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特集 オリンパス OLYMPUS PEN E-P5
3.オリンパス PEN E-P5の外観をみる |
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オリンパス PEN E-P5
by Inaba Kunio
PENシリーズの新型フラグシップ・ミラーレス
評価:5.0
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オリンパス PEN E-P5を開封するオリンパスPEN E-P5が発売開始となりました。用意されているボディカラーは、ブラック、ホワイト、シルバーの3色で、ボディ上下カバーだけでなくやシボ革部分も素材やカラーが違っています。いずれも高級感のある外装ですので、購入に当たっては店頭で実物を確認されることをお勧めします。販売形態は、17mmF1.8単焦点レンズのキット、14-42mmズームレンズのキット、そしてボディキャップレンズBCL-1580がセットになったものの3種類となります。各々、プレミアムウッドグリップが付属する限定プレミアムキットも容易されています。 面白いのは、17mmF1.8と14-42mmズームレンズのキットには、電子ビューファインダーVF-4が付属している点です。結果的に、コストパフォーマンスの高いキットになっていると思います。 販売開始時点の実売価格は、ボディ単体で8万円台、17mmレンズキットで12万円台、ズームレンズキットで10万円台で、プレミアムキットは各々7〜8千円程度高価になっています。なお、2011年7月に登場したE-P3ズームレンズキットは9万円台でのスタートでしたので、VF-4が付属していることを考えると2万円程度安価と言えます。 今回は、17mmF1.8のテストを行いたいため、このレンズキットを購入しました。ボディカラーは、フィルムPENシリーズのイメージに合っていると感じたシルバーを選択しました。
OLYMPUS PEN E-P5レンズキットのパッケージ。ケースは白を基調としたデザインに、ボディ、レンズ、電子ビューファインダーの写真が印刷されています。
ケースを開けると、上段トレーに白いケースが置かれています。この中には、取扱説明書やCD-ROM等が格納されていました。
ケースの下に、カメラボディ等が入っています。写真の左下がカメラ本体で、その右が17mmF1.8レンズ、その上は電子ビューファインダーVF-4となります。
一緒に入っている付属品です。左上より取扱説明書、CD-ROM、リチウムイオン充電器BCN-1、リチウムイオン電池BLN-1、充電器用ACケーブル、ストラップ。この他にUSBケーブルCB-USB6やボディキャップ、レンズや電子ビューファインダー関係も付属します。 オリンパス PEN E-P5の本体をチェック
ボディ前面。基本的なデザインはPENシリーズを踏襲していますが、今までの機種よりもよりクラシカルなテイストにモディファイされています。グリップは固定式となりました。
液晶モニター側。ボタンやダイヤル関係は一般的なものに変わっています。
ボディ上面。基本的なレイアウトはE-P3と同じですが、電源スイッチがレバー方式に変わっています。一目でON/OFFがわかるというメリットがあります。シャッターボタンの前後にダイヤルが置かれているのが、インターフェース上の特長です。アクセサリーシューはレンズ光軸上に設けられています。
ボディ底面。三脚用の穴はレンズ光軸上から若干シフトしています。ボディ本体は中国製。S/Nは2xxxでした。
ボディ左側面。ストラップ取り付け部は三角環方式となっています。
ボディ右側面。外部接続端子はこちら側に設けられています。
レンズマウント上にある「OLYMPUS PEN」のロゴ。刻印された中に黒いインクが流し込まれています。今までのものにPENが加わるとともに、フォントもクラシカルなものへと変更されています。
ボディ右下には、マイクロフォーサーズのロゴシールが貼付されています。
グリップ部分。E-P5では固定式となりましたが、このグリップがあることでホールド感は大きく向上しています。
ボディ前面にあるサブダイヤル。背面側にあるレバーで機能の切替ができます。サブダイヤルやシャッターボタン、モードダイヤル等のダイヤル・レバー類はすべてアルミ削り出しで高級感があります。その右にあるランプは、セルフタイマーとAF補助光を兼ねています。
