デジカメWeekly:先週(1/20-26)の動きと今週(1/27-2/2)の予定


◎先週の主な動き(1/20-1/26)
1/31から横浜で開催される「CP+2013」に向けて、各社から新製品の情報が出てくるものと予想していましたが、昨年秋のフォトキナで目白押しだったせいか、現時点ではあまり情報が出ていないようです。
先週の動きとしては、まず国内外の5社が新たにマイクロフォーサーズ規格に賛同したことがあります。オーストラリアのBlackmagic Design社(Blackmagic Design Pty. Ltd.)、アメリカのJK Imaging 社(JK Imaging Ltd.)、日本の株式会社フォトロン、ドイツのSVS-VISTEK社(SVS-VISTEK GmbH)、日本の株式会社ビュープラスの5社です。いずれも日本ではあまり知名度がある会社ではありませんが、たとえばJK Imagingはコダックブランドのデジカメを引き継いでいる会社ですし、他にも放送や動画関係、産業機器等の分野で実力をもった企業といえます。


また、先週はトランセンドから無線LAN内蔵SDHCメモリーカードの発表がありましたが、今週は新たに株式会社Qlix株式会社テックから同様のメモリーカードがリリースされました。カメラ本体にWi-Fi機能をもっているものも増えてきていますが、選択の幅が広がることはうれしく感じます。
ニコンからは、画像共有・保存サービスの「my Picturetown」を全面リニューアルし、新たに「NIKON IMAGE SPACE」を1月28日から開始する旨の発表がありました。ニコンユーザーなどのスペシャルアカウントには20GBまでの容量が確保されるとともに、システムの高速化やインターフェースの改良も行われるとのことです。
ペンタックスリコーイメージングはGR DIGITAL IVの機能拡張ファームウェア第2弾が公開されました。色ノイズ低減効果などの機能拡張とともに不具合の修正も行われていますので、お持ちの方はファームアップされることをお勧めします。
ソニーはCP+2013に交換レンズ3本を参考出品するとの発表をしました。Aマウントの大口径レンズ「Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM」、Eマウント広角単焦点レンズ「E 20mm F2.8」とEマウント電動高倍率ズームレンズ「E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS」です。
注目記事には「【CES】EOS 7D後継機は「それほど遠い日の話ではない」キヤノン眞榮田雅也常務インタビュー」(デジカメWatch)があります。CINEMA EOSやCESで発表した新製品、EOS 7D後継機についても婉曲に触れています。

【先週発売された新製品】
1/25
ソニー サイバーショット DSC-W730 エントリー系Wシリーズの最上級モデル。店頭予想価格は16,000円。
ソニー サイバーショット DSC-WX60 エントリー系WXシリーズ。店頭予想価格は23,000円。
ソニー サイバーショット DSC-WX200 中核モデル。店頭予想価格は28,000円。
ソニー サイバーショット DSC-FT1 ソニー初の本格的タフネスモデル。店頭予想価格は20,000円。

1/26
富士フイルム FinePix XP60 アウトドア用カメラ。店頭予想価格は20,000円。
富士フイルム FinePix T500 光学12倍ズームのコンパクト。店頭予想価格は17,000円。
富士フイルム FinePix JZ700 光学8倍ズームのコンパクト。店頭予想価格は15,000円。
富士フイルム FinePix S8200 単三電池対応の光学40倍ズームネオ一眼。店頭予想価格は30,000円。

【先週発表された新製品】
なし。


◎今週の主な予定(1/27-2/2)

【今週のトピックス】
カメラと写真映像の情報発信イベント「CP+2013」開催(1/31-2/3)於パシフィコ横浜

【今週発売予定の新製品】
なし。