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特集 LUMIX G VARIO 45-150mm/F4.0-5.6 H-FS45150 |
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パナソニック LUMIX G VARIO 45-150mm/F4.0-5.6 H-FS45150
by Inaba Kunio
コンパクト望遠ズーム
評価:5.0
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1. レンズ仕様
2. MTF曲線(パナソニック ホームページより)LUMIX G VARIO 45-150mm/F4.0-5.6 H-FS45150 3. レンズ構成図(パナソニック ホームページより)![]() 4. 製品外観
付属する52mm径のレンズキャップ。つまみ部分が内側にあるため、フード装着状態でも脱着が容易にできます。
レンズキャップの裏側。アタッチメントサイズが刻印されています。
付属のマウント側キャップ。
レンズのバヨネット部分を活用して固定するタイプとなっています。
付属するフード。レンズ前玉はズーミングによって回転するため、フードも円形となっています。内側には溝がきってあり、反射防止効果が期待できます。
レンズ本体。標準ズームとほぼ同じ大きさとなっています。
レンズ全面。レンズの基本仕様が刻印されています。記載されているASPH.は非球面レンズを使用していることを意味します。また、MEGA O.I.S.は光学式レブレ補正機構を内蔵していることを表示しています。
レンズのマウント側。軽量レンズですが、マウント部分には金属が使用されています。
ロゴ部分。鏡胴の質感は、xレンズと共通するもので高級感を感じさせます。
レンズ鏡胴のマウント側にはレンズ型番とシリアルナンバーが印字されています。
DMC-G5に装着した状態。レンズは広角端で一番全長が短くなります。
DMC-G5に装着した状態。望遠端でも極端に長くなるわけではありません。既存の望遠ズームと比較すると望遠側の焦点距離が短くなっていますが、それでも35mm換算で300mmの画角をカバーしていますので、一般的な撮影であれば十分な数値です。
フードを装着した状態です。レンズは広角端で、望遠側にズームするとフードも一緒に前進します。 5. 描写力(1) 歪曲収差今回撮影に使用したDMC-G5には、シェーディング補正機能が搭載されています。これをONに設定すると、レンズに応じて画面周辺の明るさが自動的に補正されます。レンズが望遠レンズということもあり、歪曲収差はほとんど目立ちません。広角端から望遠端まで、ほぼ完全に補正されています。 周辺部の光量低下も、もともとそれほど目立つレンズではありませんが、カメラのシェーディング補正機能を「ON」にすると、さらに緩和されます。なお、この機能は静止画撮影時のみ有効となります。 焦点距離:45mm (シェーディング補正機能OFF) 焦点距離:45mm (シェーディング補正機能ON) 焦点距離:76mm (シェーディング補正機能OFF) 焦点距離:76mm (シェーディング補正機能ON) 焦点距離:150mm (シェーディング補正機能OFF) 焦点距離:150mm (シェーディング補正機能ON) (2) 解像力解像力のチェックは、ISO12233準拠チャートで実施しました。今回、テストに用いたカメラ本体はDMC-G5ですが、有効1605万画素を活かすことができる描写力を持っていることが確認できました。レンズ中心部は、広角端では絞り開放でも部分的に2500本のラインまで識別できました。1段絞ると、さらに鮮明度が上がり識別できる範囲も広がっています。望遠端に移るにつれ、わずかに低下していきますが、ズーム全域で高い解像力を示しています。 レンズ周辺部に関しては、広角端では絞り開放でやや甘い描写となります。2段程度絞ると鮮明度が向上します。望遠側に移るにつれ鮮明度は上がっていき、70mmあたりから先は絞り開放でも十分鮮明な画像を得ることができました。 下記に表示した画像は等倍画像ですが、クリックすると元画像も表示されますので、あわせてご確認ください。
45mm F4.0 |