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【キヤノン APS-C超サイズカメラからの選択】

 キヤノンは、APS-Cサイズよりも大きいセンサーを搭載している機種を2種類、3機種展開している。

 フルサイズ機はEOS-1Ds Mark IIIとEOS5D Mark IIの2機種、APS-HサイズはEOS-1D Mark IVの1機種である。

 ニコンは、D2からD3に移行する中で、フラグシップ機のセンサーサイズをすべてフルサイズに統一したが、キヤノンでは高速動作重視タイプであるEOS-1DはAPS-Hサイズのまま、機種の世代交代を行っている。

 ちなみに、APS-Cサイズとフルサイズとのセンサーサイズの違いは約2.5倍であるが、APS-HサイズはAPS-Cサイズの約1.5倍であり、概ね両者の中間サイズとなる。

●EOS-1Ds Mark III

 1DsMarkIIIは、2004年に発売されたMarkIIの後継機として、2007年に登場した。すでに発売から4年が経過しようとしており、高速動作モデルである1Dの新世代機MarkIVが出てから数えても2年近くとなっている。正直なところ現時点で購入するには、若干躊躇することになるかもしれない。

 さすがに発売から4年たっているモデルだけに、標準でISO3200まで対応の高感度特性、動画撮影非対応、3インチ23万ドットの液晶モニター、RAWで12枚となる連続撮影可能枚数など、最新の機種と比べると見劣りする点もある。

 画素数は、EOS5DmarkIIと同じ有効2110万画素であり、フラグシップボディで最高画素数のレンズ交換式デジタルカメラ、ということであれば、この機種一択となる。EOS-1DsMarkIIと比べると、画素数が増えただけでなく、ダスト処理機能の搭載、ライブビュー対応がされているとともに、ファインダー倍率も0.7倍から0.78倍へと、見やすさが大きく改善されている。

EOS-1D Mark IV

 EOS-1D Mark IVは、APS-Hサイズ有効1610万画素のCMOSセンサーを搭載したフラグシップ機である。やはり登場から2年が経過しているが、幅広い撮影目的に対応できるフラグシップカメラであれば、この機種の一択となる。毎秒10コマの連写性能、RAWモードでも連続26枚撮影可能なバッファー容量、フルHD対応の動画撮影機能など、フラグシップ機としてしっかりとした基礎能力を持っている。高感度性能も標準でISO12800、拡張ではISO102400まで設定可能であり、屋内における自然光撮影でもしっかりとシャッター速度を稼ぐことができる。

EOS5D Mark II

 EOS5D Mark IIの位置づけは、フルサイズセンサーを搭載した上級機である。イメージセンサーはEOS-1D mark IIIと同じ有効2110万画素CMOSセンサーだが、より新しい世代のセンサーに変わっており、特に高感度特性が向上している。純粋に画質だけを比べれば、EOS-1Dsを上回る描写力を持っている。

 EOS-1Dシリーズと比較すると、連写速度が3.9コマ/秒であること、バッファーサイズもRAW撮影で13枚であること、ファインダー視野率が98%であることなど、カメラボディとしてはフラグシップ機との違いを感じざるを得ないが、1/3〜1/4前後の金額で買えることを考えると、このクラスの中で最もコストパフォーマンスの良いカメラである。


【追記】 キヤノン EOS5DMark3キヤノン EOS Kiss X5 の詳細レビュー記事を掲載しました。製品外観や解像力、レンズ評価も行っています。

【追記】 キヤノン EOS-1DXキヤノン EOS5DMark3 の記事を掲載しました。

 

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