思います。初代V1は、同時にリリースされたJ1の上位機ではなく、むしろJ1に電子ビューファインダーを内蔵したカメラという位置づけでした。これがV2になると、大型のグリップが設けられるとともに、モードダイヤルにPASMモードが追加されるなど、インターフェース面でもデジタル一眼レフに近づけられていました。今回V3では、デジタル一眼レフの操作性をベースにしたカメラへとさらに一歩進んでいます。4月24日に発売開始となるJ4は、ほぼJ1のインターフェースを踏襲しているのとは対照的です。

 →発売前の記事一口コラム:ニコン・ミラーレスの最上級機登場!


ニコン 1 V2

2012年11月に登場したV2。電子ビューファインダーと大型グリップを搭載しています。

 V3の主な特徴は、次のとおりです。
  • イメージセンサーはV2の有効1425万画素から1839万画素に高画素化されています。V2と同様にローパスフィルターレスとなります。なお、J4も同じセンサーが搭載される予定です。
  • 画像処理エンジンは、V2のEXPEED 3Aから新型のEXPEED 4Aに進化しました。2つのエンジンを内蔵することで、デジタル一眼レフに匹敵する高画質を実現したとのことです。
  • Af性能と連写性能が強化され、AF追従時にも20コマ/秒での連写が可能になりました。(V2は15コマ/秒。)
  • 位相差AFエリアが73点から105点に、コントラストAFエリアも135点から171点に増やされ、カバーする面積と密度が向上しています。
  • 動画性能も強化され、60iのフルHDから60pにも対応しました。動画撮影時の露出モードも変更できるようになるとともに、新たな機能として「おまかせスナップ」が搭載されました。これは動画撮影中に、カメラが自動的に判断して20コマまでの静止画も記録するものです。また、動画撮影中の電子手ぶれ補正機能も利用可能になりました。
  • インターフェースでは、新たにミドルクラスのデジタル一眼レフで採用されているダブルコマンドダイヤルを搭載。ファンクションボタンも3つ用意されるなど、V2よりも大幅に強化されています。
  • メモリーカードはニコンのレンズ交換式カメラでは初となるmicroSDカードを採用。専用メモリーカードスロットとなりました。
  • 液晶モニターはタッチセンサー化され、上側には170°、下側には85°までのチルト可動が可能です。
  • V2では内蔵されていた電子ビューファインダーは、V3では外付オプションかされました。DF-N1000は0.48型236万ドットのパネルが採用されており、現段階ではトップレベルの見え方であると思われます。
  • V3はWi-Fiも内蔵しました。スマートフォンでのリモート操作にも対応しています。
  • ソフト面では、クリエイティブモード、アドバンスト動画モード、モーションスナップショットなどが新たに搭載されました。
  • ボディサイズは横幅はV2よりも3mm大きくなりましたが、高さは電子ビューファインダーがない分、16mm程度低くなっています。重さもわずかながら軽くなりました。

ニコン 1 V3

 有効1839万画素の新型イメージセンサーが搭載され、さらに解像感の向上を実現しました。高感度性能もV2と同等以上のレベルとなっています。



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 V3の魅力は?

 ニコンがミラーレスカメラに参入したのは2011年11月ですが、その後順調にラインアップが広がってきています。レンズ関係も拡充されており、先行グループに徐々に近づいているように思います。
 今まで、ニコンは意図的にデジタル一眼レフとミラーレスとの差別化を図っていたように思われますが、V2、V3と代を重ねる中で、少なくとも操作性の点ではほぼデジタル一眼レフと同等レベルとなりました。違いは、ボディやレンズのコンパクト性と描写性能であり、両方のシステムの強みを活かしたうまい棲み分けとなっています。

ニコン Nikon 1 V3

 オプションの電子ビューファインダーとグリップを装着すると、デジタル一眼レフと同等の操作性となります。


 1 V3を評価してみて感じたのは、操作性だけでなく、機能面や描写性能でもさらに大きく進化したということです。とくに連写性能や連続撮影可能枚数、オートフォーカスの高速性など、他社のミラーレスカメラとは一味違う強みをもったシステム・カメラとして、さらに一段成長しています。

 それでは、ニコンの新型ミラーレス、V3の実力をテストしてみたいと思います。


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2.ニコン 1 V3を開封し外観をチェック


 ニコン 1 V3を開封する

 4月17日、予定通りニコン 1 V3が発売開始となりました。今回は販売形態も特徴的で、ボディに新型10-30mm電動ズーム、電子ビューファインダーDF-N1000、グリップGR-N1010がセットになったプレミアムキットが用意されています。スタート時点の実売価格は、ボディ単体が8万円弱、標準ズームキットが9万円弱であるのに対し、プレミアムキットは12万円程度となっています。電子ビューファインダーの単体実売価格は3万円弱、グリップは1万5千円弱ですので、プレミアムキットのお買い得感は高いと感じました。とくにグリップにはシャッターボタンやコマンドダイヤルも内蔵されており、ボディのホールド感を大幅に向上してくれます。迷われているのであれば、プレミアムキットの購入をお勧めします。

