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特集 LUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH. H-H020A |
パナソニック G 20mm/F1.7 II ASPH. H-H020A
by Inaba Kunio
軽量化された薄型パンケーキレンズ
評価:5.0
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1. レンズ仕様
2. MTF曲線(パナソニック ホームページより)パナソニック LUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH. H-H020A 3. レンズ構成図(パナソニック ホームページより)![]() ![]()
4. 製品外観
レンズ前面。レンズ光学系は旧タイプと同じです。写真のレンズはブラックですが、シルバーモデルも用意されています。
レンズマウント側。マウント部は金属製です。電子接点は11点となっています。
レンズ外周部にはピントリングが設けられています。赤いポッチは、カメラ装着時の指標です。
反対側にはレンズの型番が印字されています。レンズ本体は日本製。
DMC-GX7に装着した状態。レンズキットとして用意されているだけに、デザイン的にもぴったりとしています。
予約特典として、サードパーティの角形フードセットが付属していました。左上がねじ込みリングで、これをレンズ先端のフィルター装着部にねじ込みます。その右にあるのがフード本体で、フード横にあるネジを締めることで、リングに固定する方式です。左下にあるL字レンチを使用します。その右にあるのはフードキャップです。
フードを装着した状態。開口部が狭く、高い効果が期待できそうです。
付属するフードキャップは、上からスライドさせて装着する方式となっています。
フードにフードキャップを装着した状態。
リングにフードを固定するためのネジ部。反対側にも用意されており、2箇所で固定します。
付属するレンズキャップ。46mm径のレンズに対応しています。取り外し用のつまみは外周部にあります。
レンズキャップの裏側。プラスティック部品を使ったバネ構造となっています。 Sponsored Links 5. 描写力(1) 歪曲収差今回撮影に使用したDMC-GX7には、周辺光量低下の電子補正機能「シェーディング補正」が搭載されており、レンズに応じて自動的に補正することも可能です。歪曲収差については、標準域の単焦点レンズらしく、ほぼ完全に補正されています。 周辺光量低下についても、絞り開放でもそれほど目立つレベルではありませんが、シェーディング補正をONにすると、さらに良好になります。
20mmF1.7 (2) 解像力このレンズは、35mm換算で40mmの画角をカバーする標準レンズです。開放F値はF1.7の薄型タイプで、前モデルと比べ軽量化が図られています。解像力に関しては、無理のない焦点距離の単焦点レンズと言うことで、絞り開放からテストチャートの限界値2500本のラインを識別可能でした。画像周辺部に関しても、F1.7というレンズの明るさを考えるとしっかりした画像となっています。 中心部、周辺部ともに絞るにつれて鮮明度が上がり、概ね3段程度絞ったF4.5のあたりで一番クリアーな画像となりました。 詳細については、クリックして表示される元画像を確認していただければと思います。
20mm F1.7(※1/2に縮小) |
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