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| 特集 ペンタックス PENTAX DAL50-200mmF4-5.6ED WR | 
 
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    ペンタックス PENTAX DAL50-200mmF4-5.6ED WR
 by Inaba Kunio
 
 簡易防滴のコンパクト望遠ズーム
  評価:5.0
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|   | 1. レンズ仕様
   
 2. 製品外観
         
         K-50ダブルズームキットに付属するDAL50-200F4-5.6 ED WR。望遠ズームレンズとしてはコンパクトです。発売開始は2009年6月でK-7と一緒に登場したものですが、今回のキットレンズではプラスティックマウントのDALレンズとなっています。 
         
         レンズ前面にはレンズの仕様が印字されています。EDとは特殊低分散(Extra-low Dispersion)ガラスを使っていることを、WRは簡易防滴構造(Weather
        Resistant)であることを示しています。 
         
         レンズマウント側。ベトナム製です。 
         
         鏡胴部にはDALのロゴが貼付されています。レンズ単体で販売されているのはDAレンズですが、キットに付属するのはプラスティックマウントのDALとなります。 
         
         マウント部外周のオレンジはシーリング材で、マウント面以外の可動部にも装着されています。 
         
         K-50に装着した状態。広角端でレンズ長が最短となります。 
         
         K-50に装着した状態。望遠端でレンズ長が最長となります。 
         
         重量の実測値は271.5gでした。メーカー公表値は272gです。 
         
         左からDA50mmF1.8、DA18-55mmF3.5-5.6AL WR、DA50-200mmF4-5.6ED WR。いずれも比較的コンパクトなレンズであることがわかります。 
         
         付属するレンズキャップ。つまみ部が中央にあるため、フード装着時にも比較的脱着は容易です。 
         
         レンズキャップの裏側。フィルター径49mmのレンズに対応しています。 
         
         付属するマウント部キャップ。プラスティック製です。 
         
         レンズマウントにかぶせる形で装着します。 Sponsored Links 3. 描写力(1) 歪曲収差DA L 50-200mmF4-5.6 ED WRは、DA50-200mmF4-5.6 ED WRをキットレンズ化したものですが、基本的な光学設計についてはDAレンズと共通しています。下記では、ディストーション補正と倍率色収差補正についてテストしていますが、どちらも「OFF」にしても、キットレンズとしては良好に補正されていると思います。広角端では良好に補正されています。100mmあたりから望遠端では周辺部に糸巻型収差が認められますが、目立つレベルではありません。今回テストしたK-50に搭載されている収差補正機能を「ON」にすると、いずれも良好に補正されました。もともとあまり気になるレベルではありませんが、基本的には収差補正をONのまま使って良いかもしれません。 焦点距離:105.0mm(35mm換算161mm) 左側より、レンズ補正なし、レンズ補正あり 焦点距離:200.0mm(35mm換算307mm) 左側より、レンズ補正なし、レンズ補正あり (2) 解像力各部にシーリングを施した簡易防滴性能である点が特徴的ですが、仕様的には典型的なキットレンズとなっています。中心部については、広角端の解像力が一番高く、望遠側に移るにつれ徐々に低下していきます。広角端では絞り開放ではやや柔らかい描写ですが、2段絞ったF8.0になると2300本のラインを超えるところまで視認可能でした。 画像周辺部については、広角端ではやや画像の流れが見られますが、キットレンズとしては標準的なレベルにとどまっています。望遠側に移るにつれ鮮明度が上がっていき、概ね100mm域以降であれば十分な画像レベルとなっています。 
 
        50.0mm(35mm換算76.5mm) F4.0 | 
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