 今回、テスト用にはプレミアムキットを購入しました。6月末まで行われているキャッシュバックキャンペーンでは、ボディ単体とレンズキットは5000円、プレミアムキットは1万円のキャッシュバックがあります。キャッシュバック額に5000円の差がありますので、プレミアムキットの値頃感はさらに高くなっています。

Nikon 1 V3

 V3プレミアムキットのパッケージ。白を基調としたパッケージにフル装備のV3の写真が印字されています。上蓋には、数量限定でサンディスクのメモリーカードが添付されていることを示すシールが貼付されています。V3やJ4はmicroタイプのSDメモリーカードが必要ですので、こうしたプレゼントはうれしいと思います。

Nikon 1 V3

 蓋を開けると、保証書や取扱説明書がトレーの上に乗せられています。保証書は、ボディ本体の他に、レンズ、電子ビューファインダー、グリップの各々について独立したものが付属していました。いずれもS/Nが印字されたものです。
 なお、レンズのみは国際保証書が付属してます。ボディやその他のものは国内でのみ有効な保証書となります。


Nikon 1 V3

 保証書等の入ったトレイを開けると、下にカメラ本体や付属品が置かれています。左がボディ本体で、中央下にズームレンズが入っています。右側には、電子ビューファインダーとグリップ等が格納されていました。

Nikon 1 V3

 パッケージ内に同梱されている付属品関係。左上より使用説明書、ViewNX2 CD-ROM、キャンペーン品のSanDisk 8GB microSDHCカード、バッテリーチャージャーMH-29、Li-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL20a、USBケーブルUC-E20、ストラップAN-N1000。
 これら以外にも、ボディにはボディキャップBF-N1000が装着されています。また、プレミアムキットということで、標準ズーム、電子ビューファインダーDF-N1000、グリップGR-N1010等も付属していました。
 冊子の取扱説明書は160ページのものが付属していますが、内容はややあっさりしているように思います。詳細はニコン・サイト上にある活用ガイドに記載されており、こちらは316ページとなっています。


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 ニコン 1 V3の本体をチェック

Nikon 1 V3

 V3のボディ前面。V1やV2からはデザインを一新し、オーソドックスなミラーレスカメラのものとなっています。グリップ部の横にはサブコマンドダイヤルが新設されており、液晶モニター側のメインコマンドダイヤルや、ロータリーマルチセレクターとともにインターフェースの核を担います。
 レンズマウントの下側に見える2つの穴はマイク用のものです。
 V2ではレンズマウントが向かって右側にシフトしていましたが、V3ではボディ中央に置かれています。


Nikon 1 V3

 V3の液晶モニター側。3型104万ドットの液晶パネルで上下チルト可動が可能です。液晶モニターの左側にある4つのボタンも、液晶モニターとともに稼働します。また、タッチ操作にも新たに対応しました。ダイヤルだけでなく、ボタン関係もV2より増設されており、より上級者向けのインターフェースとなっています。

Nikon 1 V3

 V3のボディ上面。電子ビューファインダーが外付対応となったこともあり、すっきりしたデザインです。中央部にマルチアクセサリーポートが置かれています。

Nikon 1 V3

 V3のボディ底面。三脚用の穴はレンズ光軸上に置かれています。カメラ本体は中国製です。

Nikon 1 V3

 V3のボディ左側面。こちら側にはマイク端子とWi-Fiアンテナ、フラッシュポップアップボタンが設けられています。ストラップ取付け部は、V2と同様に三角環方式となっています。フラッシュポップアップボタンは機械式のため、電源が入っていない状態でも稼働します。

Nikon 1 V3

 V3のボディ右側面。こちら側には外部接続端子が置かれています。カバーの内側にメモリーカードスロットも設けられています。

Nikon 1 V3

 V3のマウント部。イメージセンサーは有効1839万画素の新型センサーで、V2の1425万画素から高画素化されました。あわせて画像処理エンジンもEXPEED 4Aに進化しています。

Nikon 1 V3

 ボディの左肩にあるNikonのロゴ。その下にはシリーズ名である「1」のマークが付けられています。その右下に見えるランプはAF補助光、セルフタイマーランプ、赤目軽減ランプを兼ねるものです。

Nikon 1 V3

 ボディ右下にはV3の表示がされています。その右上に見えるのはリモコン受光部で、カメラの前面側だけに置かれています。これはV2も同じです。

Nikon 1 V3

 グリップ部分。それほど大きくはありませんが、表面にゴムが貼付されているためホールド感向上に貢献しています。もちろん、しっかりと保持するのであれば、オプションのグリップがお勧めです。
 その右上にはサブコマンドダイヤルが置かれています。ニコンのDf(製品レビュー)にも採用されていたもので、右手の人差指で操作することになります。


