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【キヤノンのレンズ交換式カメラ 実際に選ぶ】 今まで、キヤノン製品の特徴、キヤノンのレンズ交換式デジタルカメラの特徴について記載してきました。これからは具体的な選択の視点ごとに、整理をしてみたいと思います。 |
キヤノンの選び方1:フルサイズカメラから選ぶフルサイズの大型ミラー(Canon EOS6D) ●キヤノン EOS-1DX 2012年に登場した新世代フラグシップ機です。前世代までは、高速タイプのEOS-1Dと高画素タイプのEOS-1Dsの2機種がありましたが、1DXになって統合されました。 ●キヤノン EOS5DMarkIII EOS5DMark3はMark2の後継機種ですが、カメラとしての中身はワンランクレベルアップされています。位置づけ的には、EOS-1DXに近い機種と言えます。 → EOS5DMark3詳細レビュー記事もご参照ください。 ●キヤノン EOS6D EOS6Dは新しい製品ラインで、キヤノンのフルサイズ機におけるローエンドモデルとなります。フルサイズ機の中では一番の小型軽量機であり、ボディサイズはAPS-Cサイズ中級機のEOS60Dとほぼ同等レベルとなっています。 → EOS6D詳細レビュー記事もご参照ください。 |
キヤノンの選び方2:デジタル一眼レフ・エントリーから選ぶ 次に、キヤノンのデジタル一眼レフカメラのうち、エントリークラスからの選択について見てみましょう。 ●EOS Kiss X7iとEOS Kiss X7の仕様上の違い両機種の仕様を比べると、主な違いは次の点となります。
●EOS Kiss X7iとEOS Kiss X7の金額上の違い現時点での実売価格を比べると、
となっています。 ●両機種の選択の考え方〜参考まで 両機種ともコストパフォーマンスにすぐれた素晴らしいデジタル一眼レフであり、カメラとしての基本性能もほぼ同等レベルとなっています。結果的にどちらを選んだとしても、後悔することはないでしょう。 ●キヤノン EOS Kiss X7i EOS Kiss X7iは前機種となるEOS KissX6iのブラッシュアップモデルで、キヤノンのKissシリーズの中ではフラグシップ機となります。EOS70Dとほぼ同等レベルのボディサイズですが、むしろこちらの方がホールドしやすく感じる方も少なくないと思います。また、Kissシリーズ現行機では唯一のバリアングル液晶搭載機ですので、液晶モニターを使った撮影を多用される方にとってはポイントです。連写性能やシャッタースピードなど、上位機種と比較すると差も小さくありませんが、逆に言えばそうした点が気にならないのであれば、コストパフォーマンスに優れたKissシリーズを積極的に選択されることをお勧めします。 → EOS Kiss X6i詳細レビュー記事もご参照ください。 ●キヤノン EOS Kiss X7 EOS Kiss X7は、APS-Cサイズのデジタル一眼レフとしては世界最小最軽量となります。EOS KissX7iと同等の性能をコンパクトなボディに実装している点が一番の魅力であり、ある意味で「一番Kissらしいカメラ」と言えるかもしれません。 → EOS Kiss X7詳細レビュー記事もご参照ください。 ●キヤノン EOS Kiss X50 EOS Kiss X50は、Kissシリーズの正統進化モデルと言えるカメラです。登場から2年半が経過していますが、コンパクトカメラとは違う描写性能をもったカメラとして、現在もなおボリュームゾーンに位置するカメラです。 |
キヤノンの選び方3:デジタル一眼レフ・中上級から選ぶ 次に、中・上級クラス、ミドル・ハイエンドクラスからの選び方について見てみます。 2013年8月にEOS70Dが発売開始となりました。今までこのクラスは、2009年10月のEOS7Dと、2010年9月のEOS60Dだけでしたので、久々の新製品となります。EOS7D後継機の噂情報も出ていますので、キヤノンの注目ジャンルかもしれません。 ●キヤノン EOS7D EOS7Dは発売開始から4年以上が経過していますが、APS-Cサイズの最上級機として、フラグシップに準じた実力を備えています。特に、ボディ単体で8コマ/秒の連写性能、14bitRAWで25コマの連写性能、キヤノンAPS-Cモデルで唯一の100%視野率光学ファインダーは、他のカメラとは一線を画する特長と言えます。シャッタースピードも1/8000秒まで対応しているだけでなく、1/250秒までシンクロ同期も可能となっています。 ●キヤノン EOS70D 最新のミドルクラス一眼レフです。有効2020万画素のセンサーを搭載しているにもかかわらず、高い高感度性能を兼ね備えています。1/8000秒対応の高速シャッター速度や視野率98%の光学ファインダーなど、ミドルクラスとして必要十分なレベルとなっています。 → EOS70D詳細レビュー記事もご参照ください。 ●キヤノン EOS60D キヤノンのベストセラーモデルの一つです。発売から3年が経過する中で、価格的にはEOS Kiss X7iと同等レベルとなっていますが、カメラとしてのつくりには小さくない差があります。ボディ上面の液晶パネルの有無や高速シャッタースピード、ペンタプリズムの光学ファインダー、RAWで16コマまでの連続撮影枚数など、やはりエントリークラスのカメラとは基礎力の違いを感じます。 ( by Inaba Kunio)
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キヤノンの選び方3:ミラーレスから選ぶ→「キヤノンのミラーレスカメラの選び方」をご覧ください。 |
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