STYLUS TG-2 Tough | OLYMPUS | |
【一口コラム】 ブラッシュアップされたタフネス最上位機1/31から2/3にかけて開催されたCP+2013にあわせて、各社から多くの新製品が登場しました。オリンパスからは、タフネスモデルのTG-2 Toughをはじめ、TG-830、TG-630、高級コンパクト XZ-10、多機能コンパクトのSH-50、高倍率ズーム機SZ-16、SZ-15の5機種がリリースされました。また、XZ-2については、今までのブラックモデルに加えてホワイトモデルが追加されています。STYLUS TG-2 Toughは、2012年6月に登場したタフネス最上位機、Tough TG-1の後継モデルですが、防水性能が12mから15mに強化されるとともに絞り優先モードが選択できるようになっています。また、カラーリングもシルバー1色から、レッドとブラックの2モデルに増えています。
STYLUS TG-2 Tough(左側)とTough TG-1(右側)。カラーリング以外はほとんど(全く?)同じように見えます。
STYLUS TG-2 Tough(左側)とTough TG-1(右側)。液晶モニター側も同じですが、モードダイヤルの中身が整理され、A(露出優先)モードも設定されています。液晶パネルも3型61万ドット有機ELパネルで同じです。
STYLUS TG-2 Tough(左側)とTough TG-1(右側)。上面デザインも前機種を踏襲しています。
同時にリリースされたTG-830との主な違いは、次の通りです。
STYLUS TG-2 Tough(左側)とSTYLUS TG-830 Tough(右側)。ボディサイズはほぼ同じですが、TG-830では屈折光学系モデルで一般的な右肩にレンズがあるのに対し、TG-2ではボディ中央部に設置されています。
STYLUS TG-2 Tough(左側)とSTYLUS TG-830 Tough(右側)。液晶モニター側のレイアウトは、ほぼ同様になっています。TG-2では動画ボタンが液晶モニター側に設置されています。
STYLUS TG-2 Tough(左側)とSTYLUS TG-830 Tough(右側)。上面のレイアウトもほぼ同じですが、TG-2ではステレオマイクが上面に配置されているのに対し、TG-830では動画ボタンがシャッターボタン右横に置かれています。
TG-830も一般的なタフネス機としては高機能・高性能モデルですが、TG-2はさらに上回っており、とくに広角端ではF2.0に象徴される明るいレンズを採用するなど、今までのタフネス機ではあまり優先順位が高くなかった「描写性能」を重視したカメラとなっています。TG-1のレビュー記事にも記載しましたが、TG-1の課題の一つが「P(プログラム)モードはあるが、露出やシャッタースピード等、こだわった設定ができない」という点でした。今回のブラッシュアップにより、露出優先モードも搭載されるなど、着実に改良が加えられた点は好感を持ちました。 発売から半年が経過したTG-1の実売価格は、2万円台となっています。発売直後である現時点では、TG-2と2万円程度の差がありますので、選択は悩ましいところかもしれません。 (2013年 2月 5日 記) |
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【厳選レビュー記事】◎ITmedia 防水性能アップ、マクロにも強くなった F2.0レンズ搭載タフネスデジカメ 「OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough」2013年 1月30日 編集部
◎デジカメWatch オリンパス、F2レンズ搭載「TG-2」など防水デジカメ3機種2013年 1月30日 編集部
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【オリンパス STYLUS TG-2 Tough 基本仕様】
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