Nikon 1 V3

 V3のボディ上面メインコントロール部。シャッターボタンの同軸に置かれた電源スイッチはレバー式で、V2の方式を踏襲しています。

Nikon 1 V3

 メインコマンドダイヤルは押下することでFn2ボタンとしても機能します。その下に見える穴はスピーカーです。

Nikon 1 V3

 液晶モニター右側のコントロール部。ロータリーマルチセレクターは、ボタンとしての機能とともに回転させることでダイヤルとしても働きます。その下にある「F」ボタンはフィーチャーボタンでクイックメニュー表示の役割を果たします。上にあるFn1ボタンやメインコマンドダイヤルのFn2、オプションのグリップ上に設けられているFn3ボタンの機能は変更することも可能です。
 フィーチャーボタンの右側にはメモリーカードアクセスランプが置かれています。


Nikon 1 V3

 液晶モニター左側のボタン部。設置されているボタン自体はV2と同じですが、液晶モニターと同じ可動部に設けられている点が特徴的です。

Nikon 1 V3

 ボディ上面の左側にはフラッシュのポップアップ部が置かれています。その左にある白い指標はイメージセンサーの位置を示すもので、焦点距離の基準面となります。


Nikon 1 V3

 マルチアクセサリーポートのカバーを外したところ。電子ビューファインダーDF-N1000やスピードライト、GPSユニットGP-N100などの装着が可能です。ボディ側から電源も供給されるため、アクセサリー部の小型化が可能です。

Nikon 1 V3

 ボディ左側面にある内蔵フラッシュポップアップボタン。動作は機械式です。

Nikon 1 V3

 内蔵フラッシュをポップアップさせた状態。ISO160時のガイドナンバーGNは6.3で、V2と同じです。

Nikon 1 V3

 内蔵フラッシュのポップアップ部。ボタンを押すと爪部分が動く構造となっています。

Nikon 1 V3

 ボディ左側面にある外部マイク接続端子。単独で設けられています。

Nikon 1 V3

 ボディ右側面にある外部接続端子カバーを開いた状態。上からHDMI端子、USB端子、メモリーカードスロットとなります。

Nikon 1 V3

 microSDタイプのメモリーカードを挿入しつつある状態。外部接続端子と一緒に設けられている点は珍しいと思います。

Nikon 1 V3

 メモリーカードを挿入した状態。完全に挿入した状態でも頭の部分が露出しています。メモリーカードはラベル面が手前側となります。

Nikon 1 V3

 ボディ下部のバッテリー室カバーを開いた状態。側面にはバッテリーの挿入方向を示したシールが貼付されています。

Nikon 1 V3

 バッテリーパックEN-EL20aを挿入しつつある状態。偽造防止用のホログラムが手前側になる向きで挿入します。

Nikon 1 V3

 バッテリー室カバーの下には、グリップGR-N1010接続用の端子が設けられています。外した端子カバーはグリップ内に格納できるようになっています。

Nikon 1 V3

 10-30mm電動ズームを装着した状態。フラッシュのポップアップ位置も比較的高いため、この程度のサイズのレンズであれば、ケラレることはありません。

Nikon 1 V3

 電子ビューファインダーDF-N1000とグリップGR-N1010を装着した状態。もともとコンパクトなボディですのでそれほど大きい印象はありませんが、それでも存在感は格段に高まります。

Nikon 1 V3

 電子ビューファインダーの右側面には視度調整ダイヤルが設けられています。その下にあるボタンは固定用の爪をリリースするもので、左右両方を同時に押し込んで取り外します。ちょっと力が必要ですが、脱落事故防止には必要かもしれません。
 正面にはNikonの刻印がされています。インクは流し込まれていませんが、この方が上品で良いと思います。

※ニコンより発表があり、S/Nが3000未満のものには取り外しがしにくいものが含まれているようです。メーカーにて無償で対応していただけるようですので、気になる場合は問い合わせると良いと思います。ちなみに、上記のテスト機のS/Nは1xxxでした。
 ニコン:「電子ビューファインダーDF-N1000 ご愛用のお客様へ」2014年4月23日


Nikon 1 V3

 液晶モニターの左側面位は液晶モニターとの表示切替用のボタンが設けられています。ファインダー接眼部の下部に見えるのはアイセンサーです。

Nikon 1 V3

 電子ビューファインダーの表示内容。0.48型236万ドットのパネルが採用されており、視認性は良好です。動く被写体の追従性も気になることはありませんでした。

Nikon 1 V3

 外付グリップGR-N1010のグリップ部。シャッターボタン、サブコマンドダイヤル、Fn3ボタンが設けられています。シャッターボタンはやや軽い印象を受けました。
 グリップをつけた状態のホールド感は、V2よりも良好です。


Nikon 1 V3

 グリップを装着した状態。ボディとしっかり一体化します。レンズ光軸上からはシフトしてしまいますが、グリップ部にも三脚用の穴が設けられているため、このまま三脚使用も可能です。

Nikon 1 V3

 ボディ単体での重さの実測値(マルチアクセサリーポートカバー装着時)は283.0gでした。メーカー公表値は282gとなります。

Nikon 1 V3

 バッテリーとメモリーカードを挿入した状態での重さの実測値は324.5gでした。挿入するメモリーカードによって異なりますが、メーカー公表値は324gとなります。

Nikon 1 V3

 液晶モニターは3型104万ドットのパネルで、タッチ操作にも対応しています。アスペクト比は3:2ですので、最大サイズの静止画撮影時には画面いっぱいに撮影画像が表示されます。

