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特集 パナソニック Panasonic LUMIX DMC-GF6
3.パナソニック LUMIX DMC-GF6の外観をみる |
パナソニック LUMIX DMC-GF6
by Inaba Kunio
フルモデルチェンジしたGF
評価:5.0
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パナソニック LUMIX DMC-GF6を開封するフルモデルチェンジとなったパナソニックLUMIX DMC-GF6の発売が開始されました。ボディカラーは、ブラック、ホワイト、レッドの3色で、ボディ単体の他に、14-42mm電動ズームのキットと、新型コンパクト標準ズーム14-42mmに45-150mm望遠ズームがセットになったダブルズームキットが用意されています。なお、ブラックモデルに付属するレンズはいずれもブラックで、レッドモデル付属レンズはいずれもシルバーですが、ホワイトモデルでは電動ズームレンズはホワイト、ダブルズームレンズはシルバーとなりますので注意が必要です。販売開始時点の実売価格は、ボディ単体で5万円弱、電動ズームレンズキットで7万円弱、ダブルズームレンズキットは7万5千円前後となっています。概ねDMC-GF5のスタート時点と同等の価格になります。 今回は、新型標準ズームのテストを行いたいため、ダブルズームキットを購入しましたが、ボディ側に用意されているズームレバーを考えると電動ズームの相性も良さそうです。ボディカラーはいつもどおりブラックを選びましたが、ポップなレッドも魅力的に感じました。。
Panasonic LUMIX DMC-GF6ボディのパッケージ。ケースは細長い形となっています。
ケースを開けると、上段に保証書が入っていました。さらに開くと、ボディ等が顔を出します。写真の右側には標準ズームレンズを装着したボディ本体が入っており、左側に望遠レンズが格納されています。取扱説明書やCD-ROMは上側の隙間に入れられていました。
一緒に入っている付属品です。左上より取扱説明書、CD-ROM、バッテリーチャージャーDE-A99A、バッテリーパックDMW-BLG10、USB接続ケーブルK1HY08YY0034、ショルダーストラップVFC4765。この他にレンズ関係も付属します。 パナソニック LUMIX DMC-GF6の本体をチェック
ボディ前面。基本的なデザインはDMC-GF5を踏襲していますが、ボディ上面カバーはシルバーの配色となっています。
液晶モニター側。液晶パネルは固定式からチルト方式へと変更されました。親指部分のゴムも直線的な形状に変わっています。新たにWi-Fiを内蔵したため、インジケーターも追加されました。
ボディ上面。中央部にモードダイヤルが新設されたことにより、より上級者にとっても使いやすいカメラに変わっています。モードダイヤルの設定項目はDMC-GX1に準拠していますが、「クリエイティブ動画モード」と「パノラマモード」が追加されています。
ボディ底面。バッテリー室蓋中央にあるカバーはACアダプター使用時にケーブルを出すためのものです。三脚用の穴はレンズ光軸上に置かれています。カメラ本体は日本製。
ボディ左側面。こちら側にはNFCアンテナ部があります。液晶モニターをチルト稼働させるため、厚さが増していることがわかります。
ボディ右側面。こちら側には外部接続端子が置かれています。
ボディ単体の重さは実測で280gでした。仕様上は280.8gとなります。
バッテリーとメモリーカードを内蔵した重さは実測で322gでした。カードによって異なりますが、仕様上では323gです。
ボディ右肩にあるLUMIXと機種のロゴ。「LUMIX」は刻印された中にインクが流し込まれています。
ボディ前面右下には、ライカLEICAのLロゴが貼付されています。
イメージセンサーは4/3型有効1600万画素となります。DMC-GX1やDMC-G6と同等の画素数です。右上にあるランプはセルフタイマーとAF補助光を兼ねるものです。
グリップ部分。DMC-GF5と比較すると、盛り上がり部分が小さくなりましたが、ホールディング性は良好でした。
ボディ上面軍艦部右側のコントロール部。新設されたモードダイヤルがカメラの位置づけを変えたように思います。
ボディ上面左肩。ステレオマイクとスピーカーが置かれています。ストロボポップアップボタンは機械式のため、電源が入っていない状態でも稼働します。スピーカーの右側にある指標は、イメージセンサーの位置を示すもので、被写体との距離を測る時の基準面となります。
