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【キヤノン 中・上級クラスからの選択(1)】

 最後に、キヤノンのレンズ交換式デジタルカメラの中から、中・上級機クラスの選択について取り上げたい。

 キヤノンでは、このクラスに4機種を展開しているが、ニコン同様特色のあるデジタルカメラが揃えられている。このクラスのカメラの購入層は、エントリークラスからのステップアップを検討している方々、フィルム時代から一眼レフカメラを使っていてデジタルカメラへと移行を考えている方々、そしてフラグシップのサブ機としてある程度の基礎体力を持ったデジタルカメラの買い増しを考えている方々、が多い。

 各々、重視するポイントが異なるものもあるが、基本的には1台である程度使いまわすことを考えているのか、それとも上級機のサブカメラとして使おうとしているのかによって、選択の方向性がある程度決まってくるように思う。

 なお、キヤノン中・上級クラスの現行機種は、次のとおりである。

●機種ごとの特徴

 ニコンの場合、比較的機種間のクラス分けがわかりやすく展開されているが、キヤノンの場合は、若干入り組んでいるところがある。そのため、まずは機種ごとの特徴について整理したい。

 デジタルカメラにとって一番重要な部品の一つであるイメージセンサーをみると、2種類に分類することができる。EOS5D Mark IIはフルサイズ有効2110万画素CMOSセンサーを搭載しているのに対し、他の3機種は同じAPS-Cサイズ有効1800万画素CMOSセンサーを採用している。つまり、純粋に画質だけを見れば、APS-Cサイズの3機種は基本的に同じ画像を得ることができることになる。

 連写面を見ると、EOS7Dの8コマ/秒が群を抜けて高性能であり、次いでEOS60Dの5.3コマ、EOS5D Mark IIの3.9コマ、EOS Kiss X5の3.7コマとなる。なお、連写可能なバッファーサイズは、EOS Kiss X5以外の3機種はほぼ横並びで、14bitRAWで13〜16枚であるのに対し、EOS Kiss X5は最新機種ではあるものの、6枚となる。

 ボディの作りも、やはりEOS Kiss X5と、それ以外とで異なる。ボディ上面の液晶パネルや防塵防滴性能など、手に持った時にしっかりした感触を得ることができる。特にEOS7Dは視野率100%のペンタプリズムファインダーであり、APS-Cサイズのフラグシップ的な位置づけであることがわかる。また、EOS60DとEOS Kiss X5の液晶はバリアングル化されており、逆にこの面ではこれら2機種がアドバンテージを持っている。

 以上のように、どの要素を重視するのかによって、最適な機種も変わってくる。このあたりが、キヤノンならではの特徴といえるかもしれない。

●価格面での比較

 これら4機種は価格面でも大きな差がある。ボディ単体の実売価格で比べると、EOS Kiss X5が5万円台、EOS60Dは約1万円高く6万円台、EOS7Dはさらに3万円程度高い9万円台、EOS5D Mark IIはフルサイズセンサーということもあり17万から18万円台となっている。

 なお、4機種ともレンズとのキット販売も行われているが、各々異なる標準ズームのセットが用意されている。ボディの選択に迷うようであれば、まず先にレンズを決めるという選び方もあるかもしれない。



【追記】 キヤノン EOS5DMark3キヤノン EOS Kiss X5 の詳細レビュー記事を掲載しました。製品外観や解像力、レンズ評価も行っています。

【追記】 キヤノン EOS-1DXキヤノン EOS5DMark3 の記事を掲載しました。

 

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