Nikon 1 V3

 表示内容の切換で電子水準器を表示させることも可能です。表示内容は立体的でわかりやすいと感じました。

Nikon 1 V3

 液晶モニターは上側に170°チルトさせることができます。

Nikon 1 V3

 同様に下側には85°までチルト稼働します。比較的可動範囲が広い構造となっています。液晶モニターと一緒に画面横のボタンも動きます。

Nikon 1 V3

 液晶モニターのチルト構造は2軸方式です。自分撮りには対応していませんが、自由度の高い構造であると感じました。

Nikon 1 V3

 液晶パネルの視野角は比較的広く、写真のような角度でも表示内容の確認が可能です。

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 ニコン 1 V3の付属品をチェック

Nikon 1 V3

 付属するバッテリーチャージャーMH-29。現時点ではニコンV3専用品となります。EN-EL20aの充電には、最大で3時間かかります。

Nikon 1 V3

 コンセントとの接続部は格納できるようになっています。可搬性の点ではメリットとなります。

Nikon 1 V3

 付属するリチウムイオンバッテリーパックEN-EL20a。現時点ではV3専用品で、容量は7.2V 1100mAhです。静止画で最大310枚、動画で75分の撮影が可能です。

Nikon 1 V3

 バッテリーパックには偽造防止用のホログラムシールが貼付されています。

Nikon 1 V3

 付属するUSBケーブル UC-E20。パソコン等との接続に使用します。

Nikon 1 V3

 付属するストラップAN-N1000。ニコン1シリーズ共通のもので、少々チープさは感じますがつくりは頑丈です。

Nikon 1 V3

 キャンペーン品として付属しているmicroSDHCメモリーカード。最大40MB/sの転送速度に対応している高速タイプで、SDメモリーカード用のアダプターも付属しています。デジタルカメラでmicroタイプのカードを採用している機種はまだ少ないですから、うれしいキャンペーンだと思います。

Nikon 1 V3

 付属するボディキャップBF-N1000。

Nikon 1 V3

 ボディキャップはボディ側マウント部のバヨネット爪を使って固定する構造となっています。

Nikon 1 V3

 付属する電子ビューファインダーGF-N1000。持ち運び用のソフトポーチも付属します。

Nikon 1 V3

 アクセサリーポートへの接続端子部。接眼部のチルト可動等には対応していません。

Nikon 1 V3

 電子ビューファインダーは日本製です。取り扱いに関するロゴが印字されています。

Nikon 1 V3

 付属するグリップGR-N1010。単なるグリップではなく、シャッターボタンやサブコマンドダイヤル、Fn3ボタンなども内蔵された本格的なものです。電子接点と三脚用穴、右側に見える固定用のピンでカメラ本体に固定します。

Nikon 1 V3

 グリップ部の下部に本体との接点が設けられています。グリップ部裏側にあるへこみ部分には、本体側の端子カバーを格納するためのものです。

Nikon 1 V3

 カメラ本体に接続する三脚用雄ネジと、グリップ側の三脚用穴の位置がシフトしていることがわかります。グリップ側にあるダイヤルを回すとネジが締ります。

Nikon 1 V3

 グリップGR-N1010の底面。グリップにもS/Nが附番されており保証書も付属します。右側のダイヤルをLOCK側に回転させると、グリップ側の三脚用雄ネジが締る構造となっています。グリップは中国製。

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3.ニコン 1 V3の描写性能はどうか?


 描写力チェック1:高感度性能

 ニコン 1 V3に搭載されているイメージセンサーは、一足遅く登場のJ4と同じもので、有効1839万画素の新型センサーです。従来のものと同様に、ローパスフィルターレスとなります。

 V3の基本感度はISO160で、ISO12800まで設定可能となっています。V2ではISO6400まででしたので、1段分高感度側に拡張されています。V2でもISO12800の設定が欲しいノイズレベルであると感じましたのでV3で対応されたことになります。ISO感度設定に関しての拡張項目はありません。ノイズ低減処理の行い方としては、カメラ内での設定と、RAWで撮影しパソコン上での現像段階で行う方法があります。なお、カメラ内で設定した場合でも、RAWファイルには変更は加えられませんので、後から編集することも可能です。

 カメラ内でのノイズ低減は、「高感度ノイズ低減」と「長秒時ノイズ低減」の2つがあります。どちらも、メニューで設定できますが、「高感度ノイズ低減」は「絵づくりメニュー」内にあるのに対し、「長秒時ノイズ低減」は「撮影メニュー」の中に置かれていますので注意が必要です。

 「高感度ノイズ低減」は「しない」、「する」の2種類が設定可能となっています。「する」にした場合には、常に高感度ノイズ低減処理がかけられます。「しない」にした場合には、ISOを高感度に設定した場合にのみ、高感度ノイズ低減処理がかけられます。その場合でも、「する」にした時よりも弱めに処理がかけられます。