内蔵ストロボをポップアップさせた状態。ヘッド部が稼働するため、指で押さえてバウンスさせることも可能です。もちろん、メーカー推奨外となります。
内蔵ストロボ格納部。ストロボはレンズ光軸上に置かれているため、比較的不自然な影が出にくくなっています。
ボディ液晶モニター側のメインコントロール部。基本的なインターフェースはDMC-GF5を踏襲していますが、Wi-Fiを内蔵しているためボタンが新設されました。このボタンはFn2として機能を割り当てることができます。
ボディ右側面にある外部接続端子。上からHDMI端子、AV OUT/DIGITAL端子となります。
ボディ左側面にあるNFCアンテナ部。NFCに対応しているスマートフォンやタブレットであれば、Wi-Fi設定を簡易に行うことができます。
液晶パネルをチルトさせた状態。下方向には約45度傾けることができます。
液晶パネルを上方向にチルトさせた状態。約180度まで反転可能です。
液晶モニターのチルト部。この状態で上方向にチルトさせると、液晶下部が下側にスライドします。
液晶下部が下側にスライドした状態。この状態で液晶パネル上部に隙間が生まれるため、液晶モニターとボディが干渉せずに反転可能となります。
液晶モニター上部の可動部。写真に向かって右側にシフトしています。
液晶モニターを反転させた状態。完全に反転させることができるため、自分撮りも可能です。
液晶モニターの表示内容を見ると、単に上下を反転させているだけでなく、鏡像のように左右も反転していることがわかります(右上にあるLUMIXの文字がわかりやすいと思います)。自分撮りをするには、この状態の方が違和感なく撮影できます。なお、設定により上下反転させないことも可能です。
液晶モニターをほぼ水平状態にしています。この角度でも十分視認可能ですので、視野角の広いパネルが使われていることがわかります。
液晶モニターの表示内容。パネルのアスペクト比は3:2ですが、イメージセンサーのアスペクト比は4:3のため、最大サイズで撮影すると両側が余ります。
右下にヒストグラムを表示させた状態。ヒストグラム表示位置は自由に変えることができます。
ボディ下部のバッテリー室蓋を開いた状態。バッテリーの他にメモリーカードも格納します。
バッテリーとメモリーカードを挿入しつつある状態。メモリーカードはラベル面が前側になります。
DMC-GF6(左側)とDMC-GF5(右側)。基本的なデザインは共通していますが、細かい部分を見ると意外に違いが多くあります。ボディサイズは、横幅が3.5mm大きくなっているのに対し、高さは1.8mm低くなりました。
DMC-GF6(左側)とDMC-GF5(右側)。液晶パネルはどちらも3型ですが、GF5の92万ドットからGF6では104万ドットへと高精細化されています。右下にWi-Fi/Fn2ボタンが新設されました。ボタン自体に印字されているため、わかりやすくなっていると感じました。
DMC-GF6(左側)とDMC-GF5(右側)。液晶モニターを表示させた状態です。パネルのアスペクト比はどちらも3:2となります。
DMC-GF6(左側)とDMC-GF5(右側)。ボディ厚は1.6mm増していますが、主に液晶モニターのチルト化によるものです。大型のモードダイヤルが新設されたことで、操作性が向上しています。また、シャッターボタン同軸のファンクションレバーの追加もポイントです。
DMC-GF6(左側)とDMC-GF5(右側)。ボディ上面の稜線がなだらかに変わっています。ストラップ取り付け部も変更され、ボディ外側への飛び出し量が少なくされました。
DMC-GF6(左側)とDMC-GF5(右側)。内蔵ストロボをポップアップさせた状態。機構はほぼ同じですが、ボディ高が低くなったのに伴い、ポップアップ位置もわずかに低くなっています。GNは6.3(ISO160時)と同じです。 LUMIX DMC-GF6の付属品をチェック
バッテリーチャージャーDE-A99A。小型軽量で持ち運びも容易です。バッテリーパックDMW-BLG10の充電には、最大で190分かかります。
コンセントに接続するプラグ部分は折り畳み可能で、可搬性も良好です。
付属するバッテリーパックDMW-BLG10。GF5に付属していたDMW-BLE9の容量は7.2V 940mAhでしたが、DMW-BLG10では容量が増量され、7.2V
1025mAhとなっています。静止画で最大340枚、動画では140分の撮影が可能です。
付属するUSB接続ケーブルK1HY08YY0034。AV出力やパソコン・プリンター等との接続に使用します。
ショルダーストラップVFC4765。Gシリーズ共通のもので、高級感のある合成皮革製です。 |
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