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【ニコン Df 徹底レビュー】です。開封・製品外観や描写力テストも掲載。 位置づけと概要 外観と特徴 描写力 総評 製品仕様 AF-S DX NIKKOR 50mm f/1.8G Special Edition |
【一口コラム】クラシカルなテイストのフルサイズ機ニコンから新しいタイプのフルサイズ・デジタル一眼レフ、Dfがリリースされました。ニコンのフラグシップ・デジタル一眼レフ、D4と同じイメージセンサーを搭載しつつ、ニコン・フルサイズ機の中では最小最軽量なボディや、クラシカルなボディデザイン、非Aiレンズでも開放測光撮影が可能なことなど、極めて特長をもったカメラとなっています。 ニコン New FM2。1984年3月発売開始。当時の価格は65,000円でした。完全メカニカルカメラで、電池がないとファインダー内の露出表示はされなくなりますが、1~1/4000秒までのすべてのシャッター速度が使用可能でした。ボディのみのサイズは、142.5x90x60mmで、重さは540gです。モータードライブMD-12などのオプションも用意されていました。
まずは、Dfの主なポイントを見てみたいと思います。
Df(左側)とD610(右側)。幅と高さは概ね同じですが、ペンタ部とグリップ部の違いから、奥行きには差があります。最近のデジタル一眼レフのデザインであるD610に対し、Dfはマニュアルフォーカスのフィルム一眼レフに似ています。Nikonのロゴも、旧タイプの直立フォントとなっているなど、こだわりを感じます。
Df(左側)とD610(右側)。液晶モニターはどちらも3.2型92万ドットのパネルです。操作関係はデジタル一眼レフと同じですので、一緒に操作しても迷うことはなさそうです。Dfのファインダー接眼部はD4と同じ丸窓タイプですが、アイピースシャッターは内蔵されていません。
Df(左側)とD610(右側)。ボディ上面は大きく異なっており、サイズも違っています。フィルム一眼レフのときに主流だったシャッタースピードダイヤル、ISO感度ダイヤル、露出補正ダイヤルに加えて、モードダイヤルも搭載されています。サイズが小さくなりましたが、液晶表示パネルが設けられている点もポイントだと思います。
Dfについてニコンは、「よりよい作品づくりや写真表現を追求したいというお客様のニーズに応えるため、時間をかけて「写真を愉しむ」「写真と向き合う」という、従来とは異なるアプローチや価値観を持ったモデルとして開発」と述べています。D4と同じ描写性能をコンパクトなボディに実装しただけでなく、非Aiレンズでの開放測光撮影にも対応しているなど、フィルム時代からカメラに親しんできたユーザー層も視野に入れたカメラだと思います。 なお、DfのサイズはD610よりもコンパクトですが、同じイメージセンサーを搭載したD4と比べると、よりサイズの違いがわかると思います。 Df(左側)とD4(右側)。D4には縦位置グリップが内蔵されているため、ボディサイズは大きく異なっています。フィルム時代のフラグシップ、F3とF5を並べたような印象を受けます。
Df(左側)とD4(右側)。液晶モニターはどちらも3.2型92万ドットのパネルです。以外とインターフェース関係は似ていることに気づかされます。描写性能は同じですので、D4のサブカメラとしてDfを選択される方も多いのではないでしょうか。
Df(左側)とD4(右側)。ボディ上面のインターフェースは、マニュアルフォーカス全盛期のものをベースにしたDfと、オートフォーカス時代のD4といった違いを感じます。
11月28日の発売開始に向けて、すでに店頭での予約も開始されています。ボディ単体で28万円前後、Ai-Sレンズのデザインを取り入れたAF-S NIKKOR 50mm F1.8 G(Special Edition)のキットは30万円前後となっているようです。このレンズの光学系は、従来のAF-S 50mmF1.8G(製品レビュー)と同じですが、こうした試みも面白いと思います。 新登場のAF-S NIKKOR 50mmF1.8G(Special Edition)(左側)と通常版の50mmF1.8G(右側)。SP版は単体でも発売が予定されており、2万9400円となっています。通常版の価格は2万8350円ですので、1050円だけ高価となります。
(
by Inaba Kunio)
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【厳選レビュー記事】◎日経トレンディ ニコン「Df」、フィルム一眼レフ時代のAF単焦点レンズとの相性は良好2013年12月19日 三井公一
◎ITmedia ニコン党待望、メカニカル操作を極めたフルサイズ一眼――ニコン「Df」2013年12月18日 永山昌克
◎デジカメWatch インタビュー ニコンDf誕生に迫る2013年12月13日 杉本利彦
◎デジカメWatch 新製品レビュー ニコンDf2013年11月27日 大浦タケシ
◎ITmedia ニコン、FXフォーマット最小最軽量 撮る楽しみを追求した「Df」2013年11月5日 編集部
◎デジカメWatch ニコン、往年の銀塩一眼レフを思わせる「Df」2013年11月5日 鈴木誠
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