 「長秒時ノイズ低減」は、「する」と「しない」のどちらかに設定します。「する」に設定すると1秒よりも低速のシャッター速度で撮影したときに長秒時ノイズ低減がかかります。長秒時ノイズ低減処理を行うと、画像を記録するのにかかる時間は約1.5~2倍となります。「しない」にした場合には、遅いシャッター速度で撮影する場合に長秒時ノイズ低減処理がかけられます。その場合でも、「する」にした時よりも弱めに処理がかけられます。また、かかる時間も通常と比べて多少長くなる程度です。このあたりも、J3やV2と同じです。

 また、新たな機能として、6400(NR)と12800(NR)の設定が追加されました。これは4コマを連続して撮影して高感度ノイズ低減処理をかけるもので、JPEG FINE形式で保存されます。シャッター速度が1/30秒よりも遅い場合には通常の撮影がされます。合成処理を行うため、画像の周辺部が切り取られる場合があります。

 全体の印象は、画素数が増えたにもかかわらず、むしろV2やJ3よりもノイズ感が軽減されたように感じました。

 高感度ノイズ低減を「しない」にしても、ISO800まではほとんどノイズ感は感じられません。ISO1600あたりから、徐々にノイズが増える感じはしますが、ISO3200でもそのまま使えるレベルです。ISO6400になると、ノイズ感が増すとともに解像感の低下も感じられますが、使い方によっては十分実用可能なノイズレベルです。

 高感度ノイズ低減を「する」にすると、1段分程度ノイズが低減化されます。解像感もやや低下しますが、ISO6400やISO12800の等倍でそれなりに使えるレベルとなっています。

 新たに設定された6400(NR)や12800(NR)では、概ね1段分程度ノイズ感が軽減されています。これらの設定時にも、高感度ノイズ低減を「する」にすると、さらにノイズ感が軽減されました。

 標準の設定では、「長秒時ノイズ低減」は「しない」に、「高感度ノイズ低減」は「する」となっていますが、解像感を重視されるのであれば、高感度ノイズ低減も「しない」にしても良いかもしれません。

 下記のサンプルは、高感度ノイズ低減を「しない」、「する」の2段階で各ISO感度の撮影を行ったものとなります。表示画像は等倍画像ですが、クリックすると全体画像が表示されますので、あわせて比較をしていただければと思います。

Nikon 1 V3 ISO200
サンプル画像。左下の赤枠の部分を切り出しています。
画像をクリックすると、元画像の全体が開きます。

ISO160(左から「しない」「する」)
Nikon 1 V3 Nikon 1 V3

ISO200(左から「しない」「する」)
Nikon 1 V3 Nikon 1 V3

ISO400(左から「しない」「する」)
Nikon 1 V3 Nikon 1 V3

ISO800(左から「しない」「する」)
Nikon 1 V3 Nikon 1 V3

ISO1600(左から「しない」「する」)
Nikon 1 V3 Nikon 1 V3

ISO3200(左から「しない」「する」)
Nikon 1 V3 Nikon 1 V3

ISO6400(左から「しない」「する」)
Nikon 1 V3 Nikon 1 V3

ISO12800(左から「しない」「する」)
Nikon 1 V3 Nikon 1 V3

番外:ISO6400NR(左から「しない」「する」)
Nikon 1 V3 Nikon 1 V3

番外ISO12800NR(左から「しない」「する」)
Nikon 1 V3 Nikon 1 V3


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 描写力チェック2:解像度

 Nikon 1 V3のイメージセンサーは有効1839万画素です。今回テストに使用した1 NIKKOR 18.5mm f/1.8の結果は、基本的に絞り開放から優れた解像力を示しました。このレンズは、2段絞ると、周辺部を含めさらに解像力が向上したため、開放絞りF1.8から2段絞ったF3.5のもので確認を行いました。

 下記の切り出し画面を見ていただけるとわかるように、視覚解像度チェック用ライン、限界解像度チェック用ラインとも楽々と2500本ラインの識別が可能であり、イメージセンサーの画素数を活かしていると感じました。同じレンズでテストしたV2と比べても解像感が増しており、画素数のアップが解像力強化につながっていることが確認できました。

 なお、キットレンズの解像力テストについては、1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOMをご覧ください。

  レンズ名:1NIKKOR 18.5mm f/1.8
 焦点距離:18.5mm (35mm換算 約50mm)
 絞り値:F3.5 (開放絞りF1.8から2段絞った状態)
 使用チャート:ISO12233準拠チャート


(下図は、図の赤枠の部分を等倍で切り出したもの。)

Nikon 1 V3
 限界解像度チェック用のラインでは、余裕をもって2500本まで視認できています。モアレもほとんど発生していません。

Nikon 1 V3
 横方向の限界解像度チェック用のラインでも、同様に2500本域まで楽々と視認できています。V2と比べても解像感が増しており、有効1839万画素イメージセンサーの実力を実感します。

