【一口コラム】メモリーとバッテリーを内蔵したデジカメ
8月22日、ニコンはフラグシップコンパクトCOOLPIX P7700、Android搭載COOLPIX S800c、スリム高倍率COOLPIX S6400とともに、最小最軽量モデルCOOLPIX S01を発表した。COOLPIX S01の特長は、COOLPIX最小最軽量モデルという点である。
S01のサイズは、77.0×51.2×17.2mm(WHD)で、標準的なコンパクトデジカメであるCOOLPIX S6400の95.4×58.6×26.7mmと比較すると、幅が80%、高さが87%、奥行きが64%となる。単純に容積を計算すると45%と半分以下であり、S01はS6400の半分以下のサイズである。
COOLPIX S01は、サイズを小さくするためにいろいろと工夫がされている。
- バッテリーは内蔵式(USB充電方式)。
- 記録は内蔵メモリーのみ。容量として7.3GBを確保。
- タッチパネル液晶の搭載で、ボタン類を最小限に。
- 2.5型モニターのため、画面4分割方式により操作性を確保。
- イメージセンサーは1/2.9型CCD、レンズは29-87mm(35mm換算)の3倍ズーム。
また、手振れ補正も動画撮影時に電子式補正が働くものとなる。
COOLPIX S6400(左側)とCOOLPIX S01(右側)。容積は1/2以下となる。
特に、メモリーとバッテリーを内蔵のみとして点はかなり思い切った仕様であるが、携帯電話のように普段持ち歩くコンパクトデジカメとしては適しているかもしれない。
(8月31日 記)
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