軍艦部右側のメインコントロール部。E-P3では液晶横のホイール部にあったメインダイヤルが独立したダイヤルとなり、位置も操作しやすい場所に移設されています。
液晶横の操作部。インターフェースはE-P3からかなり変更されています。グリップ部にある穴はスピーカー用のものです。
左上にあるフラッシュスイッチ。機械式のため、電源が入っていない状態でもポップアップします。
内蔵フラッシュをポップアップさせた状態です。ガイドナンバーは7(ISO100時)で、E-P3と同じです。
内蔵フラッシュ基部。機構上、フラッシュ照射部を上に向けることはできません。
アクセサリーシュー。その前にある穴は左右のステレオマイクです。手前側には電子ビューファインダーを接続するためのアクセサリーポートがあります。
電子ビューファインダーVF-4やコミュニケーションユニットPENPAL PP-1等を接続するためのアクセサリーポート。その右にあるAP2のロゴは、アクセサリーポート2の規格に対応していることを示すものです。
付属するホットシューカバー。アクセサリーシューとアクセサリーポートを一緒にカバーします。
液晶パネルを上向きにチルトさせた状態。上向きには最大80°まで可動できます。
液晶パネルを下向きにチルトさせた状態。最大で50°までチルト可動できます。
ボディ右側面にある外部接続端子。上からHDMIマイクロ端子、マルチコネクタ。マルチコネクタは、AV出力やパソコン、プリンター等との接続に使用します。
ボディ底面のバッテリー室。メモリーカード挿入口もこちらにあります。蓋部分にバッテリーやメモリーカードの挿入方向ガイダンスが貼付されています。
バッテリーとメモリーカードを挿入しつつある状態。メモリーカードはラベル面が前側となります。
ボディ単体の重量は実測で268.0gでした。公表値は366gです。
バッテリーとメモリーカードを挿入した状態の実測値は420.0gでした。メモリーカードの種類によって異なりますが、公表値も420gです。
付属する電子ビューファインダーVF-4。VF-2の144万ドット1.15倍、VF-3の92万ドット1.0倍に対し、VF-4は236万ドット1.48倍と高精細で大型パネルが採用されています。
VF-4の接続端子。UNLOCKのボタンを押すと、ストッパーのピンが下がりロックが解除されます。上に見える端子がアクセサリーポートに挿入されます。すべての信号はこちら側でカメラ本体とやり取りされることになります。
VF-4をカメラ本体に装着した状態。
VF-4は90°までチルト可動します。チルト時や再生メニュー時にはアイセンサーがオフになります。
VF-4を装着した状態。それなりに高さは出ますが、デザイン的な違和感は感じません。
VF-4の内側に製品ラベルが貼付されています。本体は中国製。
本体との接続部にはディスプレイ表示切替ボタンが設けられていますので、明示的な切り替えも可能です。
VF-4の右側面には視度調整ダイヤルが置かれています。調整幅は-4.0 〜 +2.0m-1です。
VF-4の接眼部には、アイセンサーが内蔵されています。写真の2つの丸がアイセンサーです。
液晶モニターを上側にチルトさせた状態。この角度でも十分画像確認が可能ですので、比較的視野角の広い液晶パネルだと感じました。
液晶パネルの表示です。パネル自体のアスペクト比は3:2ですが、マイクロフォーサーズのイメージセンサーアスペクト比は4:3ですので、最大サイズの画像を表示させると、左右両端が黒くなります。
同じ内容を電子ビューファインダーVF-4で表示させた状態です。XGA解像度(1024x768xRGB)ですので、アスペクト比はイメージセンサーと同じ4:3となります。。 PEN E-P5の付属品をチェック
リチウムイオン充電器BCN-1。OM-D E-M5でも採用されています。BLN-1の充電には最大で約3時間かかります。
コンセントとの接続にはACメガネケーブルを使用します。可搬性を考えると、ウォールマウントアダプター等の添付もあることが望ましいと思います。
付属するACケーブル。しっかりとした作りのケーブルです。
リチウムイオン電池BLN-1。容量は7.6V 1220mAhで、E-P5では静止画で約400枚の撮影が可能です。
付属するストラップ。高級感はありませんが、強度は十分そうです。
付属するUSBケーブルCB-USB6。パソコンやプリンター等との接続に使用します。 |