Nikon 1 V3
 参考まで、左上の画像です。絞り開放でも十分鮮明な画質であり、ズームレンズとは違う単焦点レンズの描写性能が示されています。

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 描写力チェック3:自動ゆがみ補正機能

 ニコン 1 V3には、レンズの特性による歪曲収差を軽減する機能があります。撮影メニューの中にある「自動ゆがみ補正」がそれで、「しない」「する」のどちらかに設定できるようになっています。なお、この機能は1 NIKKORレンズを装着した時だけ有効となります。

 テストに使用した1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOMは、コンパクトタイプのキットレンズとしては比較的歪曲収差が補正されたレンズですが、それでも広角端では樽型収差、標準域から望遠端では糸巻型の収差が見られます。

 自動ゆがみ補正機能を「する」にすると、残っていた歪曲収差もほぼ完全に補正されています。使用するレンズや被写体によっては、かなり有効な機能であると感じました。

 なお、自動ゆがみ補正機能を使用すると、原理上画像周辺部がやや削られることになりますので注意は必要です。

10mmF3.5 (35mm版27mm相当)
(左から「しない」「する」)

Nikon 1 V3 Nikon 1 V3


20mmF4.8 (35mm版54mm相当)
(左から「しない」「する」)

Nikon 1 V3 Nikon 1 V3


30mmF5.6 (35mm版81mm相当)
(左から「しない」「する」)

Nikon 1 V3 Nikon 1 V3


 機能チェック(おまけ):連続撮影枚数

 ニコンによると、V3の連写性能は次の通りです。
  • 連写:約6コマ/秒、約10コマ/秒、約20コマ/秒、約30コマ/秒、約60コマ/秒。
 なお、連続撮影可能枚数は公表されていませんが、J3ではRAW+FINEで25コマ、RAWで27コマ、FINEで31コマでした。撮影時には液晶モニター右下に「r xx」(xxは数字)の表示がされますので、連続撮影可能枚数の目安となります。

 使用したメモリーカードは高速タイプのものです。
 (SanDisk ExtremePro microSDHC UHS-I Class10 Read 95MB/s Write 90MB/s)

RAW+JPEG(FINE L) RAW JPEG(FINE L)
6枚/秒  概ね6.8コマ/秒のペースで52枚を連写。その後は概ね0.9コマ/秒のペースで100枚まで連写。
(画面表示はr42)
 概ね6.8コマ/秒のペースで61枚を連写。その後は概ね2.1コマ/秒のペースで100枚まで連写。
(画面表示はr42)
 概ね6.8コマ/秒のペースで100枚を連写。
(画面表示はr46)
10枚/秒  概ね10コマ/秒のペースで40枚を連写し、その時点で撮影は停止。
(画面表示はr40)
20枚/秒  概ね20コマ/秒のペースで40枚を連写し、その時点で撮影は停止。
(画面表示はr40)
30枚/秒  概ね30コマ/秒のペースで40枚を連写し、その時点で撮影は停止。
(画面表示はr40)
60枚/秒  概ね60コマ/秒のペースで40枚を連写し、その時点で撮影は停止。
(画面表示はr40)
 ※上記のテスト結果は、撮影環境や被写体によっても左右されます。

 連写設定は速度の違いにより5種類ありますが、6コマ/秒の時にはメカニカルシャッターで100枚まで、その他の速度では電子シャッターで40枚まで連写できます。

 10コマ/秒以上の速度設定時には、どのファイル形式でも設定した速度で40枚まで連写が可能でした。連写中にも画面は追従していますが、40枚撮影終了時に一瞬画面が停止します。

 6コマ/秒での連写時には、一番容量の大きいRAW+JPEGで52枚、RAWで61枚の連写が可能で、バッファー容量が一杯になると各々0.9コマ/秒、2.1コマ/秒のペースに落ちますが100枚まで連写できました。JPEG時には6.8コマ/秒のペースで100枚まで連写できました。バッファー容量が一杯になった時点でも、もたつく感じはありませんでした。

 V3となって画素数は増えたものの、RAW+JPEGでも52コマまで連写できる点は、さすがだと感じました。V3は、レンズ交換式カメラの中でも極めて高い連写性能と連続撮影可能枚数だと思います。




4.結局、1 V3は「買い」か?


 独断 素晴らしい!smile ポイント 
  • 1型センサーを活かした小型軽量なボディ。
  • 電子ビューファインダーやグリップを外付けにしたことにより、コンパクト性と実用性を両立。
  • ISO12800まで設定可能な高感度性能。(ISO1600までは十分常用可能)
  • オートフォーカス稼働時でも20コマ/秒の高速連写。
  • RAW+JPEGでも52枚の連続撮影が可能。
  • 高速なオートフォーカス。
  • コマンドダイヤルやボタンが追加されたことで、さらに操作性を強化。
  • V2では気になっていたエントリー向けのインターフェース部分が、概ねデジタル一眼レフに準じたものに改善。
  • チルト可動&タッチ操作可能な液晶モニター。
  • お気に入りフォト選択など、撮影機能の強化。
  • オプションの電子ビューファインダーはクリアーで追従性の高い表示を実現。
  • オプションのグリップはボディとの一体感が高く、操作性も向上。
  • イメージセンサーの高画素化により解像感が向上。
  • Wi-Fiを搭載。スマートフォンによるリモート操作にも対応。

 独断 もう一息!not smile ポイント 
  • RAWが12bitのみで14bitでの撮影に対応していない。
  • カメラ内RAW現像に対応していない。
  • セルフタイマーが1枚ごとにキャンセルされるなど、カメラのクラスを考えるとユーザー設定できる範囲がやや狭い。
  • 100枚や40枚で強制終了となる連写機能。(6コマ/秒時には再度押下すれば連写可能。)
  • 徐々に充実してきたものの、レンズの拡充が急務。

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付録.製品仕様からみた 1 V3の特長


型式  レンズ交換式デジタルカメラ
レンズマウント  ニコン1マウント
実撮影画角  レンズの焦点距離の約2.7倍に相当(35mm判換算)
有効画素数  1839万画素
 ※V2は1425万画素
撮像素子  13.2×8.8mmサイズCMOSセンサー、ニコンCXフォーマット
ダスト低減機能  イメージセンサークリーニング
記録画素数  静止画( オートモード、クリエイティブモード([かんたんパノラマ]以外)、P、S、A、Mモード、ベストモーメントキャプチャーモード)
 ‐5232×3488ピクセル
 ‐3920×2616ピクセル
 ‐2608×1744ピクセル
 静止画(クリエイティブモード[かんたんパノラマ])
 -4800×920ピクセル(パノラマ標準:水平移動時)
 ‐1536×4800ピクセル(パノラマ標準:垂直移動時)
 ‐9600×920ピクセル(パノラマワイド:水平移動時)
 ‐1536×9600ピクセル(パノラマワイド:垂直移動時)
 静止画(動画撮影時)
 ‐5232×3488ピクセル(1080/60p、1080/30p)
 ‐1472×984ピクセル(720/60p、720/30p)
 静止画(モーションスナップショットモード)
 ‐5232×2936ピクセル
 ※V2は最大4608×3072画素
画質モード  RAW12ビット(圧縮)
  JPEG-Baseline準拠
  圧縮率(約):
   FINE(1/4)
   NORMAL(1/8)
   BASIC(1/16)
 RAWとJPEGの同時記録可能
 ※V2も同じ
ピクチャー
コントロール
システム
 スタンダード、ニュートラル、ビビッド、モノクローム、ポートレート、風景、いずれも調整可能、カスタムピクチャーコントロール登録可能
記録媒体  microSDメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDXCメモリーカード
対応規格  DCF 2.0(Design rule for Camera File system)、DPOF(Digital Print Order Format)、Exif2.3(Exchangeable image file format for digital still cameras)、PictBridge
撮影モード  オートモード、クリエイティブモード(クリエイティブリング、HDR、かんたんパノラマ、ソフト、ミニチュア効果、セレクトカラー、クロスプロセス、トイカメラ風)、プログラムオート(プログラムシフト可能)、シャッター優先オート、絞り優先オート、マニュアル、ベストモーメントキャプチャーモード(お気に入りフォト選択、スロービュー、スマートフォトセレクター)、アドバンスト動画モード(HD動画、スローモーション、ジャンプカット、早送り動画、4秒動画)、モーションスナップショットモード
シャッター  電子制御上下走行式フォーカルプレーンシャッター
 エレクトロニックシャッター
シャッタースピード  メカニカルシャッター使用時:
  1/4000~30秒(1/3ステップ)
  Bulb
  Time(別売のリモコンML-L3使用)
 エレクトロニックシャッター使用時:
  1/16000~30秒(1/3ステップ)
  Bulb
  Time(別売のリモコンML-L3使用)
※バルブ撮影時もタイム撮影時も、シャッターは開いてから約2分経つと自動的に閉じます。
 ※V2も同じ
フラッシュ同調
シャッタースピード
 メカニカルシャッター使用時
  X=1/250秒以下の低速シャッタースピードで同調
 エレクトロニックシャッター使用時
  X=1/60秒以下の低速シャッタースピードで同調
 ※V2も同じ
レリーズモード  単写、連写、セルフタイマー、リモコン撮影、インターバルタイマー撮影
連続撮影速度  約6コマ/秒、約10コマ/秒、約20コマ/秒、約30コマ/秒、約60コマ/秒
 ※V2は5コマ、15コマ、30コマ、60コマ/秒
連続撮影枚数  12bitRAWで61コマ
 ※V2はRAWで50コマ
セルフタイマー  作動時間:2秒、10秒
リモコン  2秒リモコン、瞬時リモコン
測光方式  撮像素子によるTTL測光方式
測光モード  マルチパターン測光
 中央部重点測光: φ4.5mm相当を測光
 スポット測光: φ2mm相当を測光、AFエリアに連動して測光位置可動
露出モード  P: マルチプログラムオート(プログラムシフト可能)
 S: シャッター優先オート
 A: 絞り優先オート
 M: マニュアル、おまかせシーン(シーン自動判別)
露出補正  範囲: ±3段、補正ステップ: 1/3ステップ
AEロック  AE/AFロックボタンによる輝度値ロック方式
ISO感度  ISO 160~12800(200以上は1段ステップ)、6400(NR)、12800(NR)選択可能
 感度制限オート(160~6400、160~3200、160~800)
 P、S、A、Mモードまたは[露出モード]が[P プログラムオート]、[S シャッター優先オート]、[A 絞り優先オート] または[M マニュアル]時に設定可能
 ※V2はISO100~6400
アクティブ
D-ライティング
 する、しない
オートフォーカス  ハイブリッドAF(位相差AF/コントラストAF)、AF補助光付
レンズサーボ  オートフォーカス(AF): シングルAF(AF-S)、コンティニュアスAF(AF-C)、AF自動切り換え(AF-A)、常時AF(AF-F)
 マニュアルフォーカス(MF)
AFエリアモード  シングルポイント、オートエリア、ターゲット追尾
AFエリア  シングルポイント: 171点のAFエリア(中央部105点は位相差AF)
 オートエリア: 41点のAFエリア
 ※V2は135点(中央部73点)
フォーカスロック  AE/AFロックボタン、またはシングルAF(AF-S)時にシャッターボタン半押し
内蔵フラッシュ  フラッシュボタン操作による手動ポップアップ方式
 ガイドナンバー:約5(ISO 100・m)/約6.3(ISO 160・m)、20℃の場合
 ※V2も同じ
調光方式  撮像素子によるi-TTL調光制御
フラッシュモード  通常発光、通常発光+スロー、赤目軽減発光、赤目軽減発光+スロー、後幕発光、後幕発光+スロー
調光補正  範囲: -3 ~ +1段、補正ステップ: 1/3ステップ
レディーライト  内蔵フラッシュ、別売スピードライト使用時に充電完了で点灯
ホワイトバランス  オート、電球、蛍光灯、晴天、フラッシュ、曇天、晴天日陰、プリセットマニュアル、プリセットマニュアル以外はいずれも微調整可能
動画機能  撮像素子によるTTL測光方式
測光モード  マルチパターン測光
 中央部重点測光: φ4.5mm相当を測光
 スポット測光: φ2mm相当を測光、AFエリアに連動して測光位置可動
記録画素数
フレームレート
 HD 動画
 -1920×1080ピクセル(60p(59.94fps))
 -1920×1080ピクセル(30p(29.97fps))
 -1280×720 ピクセル(60p(59.94fps))
 -1280×720 ピクセル(30p(29.97fps))
 スローモーション動画
 -1280×720ピクセル(記録:120fps、再生:30p(29.97fps))
 -768×288 ピクセル(記録:400fps、再生:30p(29.97fps))
 -416×144ピクセル(記録:1200fps、再生:30p(29.97fps))
 早送り動画、ジャンプカット動画、4秒動画
 -1920×1080ピクセル(30p(29.97fps))
 モーションスナップショットモードで撮影した動画
 -1920×1080ピクセル(記録:60p(59.94fps)、再生:24p(23.976fps))
 ※V2は1920x1080(60i)
ファイル形式  MOV H.264/MPEG-4 AVC
音声記録方式  PCM
 内蔵ステレオマイク、別売のステレオマイクロホンME-1使用可能(ステレオ録音)、マイク感度設定可能
液晶モニター  チルト式3型TFT液晶モニター(タッチパネル)、約104万ドット、明るさ調整可能、角度調整可能
 ※V2は3型92万ドットで固定式
再生機能  1コマ再生、サムネイル再生(4、9、16分割またはカレンダーモード)、拡大再生、動画再生、パノラマ再生、スライドショー、ヒストグラム表示、撮影画像の縦位置自動回転、レーティング
インターフェース  Hi-Speed USB
 HDMI端子(Type D)装備
 マルチアクセサリーポート
 ステレオミニジャック(φ3.5mm)
無線LAN  IEEE802.11b、IEEE802.11g
 認証方式:オープンシステム、WPA2-PSK 暗号方式:AES
 インフラストラクチャーモード
表示言語  日本語、英語
電源  Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL20a(1個使用)
 ACアダプター EH-5b(パワーコネクター EP-5Dと組み合わせて使用)(別売)
 撮影枚数は静止画で約310枚
 ※V2は約310枚
寸法(W×H×D)  約110.9×65×33.2mm
 ※V2は約107.8×81.6×45.9mm
質量  約324g(バッテリーおよびSDメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く)
 約282g(本体のみ)
 ※V2は約337g/約278g
動作環境  0~40℃ 85%以下(結露しないこと)
付属品  Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL20a(端子カバー付)
 バッテリーチャージャー MH-29
 USBケーブル UC-E20
 ストラップ AN-N1000
 ボディーキャップ BF-N1000
 マルチアクセサリーポートカバー BS-N4000
 ViewNX 2 CD-ROM

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